代位弁済後の債権放棄・・・色んな捉え方や考え方があるものだと感心します。会社の資金繰りが悪化した場合、自ら金融事故にして代位弁済を選択される事例が増えているのです。経営環境がますます悪化する環境において、資金繰り確保をするため代位弁済を検討される
経営危機への予防。貴社の得意先が 明日突然に倒産しない保証はありますか?
経営危機は、徐々に拡大したり、突然にやってきたりします。徐々に拡大する時は、予め対策を講じたり心の準備もできますが、突然にやってきた時には経営者の資質が問われる場面になります。どちらの場合でも経営者の対応次第で、今後の展開が大きく変わってくることは間違いありません。正しい情報と知識さえあれば必ず打開できます。冷静になって、基本事項を認識してください。
代位弁済後の債権放棄・・・色んな捉え方や考え方があるものだと感心します。会社の資金繰りが悪化した場合、自ら金融事故にして代位弁済を選択される事例が増えているのです。経営環境がますます悪化する環境において、資金繰り確保をするため代位弁済を検討される
多くの経営者は、勘違いをされています。資金繰りが悪化すると、対策を喪失して直ぐにでも資金繰りが破綻し倒産すると・・・。しかし、そんな簡単に資金繰りは破綻するものではありません。『金融機関からの借入』という、健全時での資金繰り手段は困難になっている
突然、預金口座が使えなくなることがあります。当然、健全な状況では考えにくく、金融事故に絡んでのことになります。使えるはずの資金が使えないとなると、確実に経営状況は悪化しますし、経営破綻に直結する可能性も高いといえるでしょう。経営が悪化した状況では、
金融機関からの借入金が返済できなくなり、金融事故になると直ぐに差押をされるように思われています。たしかに、差押は債権回収の有効な手段になりますが、実施するには様々なルールがあり、簡単に実施できるものではありません。しかし、差押とよく似た仮差押えという
中小事業者の経営者は、特別な存在です。事業組織において、その能力はオールマイティーであるべきですし、その権限は全てを司り決定することができます。その気になれば、自らの判断において、限りなき可能性にもチャレンジできる絶対君主だといえるでしょう。しかし
債務超過という言葉に、中小企業の経営者は敏感だと思います。債務超過とは、会社の資産よりも、債務の方が多い状況をいいます。全ての資産を処分しても、全ての負債を返済できない状況のことで、貸借対照表の右側下部にある『純資産の合計』がマイナとなっています。
債権者といえば、借入をしている銀行などの金融機関が思い浮かびます。債権者とは、人や法人などに対して、何かを請求できる権利のある者のことになります。したがって、従業員や取引先、さらには税金や生命保険など、事業をしていると様々な債権者が存在していることが
コロナウイルス禍での施策は、常識を覆す画期的な施策だったといえます。その結果、多くの事業者が施策に助けられて、経営破綻を回避することができました。しかし、本当に大変だったのはコロナ後であり、常識を覆す悲惨ともいえる経営環境の中で、中小事業者は生死を賭
経営危機の打開・・・この事業に取り組み始めてから24年になろうとしています。常に事業再生の最前線で、経営危機を打開すべく取り組んできました。その間、様々な情報を現場の実例から蓄積することかでき、それを『経営危機打開学』としてまとめてきました。その情
時効についてのご相談が、確実に増えてきています。時効を活用する機会が増えたわけではなく、ようやく、時効の認識が向上してきたのではないでしょうか。時効など債権者が援用させてくれるはずがない・・・といわれる専門家も多いようですが、そんなことはありません。
事業には、様々な立場で、多くの関係者が絡んできます。従業員にはじまり、取引先や得意先など、多くの人に支えられて成立しているのです。事業を維持し発展させるためには、それら多くの人と健全な関係を維持することが重要になるのですが、これが簡単ではありません。
金融事故になると、担保になっている不動産などは、たちまち競売されてしまうと考えられているようです。賃貸で借りているテナントなども、維持し継続するのは困難になると捉えておられる経営者は少なくありません。そして、必要な資産が無くなってしまうと、事業の継続
前を向こうが・・・ 横にそれようが・・・ 後ろに下がろうが・・・打開策は見つからず、出口のない難しい経営環境がコロナ禍だったのではないでしょうか。そんな厳しい環境の中でも、中小事業者の将来を照らした光が、事業再構築補助金だったと思い
『強制執行』や『差押』・・・耳にし、目にするだけで、恐怖を感じる方もおられるでしょう。特に、金融機関からの借入金の返済が滞っている場合などは、現実の不安になっているのではないでしょうか。債務者にとって、『差押』や『強制執行』は、大きなプレッシャーを
中小企業にとっても、M&Aは珍しい行為ではなくなってきました。事業承継者の見つからない経営者にとって、M&Aが不可欠な選択肢となってきたからではないでしょうか。当事者である譲渡事業者や譲受事業者、さらに従業員や取引先そして債権者金融機関等の全ての関係者にと
20年以上、債権債務処理の最前線で仕事をしてきました。この間、債権回収という目的のために、理性など無視した債権者の本音の対応を、間近で体験することができました。本当に信じられないような、非人道的な対応をする債権者は珍しくありません・・・。経営者の命
私は、経営危機打開のコンサルタントです。先の見えない厳しい経営状況に陥った経営者に向けて、経営危機を打開する方法をアドバイスするのが仕事になります。アドバイスの最優先の対象は経営者であり、そのために、将来的に安定した生活を確保できるだろう選択肢を提案
資金繰りが厳しい・・・という不安 どうすればいいのか・・・という焦り 倒産するかもしれない・・・という恐怖経営者の苦労は、なかなか判ってもらえるものではありません。優雅で贅沢な生活をして、悩みなど抱えていないように見えているのではないでし
倒産増加の勢いは衰えません・・・。円安,原材料高,人件費高騰,雇用問題など、悪影響を与える要素は限りなく、しばらくは中小事業者の経営環境が改善することはないでしょう。こんな環境ですから、倒産が激増してもしかたがないと思われますが、その倒産の実体に注意
資金繰りが破綻すると、会社は倒産します。会社が倒産すると、経営者は責任を全て背負い、今までの生活さえも喪失するかもしれません。そうなると、経営者夫婦の関係も微妙なものとなってしまいます。その結果、経営状況が厳しくなって、離婚を選択される経営者は珍し
なぜ、自分だけが、こんな目に合うのか・・・多くの経営者が、この様に思われるでしょう。会社の経営が厳しくなり、環境が一変すると、経営者は自分の状況を嘆くようになってしまいます。金融機関から、日常的に呼び出され、弁解をすることになるでしょう・・・。仕
不動産は、高価な資産です。事業や人生を考えた時、そんな資産を安定的に維持しようとされるのは当たり前のことでしょう。しかし、高価な資産だからこそのデメリットがあります。それは、ご存じの通り、借入時の担保にされてしまうことです。事業を経営されている
金融機関と、気楽に話のできない経営者がおられます。担当者から、訪問したいと連絡が入るだけで、何かあったのかと緊張される経営者も珍しくありません。金融機関というだけで、何か特別な存在だと思い込んでおられるのでしょう。それとも、何か知られたくないことで
経営危機という特殊な環境において、経営者が背負う負担は並大抵なものではありません。会社にいても、営業に出ていても、どこにいても、その責任に圧し潰されそうになるのではないでしょうか。そんな状況でも、唯一、心休まる場所が自宅になると思います。家族との
事業の税務に関する業務を、全て自ら実施されている方は少ないと思います。経理や財務、そして税務に関する業務を、素人が処理するのは簡単なことではありません。しかも、その処理対応によって、納税額は当然のこと経営の業績までも左右してしまう可能性が高いのです。
最近、不動産の担保に関するご相談が増えています。貸付金の回収を保全するには、しっかりと与信を実施して、不動産などを担保に取るか、連帯保証人を取るしか方法はありません。ところが、最近は連帯保証人は取らないという傾向になっていますから、不動産などを担保に
金融事故に絡み、守れるはずの不動産を失う事例は少なくありません。何とか守り通そうと、様々な対応をされるのですが、それが裏目に出てしまうこともあります。特に、拠り所ともいえる自宅を失うと、そのダメージは大きなものとなるでしょう。様々な法律やルールが絡
経営は、経営者次第でどうにでも変化するのでしょうか・・・。健全な経営状況下では、経営者が頑張れば業績は向上し成長するでしょうし、経営者が少々手を抜いても簡単に業績に影響するものではあれません。これが、経営危機という厳しい状況においてであれば、経営者の
M&Aは、確実に市場を広げ、順調に拡大をしているようです。事業承継などの場面では、既に多用されるようになっており、もはや当たり前の経済行為となっています。さらに、政府はコロナ後の中小事業者対策として、M&Aを活用した様々な政策を実施するようになりました。
中小企業の経営者には、様々な決断が求められます。その中には、生死を分ける様な決断もあり、判断を誤ると大変なことになってしまうでしょう。そのタイミングも重要で、僅かな決断の遅れが、最悪の結果につながってしまうかもしれないのです。中小企業経営者は、心が
第2会社をご存知でしょうか。中小企業経営に携わっておられても、第2会社という言葉を聞かれたことはないかもしれません。経営の厳しい事業者であれば、第2会社についての知識を持っておられる方は増えるでしょう。第2会社は、経営危機に陥ったときに、事業を維持
中小事業者の経営環境は激変をしています。それに合わせて、中小事業者に関する制度も大きく変わろうとしています。特に、経営が厳しくなった事業者に対しての政府の施策は、過去の施策を否定するほどに取組むべき方向性を転換させたといえるでしょう。そのキーワード
経営が悪化しても、元気に逞しく取り組まれる経営者は少なくありません。経営が厳しくなっても、普段よりもイキイキして頑張られる経営者がおられます。経営危機を逆手にとって、図太く上手く切り抜けられる経営者も少なくありません。この様な、経営危機に強い経営者
明けましておめでとうございます。 旧年中は お世話になりありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願いをいたします。コロナ後となった昨年は、予想を裏切る厳しい一年となったのではないでしょうか。しかし、そんな環境を見
今年もお世話になりました。どんな一年だったでしょうか・・・?混乱のコロナウイルス感染の異常環境から明けた一年、大きな期待を持って望まれた経営者も少なくないと思います。当然に景気は回復するだろうと予想されていたでしょうが、逆に、資金繰りを悪化させた中
まさかとは思いますが、今を、好景気だと思っておられないでしょうね・・・?たしかに、テレビニュースや新聞記事で景気の良い情報が盛んに流されており、景気が良いと勘違いされている方が少なくないようです。大手のメーカーなどで好業績をあげていますが、これは不思
政府の、中小事業者への姿勢が変わってきたように思います。今まで、言い訳をするための政策は実施してきましたが、効果の期待できる対応はありませんでしたから、しかし、中小事業者の実態や取り巻く環境の厳しさに気付き、このままでは大変なことになると、ようやく、
サービサーとは、債権回収を専門とする会社のことです。サービサーは、融資を正常に返済できなくなった債権を、金融機関から安く譲り受けます。(債権譲渡)そして、借入が返済できなくて金融事故になった債務者から、債権回収を図るのが仕事になります。平成11年2月
経営が厳しくなって、将来の展望が開けない・・・ 利益が減少し、資金繰りの確保が難しい・・・ 日々、倒産が脳裏から離れない・・・この様な経営状況に陥ったとき、経営者はどの様に対応をすべきなのでしょうか。過去にも触れたことがありますが、経営
日々、資金繰りが厳しくなっているようで、それに合わせて、連帯保証などについてのご相談も増えてきました。経営者も、倒産の二文字が脳裏をかすめる様になると、将来に向けての不安要素を取り除こうとされるのは当然のことなのでしょう。その様な環境において、タイミ
コロナウイルス流行による行動制限下の経営環境は、中小事業者にとって難しくもあり、有難い環境であったといえるのかもしれません。業務の停止により、売上を確保できない異常な環境ではありました。しかし、行動制限による業務停止と引き換えに、行政の支援によって資
今、不動産業者は、随分と忙しいようです。低金利の恩恵を受け、業界全体が活況を呈しており、しばらくはこの状況が続くだろうとのことです。たしかに、不動産情報は氾濫し、収益物件などは随分と低利回りで取引をされています。この状況は、過去に何度か経験したこと
資金繰りに苦しむ中小事業者にとって、信用保証協会は守り神だといえます。本当に借り入れが必要になると、普段から取引のある銀行や信金信組などは、ほとんど頼りにならなくなってしまいます。そんな時に、日本政策金融公庫と信用保証協会だけが最後の砦として頼りにな
最近、暗いテーマのブログが続いています。それほど、経営環境が悪化をしているということなのでしょうか。たしかに、新しいご相談では、破産を視野に入れたご相談が増加しているようです。私の仕事が忙しくなるということは、それほどに経営環境も悪化しているという
専門家は、時効など活用できないといいます。債権回収のプロが、時効の援用などさせるはずがないというのです。しかし、現実の債権債務処理の世界では、時効は有効に活用できるべき手続きだといえます。現実的に、時効の期間が完成された借金は無尽蔵にあり、援用に成
借りたお金を返すのは当たり前なのですが、ゼロゼロ融資だけは、とても返済できそうにありません・・・。コロナ禍における、政府の支援策が異常過ぎたのでしょう。無担保無保証,元本返済棚上げ,利子補填などといった、正常時では絶対にありえない条件での融資であり、
経営者は、この厳しい経営状況を、どの様に切り抜けようと考えているのでしょうか・・・。資金繰りは実質破綻しており、将来の目途も全くたたない状況だといえます。借入金返済はリスケで対応し、従業員への給与は遅れ気味で、仕入業者などへの支払いは調整が当たり前に
コロナ終息後の中小事業者の経営環境が、大変な状況に陥っています。 コロナが終われば、業績は回復するという目論見と、現実の業績とに乖離があり過ぎて、中小事業者の混乱は止まりません。その原因として、ウクライナ危機,中国危機,円安等の外因が挙げられますが、
中小事業者にとって、不況がドンドン深まっています。この様な変わった不況は、過去には無かったのではないでしょうか。これでもかというほどに、様々な不況要因が噴出し続けているのですが、その中でも、中小事業者の経営を蝕んでいるのが、異常な原材料高と人材不足と
今、中小事業者にとっては、想像を超える様な厳しい経営環境になりつつあるようです。急激に資金繰りを悪化させて、倒産に至る事業者が増加しています。ひよっとすると、リーマンショックを超える様な、歴史に残るような不況期に突入しているのかもしれません。しかし
責任ある経営者でも、弱音を吐きたくなる時があります。特に、業績が悪化し、資金繰りも難しくなり、将来的な展望が見えないときなど、弱気になって当たり前なのかもしれません。しかし、経営者であれば、弱気になって弱音を吐きたくなっても、ネガティブに諦める様な表
平成20年に発生したリーマンショックから、15年が経過しようとしています。大手金融グループの突然の破綻は、未曽有の不況と呼ばれ世界中を不況へと道ずれにしました。本当に一夜にして、景気は一気に奈落の底に落ちたのですが、驚異的な経済成長を続けていた中国が4
3代目の経営者は、コツコツと経営を続けてこられました。経営者の顔が見えて来ないような、地味なイメージの小さな会社でした。ところが、普段は目立たない経営者が、不況になると馬鹿ほど前向きに強烈なリーダーシップを発揮されるようになるのです。そうなると、会
どれだけ経営知識のある立派な経営者であろうとも、経営を破綻させてしまうことがあります。たとえ経営の専門家であろうとも、経営を失敗することはありますし、外因により経営危機に至ることもあるでしょう。そんな経営知識のある経営者が、経営危機に陥って打開しよう
金融事故になってから、随分と日にちが経ちました。もう、5年にもなりますが、いまだに債権者たちは、債権回収を止めようとはしません。債務者である私は、完全に『無い袖は振れない』状態なのですから、債権回収などできはしないのですが、様々な手段を仕掛けて空振り
日本の景気は、今、どうなっているのでしょうか。大手企業が増収増益など、好業績を上げているニュースが頻繁に伝えられています。半面、人手不足や原材料高で業績を悪化させ、倒産に至る中小企業も増加を続けているのです。今の日本は、目や耳から入ってくる情報と、
裁判所から、郵便が届きました・・・。特別送達という特殊な封書の郵便で、借入金を返済できなくなったノンバンクからの訴状が中に入っています。支払についての訴訟を起こされ、一括で支払えとの内容で、答弁書を提出し、期日に出廷するようにとのこと。支払えるお金
中小事業者の多くが、急激に経営を悪化させている様に思います。私どもの新規のご相談でも、経営改善による事業再生が難しいと判断される状況がほとんどなのです。事業の維持を図るにしても、資金繰り的にそんな余裕があるのか不安になる案件も少なくありません。そ
最近、経済に関するニュースを見ていると、整合性のとれない情報が散乱している様に思います。景気の良い情報が氾濫しているのに、同時に、景気の悪い情報も溢れているのです。経済は総体的に変動し、景気もそれにつれて同じ方向に展開するものだと思っていましたが、規
様々な対策を実施して、より良い結果を求めるのは当然のことだと思います。しかし、専門家にすれば、その先の結果がどうなるかは、ほぼ想定できるといえます。それは、過去の経験から導き出された範囲にしか、結果という答えが生まれないことが判っているからです。と
人生、なかなか思う通りにはいかないものです。仕事についても、一生懸命に計画を作っても、その通りに進めようとするのは簡単ではありません。なぜなら、多くの場合、現実や実体を無視して、高い目標設定をした計画になっているからではないでしょうか。健全な経営状
『法的手続きに着手します』・・・この様に通達されれば、債務者として、どうすればいいのでしようか。何の後ろめたいこともない健全な方でも、この様に表現をされれば不安を覚えるでしょう。それが、経営の最前線で、金融事故になりながらも事業の維持に頑張っておら
言葉の意味は、それぞれのポジションや捉え方で、変わってしまうことが少なくありません。それが、相反する立場であれば、全く異なった意味になってしまうこともあるでしょう。債権者である金融機関と債務者である中小事業者、この両極の関係においてなどは、発する言葉
事業の再生を実現するため経営改善に取り組むという手続きは、経営の厳しい環境では当たり前のようになっています。少しでも再生の可能性があるのなら、経営改善を最優先にして取り組むべきなのは間違いないでしょう。しかし、経営改善は必ず成功するものではありません
金融機関の預金口座、中小事業者はどの様に管理し、活用をされているのでしょうか。1つの金融機関の、1つだけの預金口座を、全ての取引において大事に使っておられる方もおられるでしょう。複数の金融機関の、いくつもの預金口座を、場面に合わせて活用されている事
債権回収は、債務者の人権までも無視していいのでしょうか・・・。債権者は、債務者の状況等には頓着せず、ただ、権利として債権回収を仕掛けてきます。収入がなかろうと、病気であろうと、そんな債務者の事情など関係なく、債権者の権利を実行してくるのです。そして
『事業再生』の内容が、今、大きく変化しようとしています。コロナウイルスの影響が絶大で、この3年弱の短期間で、世の中が様々に変化と進化を遂げたのはご存じの通りだと思います。我々が、長年に亘り蓄積してきた常識というものが、概念諸共、根本から覆されたといっ
経営危機の打開は、従業員や取引先などといった社会的弱者に主眼を置いて取り組みます。彼ら社会的弱者が、経営の悪化により、できるだけ悪影響を受けないことを最優先にアドバイスをするのです。独特の根拠と考え方で、経営危機の打開に取組みますから、その手法につい
なぜか、儲かりません。コロナの行動制限の解除等が実施され、人の流れは確実に戻りつつあるのに、どうなっているのでしょうか・・・。経営者の感覚としては悪くないのですが、業績としての結果の数字が、あまりにも違いすぎているのです。十分な経験と実績をもつ経営
高金利の借入は駄目だと判っていても、今、この場を凌ぐことだけを優先して、経営者は借りてしまうのでしょう。何とかなる筈もないのに、『何とかなるだろう・・・』と都合よく考えて、高利に手を出してしまうのです。その結果、一時的に資金繰りは楽になるでしょうが、
債権者に迷惑はかけられないと、今まで頑張ってきましたが、遂に契約通りに弁済できなくなってしまいました。結果として金融事故になってしまいましたが、それでも、完済を目指して返済を続けておられます。生活も厳しいために、大きな金額ではありませんが、確実に返済
行動制限が解除されて以降、経営環境はますます悪化しているように思われます。原材料高などで物価は上がるけど、景気は悪化をし続けるという、まさしく最悪のスタグフレーションに陥ってしまっているようです。中小企業にとっては、全く先が見通せずに、日々、経営が厳
あの社長が経営する会社は、倒産してしまったということでした。しかし、経営者である社長は、今まで変わらないような生活を過ごされています。ちょっと豪華な自宅で、何もなかったように生活されているのです。倒産すると、経営者は全てを失うといいますが、いったい
建前論を、声高々にぶち上げる方がおられます。私どものユーチューブやブログをご覧になられ、『借りたお金は、どんなことがあっても返済しろ・・・』『返済できず、約束が守れないなら破産しろ・・・』などと、ご指摘をいただくことがあります。ご指摘いただいた
債務の処理については、様々な場面で、様々なチャンスが存在します。驚くほど少額の負担で、借金が消滅してしまう・・・、そんな信じられない様なチャンスも、現実の債務処理の現場では珍しくありません。『和解』も、チャンスの一つであり、債権者と債務者の双方が求め
経営が厳しいという状況は、いったい何が問題で、何が厳しいのでしょうか・・・?売上が伸びずに低迷していることなのか・・・それとも、利益が確保できずに苦労されていることなのでしょうか・・・結局は、経営が厳しいというのは、資金繰りが厳しいということに集約
ある若い経営者に、会社経営の継続を諦めるようにお勧めしたことがあります。3代目の社長で、ひた向きに頑張られる真面目で優秀な青年経営者だったからこそ、少し強引気味に、事業譲渡をした後に整理することをお勧めしたのです。お父さんである先代社長も、バブル崩壊
私のブログやユーチューブをご覧いただいている方が、もっとも興味を持っておられるのはサービサーに関する情報なのかもしれません。サービサーに関するテーマになると、随分と反響があります。他に、その様な情報を提供しているサイトが少ないのかもしれませんが、サー
ご相談をした専門家は、当たり前の様に『破産をするしかないでしょう・・・』と口にされたそうです。しかし、その経営者は、未だ諦めきれずに私共にご相談に来られたのですが、持参された財務資料などを拝見してビックリ・・・。たしかに資金繰りは厳しいですが、我々の
ネットの普及と共に、玄人はだしの経営者が随分と多くなられました。事業再生や経営危機打開といった、債権債務処理に関する専門的な知識を持ったうえで来られますから、ご相談を受ける側も大変です・・・。中には、我々の知らない情報を持っておられるご相談者もおら
大昔、『借りた金は返すな・・・』という本が流行りました。道徳観に欠ける題名ですが、内容は少し違いました。返済しないことを勧めるのではなく、資金的に返済できない場合はどうするべきなのかという本だったのです。今後のコロナ終息に向けた厳しい環境において、
政府は、ゾンビ企業の一掃を図ろうとしているのかもしれません。ここ30有余年、成長を取り戻すことのなかった日本経済に、利子さえも満足に払えないゾンビ企業の存在が悪影響を与え続けてきました。リーマンショック時などは、政策的にゾンビ企業の増殖を図り、その副
政府は、中小企業の事業再生についての支援を、ついに諦めてしまったのでしょうか。コロナ終息後に向けて、新たな施策が発表をされていますが、中小企業を直接的に支援するための施策とは思えません。今までの施策は『事業再生』のためでしたが、最近の施策は『整理』を
融資時の経営者保証の常識が、根底から覆りそうです。長年、金融機関から融資を受けるときなどに、経営者の責任として保証するのが当たり前だと思っていました。しかし、20数年前から、連帯保証が社会問題化をし、2度にわたる民法改正の手続きや様々な場面で見直しを
融資時の経営者保証の常識が、根底から覆りそうです。長年、金融機関から融資を受けるときなどに、経営者の責任として保証するのが当たり前だと思っていました。しかし、20数年前から、連帯保証が社会問題化をし、2度にわたる民法改正の手続きや様々な場面で見直し
この一年の景気がどうなるのか、今年も、生意気にも予想してみたいと思います。まず、景気に影響を与えるだろう要因についてですが、今年は随分と多く存在するようです。ほぼ全てが、悪化につながるだろう要因ですので、今年の景気を予想するのは難しくないのかもしれま
旧年中はお世話になりありがとうございました。 本年もどうぞ宜しくお願いをいたします。コロナウイルスに、一方的に翻弄され続けた3年弱でしたが、いよいよ新しいステージを迎える1年になりそうです。環境や構造,さらに常識までもが劇的
30年前のバブル崩壊は、日本経済を根底から覆してしまいました。当たり前だった右肩上がりの経済を、過去の栄光にしてしまったのです。リーマンショックは、多くの中小事業者をゾンビ企業化して、実質的に経済の成長を止めたといえるでしょう。体力を喪失した日本経
『苦労は買ってでもしろ・・・』と言いますが、後継者育成においてでは、まさしく至言ではないでしょうか。中小事業者においては、今でも、当たり前の様に子供に事業を承継させられますが、後継者の教育という点においては、対応を間違えておられる経営者が少なくないよう
債権放棄は、債務の減免と同じ意味になります。債権者側からすれば、債務者に対しての貸付金について、放棄して返済しなくていいというのが債権放棄。債務者側からすれば、金融機関などの債権者に、借入金の一部もしくは全てを免除してもらうのが債務減免ということにな
中小企業の経営者は、経営が健全であれば、ちょっと贅沢な生活を過ごせるのかもしれません。しかし、経営の状況が悪化すると、経営者の生活も一変し、厳しい状況に追い込まれてしまいます。経営者にとっては難しい環境になりますが、この経営責任を全て背負い込む状況か
金融事故をおこすと、債権者である金融機関との距離感は難しくなります。負い目のある債務者として、逃げ出したくなるほどの状況の中で、金融機関と正面から向き合わなければなりません。迷惑を掛けている立場として、誠意を示さなければなりませんが、約束通りに返済で
ご相談に来られる経営者が、日常において、どの様な車に乗っておられるのか興味があります。セミナーを開催した時にも、最初に、どのような車に乗っておられるのかお伺いします。経営者であれば、クラウンやレクサスは当たり前、ベンツなどの高級外車に乗っておられても
来月には、資金破綻しそうな状況なのに、平然と、何とかなると思っておられる経営者・・・。問題のない健全な経営状況なのに、資金破綻するかもしれない不安で、夜も寝られない経営者・・・。彼らは、全く逆のポジションだといえますが、共通するのは資金繰り表を作って
難病を治す特効薬には、厳しい副作用があるといいます。当初は効果的な政策だと思えても、その先に大きな弊害が発生する可能性があるかもしれません。その政策が、弊害の可能性を承知の上で策定されたものだとは思いたくありませんが、コロナウイルス禍以降の政策には、
ある経営者は、『時間の経過とともに、借金は処理されていくものだ・・・』といわれます。約束通りに返済できなくなり、金融事故になった借入金がどうなるのかとご質問した時の返答でした。返済を続けて完済されたのかと思いましたが、生活するのさえも厳しく、とても完
膨大な借金を抱えて、金融事故になって倒産をされたはずなのです。ところが、その後も、今まで変わらずに普通に暮らされている元経営者がおられます。破産をしたわけでもなく、自主的に事業を廃業され、その後は年金暮らしなのに悠々自適のご様子。不思議に思って質問
政府の方針転換は、経営感覚の麻痺しかけた中小事業者を窮地に追い込むかもしれません。コロナウイルス禍で政府は、護送船団の如く、全ての中小事業者の経営維持を支援してきました。しかし、この手厚過ぎるともいえる支援を、いつまでも継続できるわけではなく、コロナ
コロナ感染対策を実施すれば、経済が止まってしまう・・・経済を活性化させようとすれば、コロナウイルス感染が拡大する・・・様々な専門家が、夫々の立場で、色々なご意見を述べられていますが、簡単に決断できるものではなく混迷は深まり、日本では両方ともに中途半端
経営が維持できなくなれば、破産して会社を整理するのが当たり前だったのでしょう。破産を選択することで、会社の借入金などは免除されるのですが、保証人である経営者はその責任を追及され、その後の人生に大きな不安を抱くことになります。しかし、時代は大きく変化を
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代位弁済後の債権放棄・・・色んな捉え方や考え方があるものだと感心します。会社の資金繰りが悪化した場合、自ら金融事故にして代位弁済を選択される事例が増えているのです。経営環境がますます悪化する環境において、資金繰り確保をするため代位弁済を検討される
多くの経営者は、勘違いをされています。資金繰りが悪化すると、対策を喪失して直ぐにでも資金繰りが破綻し倒産すると・・・。しかし、そんな簡単に資金繰りは破綻するものではありません。『金融機関からの借入』という、健全時での資金繰り手段は困難になっている
突然、預金口座が使えなくなることがあります。当然、健全な状況では考えにくく、金融事故に絡んでのことになります。使えるはずの資金が使えないとなると、確実に経営状況は悪化しますし、経営破綻に直結する可能性も高いといえるでしょう。経営が悪化した状況では、
金融機関からの借入金が返済できなくなり、金融事故になると直ぐに差押をされるように思われています。たしかに、差押は債権回収の有効な手段になりますが、実施するには様々なルールがあり、簡単に実施できるものではありません。しかし、差押とよく似た仮差押えという
中小事業者の経営者は、特別な存在です。事業組織において、その能力はオールマイティーであるべきですし、その権限は全てを司り決定することができます。その気になれば、自らの判断において、限りなき可能性にもチャレンジできる絶対君主だといえるでしょう。しかし
債務超過という言葉に、中小企業の経営者は敏感だと思います。債務超過とは、会社の資産よりも、債務の方が多い状況をいいます。全ての資産を処分しても、全ての負債を返済できない状況のことで、貸借対照表の右側下部にある『純資産の合計』がマイナとなっています。
債権者といえば、借入をしている銀行などの金融機関が思い浮かびます。債権者とは、人や法人などに対して、何かを請求できる権利のある者のことになります。したがって、従業員や取引先、さらには税金や生命保険など、事業をしていると様々な債権者が存在していることが
コロナウイルス禍での施策は、常識を覆す画期的な施策だったといえます。その結果、多くの事業者が施策に助けられて、経営破綻を回避することができました。しかし、本当に大変だったのはコロナ後であり、常識を覆す悲惨ともいえる経営環境の中で、中小事業者は生死を賭
経営危機の打開・・・この事業に取り組み始めてから24年になろうとしています。常に事業再生の最前線で、経営危機を打開すべく取り組んできました。その間、様々な情報を現場の実例から蓄積することかでき、それを『経営危機打開学』としてまとめてきました。その情
時効についてのご相談が、確実に増えてきています。時効を活用する機会が増えたわけではなく、ようやく、時効の認識が向上してきたのではないでしょうか。時効など債権者が援用させてくれるはずがない・・・といわれる専門家も多いようですが、そんなことはありません。
事業には、様々な立場で、多くの関係者が絡んできます。従業員にはじまり、取引先や得意先など、多くの人に支えられて成立しているのです。事業を維持し発展させるためには、それら多くの人と健全な関係を維持することが重要になるのですが、これが簡単ではありません。
金融事故になると、担保になっている不動産などは、たちまち競売されてしまうと考えられているようです。賃貸で借りているテナントなども、維持し継続するのは困難になると捉えておられる経営者は少なくありません。そして、必要な資産が無くなってしまうと、事業の継続
前を向こうが・・・ 横にそれようが・・・ 後ろに下がろうが・・・打開策は見つからず、出口のない難しい経営環境がコロナ禍だったのではないでしょうか。そんな厳しい環境の中でも、中小事業者の将来を照らした光が、事業再構築補助金だったと思い
『強制執行』や『差押』・・・耳にし、目にするだけで、恐怖を感じる方もおられるでしょう。特に、金融機関からの借入金の返済が滞っている場合などは、現実の不安になっているのではないでしょうか。債務者にとって、『差押』や『強制執行』は、大きなプレッシャーを
中小企業にとっても、M&Aは珍しい行為ではなくなってきました。事業承継者の見つからない経営者にとって、M&Aが不可欠な選択肢となってきたからではないでしょうか。当事者である譲渡事業者や譲受事業者、さらに従業員や取引先そして債権者金融機関等の全ての関係者にと
20年以上、債権債務処理の最前線で仕事をしてきました。この間、債権回収という目的のために、理性など無視した債権者の本音の対応を、間近で体験することができました。本当に信じられないような、非人道的な対応をする債権者は珍しくありません・・・。経営者の命
私は、経営危機打開のコンサルタントです。先の見えない厳しい経営状況に陥った経営者に向けて、経営危機を打開する方法をアドバイスするのが仕事になります。アドバイスの最優先の対象は経営者であり、そのために、将来的に安定した生活を確保できるだろう選択肢を提案
資金繰りが厳しい・・・という不安 どうすればいいのか・・・という焦り 倒産するかもしれない・・・という恐怖経営者の苦労は、なかなか判ってもらえるものではありません。優雅で贅沢な生活をして、悩みなど抱えていないように見えているのではないでし
倒産増加の勢いは衰えません・・・。円安,原材料高,人件費高騰,雇用問題など、悪影響を与える要素は限りなく、しばらくは中小事業者の経営環境が改善することはないでしょう。こんな環境ですから、倒産が激増してもしかたがないと思われますが、その倒産の実体に注意
資金繰りが破綻すると、会社は倒産します。会社が倒産すると、経営者は責任を全て背負い、今までの生活さえも喪失するかもしれません。そうなると、経営者夫婦の関係も微妙なものとなってしまいます。その結果、経営状況が厳しくなって、離婚を選択される経営者は珍し
専門家は、時効など活用できないといいます。債権回収のプロが、時効の援用などさせるはずがないというのです。しかし、現実の債権債務処理の世界では、時効は有効に活用できるべき手続きだといえます。現実的に、時効の期間が完成された借金は無尽蔵にあり、援用に成
借りたお金を返すのは当たり前なのですが、ゼロゼロ融資だけは、とても返済できそうにありません・・・。コロナ禍における、政府の支援策が異常過ぎたのでしょう。無担保無保証,元本返済棚上げ,利子補填などといった、正常時では絶対にありえない条件での融資であり、
経営者は、この厳しい経営状況を、どの様に切り抜けようと考えているのでしょうか・・・。資金繰りは実質破綻しており、将来の目途も全くたたない状況だといえます。借入金返済はリスケで対応し、従業員への給与は遅れ気味で、仕入業者などへの支払いは調整が当たり前に
コロナ終息後の中小事業者の経営環境が、大変な状況に陥っています。 コロナが終われば、業績は回復するという目論見と、現実の業績とに乖離があり過ぎて、中小事業者の混乱は止まりません。その原因として、ウクライナ危機,中国危機,円安等の外因が挙げられますが、
中小事業者にとって、不況がドンドン深まっています。この様な変わった不況は、過去には無かったのではないでしょうか。これでもかというほどに、様々な不況要因が噴出し続けているのですが、その中でも、中小事業者の経営を蝕んでいるのが、異常な原材料高と人材不足と
今、中小事業者にとっては、想像を超える様な厳しい経営環境になりつつあるようです。急激に資金繰りを悪化させて、倒産に至る事業者が増加しています。ひよっとすると、リーマンショックを超える様な、歴史に残るような不況期に突入しているのかもしれません。しかし
責任ある経営者でも、弱音を吐きたくなる時があります。特に、業績が悪化し、資金繰りも難しくなり、将来的な展望が見えないときなど、弱気になって当たり前なのかもしれません。しかし、経営者であれば、弱気になって弱音を吐きたくなっても、ネガティブに諦める様な表
平成20年に発生したリーマンショックから、15年が経過しようとしています。大手金融グループの突然の破綻は、未曽有の不況と呼ばれ世界中を不況へと道ずれにしました。本当に一夜にして、景気は一気に奈落の底に落ちたのですが、驚異的な経済成長を続けていた中国が4
3代目の経営者は、コツコツと経営を続けてこられました。経営者の顔が見えて来ないような、地味なイメージの小さな会社でした。ところが、普段は目立たない経営者が、不況になると馬鹿ほど前向きに強烈なリーダーシップを発揮されるようになるのです。そうなると、会
どれだけ経営知識のある立派な経営者であろうとも、経営を破綻させてしまうことがあります。たとえ経営の専門家であろうとも、経営を失敗することはありますし、外因により経営危機に至ることもあるでしょう。そんな経営知識のある経営者が、経営危機に陥って打開しよう
金融事故になってから、随分と日にちが経ちました。もう、5年にもなりますが、いまだに債権者たちは、債権回収を止めようとはしません。債務者である私は、完全に『無い袖は振れない』状態なのですから、債権回収などできはしないのですが、様々な手段を仕掛けて空振り
日本の景気は、今、どうなっているのでしょうか。大手企業が増収増益など、好業績を上げているニュースが頻繁に伝えられています。半面、人手不足や原材料高で業績を悪化させ、倒産に至る中小企業も増加を続けているのです。今の日本は、目や耳から入ってくる情報と、
裁判所から、郵便が届きました・・・。特別送達という特殊な封書の郵便で、借入金を返済できなくなったノンバンクからの訴状が中に入っています。支払についての訴訟を起こされ、一括で支払えとの内容で、答弁書を提出し、期日に出廷するようにとのこと。支払えるお金
中小事業者の多くが、急激に経営を悪化させている様に思います。私どもの新規のご相談でも、経営改善による事業再生が難しいと判断される状況がほとんどなのです。事業の維持を図るにしても、資金繰り的にそんな余裕があるのか不安になる案件も少なくありません。そ
最近、経済に関するニュースを見ていると、整合性のとれない情報が散乱している様に思います。景気の良い情報が氾濫しているのに、同時に、景気の悪い情報も溢れているのです。経済は総体的に変動し、景気もそれにつれて同じ方向に展開するものだと思っていましたが、規
様々な対策を実施して、より良い結果を求めるのは当然のことだと思います。しかし、専門家にすれば、その先の結果がどうなるかは、ほぼ想定できるといえます。それは、過去の経験から導き出された範囲にしか、結果という答えが生まれないことが判っているからです。と
人生、なかなか思う通りにはいかないものです。仕事についても、一生懸命に計画を作っても、その通りに進めようとするのは簡単ではありません。なぜなら、多くの場合、現実や実体を無視して、高い目標設定をした計画になっているからではないでしょうか。健全な経営状
『法的手続きに着手します』・・・この様に通達されれば、債務者として、どうすればいいのでしようか。何の後ろめたいこともない健全な方でも、この様に表現をされれば不安を覚えるでしょう。それが、経営の最前線で、金融事故になりながらも事業の維持に頑張っておら
言葉の意味は、それぞれのポジションや捉え方で、変わってしまうことが少なくありません。それが、相反する立場であれば、全く異なった意味になってしまうこともあるでしょう。債権者である金融機関と債務者である中小事業者、この両極の関係においてなどは、発する言葉
事業の再生を実現するため経営改善に取り組むという手続きは、経営の厳しい環境では当たり前のようになっています。少しでも再生の可能性があるのなら、経営改善を最優先にして取り組むべきなのは間違いないでしょう。しかし、経営改善は必ず成功するものではありません