原爆の閃光に焼かれた広電車両あれから79年、今も現役で街を走る8/3(土)8:00配信朝日新聞デジタル650形(651号)(右)と5200形グリーンムーバーエイペックスの前に立つ広島電鉄車両課の中村洋・千田検車係長=2024年1月22日、広島市中区、筋野健太撮影原爆投下から、まもなく79年となる広島市。同市内を走る広島電鉄には、当時被爆した車両4両が、今も残っている。そのうちの1両が、650形651号で、1942年に木南車両製造(廃業)で作られた。1945年8月6日。651号は爆心地から約700メートルの、中電前電停付近を走行中に被爆。車両は脱線し、ドアや屋根の集電装置が吹き飛ばされ半焼した。しかし翌46年3月までには原形に近い形で営業運転に復帰し、今も広島の街を走り続けている。普段、千田車庫(広島市中区...原爆の閃光に焼かれた広電車両あれから79年、今も現役で街を走る