「イケメンですね」の二次小説です。テギョン・ミニョが中心のお話になります。
ミニョの瞳に映ったのは見慣れない天井だった。といってもまったく知らないというわけではなく、あくまでも見慣れない天井。この部屋には何度も入ったことはあるが、テ…
「おい、俺を投げたな」 「す、すみませんっ!」 放り投げられころころと部屋の隅まで転がっていったテジトッキをミニョは慌てて取りに行った。 「びっくりして・・…
ぱちぱち。ごしごし。ぱちぱちぱち。ミニョがテジトッキを見つめ、まばたきをする。目をこすって、またまばたきをする。キョロキョロと部屋の中を見回し、特に何も変わ…
「はぁぁぁ―― ・・・」 朝、みんなが出かけていって一人になると、ミニョはリビングのソファーでクッションを抱きしめ、大きな大きなため息をついた。みんなの前で…
翌朝みんなで食事をしている時、シヌに電話がかかってきた。一斉に手が止まり、それまで表面上は和やかだった空気に一気に緊張が走る。視線がシヌに集中した。席を立ち…
テギョンを乗せた飛行機は離陸数十分後に墜落した。ニュースでそれを知ったアン社長はすぐにマ室長に電話をかけ、そこからダンスレッスン中のメンバーたちに連絡がいっ…
帰国するテギョンを出迎えるためミニョは空港へ来た。いつもなら騒ぎになるからと家で待っているのだが、昨日のミナムの言葉が気になってじっとしていられなかった。も…
暖かい光が降りそそぐ。春の訪れはまだまだ先だが、今日は”昨日までの厳しい寒さはちょっとだけ休憩”とでもいうように穏やかな空気が身体を包んでいた。くっと喉を伸…
昼過ぎに降りだした雨は次第に激しさを増していった。もともと屋外での撮影がほとんどで天候に左右されることも計算されていたスケジュールは余裕を持たせてあり、その…
こんにちは ずっと読んでくださっている方、お久しぶりです。初めてお越しの方、ようこそ! 四十肩だった左はそれほど痛くなかったのに、五十肩になった右は…
「ブログリーダー」を活用して、らんさんをフォローしませんか?