続いて、4番目と5番目の水槽へ。この駿河湾の生き物エリアは東西で2つの区画に分かれており、入口がある東側に設置された水槽の方がより容量が大きく、多魚種が混泳した物となっている。4つ目の水槽も、3つ目の水槽ほどでは無いにせよ10種類くらいの魚が泳いでいる。むしろテングハギや、ツマリテングハギといった大型で見た目がユニークな種が中心なので、見応えのある水槽だ。いちばん複雑な模様をしているのは、ソウシハギ。ヒブダイは、メスの黄色い個体が泳いでいた。オス化すると青みが増す。真っ赤なキツネベラは既にオスへと変わり、背中の黒い斑紋が薄れている。個体数が多いのは、群れで泳ぐカスミチョウチョウウオと、ハタタテダイ。それから数は少ないがトゲチョウチョウウオも、この水槽で一緒に暮らす。あとはギンユゴイに、モヨウフグと。いずれ...東海大学海洋科学博物館1F駿河湾のいきものFILE:3