前回の記事…
の続き。
仕入先の農園へ到着すると、妻は長靴へ履き替えて仕入れ開始。
ミャンマー人管理人へ頼めば当然選んで運び出してくれるが、人間と同様に同じ品種の植物でもスタイルは様々なので、来店されるお客様の趣味にあったスタイルの植物を選び出す。ミャンマー人作業員が運び始めると妻は作業場へ言って梱包方法を細かく指示。
私は広い農園を散歩しながら新商品を見たり珍品探し。
今回は葉の切れ込みが多めのモンステラ1株と斑入りザミオクルカスを2株見つけた。
農園の管理人が私の趣味を知って、いくつか取っておいてくれたのも一緒に購入。
空振りも多いが、農園巡りはこれだから止められない。
荷台の空きを見ながら梱包しては積んでを繰り返し、ほぼいっぱいになったところで本日の仕入れは終了。
ミャンマー人管理人から頼まれて妻が明細書を書いてオーナーへ送信。オーナーの口座へ代金を振り込むと、汗と泥に塗れた服を着替えて出発。
この日の宿はいつものナコンパトムの安宿ではなく、バンケーの安宿。
大学を卒業して働き始めた息子は彼女とコンドー(マンション)を借りて住んでおり、彼女と一度も会って無いので一緒に食事をする事になり、息子達が来易いシーコンバンケーの近くのホテルを予約した。
私はナコンパトム方面から国道4号線をバンコクへ向かい、渋滞に揉まれながらシーコンバンケーの前を通過してUターン。バンコクから郊外へ向かう対向車線は更に酷い渋滞。シーコンバンケーの駐車場出口を通過し、ナビはタイヤショップの前を左折と言うが…見つからず、ナビが誤作動して向きが変わったのでここだと入ろうとしたソイは車のすれ違いも出来ない細い路地で暗く、ホテルの看板も見えない。あれ?違う?ともう少し進むと隣の病院の入口だった。
渋滞なのに…通り過ぎた。
ゲーやっちまった!!!
取り敢えず病院の駐車場へ入り、待っていた息子達と合流。
「警備員へ駐車のお願いをしてくる」と息子が詰所へ行って交渉開始。
最初は困った顔をされていたが、近くで赤ちゃんを抱いて立って居られた男性も話を聞いて「沢山空いてるから停めさせてあげなよ」と口添えして下さり、駐車させて頂ける事となった。
夕食で息子と飲むつもりだったが、私のドジで食後に車の運転が必要になり、酒抜きの夕食は近くの有機野菜が売りのレストラン。
食後は渋滞の終わった道路でUターンを2回やって予約したホテルへ。
チェックインして荷物を置くと、息子がタニヤへ行こうと言うのでMRT(地下鉄)へ乗るが、「息子は翌日仕事だし、ウドンまでパパは運転して帰るでしょ」と妻から言われ、飲むのは止めてタニヤのドンキで買い物をする事になった。
私が好きな「サッポロ一番塩ラーメン」を買い、日本で欠かさず晩酌していた「獺祭」があったので手を伸ばすと妻から睨まれた。一升瓶の一番安いのが3千バーツ(1万2千円)は駄目らしい。息子達とタニヤで飲むより安いと思うのだけど…。w
再びMRT(地下鉄)でバンケーへ戻ると、車で息子達を送ってコンドーの入口でハグしてお別れ。
お土産は、妻が漬けた梅干しと妻の農園の観葉植物だ。
ホテルへ戻る途中のセブンでビールとツマミを買い、部屋でやっと一息。
続く。