閑話休題２

みなさん、こんばんは。

先週の火曜日は朝起きてドヒャーの大雪でしたが、さすがに3月も最終週、春の息吹を感じる今日この頃です。

さて先週は水曜日からお休みが続きましたが、いまいち体調が悪く家でおとなしくしておりました。
いつものけんたなさん、のら3000さんは不人気ポイント(笑)での新規開拓を目指して連日の釣行。
お元気そうでうらやましい限りです(・∀・)ﾁｺﾞｲﾈ!

で、昨日の朝。
5時半頃に一度起きたのですが、何かする予定も無く、猫が‥‥もう少し寝ようよ～と‥‥布団に入って来ましたので「春眠暁を覚えず」のことわざ通り二度寝からの夢世界へ|´ω`)ﾉﾞ)) ｵﾔｽﾐ~♪

すっかり起きたのは9時過ぎ・・・・・。

階下に降りてスマホを見ると、けんたなさんからの不在着信通知。
しまった！　マナーモードにしてた！
続いてラインを確認すると、のら3000さんからニシン群来到来のお知らせ！
なんでも連荘釣行だったので、さすがにこの日はお休みとしてたらしいのですが、謎の予感に襲われ出撃してみたら、なんと群来が始まっている！！！
すぐにラインでお知らせを掛けてくれたそうですが、自分は春の夢の中で遊んでおりました。

けんたなさんは既に出撃した模様。

少し遅くはなりましたが自分も10時前に出撃です。

現地には11時少し前に到着。
ここでの群来は既に終盤で、散発的にポーチポチ上がっている状況。
ただ水の白濁を見る限りではそれ程大規模な群来には感じません。
けんたなさんに聞くと、パックンカゴでのコマセは使わず、サビキと錘のみのキャスティングでやってるとのこと。
早速自分も同じ仕様でキャスト開始！

3投目くらいで軽くひったくるニシンの魚信。
巻き上げますと30㎝程の石狩標準タイプ。
お、こりゃまだ行けるね～とキャストを繰り返します。

ニシンの群来は護岸や埠頭の海草に産卵をしますので、割と手前の辺りをネチネチ探ります。
のらさん曰く早朝はバンバンヒットしたそうですが、この時間では「後の祭り」で遅れてきたり居残った怠けニシンをじっくり探索。

ポツポツとヒットしておりましたが・・・・・・・ここで確変！！

ご存じ「石狩マス（グイウーさん）」の登場('A`)・・・・。
暴力的な魚信からの非常に強いトルクのファイト！
釣り味としては大変面白いのですが、今日は石狩年一の春の祭り。
お祭りに荒くれ物が乱入し、あちこち暴れまくる感じです。

のらさんがお声がけした初の群来チャレンジのＩさん、赤系のサビキを使ってて「なんかいまいち釣れない」と言ってたので、昼間の群来に効果のある白のサビキを進呈。
これが・・・・・何とも「石狩マス（グイウーさん）」に魅力的に見えたらしく、この後、怒涛のグイウー無双

(ﾟДﾟ○)ﾉﾞ
なんか・・・・・すみません(m´・ω・｀)m ｺﾞﾒﾝ…

で・・・・これが自分の方にも波及しまして、次々と襲い掛かるグイウー軍団！
中でも何匹目かにかなりの手応え、チリチリドラグが鳴きハンドルもなかなか負けないヒットが。
まぁグイウーとは思いますが、こりゃ尋常ではないなと何とか寄せましたら、ムチムチに太ったドイツゴイみたいなグイウー二匹・・・・。
流石にごぼう抜きは竿が心配でラインを手繰ってランディング。
なんか周りのアングラーさん達、大爆笑(〃ﾉдﾉ)ﾃﾍ

でも・・・・グイウーが来るとニシンも来る・・・・・。
これって群来の数の子を狙ったグイウーさん達が産卵するニシンの後ろを追っかけているのかもですね。
（積丹方面の送り狼はホッケが担当してますね）

けんたなさんはサビキでカワガレイをゲット！
餌なしのサビキにヒットするカレイを見るのは初めてですね。

そんなこんなで12時過ぎ、早朝からやってたのら3000さんは「そこそこ釣れましたし、疲れたので帰ります」と帰還の途へ。
ついでに帰りながらあちこち偵察をしていただけるとのこと。

と‥‥10分もしないうちにラインが。
石狩でのメジャーポイントで只今群来大発生中！急げ！と。
ラインを確認したけんたなさんともども直ぐに転進。

現地に入ってみると、これが凄い事に・・・・！

ずらっと並んだアングラーさん、次々に弧を描く竿、空中を飛ぶニシン！
まるでカツオの一本釣り漁船を見るようです。

ポイントは結構な混みようでしたが、フェンス前の階段に近い所がポッカリ空いてましたので、先客がいないことを確認して群来祭りへ参入。
ここは一昨年、三人でイワシ釣りに興じた場所。
水深が・・・・・1ｍも無いくらい浅く、何か群れ物が来ない限りは何もいない場所です。
ニシンを確認したいところですが、雪解けの茶色い水が入っていて海中は未確認。

自分は先ほどの場所でサビキの交換中だったので新たに仕掛けをセット。
そのままの状態で入ったけんたなさんがその浅い海中に素早くサビキを投入・・・・・した瞬間、がっつりと食いつく群来ニシン！！
あっ、こりゃ見えませんが、海中はニシンでいっぱいですね。

自分もサビキをスルスルっと真下に落とし、しゃくろうとした時には既にニシンが掛かってます。
で・・・・次々とニシンをゲット！

見なくても釣れる、だまってても釣れる、空中に出たサビキに飛び上がってくるニシンまでいる始末。

と・・・ここでアクシデント。

今年で6年目になる竿…ダイワのラティオ　96ML。
軽くニシンに合わせた瞬間いきなり穂先がポッキリ・・・・・。
この竿、昨年の苫小牧でマツカワを掛けた時に穂先が折れ、修理はしたのですが今年の積丹ニシンでやはりポッキリ。
今回は弱そうな個所を切り詰めた状態での戦線復帰だったのですが、更に10cm手前での破断でした。
これ、材質自体が脆くなっている感じですね‥‥。
慣れ親しんだ竿なので、何とかしたいところでは有りますが・・・・もう駄目なんでしょうかね～( ；∀；)

代替えの竿で更に釣りを継続。

自分が釣ったニシンもけんたなさんのパッカンに入れてまして・・・・パッカンは次第に満杯に近くなってます。
これは自分のクーラーボックスでも危ないと・・・・ニシンの大きさ、オスメスを選別してリリースしながらの釣り。
（けんたなさん・・・・ドバーッと〇〇をぶっかけられてました(笑)）

時間は14時を回り、泥で濁っていた海中は次第に白く変化！
まさに群来真っ盛り状態。
ズラリと並んだ竿もひっきりなしにニシンを空中に飛翔させてます。
これはまだまだ続きそう・・・・。
情報を聞いた釣り人も次々にやってまいります。

14：30、けんたなさん「もうそろそろ退け時ですね～」と。

今回、けんたなさんは前回の分でニシンは定量とのことで、10匹くらいのお持ち帰り。
残りは全部自分が頂きました。

総数42匹・・・・・・・大きさ、オスメスを選んでリリースしなかったらかなりやばかったです。
もっと遅くなるまでやってたら大変なことになるとこでしたね～。

我が家に帰り、ニシンの大捌き大会開始。
キッチンのワークトップ全体に新聞紙を広げます。
鱗も厄介ですが、一番大変なのは数の子・・・・。
どこへでも飛び散り、かつ強力に引っ付きます。
アロンアルファ以上の接着力ですね。

まずはひたすら鱗取り。
最初に大釣りした時よく判らずシンク内でやってトラップを詰まらせました。
新聞紙の上でやればそのまま丸めてポイできます(笑)
次に頭を落として腹を出し、数の子をばらさぬように取り出し、トレーにきれいに並べます。
前回、取り出したのをそのままボールに入れていたら変な形がついてえらい目にあいました。
（けんたなさんに注意されてたんですけどね～）

我が家はこれをかみさんと二人体制でやってますが、お一人の方は本当に大変です！

今回は刺身にはせず、一度冷蔵庫のパーシャルで取り置き、糠ニシンにする予定です。
程よく漬かった糠ニシン・・・・美味しいですよ～。

閑話休題

先週の土曜日、いつもお世話になっているＭ・カトーさんから電話。
またタラ釣れたのでいかがですか？と。
二つ返事でお伺いし・・・・巨大なタラを頂きました( ﾟДﾟ)ｽ､ｽｹﾞｰ! 
本当にいつも有難うございます。

前々回のはタラチリで頂き、前回のは新鮮タラフライで頂きました。
で、今回は趣向を変えて唐揚げしたタラを甘酢餡で絡めた中華っぽいお料理。

身がバリ新鮮なので、甘みが有ってホクホクで最上のお味。
真っ二つにした巨大な頭は煮付けで頂きました。

こちらは本体の身とはまた違い、シコシコホクホク、ジュルジュルでこれまた超美味！
その日に釣ってきたタラ、こんなに美味しいとは前はちっとも思いませんでしたね～。

※タラの捌き中‥‥。
胃袋に入りきらなかったニシンがこんにちは！

タラって結構獰猛なんですね～。

ではでは。