誰かとの出会いは、いつも書きかけのままで続きを探してる。
いつの間に私の青春時代は通り過ぎて行って、いつの間に大人になったのか。ただ、振り返ると輝かしい青春が確かにあった。
2018年8月
お題「カメラ」 昔の携帯をあさって恩師の電話番号を調べた金曜日 見ちゃうよね、画像フォルダ 忘れられない元彼。 一緒に笑う写真。 カメラ関係の仕事をしていたから いつも撮り方や見せ方にこだわってたね あれ、こんなに写真撮ってたんだって 自分でもびっくりするくらい。 今の旦那はカメラを向けると顔をそらす。 それが悪いとかいいとかじゃなく 10年後、あの頃のあなたはどんなだったっけ? そんな思い出に浸れないのが少し寂しい。 無い物ねだりなんでしょうね なんだかずいぶん、思い出してしまう 過去に戻ったとしても 私はあなたと別な道を歩むけれど せめて別れ際に、ちゃんと顔を見てありがとうって伝えたかった…
恋愛なんてものから 遠く離れてしまった三十路手前。 子供達といられれば充実感も欲求も ほぼ満たされる幸せな毎日。 時々ふと考える。 独身時代の気ままな暮らしが思い出せない。 誰かのために生きるというのは こういうことなんだと 子供たちに教えてもらった。 あの頃いくら愛してるだとか大好きだとか言っちゃったって どうせ自分一番のお手軽なものだったんだな。 それほど育児というものは大変で、 親になるということはとってもとってもすごいことだった。 だからこそ立ち止まってしまう。 私の人生はどこいった? 親になったら自分の時間なんてないのが当然? 母親はしちゃいけないことがやまほどある? 日によって答え…
おれ、ばななのこと ずっと前から好きだったよ そう突然告げられたのは 数日前の台風が通った日 憧れだった先輩。 お互いに既婚子持ち。 どんなつもりでいってんの? そういって笑ってごまかすところなのに わたしもずっと好きでした ここまででてるのに 絶対に言えない言葉 せんぱい、ずるい 冗談とも取れるような言い方で なんとでも言い訳できるように そんなこと言うんだから お互い自営業。馬鹿な真似はできない。 わたしは今まで一度も その憧れてた手にすら触れたことがないのに この先も、触れられないのに そう思うと切なくなって ますますどんな顔でバイバイしたらいいか、よくわかんなくなって 帰り際に後ろから…
2018年8月
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