ドジャースが勝った負けたとはらはらしシャンパンシャワーでとどめの勝利 ドジャースが勝ちましたねヤンキースが負けてがっかりした人たちもいる私は大谷さんの怪我の…
一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
アナベルの咲き乱れし庭通り過ぎ恩田川縁の雑草を見る 紫陽花は色を変える七変化と言われる所以であるそして近頃は紫陽花の色も思いがけないものがある白から薄緑に変…
始まりは三十年前の長野県サリンという名を初めて聞きし 30年前の1994年6月27日松本サリン事件は8人の死者が出たマスコミの論調は被害者が犯人とマスコミも…
友の手で引き上げられし水底の小闇き冥府に招かれし夏 子供の頃溺れかけたことがあります川遊びをしていて深みにハマったのですどうしても水面に出られなくて あと少…
カフェインが苦手な私が探すのはカフェインレスの麦茶十六茶 カフェインが苦手ですコーヒーの味を覚えてから半世紀以上にわたってコーヒーを愛飲してきました無糖無ミ…
紫陽花のまろき花ふさ哀しかり変化してゆく人の心は 紫陽花は七変化ともいう花の色が刻々と変化するから我が家のアジサイは薄桃色からピンク濃いピンクそして紫へと変…
薄青きオタクサの花しとどなる雨吸い上げて淡く光れり 美しい紫陽花にオタクサの名をつけし人雨に艶増すを知っていたのだろうか梅雨が来た 雨に打たれる時紫陽花はま…
淡色のパステルカラーを指先に重ねて行けば密に深まる パステル絵の具は塗るほどに重ねるほどに深まる単色では出せない微妙で不思議なな色合いだから重ねる 塗り込ん…
「リプレイ」というタイトルのノベルあり吾にもリプレイしたきことあり 人生を「リプレイ」できたら・・・そう思ったことはありませんか?リプレイという小説を読んだ…
負け知らずの藤井八冠危しと叡王戦の五局見守る 一夜明け藤井聡太は七冠に孫が敗れた如く悔しい 藤井聡太が破れるいつかは来ると思っていたが今じゃないプロになった…
イスラムの巡礼はゆくメッカへとサウジアラビア四十九度 メッカへと巡礼に向かうイスラムの敬虔な信者たち20日までに900人が熱中症で亡くなったと聞く 目的地サ…
友どちと阿夫利神社に詣でたる茅の輪をくぐる乙女等の声 いつだったか友人五、六人と阿夫利神社に詣でたちょうど茅の輪が出ていたもちろん我々も潜ったが若い乙女たち…
連れ合いは長き眉毛が自慢なり白髪混じりのゲジゲジ眉毛 眉毛が長いと長生きする、とか嘘か本当かわからないけどなんとなくそんな気もする太くて長い眉に白髪が混じれ…
幾重にも重ねし衣に護られて生れしたけのこ天をめざさん 筍の旬(食べられる)も終わり今は上へ上へと伸びているその成長速度は驚くほどそしてその姿は真っ直ぐで美し…
曇天の日には常世のつばくらめ低く飛ぶなり水田の上を 晴れたり曇ったり梅雨に入る前の日々は定まらぬ天気に悩まされる曇った日には燕が低く飛ぶ 燕の餌の虫たちは曇…
ローラーがぐりんぐりんと腰をもむ毎日通う整体の幸バネ指のリハビリに毎日整体に通う看護師さんに薦められてマッサージ機にこれが至福全身をぐりんぐりんともみほぐすき…
ひっそりと路地にひと群れ半夏生行きたくないな歯医者の予約 三、四ヶ月に一度歯医者に行く予防医療の一環歯磨きと歯垢チェック行きたくない 途中の路地に半夏生が半…
楽しみは大谷選手のホームラン異国で戦う平和の戦士 戦いはスポーツだけで十分だそれでも戦のや止まぬこの星 七カ国首脳会議、国連職員拘束ウクライナ、ガザ、シリア…
老いてなお春を待つのは楽しかり梅桃桜文字摺の花 青春は最も美しい季節喜びも感動も悲しみも全てが美しい老いの春は小さな喜び小さな悲しみ 青春の花は牡丹芍薬百合…
青春があるなら老いの春もあるスキップをして街に出てゆく 青春(あおはる)は遠くなったけど老いの春はまだまだこれからスキップができるかどうか怪しいけど青空の下…
灯り消しエアコン消してひっそりと息詰まる日々光熱費上がる こうも何もかも値上がりしてはたまらない日々の出費が5割増感覚的には二倍年金世代は辛い それでいて世…
川沿いの路地にひと群れ半夏生稲は植えねど蛸は食せり 半夏生の季節です一部が白くなる不思議な植物半夏生を見るとタコが食べたくなります蛸は美味しい 稲がしっか…
鬣を朝な朝なに梳いており梳くほどに艶ましてゆく狼の裔 愛犬は今、換毛期真っ最中毎朝身体中の毛を梳くふわふわの毛が一面に散らばる背中の真ん中に鬣がある狼の名残…
思い立ち新美南吉読みし日は心の凝りがとろけてゆかむ 今までは長編、難読物がお気に入り最近は優しい言葉、優しい物語がお気に入り 久しぶりに手に取った児童文学、…
熊さんがある日ある時やってきて住宅街を歩いておりぬ 森のクマさんある日、森の中熊さんに出会った花咲く森の道熊さんに出会った 最近の熊さんはこんなに長閑では…
月に住む桂男はイケメンで我はなりたし桂女に 中国が月の裏側のサンプル採集に成功したとか裏側のサンプルは初めてだ表と裏に違いはあるか? 月には桂男が住むと言う…
にわたずみ避けて踏む草幾千の雨露宿すきらりきらきら 庭のあちこちに犬の掘った小さな穴がある雨が降ると潦となって小さな水溜まりになる 小さいけれど水溜まり足を…
路端の茅花に雨の降り掛かるペトリコールの匂い立つ季節(とき) バスの窓からぼーっと外を見ていた雨の中、歩道を歩く人もなく路端の茅花が揺れている猫じゃらしのよ…
ドクダミの白き十字の花の群れ雨に晒されピュア深まりぬ ドクダミは名前で損をしている「現の証拠」「たちまちぐさ」「みこしぐさ」「十薬」 ありがたそうな名前もた…
雨雨雨晴れ雨雨雨雨の夜チャレンジャー大和勝者となりぬ 昨夜、日本スーパーフェザー級王座決定戦で波田大和選手がKO勝ち3回、KO率8割以上を誇る波田の右フック…
雨雨雨晴れ雨雨雨今日の雨若葉青葉の命のシャワー 雨です梅雨入りはまだ雨です台風が通り過ぎました雨雨雨です 育ち盛りの若葉達が歌っています踊っています雨粒を飛…
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ドジャースが勝った負けたとはらはらしシャンパンシャワーでとどめの勝利 ドジャースが勝ちましたねヤンキースが負けてがっかりした人たちもいる私は大谷さんの怪我の…
ハロウイン渋谷新宿禁止されどこへ流れるインバウンドの人 今日はいよいよハロウイン毎年、渋谷で騒いでいたインバウンドの旅行者たち渋谷は去年から路上飲酒が禁止に…
秋雨は犬の背濡らし鈍色のにわたずみ流る一トルコリラ 昨日も雨、今日も雨外に出る度に犬の背が濡れる鬱々とした秋雨の日に低きに流れるにわたずみが恨めしい 韓国の…
雨雨雨猛暑の後の雨の日々うんざりしたりきのこ食見つつ 雨が降ったり止んだりダラダラと曇り雨の日々スカッとした秋の空が恋しい羊雲が恋しい 今年は茸が豊富だとい…
朝顔の乱れ咲きおり投票日無人販売の大根を買う 朝一番で投票に行く朝顔が美しく咲く庭で体操をする人がいるすでに投票を済ませた人とすれ違う いつもと違う時間の街…
缶詰をつまみに友と酒を飲むペーパームーンは職場の近く 若い頃、とにかく働いていた忙しくて睡眠時間もままならずそれでも働いていた頃少しの時間に息抜きをした職場…
秋になり夏の苦手な友が逝くポーチュラカの上ベニシジミ飛ぶ 物語を書く会の仲間が一人逝った夏が苦手だといい八月の会はお休みにした人秋になったのに逝ってしまった…
真之山越えれば家庭菜園が並ぶなだりに赤とんぼ飛ぶ 小さな山真之山それでも急峻な坂を登るすぐに頂上反対の斜面に広がる家庭菜園 近所の団地の人々の丹精こめた小さ…
絵を描けと友より木通を賜りしふたつの紫紺艶やかなりし 友が木通を持ってきて絵になるでしょ?下手な絵を楽しんでいる私にお土産と・・・珍しくてまだ大切に飾ってい…
駅近の「泰巖歴史美術館」安土の天守信長の夢 町田市の駅近くに「泰巖歴史美術館」がある舘名は信長の戒名「揔見院殿贈大相國一品泰巖大居士」から取られたという 正…
清明な朝の空気を吸い込めば朝焼けの下救急車の音 このところ朝晩の気温が下がり過ごしやすいいや、寒々しい今朝は朝焼けが美しく清明な空気が美味しい 朝晩はすっか…
細道はススキの中を登りゆき小昏き檜の木の間に消ゆる 公園の小高い丘を登るさらに奥には山がある薄の道を登っていくと展望が開けるそのさきは檜の林 街中の公園と…
さむき朝山法師の実赤くなる今宵の鍋は肉団子入り 木のみが赤くなるハナミズキも山法師もナナカマドも錦木もみんな赤くなる鳥たちには嬉しい秋 昨日は30度の夏日で…
絵本とは優しい世界そのもので私の心もぐりとぐらになる 絵本作家、中川李枝子さんが亡くなった「ぐりとぐら」シリーズの小さな野鼠の兄弟がほんわかとした世界を作る…
垂れ下がる檜の青き実の下で深呼吸する元気をもらう 横たわる朽木に生える白キノコ森の香りは湿りを含む 久しぶりの公園探索やっと夏の暑さから解放された友人と公園…
口笛を吹きつ肴の仕度する休日の夫楽しげなりし 休日は呑む日毎日呑んではいるが休日は楽しく呑む日夫のささやかな楽しみお酒を呑む日 夜が近づくと肴の用意をする鼻…
真之山越えれば家庭菜園が並ぶなだりに赤とんぼ飛ぶ 小さな裏山を越えると反対の斜面が現れる切り開かれて小さな菜園が並ぶ近所の団地の人が家庭菜園を営む 斜面の細…
悠久の時を旅するほうき星次回見るのはG(ゴキ)かも知れず 紫金山・アトラス彗星が地球に接近しているらしいこの彗星の周期は8万年とか恐ろしく永い 東京ではこれ…
歩けるし耳も聞こえる目も見える指の痛みに負けるな私 時々思い出したように痛みが襲うへパーデン結節老いの病だという 不便なのは鉛筆、箸が当たると痛い私のは右手…
茜さす空に梵鐘消えゆけり寂寂と聴く秋の訪れ 夕暮れ時の梵鐘は趣が深い秋の訪れを感じるこの頃時に切々と聞こえる他の季節にはない感慨だ 茜空に尾を引いて消えてゆ…
ハロウイン渋谷新宿池袋神のいぬ夜をさまよっている 昨夜はハロウインいつの間にやら渋谷はハロウイン天国に仮装する、路上飲み、ゴミの山ハロウインってそんな日? …
雲のなき空をすべるや鳶一羽老いの憂いを知るや知らずや お天気続きのこの頃雲の一欠片もない空鳶がゆっくり滑ってゆく他の鳥のようにハタハタと羽ばたかない 群れな…
洗濯機とうとう壊れて動かざり手を合わせても再起せざりき 洗濯機が壊れたまだまだ使えると思っていたが約七年弱の寿命だったこの前の機械は十年以上だった(13〜1…
川沿いの古き家屋が壊されて陽に晒される花ほととぎす 人のすまなくなった家は朽ちるのが速い2、3年するとはっきりと廃屋の様相を呈す無惨だ 取り壊されてポッカリ…
この径をまっすぐ行けば七丁目かの銀巴里の跡に石碑が 昔通った銀巴里銀座七丁目の一角に石碑が立っている今でも歌声が聴こえるようで切ない 昔も昔まだ若かった頃友…
銀座まで個展観にゆく秋の午風は静かに火照りを冷ます 久しぶりに銀座に絵の先生のお嬢さんの個展を見に行きましたお人柄そのままの温かい作品でした 彫刻の勉強をさ…
筋雲が空一面に広がって寺のサンザシ赤き実たわわ 毎日が秋の晴天気持ちの良い日が続いています筋雲の蒼空さんざしが赤い身をつけている山査子のみは生薬 漢方では消…
「晴天の霹靂」という米を炊く米は静かに炊き上がるなり いつののコメとは違う銘柄の米「晴天の霹靂」を見つけた名前に惹かれて買ってみた誰がつけたかかなり印象的な…
朝なさな珈琲の香をただよわせ神にとどけと祈る秋の日 世界から紛争が消えないガザでウクライナでスーダンで世界中で衝突が繰り返されている 空は青く秋の風は気持ち…
なかなかに開かぬ踏み切り待つ朝ラファ検問所の開くを待つごと ガザ地区への支援物資搬入のためエジプトとの国境の検問所「ラファ検問所」がやっと開いた 水も食べる…
打ち寄せる白き小さき波頭砂浜洗いするり引きゆく 夏の陽の降りそそぐ海江ノ島を見つつサーファーを見つつ歩めり 昨日からやっと秋らしい気温昼間の風の心地よいこと…
ジージーとみみず鳴く声高まりぬ秋の訪れ耳鳴りやまず 一年中、耳鳴りがする気にしないようにはしているがなんとも鬱陶しい夏には蝉の声と紛らわしい秋にはみみずの声…
間違って乗ってしまった観覧車かたく目を閉じ闇を見ていた 高所恐怖症の私たまに間違いが起こる決してならばぬ観覧車の列小さい子供だけでは乗せられない・・・・・ …
さらさらと幾年月の流れゆく芥の吾は浮きつ沈みつ 歳をとると時の流れが早くなる一日があっという間に過ぎ一週間がすぐ終わることある時は激流の如く穏やかな時はサラ…
波のない海に遊びしサーファーの甲羅干しする海岸デッキ 鵠沼海岸を歩いた江ノ島までの一駅照りつける夏日の太陽海と歩道の照り返しサーファーが寝ている 散歩には…
とんぼうに逢いにきました日向山「スズメバチ出ず」慌てて戻る 近所の小さな山「日向山」自然豊かでキャンプ場もある子供たちの自然体験場だ麓付近にはトンボもいるそ…
転けたるは老いが故にとなだめたる悲しからずや老いの深まる ちょっと油断すると転ける階段、縁石、敷居・・・・・一番心に響いたのは、畳の縁どこでも転ける 転けな…
つづら折り坂を登れば黄の蝶が少し先ゆく鬼さんこちら キタテハがフラフラと飛んでいる秋の山道、萩、ガマズミの道ゆっくり歩く我々の後になり先になりオレンジの色も…
彼の国に連れて行きませまんじゅしゃげ母のいる国父のいる国 曼珠沙華は天上の花遠い昔に逝った両親が突然蘇ることがある切ない 父も母も百パーセントの愛情で子育て…
彼の国に連れて行きませまんじゅしゃげ母のいる国父のいる国 曼珠沙華は天上の花遠い昔に逝った両親が突然蘇ることがある切ない 父も母も百パーセントの愛情で子育て…