今日はイチゴジャムの話しです。
スーパーやコンビニなどで売られているイチゴジャム、さもイチゴから作ったように見せていますね。イチゴのタネのつぶつぶまで似せています。その正体は、ケシの実です。そしてイチゴは一切使われていません。
りんごから作られるイチゴジャム
いちごジャムをつくるためには下記のような手順がほとこされています。
・固めるために … 塩化カルシウム
・着色に … タール色素の赤色102号、黄色4号
・イチゴの匂い … 合成香料のイソ吉草酸メチル、プロピオン酸イソアミル
・甘み … ソルビット
・利水防止 … シュガーエステル
・変色防止 … エリソルビン酸
・粘り強化 … CMC(繊維素グリコール酸ナトリウム)、アルギン酸
プロピレングリコールエステル、リン酸エステル
・防腐 … ソルビン酸
を添加します。
こうしてできたイチゴジャムは主として業務用に使用されます。
リンゴが杏ジャムやいちごジャムになる
リンゴ農家にとって秋の収穫シーズンの台風は最大の心配事です。
ところが、風が吹けば桶屋が儲かるではありませんが、この時期になると毎日ウキウキしながら、天気予報を見ている人たちもいます。一部のジャム業者さんです。
彼らは、台風がリンゴ産地の長野県や青森県を襲うことをひたすら祈っているそうです。台風が直撃しそうだとなれば、すぐさまトラックで現地に向かいます。狙いは台風で落ちたリンゴで、売り物にできない落ちリンゴを、タダ同然の安い値段で買い取るのです。
買い取られた落ちリンゴは、イモやデンプンを入れて粘り気を出し、リンゴジャムだけでなく、アンズジャムやイチゴジャムに化けます。上手く化かすためには、多くの食品添加物の力が必要となります。
台風で落ちたリンゴがリンゴジャムならまだしも、
アンズジャムやイチゴジャムに化けてしまうなんて驚きですよね。
正に食品添加物様々です。
こうして作られたイチゴジャムは食品添加物のてんこ盛りです。
・赤色102号は、発がん性の疑いで北欧では禁止されているタール色素。
・黄色4号は、人間にジンマシンを起すことが知られており、アレルギーの原因物質などので花粉症やアトピーの人は特に注意しましょう。
残念なことに、近年大きな問題と化している青少年のキレ・非行・犯罪の増加にも黄色4号が一役買っている節があります。
・ソルビン酸は、免疫障害の『膠原病』の原因物質との恐れがあります。
引用元
【参考】食品のカラクリ 別冊宝島編集部
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