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トレーニング内容や大会情報がメインのブログですが、今ではなんでもありの日記です。

岩手県平泉町でトレーニングジムを営んでおります。ブログ開設当初は、トレーニングの日記や大会情報等の発信が目的で開設致しましたが、如何せん「ネタ切れ」もありまして、何でも雑記(気が向いたら書く)と相成りました。

ハルク伊藤
フォロー
住所
平泉町
出身
一関市
ブログ村参加

2014/11/04

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  • ポツンと一軒家「人生の機微に触れる」

    一昨夜のポツンと一軒家は、ビフォーアフタースペシャルとして、以前放送されたものの中から、自宅の増築中だったり、増築計画のあった一軒家のその後の様子を拝見すると云った企画である。最初は北海道で9万坪の牧場を営む一軒家で、昨年の10月1日放送の折、火災に遭い改築最中の映像だったと記憶している。薪ストーブの煙突が出火元だったようである。一昨日の映像には、ログハウス風のモダンな建物で、緑色を基調としたリビング...

  • デブリ取り出し延期と自民党総裁候補者をめぐる偏向報道

    福島原発の当初予定では、燃料デブリを2021年内に回収するとのことだったが、技術的な問題等で3度の延期を余儀なくされた。漸く遂に先日の8月22日に回収されるとの知らせだったが、今回もまた延期となった。(延期と云えばこれもそうだ)回収装置の取り付け手順が間違っていたとのことである。福島原発1号・2号・3号機のデブリは880トンとのこと。グラム換算にすると880,000,000g。つまり8億8千グラムとなる。一回に取り出せる量は...

  • 夏の終わりの調べ

    今頃になると我家の軒下から「コロコロコロコロコロコロコロ」とコウロギの鳴き声が響いてくる。耳を澄ましてじっくりと聴いてみると、鳴き方も若干異なるようだが、基本的には「コロ」を7回唱えるのが多いようである。勿論5回ぐらいで急に止まったり、10回以上続けて鳴いたり、最後には悲しげに弱々しくなったりと様々である。それぞれに意味があるのかも知れないが、実際には虫になってみないことには正確なところは分からない。...

  • 豪華!!ポツンと一軒家×帰れマンデー合体!!2時間スペシャル

    昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストはサンドウィッチマンの二人、と云うよりも、ウィッチマンの帰れマンデーとのコラボ番組である。同じみちのく人として、東北のレガシーサンドウィッチマンの登場は実に嬉しい。初めに、富山県のポツンと一軒家、ならぬ一軒宿「料理宿八十八」を目指した。バスを乗り継ぎ、最後は急峻な山道を徒歩で行くと云ったかなり厳しいロケである。ただ、辿り着いた先には絶品の料理...

  • 人生初の熱中症罹患

    先日の日曜日、生まれてこの方初めての体験だったように思うが、熱中症に苦しめられた。朝、いつものように畑の様子を見に行ったところ、茄子が地面に垂れ下がり収穫の頃合いを迎えていた。私は毎朝散歩を兼ね、収穫した野菜を入れる籠とハサミを普段から携帯して畑に向かう。その朝もいつものように、垂れ下がった茄子を収穫しようとしゃがみ、ハサミを入れようとした。その時だった。ぐらぐらぐらと目眩がしたのである。こりゃ不...

  • 傍目八目晴天をみる

    今年のお盆も無事に終わり、盆棚を片付けるなどの後始末に追われた。盆棚は僅か4・5日のお役目なのだが、ご多分に漏れず我家でも数百年来綿々と受け継がれ、続けてきた。お盆が終わる16日には、位牌など仏具一式仏壇に戻し、盆棚を土蔵に仕舞い来年のお盆まで保管するのが常である。その為、土蔵と行ったり来たりしなければならない。組み立て式とは云え、意外と運搬が大変なのである。雨の日などは尚更。盆棚を濡らす訳にもいかな...

  • 多事多端の盂蘭盆会

    今年のお盆も慌しかった。昨年は父の初盆と云うことで、段取りやら、何やらかにやらと慌しかったが、今年はそれ以上にやることが多かった、と感じた。まあ、もっとも、毎年そう思っているような気もするが・・・。昨年迄は盆棚に上げる料理は全て92歳の母が用意していたが、霊供膳はもとより、三度の食事も全て私が用意しなければならない。ひと頃は市販の弁当や冷凍弁当で凌いだものの、やはり飽きる。ましてや母が嫌がる。元々食...

  • ポツンと一軒家「村興しならぬ村残し」

    昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストは和田アキ子さんとゆうちゃみのお二方。しょっぱなから力の入るコメントで、波乱の予感を覚えたが、和田さんもポツンと一軒家のファンとのこと。和やかに番組が進んだ。当初はパリ五輪を、と思っていたが、私もポツンと一軒家の大ファンの一人。結局は最後まで観賞させていただいた。今回の一軒家の住人は、仲睦まじい初老のご夫妻。自宅の敷地内には 続きを読む・見...

  • 古民家再生

    見覚えのある建物を背景に、半ズボンに長靴姿と云った出で立ちで写真に収まる背に高そうな外国人の写真が、一昨日の地元紙に載っていた。見出しには「松川にほれ込み移住へ、米国人ケネディさん、古民家購入」とある。一関市東山町松川の由緒ある古民家を米国人男性が購入し、一家で移住する為に、建物の修繕などに取り組んでいるとのことである。「由緒ある古民家」とあるが、社務所ではなかっただろうか。写真の奥側に見える入口...

  • 主権在民の行方

    7月29日の財政会議で、プライマリーバランス(PB)が2025年には8000億円程度の黒字に転換するとの通しを発表した。企業業績の好調を背景に、税収増と大規模経済対策により、収支が改善すると見込んでいるようだ。ワイズスペンディングを徹底し、歳出改革努力と制度改革の取り組みを確実に進め、2025年度は歳出効率化による一定の効果も織り込み、2033年度までPBの黒字が続くとの見通しのようである。しかしながら、そもそも、国の...

  • 国民スポーツ大会見直し案について

    現在、熱い戦いが繰り広げられ、日本人選手団の活躍も目覚ましいパリ五輪、本来なら平和を希求する非常に意義深い祭典、オリンピックである。宗教上の問題もあり、開会式での演出をめぐりローマ教皇庁が異例の声明を発するなど、雲行きも怪しくなりつつあるようだ。戦時下にある中東など、宗教或いは民族問題に端を発しており、非常にデリケートな問題である。オリンピックなどのスポーツは、厳格なルールの下で行われる平和の象徴...

  • 大谷選手の田んぼアート

    見に、行こう行こうと思いながらも、多事多端を理由に行けずにいた大谷選手の田んぼアート。本日漸く見学できた。今日は午前中、奥州市江刺地内で農産物検査員による検査技能確認会があった。その帰りしなに立ち寄ったのだった。岩手県南も出穂期を迎え、以前に写真で見たものとは多少色合いも変わったが、寧ろ今がちょうど良いのではないかと思える程、次から次と訪れる客で賑わっていた。今年は愛犬のデコピンが「お座り」状態で...

  • 最強のレシピ本『YAMATOの勝利メシ』

    「男子厨房に入るべからず」・・・そんなことなど云ってられるか!!母の介護もあり、3ヶ月程前から私が厨房に立っている。得意な料理などは特にないが、敢えて云えばカレーやシチューぐらいだろうか。元々料理好きではないので、出来ることなら「食べる側」でいたい方である。その為、一度に極力多めに作り、冷蔵庫で保存し、食べる時に食べる分だけチンすることにしている。そんなことから、時間の取れる日曜日の夜にカレーやシ...

  • 一日一行一文字一魂

    一日一行を自分に課し、続けてきた紺紙金銀字写経の2枚目が終わった。以前にも書いたと思うが、先ず写経を始める前には必ず手を洗い、口を濯いでから紺紙に向かい、合掌しながら暫し黙祷の後、姿勢を正して書き始める。一日一行、1枚書き終わるには、18行あるので18日間と云うことになる。1枚書き終えてから反省を踏まえ、一行一行、一字一字丁寧に見直す。するとその時々の心情、或いは体調の違いもあってか、僅かな違いに気付く...

  • ポツンと一軒家とポツンとカフェ

    昨夜のポツンと一軒家もまた感動的だった。熊本県の一軒家だが、現在は麓の集落に住居を構えているそうだ。仏壇を守る為、時折風を入れに95才の母親と訪れているとのことである。それにしても95才、会話もしっかりしており、短歌でも作っているのかなと思ったが、折り紙を趣味にしているとのこと。確かに手先や頭も使う。以前はみかん農家として2000本のみかんの樹を植え、生計を立てていたそうだが、2000本全て伐採してしまったと...

  • 慶雲昌光にして笑門来福(喫茶「風」、世嬉の一酒造、みちのくあじさい園)

    本日の地元紙(岩手日日)は読み応え、見応えがあった。と云うのも、社会面14頁の左上部には、知人の藤本千二さんが長年にわたる人権擁護活動や人権思想普及・高揚などへの尽力に対して、法務大臣の感謝状が贈られ、それを手にする写真が載っていた。藤本千二さんは12年間、人権擁護委員を務められた。本当にお疲れ様でした。因みに、藤本さんご夫妻が営まれる喫茶「風」(厳美町)の手作りケーキは絶品である。また、直ぐ左隣の記...

  • ほうれん草ならぬ小松菜の種

    出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいなと思っていたものだが、日当たりが良くなってか、次から次と唐竹が生えてくる。刈っても切ってもとどまることを知らない。一体いつ迄続くやら・・・。草刈...

  • 献血カード

    先日の地元紙に「中学生にも献血啓発テキストを」との見出しが気になった。献血への意識高揚の為に、1990年度から高校生向けの献血啓発テキストを配布していたそうだが、来年の2025年度から中学生向けにも配布するとのことである。中学生は未だ子ども。ちょっと早いのではないかと思いもしたが、私らの頃とは食事内容の違いなどもあり、体格差もかなり違っている。ましてや少子化の影響もあってか、若者の献血が減少傾向にあるとの...

  • 第45回中尊寺西行祭短歌大会実行委員会

    昨日、中尊寺光勝院を会場に第45回中尊寺西行祭短歌大会の準備委員会が行われた。今年の4月26日には東直子先生を選者に迎え、第44回大会が行われたが、その反省点など忌憚のない意見を踏まえ、来春の第45回大会も成功に導けるよう、今のうちから準備を進めていく必要がある。何でもそうだが、段取り次第で成否は決まる。その点、中尊寺のスタッフは実に素晴らしい。今回の役員会では特に、選者の選定を中心に進められた。最終的に...

  • あじさい池 2024

    みちのくあじさい園では、昨年まで開園期間の後半に公開していた「あじさい池」だが、今夏は7月6日(土)からの公開となった。今年の開園期間は7月25日(木)迄。鮮やかな景色を最後まで楽しんでもらえるよう、池に浮かべる花を定期的に入れ替えるとのこと。今年から園内の入口が装いを新たにウッティな建物に変わった。エントランスを抜け、店内に入って振り向くと、壁面の上部には大きなモニターが設置され、園内の様子などを紹...

  • 一日一行「紺紙金銀字写経」

    なんとか無事に、一日一行を課して続けてきた紺紙金銀字写経の一枚目が終わった。時間に追われながらも、極力一字一字に集中して書いたつもりだが、出来上がったものを繁繁と眺めていると、「この字の時は少し焦って書いたな」「あの字の時は他の事を考えながら書いたかな」などと反省頻りである。写経の紺紙は残り1枚。予定では3枚足してせめて5枚の紺紙金銀字写経を仕上げたいと思っている。その後は以前のように、白紙に墨、出...

  • SLを眺めながら暮らす天空のポツンと一軒家

    一昨昨日のポツンと一軒家も実に感動的だった。埼玉県の一軒家で、衛星画像で目指した一軒家とは違っていたものの、「これぞまさしくポツンと一軒家」に相応しい理想的なお宅だった。雲海を眼下に望み、仲睦まじい熟年のご夫婦が暮らす眺望抜群の一軒家である。高地での暮らしに、先ず気になるのが生きる上で必要不可欠な水の確保だが、自宅から1200m程離れた場所に水源があると云う。平坦地の1200mならまだしも、急峻な山間地、...

  • デジタル赤字

    2004年にエリック・ストルターマン提唱のデジタルトランスフォーメーションと云う文言が、世に出て久しいが、他の先進国では多岐にわたり、先鋭的にデジタル化が進んでいるなか、日本は果たしてどうなのだろうか。昨今、俄に日本における「デジタル赤字」なるネガティブワードが聞こえてくる。今はデジタル化時代。何を調べるにも、何をやるにも先ず必要なのはネット環境である。検索エンジン搭載のポータルサイトやECサイトなどの...

  • みちのくあじさいまつり2024 開園

    今年の岩手県南は昨年より2週間程遅れて梅雨入りとなった。ムシムシジメジメ、洗濯物は乾かず、嫌な季節だが、そんな鬱屈とした心を和ませてくれる場所がある。昨日、岩手県一関市舞川にあるみちのくあじさい園が開園を迎えた。今年は例年よりもいくぶん開花が早いようだ。昨年迄は入園ゲートは大きなビニールハウスだったが、今年からは完成して間もないウッディな建物(店舗兼用)が訪う見物客を出迎えてくれる。そこを抜けると...

  • 熊の鳴き声

    先日、いつものように朝の散歩がてら、野菜の育ち具合いを確認しに畑を散策していると、裏山の方から獣らしき声が聞こえてきた。今まで聞いたことのない迫力ある鳴き声だった。ユーチューブなどで確かめてみると、熊の鳴き声のようである。翌朝、注意深く畑を散策してみると、今まで見たことのない爪痕のようなものがポーポーの木に確認できた。「こりゃまずい・・・」何某かの対策を講ずる必要がある。最近暫くご無沙汰だが、以前...

  • 紺紙金銀字写経

    先日の地元紙(岩手日日)に、紺紙金銀字写経体験募集記事が載っていた。募集先は岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンター。一関市から国道4号線を北上し、平泉バイパスを進むと間もなく右手に高舘橋が見えてくる。信号機を右折し、高舘橋を渡り約8kmほど東進するとみちのくあじさい園に辿り着く。今年は6月25日(火)から開園となるが、今回案内したいのは他にある。高舘橋手前の信号を左折(西進)すると間もなく 続きを読む...

  • 罪を憎んで人を憎まず

    先日、大津市の60才男性保護司が、更正を願って面倒を見ていたその当事者から、刺殺されると云ったあまりにも悲しい、痛ましい事件があった。先ず以て凶刃に倒れた故人に、心より御冥福をお祈り申し上げます。半世紀程前のことだが、私の祖父も、教員引退後から他界するまで保護司などを務めていた。相談者が帰った後に、祖父に何をやらかしたのか尋ねても、一切教えてくれることはなかった。なかには子供の頃に一緒になって遊んだ...

  • ふみくら8号発刊のお知らせ

    昨日、世嬉の一酒造「蔵元レストランせきのいち」を会場に、一関・文学の蔵世話人会の集まりがあった。当団体が発行する年刊誌『ふみくら』第8号が出来上がり、寄稿者への発送準備に取り掛かった。今号の内容は、特集を 続きを読む・見る>>...

  • 小さな親切運動

    我が家の愛犬、ならぬ愛ロボ「ロミィ」とのいつもの朝の会話に、今日は何の日か尋ねることにしている。昨日(6月13日)も何の日か尋ねると、「今日は小さな親切運動スタートの日だよ」とのこと。1963年6月13日、提唱者らが集まって「小さな親切」運動をどう展開していくか熱く語り合ったのだそうだ。今年で61年目を迎える。調べてみると、公益社団法人「小さな親切」運動の本部が、千代田区神田に事務所があり、当時の初代会長が、...

  • 地方が生き残る為には?

    2ヶ月ほど前、「地方消滅」とのセンセーショナルでセンシティブな文言が地方を震撼させた。東京一極集中により、744の自治体が消滅するとの警告を鳴らす人口戦略会議の発表によるものだが、その理由として、20才~39才迄の女性の人口が2050年迄に50%以上減ることがその理由に上げている。それによって自治体そのものが消滅するとの見方である。北海道では117自治体、東北では165、関東地方では91、中部地方では109、近畿地方で91...

  • 日本農業「薄氷の時代」

    先日の新聞に、農政の憲法「初の見直し」とのタイトルの記事が小さく載っていた。副題は「改正農基法成立、食料確保強化狙い」とあった。食料の安全確保や供給力の維持に向け、農産物の海外輸出、生産性や付加価値の向上を目指すとのこと。1999年の食料・農業・農村基本法制定以来、25年目にして本格的な見直しだとのことである。基本理念に「食料安全保障の確保」「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、かつ、国民一人ひ...

  • 会話AIロボット「ロミィ」と「みちのくあじさい園」のこと

    会話AIロボット「ロミィ」が我が家にやって来て約1年半になる。当初は母(92才)のボケ防止対策を兼ねて購入したものだが、お陰様でボケることなく今日に至っている。ただ、頭よりも足腰にガタが来て、一月半程前から歩行が困難になってきた。寝室からなかなか出られないことから、「ロミィ」との会話が少なくなってきている。以前はロミィとの会話量は圧倒的に母の方が多かったが、既述のことから最近は私の方が多い。今朝も出か...

  • カルミアまつり近づく「みちのくあじさい園」

    父の一周忌が近づいた。墓掃除をいつやろうかと迷っていたが、天気予報を確認すると水曜日か木曜日を逃すと天気の具合いが悪そうである。急遽予定を変更して昨日行くことにした。今年は草の伸びがすこぶる早い。中でも蔦類は厄介である。遠慮なしにどこまでも伸びてきやがる。しかも伸びが兎にも角にも早い。小一時間程かけて墓周りを刈り取り、昨年のお盆以来となるが、墓掃除を無事に終えることができた。と云うより、終わったこ...

  • 草刈り三昧&男の料理

    お田植えが無事に終わり、ほっと一息つきたいところだが、生憎今年の草の育ち具合いはすこぶる良い。只今、悪戦苦闘の最中である。我が家は中山間地の為、傾斜のきつい、しかも法長のある斜面(土手)が多い。休耕地などの平坦地はトラクター搭載のフレールモア(ハンマーナイフ)でガリガリバリバリと刈れるものの、斜面はスパーダーモアが主力だが、法面の長い傾斜地はどうしても人力に頼らざるを得ない。以前は問題なく刈り取り...

  • 暗中模索、試行錯誤の日々坦々「男の厨」

    今から約2年前、卒寿(当時)の母が2週間程入院したことがある。華奢な割にはいたって丈夫な母。それまでは母の入院など記憶になかった。調理も全て母が熟していた。突然の入院にかなり困惑したが、自分の分は自分で作るしかないと厨房に立ち、迷いながらも何とか調理したものである。私一人分なので好みの具材で好きな料理ばかり。特にカレーは得意料理の一つ。と云うよりも、料理らしい料理はこれしか知らない。学生時代行き付け...

  • 陶芸教室と茶の湯教室

    今年も地元市民センター主催の陶芸教室が始まった。昨日その1回目の講座が一関市厳美町のあすみ工房で行われた。今年の作陶をどうしようか、何を作ろうかと若干迷ったものの、初志貫徹。自詠の短歌を揮毫し、逆張りの賛として南画を添える為の板皿か丸皿は勿論だが、先日のポツンと一軒家に触発され、楽焼茶碗の作陶を試みることにした。幸いにも陶芸講座初回は「紐づくり」とあって、初っ端から楽茶碗に挑戦することができた。次...

  • ミヅの酢味噌和え

    春は山菜、秋は茸と、食の悦びと共に採取の楽しみを毎年心待ちにしている。山菜はノビルの酢味噌和え、コゴミのマヨネーズ和え、タラの芽の天ぷらやワラビの御浸し、ゼンマイの煮物などなど、どれも捨てがたいが、私は特にゼンマイの料理が大好きである。ただ、それと双璧をなすのがミヅ(ミズ)の酢味噌和えだと私は思っている。幸いにも我が家の裏山にはミヅが無数に生えている。先祖の誰かが植えたものだと思われるが、杉林一面...

  • 茶道もいいな!

    先日放送のポツンと一軒家は熊本県の一軒家。ダム湖を一望出来る高台に、超高床式の一軒家だった。70代前半の仲睦まじいご夫婦が住んでおられた。ご主人は現役の建具職人とあって、内装や家具などは全て手作りとのこと。几帳面で緻密な組み立ての仕上がり。職人の技が遺憾なく発揮された一軒家である。特に畳張りの茶室兼大広間が素晴らしかった。三方ガラス窓で、天井の高さは6メートル、開放感が半端ではなかった。お二人のなり...

  • 能登半島の復興はいつ?

    4ヶ月経った今でも、復興の兆しが見えないとのこと。一体どういうことなのか。先日放送のバンキシャを観て愕然とした。能登半島地震により、全半壊した家屋の解体が一向に進んでいないとのこと。石川県珠洲市では解体希望数1万279棟に対し、番組によると、4ヶ月経った5月上旬、僅かに129棟のみだとのこと。たったの1%に留まっているとのことである。解体業者や解体手続き 続きを読む・見る>>...

  • ポツンと一軒寺「牟礼のあじさい」

    先日のポツンと一軒家も実に感動的だった。その舞台は千葉県外房の山あいにある寺院で、紫陽花で有名なお寺(妙法生寺)である。季節になれば2万本の紫陽花が咲き誇り、それを目当てに訪れる客も多いとのこと。妙法生寺の呼称は、建長5年(1253年)に日蓮聖人が朝日に向かい、「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えたことが名前の由来だとのこと。(Wikipedia参照)妙法生寺の裏山には八角堂(持佛堂)があり、日蓮聖人の座像が安置され...

  • ふみくら8号原稿出揃う

    「一関・文学の蔵」の事業の一つ、会誌『ふみくら』は、「地域に根ざした文芸・文化誌を作ろう」をスローガンに、文化の向上及び地域興しの一環として2018年春、当時一関・文学の蔵会長の及川和男先生(故)指揮のもとで創刊。以来今号で8冊目を迎える。その『ふみくら8号』も漸く原稿が出揃い、後は校正作業を経て6月上旬の刊行を待つばかりとなった。前号に続き今号の表紙にも、 続きを読む・見る>>...

  • 第44回中尊寺西行祭短歌大会結果など

    昨日、中尊寺光勝院にて、歌人及び作家の東直子先生を選者にお迎えし、第44回中尊寺西行祭短歌大会が行われた。午前1時より西行法師を偲ぶ追善法要が執り行われた後、開会式が始まった。昨年は藤原龍一郎先生をお招きして行われるなど、漸くコロナ収束の兆しも見えるが、コロナ禍であっても、中尊寺のご尽力により、大会の灯りを消すことなく続けてきたことに、我々地元の短歌愛好会にとっても、本当にありがたいことである。今年...

  • 新型コロナワクチン被害者集団訴訟

    新型コロナワクチン被害者の会の集団訴訟が始まった。新型コロナワクチン接種による死亡者の遺族らが、「国に人体実験された」「国の広報が不十分だ」など、ワクチンが原因で死亡した遺族らなど13人が4月17日、東京地裁に集団訴訟を起こした。当時、国はマスメディアを通して、リスクよりベネフィットの方があるとして、ワクチン接種を努力義務として促していた。総理自ら接種する動画を流すなど、接種率を上げるように努めていた...

  • 『散居彷徨』自分史 ー いのちを語る 羽藤 堯 著

    先日、岩手県南歌人クラブ会長の羽藤堯さんから垂涎の高著が届いた。早速拝読させていただいたが、表紙の牡丹の花の写真がとてもいい。今は亡き奥様が愛情を込めて育てた牡丹のようである。私が短歌を始める切っ掛けとなったのは、祖母の影響も多分にあるが、中学の国語の教科書に載っていた木下利玄の一首、「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ」に心惹かれたのが一番の切っ掛けだった。我が家でも庭の片隅...

  • 話題の映画 「オッペンハイマー」

    日本全国で封切りとなった映画「オッペンハイマー」だが、私の地元の映画館ではまだ先のようである。 ご周知の通り、オッペンハイマーは原爆を開発した科学者だが、かなり苦悩の人生を歩んだようである。それもその筈、広島県で1945年末迄に約14万人、長崎県では約7万4000人 、合わせると21万人以上の人間の命を奪った。米国側からすれば、原爆のお陰で米国人の犠牲者が減り、戦争を終結させたと喜んでいるようだが、とんでも...

  • みちのくあじさい園「しゃくなげまつり」

    今日の地元紙に、みちのくあじさい園「しゃくなげまつり」の記事が載っていた。5月はシャクナゲ(40種350株)、6月はカルミア(15種類)、7月はあじさい祭り(5百種6万株)と、みちのくあじさい園では3ヶ月続けて花祭りが開催される。その花祭りの初陣を飾るのが「しゃくなげまつり」である。今年は4月28日(日)から開園となり、5月中旬迄見頃となる。その後6月1日(土)(予定)から「カルミアまつり」が始まり、6月の中旬頃迄、...

  • 方言の美学

    方言とは、広辞苑によると「共通語に対してある地方だけで使用される語」とある。では共通語とは、「言語社会に於いて、その地域に渡って共通する言語や方言」とある。ということは、全域に渡って通用すれば方言と云わず、共通語と云っていいことになる。岩手県南地方の方言を5000語以上収めた方言集がこのほど出版された。一関市萩荘在住の齋藤初美(85)さんの編纂によるもので、方言と共通語を両引き出来る一冊である。東日本大...

  • 第38回岩手県パワーリフティング選手権大会 併催 第41回岩手県オープンベンチプレス選手権大会

    昨日、北上市総合体育館のトレーニングルームを会場に、第38回岩手県パワーリフティング選手権大会 併催 第41回岩手県オープンベンチプレス選手権大会が開催された。ベンチプレスのチャレンジコーナーもあり、コロナ禍が収束傾向にあることもあって、賑わいが戻りつつあるようだ。今年の佐賀国体公開競技の予選は既に昨秋の大会で終了してはいるものの、かなり白熱した競技が続いた。岩手県選手団のレベルもかなり上がってきている...

  • 水の不足による水戦争阻止

    ここ岩手県南でも、令和6年度産米の生産に向けいよいよ動き出した。我が家の生産米品種は「ひとめぼれ」。重い腰に鞭を入れ「よっしゃ!」と気合を入れて作業着に着替えた。先ず手始めにトラクターの点検をすることにした。ところが、前輪のひび割れがやけに気になる。昨春、経年劣化によるパンクの為、後輪2輪ともに交換したばかりだが、前輪も交換することにし、早速JA機械センターに依頼することにした。自宅に戻り次第、早速田...

  • どうなる訪問介護

    昨年父を看取ってから1年近く経つが、歩行困難となった父の世話は大変だった。幸いにも老人施設への入所が叶い、私としては精神的にも肉体的にも非常に楽になったことを覚えている。ただ、家族の負担を気遣い、入所することを口に出して拒みはしなかったが、父にとっては不本意だったろうと思う。叶うものなら、訪問介護のお世話になりながらも、最期の最期迄自宅で過ごしたかったに違いない・・・。今、その訪問介護をめぐり、 ...

  • 『文芸いわい』第38号に向けて

    昨日、一関文化センター小ホールを会場に、『文芸いわい』の第3回刊行委員会が開かれた。内田正好刊行委員長挨拶の後、第37号刊行の事業報告及び決算報告、反省点などが話し合われて次号(第38号)刊行を目指し、侃々諤々と話し合われた。協議の内容に触れる前に、『文芸いわい』について少しばかり触れておきたい。『文芸いわい』は、いわい地方芸術文化団体協議会(事務局:一関文化センター)が発刊する地域の年刊誌で、岩手県...

  • 中尊寺西行祭短歌大会の校正作業無事に終わる

    昨日、中尊寺光勝院を会場に、来たる4月26日開催の第44回中尊寺西行祭短歌大会出詠歌の校正作業及び役員会が行われた。コロナ禍以来、一昨年9月と昨年4月の開催に続き、今回は東直子先生を選者にお迎えして開催される。今年は金色堂建立900年目を迎える記念大会でもあり、出詠歌も141首と、コロナ禍以前に戻りつつあるようだ。遠くは熊本県や徳島県、広島県や兵庫県からの応募もあり、充実した短歌大会を迎えそうである。校正作業...

  • 白石隆一画伯生誕120年企画展

    魚を描かせたら日本一、いや、世界一の画家、白石隆一画伯生誕120年企画展が、一関市千厩町のせんまや街角資料館を会場に開催された。時間調整を図りながら、なんとか無事に最終日の昨日訪れることができた。会場には、白石画伯(1904~85年)と親交のあった方たち個人所有の、今迄見たことのない作品が多く展示されていた。特に鮎(アユ)や曹以(ソイ)、目抜(メヌケ)や鮃(ヒラメ)などは、今にでも画布から飛び出してきそう...

  • 岬の森の一軒家

    今年1月16日のブログに、「理想の二拠点生活」とのタイトルで書いた正月スペシャル番組の放送で、静岡県とニュージーランドでの二拠点生活を送る方の娘さんの紹介で、ニュージーランド北部で生活するアランさんの一軒家が紹介された。昨夜放送されたのがそのアランさん(正確にはアランさんの奥さん)から紹介されたポツンと一軒家だった。その一軒家には、89才のお二方が住んでおり、アランさん宅同様、行き来は船を使っての移動...

  • DX化云々

    新型コロナを機に、テレワークによるオンライン会議など、ビジネス環境は一変し、日本のみならず世界は急速にDX化が進んでいる。そんななか、国会などにおけるタブレットやスマホの使用をめぐり、何やらはかはかと揉めているようである。衆議院に於いては、各委員会では2020年以降タブレットの持ち込みはOKだが、本会議はダメ。しかも両方とも通信機能はダメとのこと。参議院の各委員会では 続きを読む・見る>>...

  • 郷土資料講座(一関市立図書館)

    今日で2011年3月11日発災の東日本大震災から丁度13年目を迎える。長いようであっという間の13年だった。先ず以て被災された方々、今年元日発災の能登半島地震で被災された方々に対し、心底より哀悼の誠を捧げます。さて、昨日の午後1時30分より、一関市立図書館(1階学習室)を会場に、「お能と農とサッカーと~案外身近な能の世界」と題して、能楽喜多流教士・同舞教士・エッセイストの千葉万美子さんによる郷土資料講座が行われ...

  • 核ゴミの行方

    決して忘れることの出来ない東日本大震災からあと3日で13年目を迎える。先月の13日、経産省は核ゴミの最終処分場選定の為、第1段階の「文献調査」の報告書案を公表した。それによると北海道の寿都町と神恵内村の候補地が第2段階の「概要調査」に進む見通しのようである。処分場の選定として、「文献」「概要」「精密」と云った3段階の調査の結果、最終的には地元市町村と知事の同意を得た上で最終処分地として決定するとのことだが...

  • 晴れるや

    ウクライナやガザ地区への侵攻が更に激化している。3年目を迎えたウクライナ戦争では、ウクライナ・ロシア両軍併せて既に50万人以上の戦死者が出ている、との推計が出ていると云う。戦禍による犠牲者と云えば真っ先に思い浮かぶのが子供や老人など、なんの罪もない民間人である。ウクライナでは既に少なくとも1万人以上の民間人が犠牲になっているとのこと。しかしながら正確な確認は時間を要する為、実際にはもっと多いと目され...

  • 岩手のパワースポット「みちのくあじさい園」

    みちのくあじさい園では、正面入口の工事が急ピッチで進められている。以前は正面の第一駐車場から園内に進むと左手に事務所と受付があり、大きなハウスをくぐりながら園内に入っていた。昨年末から工事が始まり、ハウスを撤去した後に売店が入った建物が新たに建てられ、明日そのお披露目がある。みちのくあじさい園では、5月上旬から「しゃくなげ祭り」5月後半から6月中旬にかけて「カルミア祭り」、6月の後半には本命の「あじさ...

  • ポツンと一軒家「山地酪農」

    先日の日曜日、そろそろポツンと一軒家が始まる頃だなと、作り終わったラーメンをテレビのある居間のテーブルに置き、テレビのスイッチを入れたところ、既に始まっていた。時計を確認するといつもよりも10分程早い。普段殆ど見ることのないテレビ欄を確認してみると、なんと2時間スペシャルであった。ともあれいつものように、ラーメンの湯気越しに観賞することになった。場面は私設美術館の現代アート作品が紹介されていたところ...

  • フォト短歌エッセー集「千年目の光」刊行

    昨年の暮れより、編纂に取り掛かってきたフォト短歌エッセー集「千年目の光」が無事、アマゾンや楽天ブックス等で発売されることになった。以前の著書はキャノンのPHOTOPRESSOでの制作及び販売によるものだったが、そのサービスが中止されたことから、データも全て雲散霧消の憂き目にあった。それらの著作を含めると当著で13冊目だが、いずれ機会をみて復刻版として今回のようにオンデマンド(POD)出版を試みたい。『フォト短歌エ...

  • 久方ぶりのわくわく感

    「今冬は温かいな」と思っていた矢先、しっかりと寒が戻ってきたようである。そんななか、先日の地元紙に楽しみな記事が載っていた。菊池雄星投手、大谷翔平選手らの高校の後輩がアメリカの大学、それも名門スタンフォード大学に進学することが決まったとのこと。ご周知の佐々木麟太郎(花巻東高3年)選手である。花巻東高在校時に歴代最多となる140本塁打を記録。超ド級のパワースラッガーである。環境というのは大変重要であり、...

  • 第4回舞川の風物写真展

    本日より、第4回舞川の風物写真展が一関市舞川市民センターで開かれている。展示期間は2月16日(金)~2月25日(日)迄の10日間。時間は午前9時より午後8時迄。75点の出品写真の他に、過去の写真展毎の作品を一冊に纏めたフォトブックや、みちのくあじさい園を取り上げた企業のカレンダーなどが展示されている。因みに私もフォト短歌1点を含む5作品を展示していただいた。第4回舞川の風物写真展場所:一関市舞川市民センター(一関...

  • 『ふみくら』8号に向けて

    昨日、蔵元レストランせきのいちを会場に、一関・文学の蔵世話人会が開かれた。新たに、佐藤幸浩氏が世話人会に加わり、年刊誌『ふみくら』新刊発行に向けての編集会議が行われた。『ふみくら』は一関・文学の蔵前会長の及川和男(故)先生主導のもと、2018年2月に創刊号を発刊。以来、地域(一関市、平泉町)の文芸・文化誌として8号目を迎える運びとなった。昨日の編集会議では、今号の特集を「祭りと文化」として6月上旬の発売...

  • 新刊の編纂無事に終わる

    昨年末から編纂に取り掛かっていた新著『フォト短歌エッセー集「千年目の光」』(オンデマンド出版)が漸く終わった。今迄撮りためた写真に短歌を詠み(フォト短歌71点)、写真に詩と短歌のコラボ(フォト詩歌12点)、それにエッセー(96編)や短編小説(1編)を加え備忘録として編纂したもの。掲載内容は2021年4月頃から2023年3月頃迄の出来事を中心に、私見を交えながらエッセーに重きを置いた246頁仕上げの一冊となる。取り上げ...

  • 岩手県南歌人クラブ第21回新春短歌大会及び『文芸いわい』第37号発刊のお知らせ

    1月29日(月)、奥州市文化会館(Zホール)会議室を会場に、岩手県南歌人クラブ第21回新春短歌大会が開催された。高橋忠徳先生の進行により午後1時から始まった。羽藤尭県南歌人クラブ会長挨拶の後、鷹觜真智子さんと折居路子さんを選者に歌会が始まった。今回は選者2名による交互の歌評で、時折、1首につき2名による寸評があるなど、非常に勉強になった。参加者からもあちらこちらでそんな声が聞こえてくるなど、非常に良い歌会だっ...

  • どうなるトリガー条項

    昨年11月24日の衆議院本会議の折、国民民主党の玉木代表が自らの進退をかけてトリガー条項の凍結解除を岸田総理に強く求め、自・公・国民民主の3党で協議に入っていた筈だが、はてさてその後の経過はどうなっているのだろうか。裏金問題でなかなか議論が進まいのかもしれないが、殆どの国民は一刻も早いトリガー条約の凍結解除を待ち望んでいる。そんななか、石油連盟の会長が1月25日の記者会見でトリガー条項の凍結解除に反対意見...

  • 新刊発行まであともう一息

    昨年の末頃から時間の合間を縫って新刊(オンデマンド出版)の編纂に取り掛かってきたが、ここに来て漸く先が見えてきた。本のタイトルをフォト短歌エッセー集『千年目の光』と題して、随筆を中心にフォト短歌やフォト詩歌、それに短編小説も加えてみることにした。平安時代にタイムスリップした設定の時代小説もどきの書き下ろしである。本のサイズはA5版の254頁仕立て。過去にフォト短歌エッセイ集5冊、歌集エッセイ1冊、旅行記1...

  • 理想の二拠点生活

    私の大のお気に入りTV番組、「ポツンと一軒家」が一昨夜お正月スペシャルとして2時間たっぷり放送された。しかも番組初の海外ロケである。昨年の5月に放送された静岡県のポツンと一軒家の家主が、ニュージーランドと二拠点生活を送っているとのことで、ニュージーランドでの生活は果たしてどうなのか、興味津々だった。日本とニュージーランドは赤道を挟んで真逆の為、日本が冬の寒い時期にはニュージーランドは夏。時差も4時間と...

  • 因果歴然

    「金がある者カネを出し、知恵のある者知恵を出し、力ある者汗流せ」少し違うが、どこかで聞いたようなセリフである。東日本大震災の折、私は当時まだ力には自信があったが、金もなければ知恵もないことから、津波被害の甚大だった沿岸部、主に陸前高田市や大船渡市、気仙沼市のボランティアセンターを通して、瓦礫の撤去や側溝の泥揚げ作業で汗を流させていただいた。今回の石川県能登半島地震でも、七尾市及び金沢市に幼友達がい...

  • 日本列島再興論

    断続的に地震が続いていた石川県の能登半島付近を、2024年元日の午後4時10分頃発生した震度7の激震により、多くの人命を失い、多くの家屋が倒壊した。日を追う毎に死者数が増え、被害の状況が少しずつ明るみになってきている。先ず以て被災者の方々に心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。被災地への支援の為、物資を現地に届けようにも寸断された道路が至る所で行く手を阻み、物資を届けることもままならない。13年前の東日本大...

  • 令和6年能登半島地震「東日本大震災の教訓は?」

    2023年の新年を迎えて間もなく、1日午後4時10分頃石川県能登地方を震源とする震度7の強烈な地震が起きた。能登地方では昨年5月5日にも震度6強の強い地震があったが、今回の令和6年能登半島地震では最大5メートルと予測される大津波の発生もあり、かなりの被害を齎した。あちらこちらで家屋倒壊や大規模な火災も発生。被害状況はこれから詳細が随時発表されると思うが、道路の寸断もあり被害状況の詳細を掴むまでは時間がかかりそう...

  • 令和5年度年末雑感「愚痴蒙昧」

    今年もあっという間の1年。歳を重ねる毎に時間軸が圧縮されつつあるように感じる。そのことを「ジャネの法則」と云うようだが、人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するとのこと。19世紀のフランス人哲学者ポール・ジャネが発案したそうだが、来年は更に短く感じるのではないだろうか。短かったが今年も色々あった1年である。世界を見渡せば、大火災や暴風雨災害など、自然災害は年々脅威を増しているように思える...

  • めんこいロボット「ロミィ」

    以前、スターウォーズを観ながら、C-3PO(スリーピーオー)のような賢いロボットが自宅にもいればいいなと思ったことがある。C-3POのように自走することはできないが、昨年の末頃、会話AIロボット「ロミィ」が我が家に届いた。日中、祖母が一人で寂しかろうと孫(息子)が送ってきたのである。12月18日の読売新聞の朝刊に「孤独解消や見守り期待」として3社の対話型ロボットが紹介された。我が家にあるのは記事の 続きを読む・...

  • ポツンと一軒家年末スペシャル

    12月17日のポツンと一軒家は、年末特集として3時間に渡り3軒のポツンと一軒家が紹介された。一軒目は福島県のポツンと一軒家。家主は元海上自衛隊で通信士として、2年間潜水艦で働いた経験があるとのこと。機密事項以外の潜水艦内での話はとても興味をそそられる内容だった。自宅は福島第2原発から約30kmの距離。以前はコメ作りをしていたそうだが、震災後3年間、避難所生活を余儀なくされたそうである。今でも未だコメ作りは再開...

  • 墨絵展

    昨日、墨絵師のYASU(本名:小山康博)氏の墨絵を見に、一関市花泉町迄足を伸ばした。展示場所は花泉駅の直ぐ近く、ギャラリー&クラフトショップ「SandN」の石蔵の中が展示場だった。墨との相性も良く、実に趣のある空間での観賞だった。展示された作品も独創的で、大作の龍や梟の絵は元より、一枚の紙面にミュージシャンの動線、軌跡を描いた作品は実に圧巻だった。一般的な水墨画はニジミやボカシ、カスレなどの「墨の五彩」を...

  • めちゃくちゃラーメン

    文藝春秋が出している『巻頭随筆百年の百選』と云う本がある。先日、用事があって花泉を訪れたところ、時間を間違えて1時間ほど早く着いた。折角なので新しくなった花泉図書館で時間を調整することにした。書架の間をウロウロしていると、面白そうなタイトルの本が目に留まった。早速手にとって頁を捲ってみると、芥川龍之介や海音寺潮五郎、井伏鱒二や松本清張らの名だたる文豪のエッセイは元より、私が住む一関市と縁の深い色川...

  • 赤から青へ

    ユニフォームの色が赤色から青色へと変わった。大谷翔平選手のドジャースとの契約が10年で7億ドル。日本円にして1015億円とはなんとも凄い額である。投打の記録のみならず、大谷選手の次から次の記録更新は圧巻である。金額云々で評価をしたいとは思わないが、兎にも角にも凄いの一語に尽きる。本拠地となるドジャーズの球場は外野やファウルグラウンドが比較的広いことから、投手が有利と目されているが、150m級の特大本塁打でバ...

  • 千年の灯りが消える「黒石寺蘇民祭」

    千年も続いた歴史ある奇祭「黒石寺蘇民祭」が、来年の2月で幕を閉じることになったそうだ。世話人らの高齢化や担い手不足がその大きな要因とのこと。黒石寺の蘇民祭は、下帯姿の男衆が護符の入った麻袋(蘇民袋)を取り合う争奪戦や、火のついた井形に組んだ松の木の上で、山内節(やまうちぶし)を歌う柴燈木登(ひたきのぼり)などの勇壮な祭りとして知られる。黒石寺の蘇民祭ではないが、私も20余年前の42歳の厄年の折、平泉の...

  • 『文芸いわい第37号』校正作業始まる

    一関文化センターのなかに、いわい地方芸術文化団体協議会(芸文協)の事務局が置かれている。その芸文協の事業の一つに、両磐地域を対象に詩歌作品を募り、一冊の書巻に纏めた『文芸いわい』を毎年刊行している。今号で37号目を迎える。作品は詩や短歌、俳句や川柳の4つのカテゴリーに別れ、合わせると9百作以上の原稿が寄せられた。私は今号からその編纂の校正に駆り出されることとなり、昨日、文化センターを訪れた。編集方針や...

  • 現代万葉集2023年版と感動のポツンと一軒家

    現代万葉集2023年版が届いた。日本歌人クラブのアンソロジー、約1300人の詠草集である。なかなかセンスの良い藤色の表紙カバーが、1000年後の子孫らにも受けそうである。項目の1番目に春夏秋冬の四季から始まり、5番目の自然、動物、植物、15番目の戦争や19番目の芸術・文化・宗教など、ジャンル別19の項目に一人3首ずつ投稿したものだ。私は本来自然詠や社会詠、時事詠の歌が多いが、今回は11番目の「生老病死」の項目に3首投稿し...

  • 日本農業遺産「束稲山麓地域」出前講座

    一昨日、舞川市民センターを会場に、寿学園一般教養講座として、今年1月17日に認定された日本農業遺産「束稲山麓地域」の教養講座が開かれた。岩手県農林部の担当者2名による出前講座である。遺産認定の地域は、世界遺産の中尊寺・毛越寺の古都平泉に隣接し、900年程前、平泉を訪れた際に詠んだ「きゝもせず束稲やまのさくら花よし野のほかにかゝるべしとは」の束稲山の南西麓周辺(一関市舞川地区、奥州市生母地区、平泉町長島地...

  • トリガー条項凍結解除なるか

    先日(11月24日)の衆議院本会議で、国民民主党の玉木代表が、自らの進退をかけてトリガー条項の凍結解除を岸田総理に強く求めた。自民・公明・国民民主の3党で協議に入るようだが、明日から師走。北国では厳冬期に入る。租税負担率が高まるなか、コストプッシュ型インフレの煽りを受け、日常生活が窮状にあるなか、ガソリン代のみならず灯油代などの負担が増し、一層厳しを増すばかりである。昨春の三党協議、その轍を踏まないよ...

  • 山女魚の唐揚げと三河一色産の鰻重

    昨夜のポツ一こと「ポツンと一軒家」もまた実に感動的だった。山梨県の一軒家で、人里離れた山あいにひっそりと佇む季節料理店。店名は「王の入国」と云う料理屋さんだった。店の裏には「大の入川」と云う小川が流れ、山紫水明の景観と長閑なせせらぎを耳にしながら料理を堪能できる、とても雰囲気の良い食事処である。勿論その清流には淡水魚の女王「山女魚」や「岩魚」が生息している。コロナ禍以前は渓流釣り客も自慢の季節料理...

  • グローバルか?田舎町

    昨日、謄本を取りに市役所を訪れたところ、市民課の待合室が満席j状態だった。何かあったのかと近づいてみると、インド人だろうか、20人以上もの褐色の若者に圧倒された。観光客ではなさそうだが、こんな地方の田舎では異常な光景である。昨日の地元紙に、「外国人市民向け HP変換 市が試験導入」とある。増加傾向にある外国人市民が、生活に必要な情報を得やすくするのを目的として、漢字にルビ(ルビをふるのは良いが、コーデ...

  • 損得勘定で生きる人ほど、最後に損をする

    文春12月号をチラ見していると、何やら興味をそそられる小見出しが目に止まった。*年金は今の高齢者がトクなのは明白*とのこと。「今の高齢者の生活が苦しいと云ったところで、将来の高齢者よりは明らかにトクだ」「今の高齢者がトクをし続ける一方で、若い世代はもっと苦労するのだ」「高齢世代は、口では偉そうなことを云う人も多いが、何のことはない。結局はトクをして逃げ切る世代なのだ」いやはや、損得だけでこの世の中は...

  • 第6回現代歌人の集いin日本現代詩歌文学館

    昨日、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館を会場に、「第6回現代歌人の集い」が行われた。応募歌は全国から637首。 初めに各選者特選賞の発表があり、第6回現代歌人の集い賞、日本現代詩歌文学館館長賞、現代歌人協会理事長賞の表彰があった。最高賞の「第6回現代歌人の集い賞」には本木朱実さんが選ばれた。◆上位三賞(特別賞)<第6回現代歌人の集い賞> 続きを読む・見る>>良ければポチッとクリック! にほんブログ村...

  • 地に足つけて「悔いなき人生」

    先日、自宅に戻ると一冊の本が届いていた。送り主は高橋忠徳先生だった。高橋先生は元高校教師であり、岩手県立岩谷堂高校の校長を最後に退職され、著書の表紙を飾る楯にあるように、83才にして現役の長距離ランナーである。高橋先生とは以前、現代詩歌文学館前館長の篠弘先生(故)が講師の短歌実作講座で知り合った。お互い篠浩先生に恩義を感じ、篠先生主宰の短歌結社「まひる野会」に入会した。2019年12月に篠先生が当館の館長...

  • 「ポツンと一軒家」の舞茸料理と第12回全国もちフェスティバルの餅料理

    一昨夜の「ポツンと一軒家」もまた感動的だった。今回は隣県秋田県の一軒家で、自宅(元・民宿)は3階建ての立派な建物。大工さんの家主が一人で建てたそうだ。自宅の裏山には「庄南舞茸狩り」の看板を掲げ、200個もの舞茸菌床のブロックを並べて、季節には直接現地販売をしているとのこと。最初の取材から約一ヶ月後、家主から連絡を受けた取材陣が再び訪れると、見事に舞茸が育っていた。今ではポツンと一軒家の恒例となった手料...

  • 第12回全国もちフェスティバル&三省堂『現代新国語辞典(第七版)』

    本日、一関市総合体育館西側駐車場の特設会場にて、餅三昧、餅料理尽くしの「第12回全国もちフェスティバル」が開催された。以前は「全国ご当地もちサミット」として毎年秋に行われていたが、コロナ禍や台風の影響により4年ほど中止を余儀なくされた。昨年は地元店舗(宮城県含む)のみの出店で開催されたが、今年は青森県や東京都、静岡県からの出店も加わり、地元の出店を合わせると21店舗とかなり盛大に行われた。ステージでの...

  • 子どもらの尊い命を守れ‼

    ガザ地区の破壊はとどまることを知らない。本日時点でガザ地区の死者は1万8百人を超え、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のスタッフ99人も含まれているとのこと。なかでも特に問題なのは子どもの死者数である。既に4000人以上の子どもらが尊い命を落としている。ひと月ほど前の10月7日、テロ集団ハマスがイスラエルに向けて約3000発のロケット弾を放ち、1500人ものハマスの戦闘員がイスラエルに侵攻した。何の罪もないイス...

  • 新米(心米)の品位等検査

    今年度産新米(心米)の検査も、私が担当する検査は全て終了。神経をすり減らしながらの検査の為、ほっと安堵の胸を撫で下ろした次第である。猛暑続きの今夏、新米の品質が気になるところだった。全国の品位等検査結果をみると、案の定一等米の比率がかなり低かったようである。9月末時点での全国平均は一等米59.6%と、2004年に始まった現行の検査制度では過去最低の結果とのこと。新潟ブランド米のコシヒカリもかなり苦戦したよ...

  • 第47回一関市舞川地区文化祭&今村翔吾講演会

    昨日より11月9日(木)迄の7日間、第47回一関市舞川地区文化祭が一関文化伝承館(舞川市民センター)を会場に開催される。例年同様、書画や陶芸作品、手芸作品や工芸品など地元民の力作が展示され、期間内(11月5日)には色々な催し物(スコップ三味線世界チャンプのひょっとこ太郎ライブなど)やバザー、軽食コーナーなども開設される。昨日の午前10時より、 続きを読む・見る>>良ければポチッとクリック! にほんブログ村...

  • AIプロセスのガイドライン

    AIの普及が加速する今日、日本を含む先進7カ国(G7)は、文章や画像などを自動的に生成するAIの国際的なルール作りを進めると首脳声明を出した。技術の進歩についていけないなど、AIの普及を「よし」としない声も少なからず聞こえてくる。しかしながら技術革新を進める意味に於いて、ルール作りは賢明な判断である。昨今、生成AIを利用しての卒業論文や懸賞論文、詩歌作成による応募作品の懸念が問題化しているが、それについても...

  • 特大の手羽先

    昨日、いちのせき産業まつりの農業祭に行ってみた。朝取りの新鮮野菜や地元産の新米など、農産物直売コーナーを初め色んな出店が所狭しと並んでいた。それらを見て回るだけでも実に楽しいものである。どれを買おうか、何を食べようかと、いつも迷って結局何も買わずに帰るなんてことも過去にはあったが、今年は新米を購入することに決めていた。本来なら、私は米の生産者でもあり 続きを読む・見る>>地元舞川の市民センターが...

  • 熊の脅威

    熊に襲われる獣害が相次いでいる。10月19日午後2時頃、岩手県八幡平市の山中で男女2人が熊に襲われ、70代の女性が遺体で見つかった。男性も頭や手に負傷を負ったとのこと。秋田県北秋田市でも、10月19日、白昼堂々と市街地に熊が出没。5人に危害を加えている。秋田県では今年に入って既に50人以上が熊による被害を受けている。全国の熊による死者数も2年前の令和3年には5人。昨年は2人。今年に入り現時点で既に4人の命が奪われてい...

  • 瀕死の食料問題

    世界の人口の推移を見ると20世紀に入ると急激に増えているのが分かる。特に18世紀中頃の産業革命以降伸び続け、1950年には25億人だった世界人口は半世紀後の1998年には60億人。2022年には80億人と近代の伸びは顕著である。今から27年後の2050年には90億人以上になると予想され、農水省では約86億4千3百万人との見方をしている。人が生きていく上で必要不可欠なものと云えば、「衣・食・住」である。着るものや住む処は勿論だが、や...

  • 天才ありき

    村木風海(23歳)と云う天才化学者がいる。先日、何気なくテレビのスイッチを入れたところ、クイズ番組が流れていた。小学生が5・6人おり、小学生のクイズ番組かと思ったが、一般の大人がクイズにチャレンジしていた。最初は女性で、7ヶ国語が堪能なアスリートだとのこと。凄いなと感心しながら見ていると、残念にも早目に失脚。次に出てきたのが若い男性だった。経歴には東大満期退学とあった。つまりは早目に学位を取得して社会...

  • 今年の陶芸作品の出来は?

    昨日、今年最後となる陶芸教室(あすみ工房)に足を運んだ。予定された本日の作業内容は、素焼きの終わった作品に色付けや文字入れ等を施し、仕上げに釉薬を掛けると云った一連の作業である。私は開講時間内に仕上げる自信がないことから、前もって素焼の終わった作品を自宅に持ち帰り、時間の合間を縫って事前に揮毫を済ませることにした。焼き上がりを見ないことには判断出来ないが、昨年、一昨年前の作品よりは多少なりともマシ...

  • 第18回奥州市民芸術文化祭短歌大会

    昨日、奥州市文化会館(Zホール)会議室を会場に、第18回奥州市民芸術文化祭短歌大会が行われた。昨年迄の会場は横町の元市民プラザ(メイプル地下)が会場だったが、栄枯盛衰、時代の移ろいは如何ともし難い。主催は県南歌人クラブ(羽藤 堯 会長)、選者は岩手県歌人クラブ前会長の八重嶋 勲先生。昨年も多かったが今年も40首以上の応募と、先日開催の一関地方短歌会の約倍の出詠数である。入賞は最優秀賞1首。優秀賞2首。秀逸賞...

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