墨、水、紙をつかって雲、水、空、木々などを描いています。ブログ形式で近作の紹介をしています。
水 辺でスケッチをしていると、溶けるような感覚になるときがあります。水の匂いを放つ土に、樹木の隙間をわたる軽やかな風や光に。やがて私は自然の一部分に なります。そのとき私は遠くの山々であり、遠くの山々は私であると感じます。私の中を通過するものがあり、それをあるがまま、描きます。そういう意味で私 は抱かれた自然と紙の間にある媒体を目指したいと思っています。
ここのところ 橙色の鳥がやってきては 細く涼しい声で ツィーツィーツィーと鳴いている ...
山が深く息をしている その懐にやさしく迎え入れられる 墨...
森が呼吸している 森の伊吹は天に登り 雲となりて大空に流れゆく 墨 胡粉...
音もない 霧のような雨に包まれている 墨 胡粉 紙 30x42(cm) ...
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