カルサイトの中で、あちきが「最も美しいカルサイト」と思うのがこれ。前に上げたけど、改めて。
中国貴州省晴隆県産。
「箒状」というのか「筆状集合」というのか。よくわからない形状のクラスター。結晶の稜はけっこう鋭く角張っている。
琥珀色がとても美しい。
表面にはイリデッセンスも出る。
そして透過光だと妖しく輝く。
何とも不思議なカルサイトです。
ちなみにテネブレッセンスも見せる。蛍光の色は白っぽくて美しくはないのだけど、ライトを消してごく一瞬、光り続ける。だからどうだということはないけど、テネブレッセンスは割合稀少。蛍光は外の軌道に飛び出た電子が元の内側に戻る時に発生するというけど、外軌道があんまり遠くにあるので戻り切れずにあたふた頑張ってると思うと可笑しい。
どうやってできたんですかねえ。何が含まれているんですかねえ。
クリスタルワールドさんが当時大量に売っていたんですけど、最近はあんまり出回っていないみたい。ひょっとしてレア?
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