心に響く言葉や詩歌などを、書(筆文字)でつづります。また、身近な癒しの空間へご提供しています。
七夕に和歌を書きたくなった頃-たなばたのとわたる舟の梶の葉に…
// (水玉はがき) たなばたのとわたる舟の梶の葉にいく秋書きつ露の玉づさ (俊成)【通釈】七夕の天の川の川門を渡る舟の梶――その梶の葉に、 秋が来るたび何度書いたことだろう、 葉に置いた露のように果敢ない願い文(ぶみ)を。(藤原俊成 千人万首より)新古今集にある歌だそうですが、 和歌や俳句などもしみじみくるこの頃。ふうちゃん(先代父猫)を先月見送ってから、 少々感傷的?よくいえば情緒的になっている わたくしでしょうか。学生時代に、中桐雅夫先生に接する機会がありました。 詩人として著名でいらしたのですが、 とても腰の低いもの静かな方でした。その中桐先生の詩集『会社の人事―中桐雅夫詩集』に 「や…
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