右手の親指が痛い何をするのも不自由だああそうだっけわたしは心も不自由だったんだっけ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
孤独過ぎる女のネガティブポエトリー
悲しいとき、苦しいとき どうにもならない感情が噴き出したとき しきりに浮かぶ、言葉たちを この場に紡いで落とします。 (無断転載禁止! Reproduction Prohibited without permission.)
右手の親指が痛い何をするのも不自由だああそうだっけわたしは心も不自由だったんだっけ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
春なのに寒いのはわたしの体でもなく心でもなく何かがどこかが冷え切っているから桜の花はいつもこの目に悲しく映る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
不安を珈琲に溶かして飲み干すひとつふたつみっつ......日暮れと共に不安の明かりが街に ともるのが怖いから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#不安...
独房のような部屋で苦しみを 歌う悲しみを 綴るわたしもここに いるのだと叫ぶ春の風は独房にも吹いている手を伸ばす生きる証を掴むように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
消えてなくなりたい欲求は死にたい欲求は食欲や性欲や睡眠欲と同じにいやもしかしたらそれ以上に激しくわたしの心に流れてるなぜ死んではいけないのかなぜ生きるのかそんな答えのない疑問に潰されそうになるそれでも生きるしかないと知っているからせめてこの春の気配を深呼吸して一日一日を何とか やり過ごすせめてやわらかな陽射しを全身で感じて一日一日を何とか やり過ごす#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポ...
私は幸せを 求めない幸せになったらいつ不幸になるかわからない不安に苛まれるから私は幸せを求めない幸せと不幸は常に隣り合わせだから私は楽 を求めてる苦と隣り合わせの楽じゃなく苦しんで苦しんで苦しみ抜いた そのあとに苦を超えた一元の楽をそしたらもう怖いものはない私は 虫と同じ生きものになるのだからこの世は 所詮仮の宿なのだからただ自然に 生かされるままのそのそ歩いてただ太陽に 生かされるままゆらゆら揺...
遺影のように微笑む胸の内の荒れ狂う海のような感情を抑えて遺影の微笑みは永遠に変わらないけれど路面を叩く豪雨のように悲しみ真冬の凍った風のように苦しみ絶えず変化する感情を封印して遺影のように微笑む心が 悲鳴をあげる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
顔を洗っていたら水と一緒にわたしだけの物語が流れ落ちた散る花の花びらはわたしのいのちの欠片たちわたしは今日もまた行方不明のわたしを探す物語を 探すわたしも持っているはずだった物語を 探す#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる#いのち...
この間切ったばかりの爪がもう伸びている面倒臭いからそのままでいる夜風が春を告げているのにわたしの心は冬のまま誰も知らないわたしが泣いたあの夜のこと#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
みんなが持ってるパンドラの箱とわたしが持ってるパンドラの箱は違うわたしのパンドラの箱の最後に残ったものは絶望だっただけど希望にすがりつくよりも絶望をしっかりと味わって苦しんで苦しみ抜いたその先に初めて揺らがない希望があるのではないだろうか今の自分を超えて掴み取るものそれが本当の希望 なのではないだろうか#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
頭のてっぺんから爪先まで ひとり真冬の冷気がこの体を貫く生きることは痛い苦しいとかつらいとかよりも痛い生きているだけで激痛が走る遠い記憶のバラバラな時系列に心を砕く早春の訪れがわたしを狂わす生きることは痛い頭のてっぺんから爪先まで ひとりどこまでも ひとりいつまでも ひとり#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
過去へ過去へ時の流れに逆らって過去ばかり追いかけている思い出駅前夏夜橋(なつよばし)大好きな人が集う場所わたしに未来は見えないから過去にばかりすがりつくもう取り戻すことはできないとわかっていてもわたしの心は子どものように前に進みたくないと泣く孤独の代償真冬の目覚め若木の輝き遠い青空#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
いつしかわたしが朽ち果てたときわたしの歴史は誰にも知られずただ埋もれて行くでしょうだからせめて一編一編 日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしの歌を虫が食べ大地が飲み込んで誰に知られずとも小さな花がそっと 咲いてくれますようにそう願いを込めて一編一編日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしだけの歌を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
ぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐるひとりきりで考えてるとぐるぐるぐるぐる螺旋階段を昇っているのか降りているのかさえわからなくなるぐるぐるぐるぐる無限ループの思考の闇に堕ちて行く堕ちて行くぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐる堕ちて行く堕ちて行く#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
いつか あなたの瞳から溢れ出た わたし という雫はあなたから離れてもどこへ流れても決してあなたを 忘れずにいてあなたの心を浄化するわたしが雨の水になって道を叩いてもわたしが山の湧き水となって人々の咽喉を 潤してもわたしはあなたを 忘れないわたしが川の水になって上流から下流へ下流へと流されて大海へ出てもわたしは あなたを 忘れないどんな大海の一滴になるよりもあなたの瞳に返りたいいつか いつかきっと ...
この瞳から溢れる涙が熱いのはわたしが人である証心がキリキリ痛むのはわたしが人である証鬱々として動けぬ日々に必死で人の証を探す春は名のみのひとりの寒さや#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
過去形な私過去形なあなたあなたはジャズが好きだった私にはジャズなんてまるでわからなかったけどジャズを熱く語るあなたの横顔が好きだった夕焼け昼空宵の月自然の賜物はいつもあなたと一緒に見てたからどんな景色も美しかった過去形な私二人で刻んだ時もとうに過ぎ去って現在進行形な私はひとりで時を 刻んでるひとりで見る景色はどれも色を失っているひとり寝の夜はカチカチカチと時計の音だけがこの耳に激しく響く時は いつ...
絶望が 日常になるともう 絶望という言葉を使う必要がなくなるただ闇の淵を淡々と 歩くのみ感情が麻痺してもう何も感じないただ終わりを 夢見て終わらない日常を生きるのみ途方もなくつづく闇の道をいつまで歩けば良いのかぼんやりと思うのみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
不安と戦って無理に解消しようとするとどんどん不安は膨らむ孤独と戦って無理に抜け出ようとするとますます孤独になるそれよりも不安としっかり向き合ってその中身を知るほうが孤独としっかり向き合ってそれを実感するほうが楽になれるはず不安は 不安のままに孤独は孤独のままにそうすればきっと新しい季節の柔らかな風にこの身を ゆだねられる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
眠れない夜の鮮明な意識が苦しいたっぷりと眠った朝戻って来る鮮明な意識も苦しい砂浜に落としたピアスを探すように大事な過去を探してる見つかるわけもない失った遠い過去を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
猫が余りにも無邪気だから私は生きられる空が余りにも青いから私は人でいられるもしも猫と空を亡くしたら私はきっと生きながら死ぬ猫が見つめる過去と現在(いま)との境界線上を忠実に歩きながら私は懸命に 人でいる空と猫と私とを切り離してはいけない生きるために切り離してはいけない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#猫#ねこ#白猫...
路地裏のノラ猫みたいにひもじくて人に愛情を 乞う家族に見捨てられた犬みたいに寂しくて人に餌を 乞うひもじくて寂しくて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
苦悩している人にも楽しく生きている人にも青い空は 平等に広がっている青い海は平等に広がっている青い空は いつも優しく 私を呼んでくれるのに遥か彼方の 水平線はいつも 私を呼んでくれるのにその呼び声が 聞こえないのは私が窓を閉め切って勝手にひとりになっているから空の呼び声を 聞きたい海の呼び声を 聞きたいただこの窓を 開ければきっと聞こえるはずなのに空にも海にも置き去りにされている気がして怖くて怖く...
朝 目覚めると言いようのない不安が覆いかぶさって来て私が起き上がるのを 妨げるいろいろ考えてみても不安の材料は見当たらないなのに不安が 覆いかぶさって来る「あなたは強いね」って言わないで私は強くなんかない弱くて弱くてひとりになると不安や孤独に 堪えきれなくて眠剤を煽って寝るようなそんな人間なのだから「強いね」って言わないで「元気そうで良かった」って言わないで私は強くなんかない私は元気なんかじゃない...
澄み渡る空気に鮮やかな真白き富士を見てもわたしの心は動かない足元でそっと開く小さな野花を見てもわたしの心は動かない爪を切るのも億劫で外へ出るのも億劫で落ちていく自分が見える自分が人でなくなっていくのが怖いわたしを裏切ったあの人に復讐をしたい だなんてそんなことを思う醜い自分に成り下がるのが怖い#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
あなたは花になりました春になって産まれたての 花びらを一枚一枚 けなげに開くあなたは花に なりましたあなたは空になりましたどこまでも広がってただいちめん 無垢なばかりのあなたは空に なりましたあなたは星になりましたあの澄んだ瞳のようにきらめいて私の居場所を 照らしてくれるあなたは星に なりました夜が明ける度に緑が揺れる度にこの両の手に私はあなたの小さな いのちを感じていますいつまでも感じています自...
幸せ?その言葉をわたしはすっかり忘れてたその言葉の意味さえも幸せとか笑顔とか光とか希望とかわたしに無縁の言葉たちが遠くの空に流れて消えた#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
私はいつもこれを見て号泣しています。沢山の若いいのちが海に散っていきました。散ったいのちがいつも私の部屋に降って来るんです。死にたくないと言うことさえ許されなかった時代、昭和20年4月。その4か月後、終戦。なぜ彼らは死ななければならなかったのか・・・・「軍神」と呼ばれた、彼ら。神様なんかじゃない、彼らは生身の人間でした。それでも海は青くあの頃 と変わらない。知覧からの手紙 は余りにも有名なので他へ譲る...
いぬいぬいぬねこねこねこいつもあの子たちと共にあったわたしの人生犬や猫を呼吸するような人生全てのいのちを見送っていまは息が苦しくなったあの子たちは何も言わないのに無垢なその心でわたしの傷を癒やしてくれた人間とはどれだけ愚かなものかを知った極寒の部屋無機的な寒さ震えるほどにあの子たちが恋しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち#猫#ねこ...
暖かい部屋の中、いつも思うのはノラ猫たちはどうしているだろう・・・この寒さの中でどうやって暖をとっているのだろう・・・どれだけ寒いだろうということ。家もない食べる物もない人たちはどう過ごしているのだろうということ。紛争地帯で飢えや、病気に苦しむ人が今もまだ、どれだけいるのだろうということ。それを思うと毎年、胸が痛む。よく「そういう人たちに比べたら私たちなんかまだ幸せよね」とか、「日本人に生まれて良...
ひとりだと料理が下手になっていく美味しいとも不味いとも誰も言ってくれないと料理が下手になっていくあなたは何を作っても美味い 美味いと言ってくれた得意料理はボルシチだったボルシチなんてもう作り方さえ忘れた差し向かいに誰もいない食卓は冷たい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
ひとりで バスを待ってひとりで 迷ってひとりで 決断してひとりで 実行してひとりで 家路に着くひとりで 薬に溺れてひとりで 苦悩の海を泳いでひとりで 涙を零してひとりで 笑うどこを見回しても ひとりどう考えても ひとり恐ろしいほど ひとり一体 いつからこんなことに一体 なぜこんなことにさむいさむいひとりは さむいひとりの さむさに堪える季節がまた やって来た人のぬくもりが恋しい#ネガティブのままで...
神や仏は信じなくてもいいけれど人だけは信じられる自分でありたい裏切られても傷つけられても人だけは信じられる自分でありたい不信の闇に安住しないで現実の中で光を 見つけて...
うつを長く病んでいるとときどきわからなくなって来るわたしはうつなのかそれともわたし自身がうつそのものなのかわたしはうつを病んでいるのではなくて元々 うつ という人なのではないかとそれがよくわからなくて明けない夜はないというけれどわたしの見る景色はいつも闇だからやまない雨はないというけれどわたしの見る景色は降りしきる雨だからわたしは うつうつは わたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポ...
誰もわたしのことを知らないわたしの家の郵便ポストに来る物はチラシか督促状だけわたしの家にかかって来る電話は勧誘か間違いだけ誰もわたしのことを知らないこの部屋はまるで陸の孤島のようにぽっかりと誰にも知られずに浮かんでるわたし自身ももう自分がこの現実に在るのかさえわからなくなっている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
わたしの部屋には定期的に遠い昔に散って行ったたくさんの いのちたちが粉雪のように降って来るなぜあの人たちは死ななければならなかったの?なぜ生きられなかったの?素朴ななぜ?の問いと共に熱い涙が豪雨のように溢れ粉雪を 溶かす過去を変えることはできないけれどわたしたちは昔々のたくさんのいのちたちの上に道を造り街を造り文明を造って今を 生きているわたしはそれを忘れない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作...
死ぬとか生きるとかそんなことばかり考えている夜のとばりに死を 見つめ眠れぬ朝にくたびれ果てた 生を感じる幸せ?そんなものは遠い過去に置いて来た死ぬとか生きるとかそんなことばかり考えている冬の冷気が生きる悲しみを 呼ぶ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
ひとり を思いひとり を憂いひとり に悩みひとり に暮れみんなに助けてもらってしか生きられないのに同時にこの 広い宇宙にひとりその思いをぬぐえない夜明け前好きな人と一緒の夢を 見たときはその人のぬくもりが この手の中にまだ残ってる間だけどうか このまま目覚めさせないでどうか このまま朝日よ 昇らないでそう願う悲鳴のようにそう願うひとりに暮れて暮れ果てて私の心が誰か と叫ぶ#ネガティブのままでいい#現...
廃人にもなりきれない凡人暦だけが春だという氷点下の朝わたしが季節を間違えているだけなのかわたしが本物の廃人なっただけなのかこの独房のような部屋ではわからないけれど#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
また冬なのかとため息を つく冷たい 水面に己が 残りの日々を見ゆ白い呼気に塗り潰されて残りの日々に霞がかかる冬の早朝カラス 鳴く#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
轟く海はわたしの 悲鳴降りしきる雨はわたしの 涙ぽっかりと浮かぶ雲はわたしの 孤独冷たい北風はわたしの 怒りわたしの感情に街中が 巻き込まれるごめんなさいごめんなさい迷惑をかけてごめんなさい寒いでしょう?冷たいでしょう?でもそれがわたしの感情だからどうか許して欲しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
トイレで用を足していたら背中から悲しみに襲われた台所で食器を洗っていたら両手から孤独が染みて来た何もかも冬のせいのような気がした冬に責められているような気がした#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
今もどこかで人が 死んでいる今もどこかで人が 産まれる今もどこかで人が 泣いている今もどこかで人が 傷ついているわたしは今もこの部屋で寒さに震えて生きるつらさに堪えている誰も知らない空だけが知っているわたしの苦しみわたしの悲しみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
よっぱらい笑いごえそらには つき悩み苦しみ気がかりをアルコールに 溶かして呑み干してまた明日を 生きるつきは 知ってるよぞらは 知ってるよっぱらい笑いごえそらには つき#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
そらには 星星は またたくあそぶは ねこねこは 無心病めるは わたし主を失ったキャットタワーのしずけさ病めるは わたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#猫#ねこ#白猫...
あなたのことが好きだからあなたが苦しいときは風になってその苦しみを吹き飛ばしたいあなたのことが好きだからあなたが悲しいときはたくさんの涙になってその傷を 癒したいあなたのことが好きだから寒さに震えるあなたを柔らかな春になって暖めたいつらいことも苦しいこともわたしがすべて引き受けたいあなたのことが好きだから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
「本当のわたし」?そんなものいくら探してもないそれを見つけたら理想的な自分が待ってる気がする だけであるのはただこの冴えないわたしだけでも冴えないわたし欠点も魅力もある わたし こそ現実の わたし であってそれを受け容れたときわたしは きっと自在になれる生まれて初めて海を見た子どものように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
いち、に、さん、しと指折り数えて待っている永遠の虚無に抱かれて眠るその時を悲しい過去は皆海に出てこの熱い血の流れも胸の鼓動も皆静まって全て手放したその先にある永遠の虚無をいち、に、さん、しと指折り数えて待っている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
罵詈雑言独りで吐いてもただむなしせめて聞いておくれよと猫に愚痴などこぼしてる猫は黙って聞いている秘密は必ず守ってくれる時折 咽喉を鳴らしてはいいねと助言もしてくれる猫に愚痴などこぼしてる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#猫#ねこ#白猫#猫との暮らし...
暖房では決して暖まることのない孤独という名の真っ白な 呼気孤独の冬の曇り窓#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
重ねたその手は春の夜の一夜限りの温かさ霞の切れ間から星が瞬く あいだだけうたかたの春の夢#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
忘れてしまったダンスのステップあなたの表情あなたと一緒にいた頃のコップに立てた歯ブラシ2本あなたが白で 私がブルーそんなことなら覚えているのに壊れてしまったわたしの記憶#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
自分の血を 見つめる自分の骨と肉を 見つめるそしてどんなに痛くても自分の心を変える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
寒さが 不安を呼び不安が 孤独を呼び孤独が 寒さを呼びこの無限ループから抜けられなくてのたうちまわる無限ループを断ち切ってわたしは現実世界へ出たい出たいのに出られないまるで麻薬患者のように抜けたいのに抜けられない麻薬の快感などほんのいっときで禁断症状に苦しむだけなのにいっときの快感ばかりを求めて禁断症状に苦しむいつまでつづくこの苦しみの無限ループの旅#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポ...
寒さに 疲れて天 仰ぐどこまでも つづく青がどこまでも つづく寒さを呼び覚ます寒さに 疲れて天 仰ぐ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
冬の寒さは苦しみの 象徴冬の冷気は孤独の 証曇りガラスは白い ため息毎年 毎年この時を堪え春を 待つわたしひとりのこの部屋に春が やって来るのかどうかそれすらわからないのにわたしは毎年春を待つ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
白猫 あそべば我が部屋に春と おんなじ風が 吹く猫の気配が消えた 今この部屋は冬だらけ春の気配がたまらなく恋しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち#猫#ねこ#白猫...
写真立ての中の笑顔の自分に帰りたいでも過去にはもう帰れない過去を取り戻すことはもうできないだからいまの自分を生き直すことで過去を塗り替える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
猫の体温わたしの支えそのぬくもりがふつりと消えた冷たくなったこの部屋で涙で見えないあの空見つめわたしは必死に探してる真白に輝くあの子の星を無垢なばかりのあの子の姿を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#猫#ねこ#白猫...
また冬布団に替えるその辛さこの世の終わりみたいな顔どうにもならない時の流れ赤い口紅も金髪も もう却って老けて見えるだけ足元で咽喉鳴らしてた猫無邪気なその影追い求め何とかこの世の端っこにいのちの先っぽ引っかける咽喉が渇いて仕方がないのは魂が 渇くから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
右じゃない左じゃない真っ直ぐじゃない行く所がない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
生きもののいない家は無機的で冷たい生きもののいない家は空き家のように荒れている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#自由律俳句#猫...
堪えるだけの生の 上にジャケットを着て作り笑顔で挨拶をする#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
食器洗いをする生きる意味など蛇口からザーザーと流れるばかりで掴めない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇#自由律俳句...
冷え切った通帳の残高と病と 孤独救いようのない三重苦#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
激しい雨に昨日と今日の見分けがつかぬ過去とも未来とも繋がりを持たぬならば一体わたしは どこに#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
猫 抱き寄せて暖を とる生きものは無邪気な分だけ暖かい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#自由律俳句#猫#ねこ#白猫...
落としたコインを探すように手さぐりで愛情を 探す#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
空の青をこの胸で 見る大地の声をこの手のひらで 聞く#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
雨に 濡れても傘は ささない主義その雨が氷雨でも春雨でも台風の 豪雨でもあの大空からの沢山の雫は全部わたしの涙だから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
自分もちゃんとこの世界に組み込まれていると感じられないから私は ひとりでいられないいつまで経ってもひとになれない風も木も街も 凍りついた冬だけの世界に窓を硬く閉じて眠るしかない悲しみの花ばかり咲かせて花を摘む 両手がかじかむ両手の冷たさに悲鳴をあげても世界は素通りして行った季節は巡る毎年毎年私を抜きに#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
「強いね」って言わないで強さの裏にたくさんの弱さを積み重ねて来たのだから根っから強い人なんていない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
膝を抱えてうずくまる行くところが ないひもじい心に吹きすさぶ北風を膝と一緒に抱えてうずくまるひもじい骨のきしむ音が聞こえる水道の蛇口からぽつん と滴る水の音が悲鳴のように聞こえるひもじい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
愛する者の いのちは亡骸になっても 愛おしい骨になっても 愛おしい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち#猫#ねこ#白猫...
煙草の煙は いつも私に 「孤独」を伝える孤独だと 知りながら私は 煙草の煙をくゆらす煙草1本 燃え尽きるまでの孤独なのに私はすぐ2本目の煙草に火を点ける孤独が 際限なく続くのに私は 煙を吐き続ける祭壇に生けた ガーベラが花瓶の水を 吸い上げて首を もたげているまだ死んでいない と私は胸を 撫で下ろすガーベラの命は 短いビルを 覆うような雨雲が 空に広がるこの雨雲の中では私の 行方も煙の 行方もガー...
夜毎見る夢は悪夢それでも覚醒しているときの苦しみよりずっと楽この忌まわしき意識を粉々に叩き割って海に捨てたい意識はいつも着いて来るこのクリア過ぎる意識が邪魔してわたしは誰にも助けを求められない死という無限の闇が遠くに見えるずっと遠くに生という寒空に堪えながらわたしは無限の闇を待つ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
理性の鎖を断ち切って感情のまま欲求のままに生きてみたいそれは若木のように生き生きと伸びようとすることそれは冬の寒空のようにときに傷つくということそれは春の花々のように暖め合えるということ理性の鎖を断ち切ってわたしはわたしのままに生きてみたい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
いのちの火種を消さないで怒りでもいい悔いでもいいいのちの炎燃やしつづけてほたるの光窓の雪いのちの炎は冬を照らす悲しい色しか見えなくてもいのちの火種を消さないでほたるの光窓の雪人生の火燃え尽きるまでほたるが燃え尽きて逝くようにわたしも燃え尽きて逝け#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#いのち...
膝を抱えてうずくまる猫が 足りない猫を 吸いたい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
どこへ行ったかわたしの心時の長さに堪えられず遠くの海に捨てたのかそれともこの地に埋めたのかどこへ行ったかわたしの心悲しいだけの冬の冷気とこの重たいだけの心がもう入って来られぬようにわたしはひとり頑ななまでに窓を閉じる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
怒りの炎を火にくべて暖をとる悲しみの涙の川の濁流が上流から下流へ下流へと流れ苦しみ色に染まってしまった海に出る本物の海の青さは見られない苦しみが邪魔をするから見られない苦しみ色の海に溺れて今日もわたしは見悶える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
わたしの知らない海の彼方まで体ごと持って行かれそうな不安成仏できない魂のようにあてどもなく彷徨う心ざわざわと木々の葉音のように揺さぶられるこの心水面に映ったわたしの影がたった一枚の葉に波紋を広げるこわいこわいよもう陽が昇ることさえ疑いたくなる悪いことつづきの年の瀬に ひとりただ膝を抱えて固くうずくまるしかないわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
苦難 執着 邪気精神を病むのは執着が 手放せないから苦しいのは今のままの自分でいられないからわたしは究極の 凡夫#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
乱れ乱れて海まで裂ける濁ってしまった瞳の先に後ろ姿のあなたが映るあなたとわたしのあの夜が悲しみの血となって流れ流れて空へと返る血だらけの心のままでわたしはあなたの影を追う乱れ乱れて大地も裂けるこの手はぬくもり失って流れ流れた血だけが熱い#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
わたし という存在とこの世 とは相性が悪かっただけただ それだけのこと悲しみという名の石をしっかりと握りしめ人生という川の流れの速さに溺れてる苦しみの炎が真っ赤に燃えてわたしはいつも己を知る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
記憶の海のその中で輝く破片に胸 焦がす寄せては返す波のごと噴き出る涙が足元すくうわたしの心は冬花火燃ゆる不安の花模様若きあの日は夕焼けになり毎年 毎年沈み果てその哀しみに拳を握る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ#苦しみ...
眠れぬ夜の闇の中夜のあの空星もない赤子の産声老婆の目を落とす音同時に聞こえる錯覚かわたしの耳など宛てにはならぬこの世の果てから来た風に今日も両膝抱えて 堪える#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
殻の心は 夜深く無口なままで堪え忍ぶ乙女の頃に見た夢は冬の悲鳴に引き裂かれ悲しみの窓 ピタリと閉じる使い古しの両手から幼きあの日が逃げて行くうつうつの風に魂ごと 揺さぶられ見上げる空が血に染まる海のさざ波にさえ震え心はますます殻になる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
海の荒波の如く脈打つのは血染めの心その 痛み街が死ぬ花が死ぬ人が死ぬああ死の額縁に囲われたこの季節よ苦しみよ夜のしじまに束の間の安息 求め煙草の けむりの行方を追うまるで亡者の行進の如く#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
茜の空に連れられて過去だけ抱いて沈んで行きたい真っ赤に燃える乱れた髪と白いばかりの冬の日がわたしの心を迷わせる夜明け前の闇の中この手にケガレた苦しみ数え未来永劫わたしはもがくそれがこの世の常なのか答えは出ないいつまでも#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
目を覚ます度眼前に押し寄せて来る日常という悲劇限界星たちと一緒にわたしも もう帰りたいあの 何万光年もの遠い大地へ#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#苦しみ...
寂しいときはただ寂しい と寄りかかれる肩が 欲しい苦しいときはただ苦しい とすがりつける胸が 欲しいつらいときはただそのつらさに寄り添ってくれる心が 欲しい長い間ひとりでいることにくたびれてこの先の長い長い道のりに眩暈を起こす愛してるだの何だのと口先だけの言葉は いらない言葉などなくても思いは 感じられるから辺りはもうすっかり 冬#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
孤独を愛せる心は自分を愛してあげられる心と比例する自分を愛せる心は誰かを愛せる心と比例するひとりでいられることと誰かといられることは比例するひとりの時間を大事にしてあげたら誰かと過ごす時間も大事にできる互いの欠如を責め合うのではなくて互いの欠如を埋めてあげられる関係は心底 優しいありがとう とごめんなさい の言葉がもしもこの世から消えたらわたしは 生きて行かれないありがとう とごめんなさい の言葉...
過去の私が今の私を 嗤う桜が その花びらを散らし太陽が 照りつけ枯れ葉が 舞い落ち路面が 冷たく透き通りその景色を幾度 見て来たことだろうどんな景色も 私の前を 素通りして私は遥か 遠くの彼方に私を 置き去りにしたままここまで来てしまったみたいだ今の私は 空になった空き缶みたいだカラコロカラコロ虚しい音立て夜道を転がっているまるで私は空き缶みたいだ空き缶の心は寒い#ネガティブのままでいい#シニア女性...
「人は皆幸せになる権利を持って生まれて来た」と言った人がいたけれどそんな傲慢な話はないよ人間 いろんな生まれ育ちがあってそれは必ずしも幸せとは限らないだからこの世は理不尽なのわたしは絶望する自由と悲しむ権利が 欲しい悲しんでばかりいないでとか前に進まないととかそれをわたしに押しつけないで時の流れにおかまいなくどっぷりと絶望の闇に落ちて行く自由を悲しんでばかりで涙の海で溺れるほどの権利を与えて欲しい...
わたしの体には苦しみという赤い血が流れてる赤い血の色は苦しみの色だから この心臓の鼓動を止めない限り苦しみはやむことがない心臓から巡り巡って爪先まで爪先から巡り巡って心臓まで苦しみが体中を流れつづけるそれがわたしの体この胸の奥の傷を治したくてももう 治らないわたし自身が苦しみだから苦しみながらひたすら苦しみながら生きるしかない#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦...
思い出が消えてゆくわたしを抱いてくれたあの陽射しがあなたと過ごした輝く日々が消えてゆく跡形もなく消えてゆく去って行ったあなたの後ろ姿や喪服姿でうつむいた一日やそんなつらい思い出だけが残される心に巣食った深い闇が穏やかな思い出を塗りつぶしていくつらいことしか思い出せない目を閉じてあなたの優しさや海の青さを思い出そうとしても思い出せない蘇るのは暗く冷たいだけの思い出ばかり胸が 痛いつらい思い出だけ引き...
私は いつも堪えている苦しみの時をどれだけ時が経っても楽は やって来ないとわかってる私自身が 凍った風に震えながら春爛漫の桜模様に背を向けているだけだからわかっていても苦しいほうへ 苦しいほうへ行こうとする私の 病忌まわしい 病冬の 暴力風の いたずら線香の 煙咲くのをやめた あの子のいのち#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
毎日毎日 目覚める度終わらない日常が始まる 恐怖生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬことただそれだけを見つめるしかないこのむき出しの苦しさをだれか 止めて冬の風が体中を舐める...
右の膝が痛む薬の飲み過ぎで頭が痛いああ 楽だ体の痛みなんて精神の苦痛に比べたら何のことはないだから自傷 なんて性癖が出来てしまう若い頃辛いことがある度に一本また一本と左腕にカミソリで 線を描いた気がつくとリスカの線が何本も出来ていたカミソリの痕が 一生消えないなんて知らなくてただ誰かに助けて欲しくてカミソリで線を描いた私は自分の左腕を さすりながら後悔と言う名の 新たな傷を心に作る#ネガティブのま...
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右手の親指が痛い何をするのも不自由だああそうだっけわたしは心も不自由だったんだっけ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
春なのに寒いのはわたしの体でもなく心でもなく何かがどこかが冷え切っているから桜の花はいつもこの目に悲しく映る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
不安を珈琲に溶かして飲み干すひとつふたつみっつ......日暮れと共に不安の明かりが街に ともるのが怖いから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#不安...
独房のような部屋で苦しみを 歌う悲しみを 綴るわたしもここに いるのだと叫ぶ春の風は独房にも吹いている手を伸ばす生きる証を掴むように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
消えてなくなりたい欲求は死にたい欲求は食欲や性欲や睡眠欲と同じにいやもしかしたらそれ以上に激しくわたしの心に流れてるなぜ死んではいけないのかなぜ生きるのかそんな答えのない疑問に潰されそうになるそれでも生きるしかないと知っているからせめてこの春の気配を深呼吸して一日一日を何とか やり過ごすせめてやわらかな陽射しを全身で感じて一日一日を何とか やり過ごす#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポ...
私は幸せを 求めない幸せになったらいつ不幸になるかわからない不安に苛まれるから私は幸せを求めない幸せと不幸は常に隣り合わせだから私は楽 を求めてる苦と隣り合わせの楽じゃなく苦しんで苦しんで苦しみ抜いた そのあとに苦を超えた一元の楽をそしたらもう怖いものはない私は 虫と同じ生きものになるのだからこの世は 所詮仮の宿なのだからただ自然に 生かされるままのそのそ歩いてただ太陽に 生かされるままゆらゆら揺...
遺影のように微笑む胸の内の荒れ狂う海のような感情を抑えて遺影の微笑みは永遠に変わらないけれど路面を叩く豪雨のように悲しみ真冬の凍った風のように苦しみ絶えず変化する感情を封印して遺影のように微笑む心が 悲鳴をあげる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
顔を洗っていたら水と一緒にわたしだけの物語が流れ落ちた散る花の花びらはわたしのいのちの欠片たちわたしは今日もまた行方不明のわたしを探す物語を 探すわたしも持っているはずだった物語を 探す#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる#いのち...
この間切ったばかりの爪がもう伸びている面倒臭いからそのままでいる夜風が春を告げているのにわたしの心は冬のまま誰も知らないわたしが泣いたあの夜のこと#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
みんなが持ってるパンドラの箱とわたしが持ってるパンドラの箱は違うわたしのパンドラの箱の最後に残ったものは絶望だっただけど希望にすがりつくよりも絶望をしっかりと味わって苦しんで苦しみ抜いたその先に初めて揺らがない希望があるのではないだろうか今の自分を超えて掴み取るものそれが本当の希望 なのではないだろうか#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
頭のてっぺんから爪先まで ひとり真冬の冷気がこの体を貫く生きることは痛い苦しいとかつらいとかよりも痛い生きているだけで激痛が走る遠い記憶のバラバラな時系列に心を砕く早春の訪れがわたしを狂わす生きることは痛い頭のてっぺんから爪先まで ひとりどこまでも ひとりいつまでも ひとり#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
過去へ過去へ時の流れに逆らって過去ばかり追いかけている思い出駅前夏夜橋(なつよばし)大好きな人が集う場所わたしに未来は見えないから過去にばかりすがりつくもう取り戻すことはできないとわかっていてもわたしの心は子どものように前に進みたくないと泣く孤独の代償真冬の目覚め若木の輝き遠い青空#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
いつしかわたしが朽ち果てたときわたしの歴史は誰にも知られずただ埋もれて行くでしょうだからせめて一編一編 日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしの歌を虫が食べ大地が飲み込んで誰に知られずとも小さな花がそっと 咲いてくれますようにそう願いを込めて一編一編日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしだけの歌を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
ぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐるひとりきりで考えてるとぐるぐるぐるぐる螺旋階段を昇っているのか降りているのかさえわからなくなるぐるぐるぐるぐる無限ループの思考の闇に堕ちて行く堕ちて行くぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐる堕ちて行く堕ちて行く#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
いつか あなたの瞳から溢れ出た わたし という雫はあなたから離れてもどこへ流れても決してあなたを 忘れずにいてあなたの心を浄化するわたしが雨の水になって道を叩いてもわたしが山の湧き水となって人々の咽喉を 潤してもわたしはあなたを 忘れないわたしが川の水になって上流から下流へ下流へと流されて大海へ出てもわたしは あなたを 忘れないどんな大海の一滴になるよりもあなたの瞳に返りたいいつか いつかきっと ...
この瞳から溢れる涙が熱いのはわたしが人である証心がキリキリ痛むのはわたしが人である証鬱々として動けぬ日々に必死で人の証を探す春は名のみのひとりの寒さや#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
過去形な私過去形なあなたあなたはジャズが好きだった私にはジャズなんてまるでわからなかったけどジャズを熱く語るあなたの横顔が好きだった夕焼け昼空宵の月自然の賜物はいつもあなたと一緒に見てたからどんな景色も美しかった過去形な私二人で刻んだ時もとうに過ぎ去って現在進行形な私はひとりで時を 刻んでるひとりで見る景色はどれも色を失っているひとり寝の夜はカチカチカチと時計の音だけがこの耳に激しく響く時は いつ...
絶望が 日常になるともう 絶望という言葉を使う必要がなくなるただ闇の淵を淡々と 歩くのみ感情が麻痺してもう何も感じないただ終わりを 夢見て終わらない日常を生きるのみ途方もなくつづく闇の道をいつまで歩けば良いのかぼんやりと思うのみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
不安と戦って無理に解消しようとするとどんどん不安は膨らむ孤独と戦って無理に抜け出ようとするとますます孤独になるそれよりも不安としっかり向き合ってその中身を知るほうが孤独としっかり向き合ってそれを実感するほうが楽になれるはず不安は 不安のままに孤独は孤独のままにそうすればきっと新しい季節の柔らかな風にこの身を ゆだねられる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
眠れない夜の鮮明な意識が苦しいたっぷりと眠った朝戻って来る鮮明な意識も苦しい砂浜に落としたピアスを探すように大事な過去を探してる見つかるわけもない失った遠い過去を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
この心に ぽっかりと空いた 穴は年を負うごとに大きくなって行くようでいつしか 私は心を 失うのだろう不信や誤解やすれ違いの中で傷ついて 傷つけられて生まれた 理解はきっと 揺るぎないものになれるはずなのにダブルバインドに引き裂かれてもそこからいつか きっと解放されるはずなのにもう 遅いのかも知れない心を失ったら私は だれでもない わたし すらないだれか になってきっと ずっと落ちて行く永遠の不信を...
人はきっと絶望すると余りの辛さに死にたくなったりなかなか立ち直れなかったりするものなのだろうでも 私にとって絶望は 日常茶飯生まれ落ちたことに絶望し人生に絶望しいのちの長さに絶望し全てに絶望しているので絶望することにすっかり慣れた絶望することが私の日常だからべつに いつものことさと思うだけだけどわたしがもっともっと絶望したらその向こうには希望とか 幸せとかそんな 壊れやすいものじゃなくもっと確かで...
朝と夜とを本気で 間違えた白んだ空を夜明けと思ってカーテンを開けたら辺りは日没前の街だった現実は いつも残酷に 正確に時を刻む私は 着いて行かれない日没を夜明けと勘違いするほど私の時計は現実とずれているまだ夜だったのかとショックを受けては進まない時計の針の痛みに部屋中を転げ回る独房に 叩き込まれたた囚人は泣こうがわめこうが決して 出してはもらえない今日もまた独房人生生きている刑の執行をひたすら 待...
私はあなたの前では自分の傷も 何もかも全部 晒すよあなたに傷口を 舐めて欲しいからあなたも私に 傷を見せて欲しい私もあなたの傷口を 舐めてあげたいからあなたは優しい世界に 通じる道の道案内だから心の奥に沢山 傷を負っていると思うなのにあなたはいつも笑って「元気だよ」と言っている無理をして優しい人ほど傷を 負いやすいだから 傷を舐めて治してあげたいの傷を舐め合うような真似 はしたほうがいいんだよひと...
わたしの吊り橋はぼろぼろでもう朽ちているから渡るのが怖いその向こうに立っているあなたを好きになった訳じゃない吊り橋を歩いていると朽ちた木材が一枚また一枚と落ちて行くから怖くてドキドキしてるだけあなたにときめいてる訳じゃないなのになぜ恋心なんか抱くの?わたしはもう夢見る少女じゃない恋は熱病平熱に戻れば終わると知っているのに吊り橋効果でしかないと知っているのにあなたを好きだと勘違いする心いや勘違いした...
ひとり寝ひとり夜ひとり飯(めし)「生まれてすいません」ほんとだね生まれて来た自分を万人に謝罪したい「堕落しろ」ほんとだね堕ちる所まで 堕ちて初めて見えるものが あるもんね太宰も安吾も案外 良いこと言うじゃんひとり寝ひとり夜ひとり飯その侘しさにそんなことをただ ぼんやり考える#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
春が 遠くに消えてったわたしと あなた二人の春の下真珠の指輪の その中で 子供のように 眠ったりグラスの氷と 戯れたり夜空の星を 盗んだりしたねでもわたしとあなたの満開だった 春がたった一度の春一番であっという間に散ってったわたしに春はもう来ないあなたの笑顔ももう消えた待っているのは限りない孤独 という現実だけ冷淡な秋の 入り口から無情な冬への 移ろいに抗うことはできない秋に ご奉仕して冬の 奴隷...
誰にも言えない悩みや痛みを乗り越える人生また ひとつ墓場まで持って行くものが増えましたそれでも生きるしかないのです生きるしか#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
私には明日の出来事もあさっての出来事も20年前の出来事に 感じられて20年前の出来事も30年前の出来事もつい昨日の出来事に 感じられて人生という時計の針が 錆びついて 動かないから全ては 20年前のまま全ては つい昨日のまま亡くした者たちをこの胸に 抱きしめ若い頃の 未熟な夢を思い今はない喫茶店で 珈琲を飲みひたすら過去を 生きている何年経っても 20年前今 何が起きても 20年前未来のない毎日が...
しとしと しとしとしとしととわたしの心に雨が降る 降る雨が降る胸の奥の奥に厚い雨雲が横たわって雨は すっかり止むのを忘れしとしと しとしと降り続く厚い雨雲わたしの心にかかった 霞一向に晴れは ないわたしの心は雨のち雨で濡れそぼつやむことを忘れてしまった心の雨を自分でもどうしてやることもできなくて雨の景色はわたしの心雨のち雨のわたしの心どこまで手を伸ばしたら雨雲を 突き抜けて青空を 掴めるのかわから...
冬の 悪戯つむじ風髪を 乱され胸 かき乱れ春を信じて裏切られ季節の谷間に埋もれて 泣いたやがて わたしは雪になる解けてなくなる雪になる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
わたしは 苦しみ苦しみは わたしわたしは 悲しみ悲しみは わたし苦しみの 汗が冬の大地に 染み込む悲しみの 涙が冬の冷気に 凍りつく苦しむために産まれて来たのそうとしか思えないわたしのつまらない人生はどこから見ても輝きを失ってただ冬の荒波だけが次々と押し寄せて来たそれを必死で乗り越えるしかない人生でだから草も木も風も色褪せてしまうの空も季節も陽も霞がかかってぼんやりとしか見えないのわたしは 苦しみ...
ああいい加減 洗濯しなきゃ 死にたい 死にたいシーツって干すだけでも大変・・・寝たい寝たい猫に餌をやる自分にも餌をやる いつまで生きればいい?湯を沸かして お茶を飲む 生きる意味ってなに?寝たい私の頭の中は寝たい と 死にたい だけで出来ているせめて 海のどん底まで思い切り 堕ちて堕ちてどうか日常から 離れて存分に苦しむ余...
私の血管を悲しみが 流れてる心臓が体中に悲しみを 送ってるだから 寒い部屋を 暖めても 暖めても寒い悲しみが体中を巡っているからこんなにも 寒かったと気づく悲しみは 冷たくて私から体温を奪い人間らしい心を奪うだから 寒くて寂しさに堪え難くて胸に手を当てるとトクトクと悲しみの鼓動が聞こえて来る鼓動は 止められないだから悲しみも 止められない#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
春の陽気と言われても私には 寒い桜を見るのは楽しいと言われても私には 悲しい春の風が私の 涙の頬を撫でる涙のひと粒に詰まった夢が何度も落ちては 何度も破れた熱い珈琲から 孤独の香りが 漂う煙草を吸っては後悔の煙を 吐く雲は私の未来をさらって逃げるように 流れてく暖かく 皆が息づく春の宵私には悲しいばかりの春の未明桜前線は 毎年私を よけて北上するらしい#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#...
街燈に照らされて雪が 降っている慣れない都会に雪が 降っている死者たちが しんしんと舞い降りて来る街中が今年も死に化粧を 施している喪中の街に広がる 静寂木々も道路も電線も真夜中の 死に化粧通夜の夜中の 死に化粧尚 白く尚 白くと 死に化粧誰が死んだか知らないけれど誰が死んだか知らないけれどこの静けさは弔問客が去ったあとの途方もない 静けさによく似てる酒をふるまって賑わってでも 幾晩も寝てない疲れ...
みんなは明日を生きている私は昨日と同じ今日を生き今日と同じ明日を生きる止まらない止まらない無限ループな私の今日苦しむために産まれて来たとホントかどうかわからない自分の役割をこなすため苦しむ苦しむ苦しむだけの無限ループな私の今日苦しむのが私の役割ならばこの身をよじらせて思い切り苦しむしかないのだろう全てをあきらめて全てを放棄してまた訪れる苦しみの今日を生きるしかないのだろうきっと#ネガティブのままで...
また 雪今度は 誰が死んだのかまた街いちめんの死に化粧葬列の 車もひときわ長く 連なっている私も 服を真白に染めて見えない 死人を 肩に 負いゆっくり 歩く街いちめんの死に化粧今度は 誰が死んだのかまた街いちめんの死に化粧私の 血で紅でも さしてあげようか街いちめんの死に化粧空が 霞む私の心も 霞む街中がしんしんと悲しみに暮れている街いちめんの死に化粧街いちめんの死に化粧#ネガティブのままでいい#シ...
自分の姿は やっぱりどこにも ないただ 皮肉なことに孤独という激痛にこの身をよじらせているときだけ私は自分が 生きていることを実感する色とりどりの日常みんながおはようとか おかえりとか言い合って 笑って零した涙が まだ熱いうちに拭い合ってる私にはもう得られない世界を背伸びして指をくわえて 垣間見るそして私はたったひとつの 救いもない独房な日常に意地悪な微笑みを向けられながら凍った涙を 頬に張りつけ...
悲しいほうへ悲しいほうへ行きたくないのに何故 行くの?ともる灯りを頼りにし幸せ求めているはずなのに結局いつも 涙雨悲しいほうへ悲しいほうへ一度でも喜びを感じたいのに涙 涙に暮れるだけ悲しいほうへ悲しいほうへどんなに陽射し求めても悲しい雲が 立ち込める#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...