これから仕上げというところでドヘニーが腰を痛めて戦闘不能になり終了。残念であった。ただこの日の井上は最近目立った単発強振はなく、慎重にジャブからストレートと本来取るべきスタイルを徹底。変な遊びもなく良かったと思う。ドヘニーはあの手この手で誘ってカウン
ONEキックボクシングフライ級 スーパーレックVS武尊 観戦記
急遽決定したタイトルマッチ。武尊にとってはONEデビュー戦がいきなりのタイトルマッチとなった。個人的にはスーパーレックのワンサイドの判定勝ちか序盤ハイキックが爆発してのKO勝ちと見ていた。内容的にはスーパーレックのローとテンカオが冴え大差の判定勝ちとなった
寺地がギリギリ生き残った。この試合のキーポイントは途中採点公開方式と王者陣営の的確な指示にあった。8R終了時点でジャッジ2名は2ポイント寺地優位としていた。ということは変な話2R落としても引き分けに持ち込める。9、10Rと寺地は劣勢であった。ここで11R開始前セコ
阿久井が大金星を挙げた。採点が読み上げられる時、ユナニマスデシジョン、、、一人が119-109、、、、ダラキアンだなと思いきやなんと「ニュー」のコール。阿久井が失ったラウンドがひとつとは・・・因みに私は116-112でダラキアンの勝ち。見方が割れる試合であった。ダ
実力派王者寺地の防衛戦だ。相手も実力者だが今の寺地を止められるライトフライ級はいないと見る。予想としては寺地の後半ストップ勝ちとする。カニサレスはとにかくチョコマカ良く動く。ハイメ・リオスの再来と言うか、高山勝成の中南米版というか。相手にとっては
延期で仕切り直しとなった一戦。対象的なタイプの対戦で技術的には楽しみではあるが、予想としてはダラキアンの終盤ストップ勝ちとする。結構実力差は大きいのではないか。阿久井は右の当て勘が非常に良い上に体付きを見ても広背筋が発達しておりなるほど強打者なわけ
能登半島地震の災害により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧がなされますようお祈り申し上げます。地震から一週間ちょっと経ったわけだが、後出しじゃんけんみたいな議論がなされるのは相変わらずである。復旧はプロに任せて資金の潤沢な
正月早々北陸地方で大変なことが起こっているなにか応援できることはないか。まずは無事を祈る。
「ブログリーダー」を活用して、ジム小島さんをフォローしませんか?
これから仕上げというところでドヘニーが腰を痛めて戦闘不能になり終了。残念であった。ただこの日の井上は最近目立った単発強振はなく、慎重にジャブからストレートと本来取るべきスタイルを徹底。変な遊びもなく良かったと思う。ドヘニーはあの手この手で誘ってカウン
ユナニマスだが僅差で武居が防衛。12R比嘉が獲っていたら王座交代というきわどさ。私の採点も114-113で武居であったので最終ラウンドが明暗を分けた形であった。武居のワンサイドゲームになるかと思っていたが、意外にも接戦。比嘉がよくやったという声が多い。11Rに比
フルトン、タパレス、ネリ、ドヘニーかぁ・・・と言ったところだ。二階級での王座統一は偉業であることには違いないのだが、如何せん相手が、、、。P4Pトップ争いは良いのだが、クロフォード、カネロ、デービス、、、真の世界的スターと比べると見劣りしてしまう。階級上
噂されていたカードが実現する。まずを持って感じたことは。「武居はつくづく持っているな」ということだ。前回のモロニー戦の時も同様に感じていた。要するに相手が勝てる可能性が高い上にネームバリューがあるということだ。元世界フライ級王者にして連続KO日本タイ記
健文トーレスの試合に最も関心があった。16、7でデビューして現在36歳。キャリア20年近いなか、服役11年というすさまじさ。二度目の服役後カムバックしたのにも驚いたが、アジアのどっかでベトナムの選手に負けたりと何をやっているのかと思っていたところ世界ランキング1
いやはや参ったのは安保のコメントだ。1Rで駆け引き的に勝ったとか、足と手は一緒に動かないから云々とか、なんとパッキャオの技術面、戦略面について評論しているのである。安保は数年前からボクシング専門のトレーナーをつけてボクシング技術向上に努めていたようだ。真
パッキャオがRIZINに出場し、元K-1王者安保とエキシを行い、無様な姿をさらしてしまった。緩んだ体、緩慢な動き、、、、、これで本当に秋口にボクシングの世界タイトルに挑戦するのか。来日時の練習風景は当然そこいらの選手とは比較にならない動きを見せてはいた。しか
重岡の完敗であった。それにしても1Rからほぼ殴られっぱななしであり、キャッチフレーズの「人生無敗」が泣く惨敗ぶりであった。敗因は展望でも触れた通り相性的なものが大きかったように思える。またタドゥランもよく研究していた。重岡は上体の振りが乏しく、タドゥラ
一般市民は開催すら知らないであろうなんとも影の薄い世界戦である。重岡は三度目の防衛戦になるわけだが三度目となるとそれなりの王者ということになりそうだが誰もそのようには感じていないであろう。というか重岡なんて知らない方の方が多かろう。重岡には責任はないの
唖然、茫然、愕然、、、、、、中谷の驚愕の1RワンパンKO防衛であった。アストロラビオは決して弱くない。中谷が強すぎた。1Rから中谷は独特の低い構えから独特の左ロングを上に、軽い左からタイミングをずらした右フックと、クリーンヒットはしないまでも相手をナーバス
予想通りオラスクアガの圧勝であった。モノが違った。1R加納はペースをとるべく先制攻撃をしかける。オラスクアガはとまどい後手に回る。この辺がこの選手の甘い所。ジャブが乏しく、距離の測定ができていない。ラウンド後半、オラスクアガの左右アッパーが捉え、形成
有識者達を唖然とさせる内容で三階級制覇を達成した中谷の初防衛戦だ。日本人で四王座を保持しているだけに今後王座統一戦ラッシュが期待される。それだけに今回もしっかりした内容で防衛したい。アストロラビオはパンチがあり、フィジカルも強く危険な相手ではある。た
両国トリプル世界戦のひとつ。四階級制覇王者ではあるがなんと那須川より格下扱いされてしまっている。残念ではあるが田中は影が薄い。ここ数年では井岡にコロコロひっくり返されたぐらいしか記憶に残っていない。もっともその前も世界王座は決定戦が中心、白熱戦、逆転K
加納は高山戦以来8年ぶりの世界戦となる。高山戦後敗戦もあるものの8年生き残ってきたことには違いなく、まずは再び世界の舞台に戻ってきたことは称賛に値する。ボクシング自体は特別な武器があるわけではないがよくまとまった好選手である。オラスクアガは急遽決まった代
井岡の完敗であった。パワーの差、スピードの差であった。序盤マルティネスがガツガツ来ることは予想通り。むしろ1R中盤、井岡の左ボデイがダメージングブローとなり、マルティネスが後退する姿を見て、いつものパターンかと思われたが、マルティネスのボクシング能力も非
井岡待望の意味ある相手との一戦で、二王座統一戦となる。私の中では数年前から井岡は賞味期限切れなのだが、いまだ統一戦をやるような立ち位置にあることは称賛に値する。すっかり衰えたスピード、重力に逆らえずややたるんだ肉体、いかつい風体、、、まさにオールドタイ
バムが勝つとは思っていたが、予想以上のワンサイドゲームであった。ディフェンスが良い上に心身ともに最上級のタフネスを誇るエストラーダがテンカウント食らうとは。新旧交代と言ったところか。スピードが全く違った。ロドリゲスのスピードにエストラーダは全くついて
とうとうパッキャオがRIZINのリングに上がることになった。メイウェザーにつづきレジェンドが日本のボクシング界をスルーして新興格闘技団体のリングに上がるわけだ。複雑な思いだ。相手はキックと総合のベルトを持つ鈴木なのだが、本来パッキャオと同じにステージに上が
不利の予想の多かったウシクがフューリーを下しヘビー級統一王者となった。これは快挙であろう。スプリットであったがウシクの勝利は明白というか、私には快勝に見えた。序盤はフューリーの体格差によるパンチの重さが印象的であったが、ウシクの動きは非常に良くビッグヒ
京口が韓国で執り行われたパラスとの再戦で判定負けした。既に非常に多くの方々が意見を述べている。京口に至っては自身のユーチューブにて引退も示唆してしまっている。私の採点では京口に辛めにつけても97-93であった。全般的に見てパラスがビッグパンチを空振りしてそ
充実の二団体統一王者寺地と豊富な世界戦キャリアを誇る元二階級制覇王者ブドラーの激突ということで見かけは超豪華カードである。しかしブドラーが最軽量級第一人者であったのは過去の話。もう底は見えている。寺地の中盤KO勝ちと予想する。ブドラー独特のチョコマカ
本場ラスベガスで説得力十分の二階級制覇を達成した中谷の初防衛戦だ。早くもスーパーフライ級最強の声もあがるが、全く悪い気がしない。国内でも好パフォーマンスを見せてくれると期待している。相手はエストラーダに善戦したコルテスだが、中谷のワンサイドゲームで後
エキマで井上本人の解説付きのフルトン戦の放映があった。ここのところ他競技というか体を張った演芸大会みたいなところで3000戦無敗の奴が負けたのだの、地方で竹原氏、畑山氏も被害を被った詐欺興行だの、ドーピング陽性だの品格のかけらもない事象が相次いだ。バスケが
慶応高校が107年ぶりに甲子園で優勝し、朝っぱらから隅から隅まで慶応一色であった。「長髪」「エンジョイベースボール」「大応援団」と豊富な話題を振りまく。政財界、マスコミ、芸能界と各方面で活躍しているOBも多く、朝っぱらかウザくなるほどTV番組中心に大騒ぎしてい
意外なワンサイドゲームでクロフォードが見事初の二階級に渡る四団体王座統一を成し遂げた。三団体統一王者にしてP4P上位に評価されるスペンスが並みの挑戦者に見えてしまうほどの試合であった。クロフォードが強すぎる、実力に大きな差があったという評も多い。私個人的
今年最高のカードである。クロフォードが勝てば二階級における初の四団体統一王者となる。首尾よくいけば井上は今年中に二階級四団体統一王者になれそうなので先を越されてしまう。井上が史上初となるにはスペンスに勝ってもらいたいところだが。この試合実力者同士でま
井上の見事な四階級制覇であった。特に危険な場面はなく完勝と言える内容であった。まずは実力差通りであったと思う。展望では「ジャブ」「クリンチワーク」へに対応が鍵で出入りでコツコツ崩すべきと書いた。しかし井上は別の方法で崩しにかかった。また倒すことにこだ
負けるとは思っていたが予想以上の大敗であった。ここ数年の国内開催の世界戦ではここまでの惨敗は記憶にない。相性と言うのは恐ろしいもので五輪銅メダリストの肩書を引っ提げてプロ入りした選手が何もできなかった。正直論評のしようがない。ボクシングに詳しくない人
試合当日に近づくにつれ世間は盛り上がってきている。ただ個人的にはもうひとつ気持ちが盛り上がらない。フルトンって誰?という感じなのだ。王者になってから知った選手だし、何かビッグファイトをやっているのか。米国でも特に目立った存在ではない。実力派王者である
ようやく実現した清水の世界戦。デビューから7年とは五輪メダリストにしては随分時間がかかってしまった。コロナで世の中的にはほぼ3年棒に振った。ボクシング界も同様で引退を余儀なくされた選手も多い。清水の場合本来ならデビュー2年くらいに世界戦を実現させるプラン
予想通り井岡が普通に勝ったが、両者とももうひとつピリッとしなかった印象。井岡は巧いがきれがなく、まさに日に日に退歩しているように見えた。フランコも一回り大柄に仕上げてきたが、妙に元気がなかった。前戦のような突進もスピード感もなかった。点差は意外と小さ
フランコがなんと3キロも体重超過で王座剥奪となった。当日の再計量の上限が58.9キロとは、、、本来のスーパーフライの上限は52.1キロ。規定体重からのリバウンドの58.9とオーバーした55.1からの58.9ではだいぶ違う。何という不公平。井岡もよくこんな条件をのむな。興
井岡にとってまさに勝たなければならない一戦だ。負ければビッグマッチ進出どころか進退問題、その他批判にさらされる等自身の価値を大きく下げてしまう可能性が高い。卓越した実績の割に低評価にならぬよう必勝を期して臨みたい。本題に入る。再戦の場合、引き出しの多
残念ながらロマの敗戦に終わった。私の採点では114-114のドロー。しかしどちらが優位かと聞かれたらヘイニーと答えるような内容であった。ロマ自身、ウクライナ人と思われる観客は非常に不満げであった。確かにこれと言ってパワーショットは貰っていない。軽いながらも
見事なKOで中谷が二階級制覇を達成した。最後のすれ違いざまの左フックもすごかったが、奪った三度のダウンが全て異なるパンチというのもすごい。KOシーンもさることながら自在な身のこなし、多彩な角度のアッパーとその華麗なボクシングに魅了された米国の観衆も多かった
四団体王者のヘイニーにかつてのP4Pロマチェンコが挑む。ロマは十分歴史に名を残す名王者なのだが、意外とここぞという時に負ける。最短記録のかかったサリド戦しかり、四団体王座統一戦に向けた関門であるロペス戦しかり。アリ、デュラン、パッキャオのような真のスーパ
井岡返上の王座決定戦にネクストモンスター中谷が出場する。ベガスのビッグファイトの前座として組み込まれた。相手は元王者の実力派モロニーだ。王座獲得は当然ながら本場でインパクトを残したいところ。予想は、中谷の判定勝ちで二階級制覇達成とする。中谷とモロ
デービスの圧勝であった。勝負を分けたのはディフェンスを中心とした技術の精度の差であった。基本睨み合いの多い試合であったが、ガルシアは攻めると打ち込まれていた。2Rも7Rも攻め込んだところにカウンターを合わせられていた。ガルシアのハードヒットは皆無。デービ
今年一番の好カードと言えそう。お互い無敗、KOパンチャー、全盛期のスター同士という非常に珍しい組み合わせ。もっとも無敗と言っても試されていない部分も多く、お互い初めて強敵を迎えると言ったところであろう。楽しみなのはお互い野生の勘で戦う感覚派であり、どんな
日本有数の名門ジムであった今は亡きヨネクラジムの会長米倉健司氏がなくなった。ペレス、ベセラと言った名王者としのぎを削った日本のプロボクシング初期の名選手にして数々の名選手を輩出した名伯楽であった。ヨネクラジムと言えばダウンタウンテイストの住宅地に位置し