11月4日、シェムリアップで、2024年カンボジアマイクロファイナンス年次会議が開催されました。今年のテーマは「持続可能で包摂的なマイクロファイナンス:現状と将来」です。会議には、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行関係者や、マイクロファイナンス機関の関係者等300名以上が参加しました。カンボジアマイクロファイナス協会によりますと、2024年9月末現在で、貸付残高は、約51億1000万ドルと2023年末から1%しか増加していないとのことです。預金残高は、約22億ドルで2023年末比4.8%増となっています。マイクロファイナス機関数は132機関で、そのうち4機関のみが預金受入を認可されています。他方、不良債権比率は、2023年末の5.9%から2024年9月末には8.7%にまで上昇してきており、懸念さ...カンボジアのマイクロファイナンス貸付伸び悩み不良債権増加