8月13日に受けた健康診断の結果が出たため、 クリニックへ行き、診査結果票の受け取りと、 医師の話を聞いた。 同時に受けた胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの検診結果は、 すべて陰性だった。 今年も、血糖値だけが正常値を超えていて、その他は正常だった。 血糖値 186(正...
最愛の妻の姿は消えてしまいましたが、魂は存在すると信じて、毎日一緒に過ごして行きたいと思います。
水は高いところから、低いところに流れる。 これは自然な現象だ。 逆に、現在の位置より上げるには、 ポンプ等で人為的に力を加えることが必要になる。 私が妻に惹かれていたのと、 水が低いところに流れるのは、同じ現象と言える。 なんの力を借りることなく、 私は妻への愛情をぶれるこ...
現在、深夜。 ブログを書いている。 シーンと静まりかえっている。 今日も暑い。 エアコンは取り付けていないので扇風機で風を送っている。 部屋の入り口を見る。 そこから、入ってくる妻の残像が浮かぶ。 その残像が、リアルの妻に変わるような感覚が生じる。 ひと呼吸して、「それはな...
中尾彬氏が亡くなった。享年81歳。 何度か夫婦で出演していたのを見ていたが、 いつ見ても、いい関係を持っている夫婦だと思って見ていた。 “おしどり夫婦”なんだろうが、 他の“おしどり夫婦”と呼ばれる芸能人の夫婦と比べて、 べったりではなく、いい距離感を持った夫婦という印象が...
1ヶ月前のブログで、 正味期限が今年の4月までの30個のパックご飯があるのに気付き、 炊飯器でのごはんを一時中断して、 1ヶ月間、“パックご飯”月間とすると書いていたが、 やっと、一昨日最期の1個を食べ終わり、 昨日、1ヶ月ぶりに炊飯器で炊いたごはんを食べた。 当たり前だが...
”妻の記憶”は、 私を悲しくさせたり、心地良い気分にさせたりして、 私の心を揺さぶる。 ”妻の記憶”がなかったら、 私は、心を揺さぶられることなく、 平和な毎日を送っているかもしれない。 でも、それはつまらない平和だ。 “妻との出会い”は、 私の脳の中に、”妻の記憶”を作り...
私には子供がいない。 妻が亡くなり、私は単身高齢者となった。 終活を始めているが、 終活作業は、 生前にやらなければならないことと、 死んだ後にやらなければならないことの 2つに分けられる。 生前にやることは、私が頑張ってやればいいが、 死んだ後にやらなければならないことは...
”妻の記憶”は、 私の残りの人生に、ずっと寄り添ってくれている。 二人の時間が始まった最初の瞬間に還る。 脳の報酬系が作動する。 二人ではなくなったが、一人でもないと、 私に思わせてくれている。 記憶は、 目で見ることは出来ないが、脳で見ることが出来る。 夢も、目ではなく脳...
掃除といえば、部屋の掃除が思い浮かぶが、 心の中の掃除というのがあると思っている。 妻は掃除が苦手な人だった。 片づける気力がなかなか湧かないことが理由だと思っている。 だらしない性格かというと、そうは思っていない。 妻が、発達障害の一種のアスペルガー症候群だったことが そ...
世間では、「人生100年」というワンパターンのフレーズが、 あちこちで飛び交っていて、 長生きするためには、何を食べればいいか、 1日何歩、歩けば けばいいいか、睡眠時間は何時間がいいか、 いつまでも社会とつながっているのが若さの秘訣、 などと、 寿命を延ばす秘訣をテーマに...
妻は、今どこにいるのだろう。 時々、そんなことを考える。 空の彼方か、土に戻ったか、それとも私のすぐ傍か、 もうどこにもいないのか。 「私の心の中にいる」という言い方も時々するが、 これは、概念化された妻であり、 私が本当に求めているのは具体的な妻であり、 何処にいたとして...
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8月13日に受けた健康診断の結果が出たため、 クリニックへ行き、診査結果票の受け取りと、 医師の話を聞いた。 同時に受けた胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの検診結果は、 すべて陰性だった。 今年も、血糖値だけが正常値を超えていて、その他は正常だった。 血糖値 186(正...
以前は、妻と二人で暮らしていた。 今は、一人で暮らしている。 誰が見ても、私は一人暮らしなのだが、 私には、“二人”が続いていると感じる時間帯がある。 その時間帯にも3種類あって、 「私の脳内」、「心の中」、「私のそば」に、妻は現れる。 脳内に現れる妻は、 私の記憶にある姿...
彫刻に於いて、 粘土で作る彫刻は、作成中、変更が効くが、 木を彫って作る場合、 一度彫ったものは後で変更が効かず、 それが作品として残ることになる。 私の人生は、 妻を50代で亡くす人生となり、 木を彫って作る作品のように、 変更の効かないものとして確定した。 妻の年齢は、...
妻は、私の脳の中でしか存在しなくなった。 “リアルな妻”は、もう見ることは出来ない。 脳内に出てくる妻は、 夢の中に出てくる妻、過去の思い出の妻、の2種類であり、 色は、いつも白黒のように思える。 “リアルな妻”は、しっかり色がついていた。 まず、この点が違っている。 更に...
私は人に誇れるものは、ほとんどないけれど、 一つだけ、多分、世界で一番だと思えることがある。 それは、妻のことをどれだけ知っているかということだ。 (厳密に言えば、妻が一番で、私が二番なのではあるが・・・) 妻の母親と二人の姉はどうだろう。 毎年、大晦日に、妻の実家を二人で...
妻とは、1年付き合って、24年半一緒に生活した。 その24年半を分割すると、 妻が健康だった時の24年余りと、 4か月半の闘病期間に分けられる。 妻も私も、この4か月半の間、二人の生活の最終段階を意識し、 お互いに相手を一生懸命見つめ、凝縮された生活であった。 余命1年の告...
思い出には、いい思い出と、良くない思い出がある。 妻に対しても、いい思い出と、良くない思い出がある。 例えば、 妻の屈託のない笑い顔、 妻の面白い行動、 妻との日々のふれあいなど “いい思い出” が頭の中で再生された時、 一瞬、心地良くなる。 しかし、 すぐに、心は一転して...
命がなくなる時=死 命がある時=生 妻がいる時は、 私は“生”を続けることが、義務だと思っていた。 それは、 妻を私が看取ることが、私の責務と思っていたので・・・。 妻も、自分が看取られる方を望んでいた。 妻が先に亡くなり、二人が望む結果となった。 妻が50代で亡くなること...
暑い日が続く。 暑さに弱い私が設定している「耐える3ヶ月」の2ヶ月が終わった。 あと1ヶ月耐えれば、期間終了となる。 今後、更に温暖化が進むようだと、 私の“エアコンなし生活”に限界が訪れるかもしれない。 10日ほど前からマウスの反応が悪くなり、 そして、15日(木曜)夜に...
私は、妻を「点」として見ていた。 一点集中という言い方があるが、 私は妻に一点集中していた。 私から見て、 妻は、「面」」の中に存在している人ではなかった。 妻は、唯一無二の「点」という存在だった。 1点だけ見ていると、比較するものがなくなり、 妻に集中することが出来た。 ...
パリオリンピックが閉幕した。 水泳が低調で、レスリングのメダルラッシュ(特に金メダル) が目立つ大会だった。 今回のレスリング出場者には共通の点があって、 試合中は積極的な動きで勝利を掴み取り、 試合後は、観客席の人たちとふれあって、喜びを分かちあい、 インタビューでは、揃...
5年満期の生命保険満期返戻金が振り込まれた。 ドル建ての保険で、契約時はドル円が107円だったのが、 精算の基準日である8月5日の145円で計算されたため、 払い込み額を大きく上回った。 振り込まれた金額の一部で新規の保険に入る前提で、 保険会社の担当のSさんと、昨日の夕方...
私は、大きな金額ではないが、株式投資をしている。 8月2日の金曜日、 2000円を超える史上2番目の下げがあった。 その日の午後、反発を予想して1銘柄購入したが、 8月5日の月曜日、 ブラックマンデー超えの、4,000円を超える史上最大の下げ幅となった。 8月6日の火曜日は...
妻と出会ったことは奇蹟と言えるかもしれない。 私が32歳の時、 大阪から東京への転勤がなかったら、 妻と出会うことはなかった。 結婚式を挙げた時、妻は33歳、私は38歳、 当時だと、お互いに結構な晩婚に当たる。 妻は、 高校の同級生と大学(別々の大学)に入ってから付き合い始...
新聞を読んでいて、 記事の下に掲載されているビジネス総合誌の広告の内容に 目が留まった。 「70代の悩み」と書かれており、 私は、あと2ヶ月半で70歳になることから、 少し気になり、広告に書かれている内容だけは、 目を通した。 老後が長すぎる ボケる・ガンになる ...
体は、 「過去・今 」は経験している。 「未来 」は、経験していない。 一方、 頭の中では、 「過去」に行ったり、「未来」に飛んだり出来、 まさに、 いつでもどこでも移動可能な“タイムトラベル”の様相を示している。 「過去・今」、「今・未来」、「過去・今・未来」、 毎日、 ...
私は、 心の中にある重たいものが、一時的に取り除かれる時がある。 それは、2種類あって、 一つが、運動(テニス)したあと、 もう一つが、涙を流したあと。 この状態の時は、 絶対に勝てないと思っていた“喪失感”に、 間違いなく勝っている。 しかし、この状態は有限であり、 経験...
20日、 ベランダ前から、蝉の鳴き声が聞こえ始めた。 夏を感じるとともに、妻を思い出す。 妻は毎年、蝉の鳴き声を聞くと、 「蝉さん偉いね。毎朝4時○○分に鳴き始めるのよ」 と言って、私に報告していた。 妻の寝室はベランダ側であるが、 私の寝室は内廊下側なので、 早朝の蝉の声...
妻が生きてる時は、 二人のいい老後のためには、 時間とお金は大事で、 この二つについては、先を見据えて生活していた。 時間は、 目に見えないが、体感として知ることが出来る。 生きてる間は、誰もが平等に持つことが出来、 長生きした人ほど、生涯に持つ時間は多くなる。 お金は、 ...
暑い日が続く。 暑さに弱い人、寒さに弱い人、 私の周りにそれぞれいるが、 私の場合は、暑さにめっきり弱く、寒さには強い。 会社勤めの頃、同じフロアに社員が40人ほどいたが、 おそらく私が寒さに一番強かったのではないか。 暑さに対しては、一転して弱くなり、 動きが緩慢になって...
妻が生きていた時、 80代半ばくらいまでは、二人の生活は続くと考えていて、 その間に注ぐ妻への愛情量を、私は、概ね自分で考えていた。 しかし、妻は、60歳まで2年を残して、旅立った。 妻は、20~30年分の愛情を受け取らずに行ってしまった。 私は、好きなもの、好きなことを、...
「心」というものについて、考えてみた。 「心」について説明しろと言われても、説明はむずかしい。 なぜなら、 どこに存在するかが不明だし、 実体がはっきりしない。 個体でないことだけは確かだ。 神様は、人間に、顔、脳、手足、胴体などを与えた。 見えるものとして、それぞれの個性...
妻はオーソドックスな人だった。 テレビでの、現代の恋愛ドラマは見ることはなく、 昔の洋画を見るために、スカパーの契約をするほどだった。 最近の映画は、アクションものが多い印象で、 暴力的なものを嫌う妻にとっては、対象外となっていた。 アクションもの以外も、 最近の映画は、昔...
出かける前にテレビを付けると、 「徹子の部屋」という番組をやっていて、 ゲストで大和田獏が出ていた。 黒柳徹子との30分の対談なのだが、 大和田獏の話を聞きたくて、 出かけるのを番組後にすることにした。 大和田獏は、妻である岡江久美子を、 新型コロナウイルス感染症による肺炎...
昨日、100円ローソンで買い物をしていたら、 昔懐かしい歌が流れてきた。 歌っているのが薬師丸ひろ子ということはわかるのだが、 曲名が出てこない。 本来は来生たかおの曲で、旋律は同じだが、 それぞれ、曲名が違ういうこともわかっている。 私が20代後半の時のJ-POPだ。 こ...
「神のご加護がありますように」 欧米人が使っているのを、よく耳にするが 日本語にすれば「お大事に」のような感じだろう。 個人的には、響きのいい言葉に感じる。 私は宗教人ではないのですが、宗教的な言葉には関心があります。 宗教の中に入っていくことには抵抗がありますが、 外か...
私は、毎日、 寝て、食べて、運動したり、テレビを見たり、 言わば、生活(生きて活動)している。 私は、並行して、 人生(人として生きている)を歩んでいる。 どちらも「生」とういう文字が入っていて、 生きているから経験していることと言える。 二つの違いと言えば、 「生活」は、...
テニスの休憩中、ベンチに座っている時、空を見た。 遠くに雲があるが、今日も雨が降ることはないだろう。 暑さで、体力の消耗が激しい。 空の青い部分を見ていると、 その先に妻がいる感覚になり、しばらく上を向いていた。 その間、心が安定していることがわかった。 妻と私はまだ繋がっ...
出産時に夫の立ち会いのもと、 痛みとの戦いを経て、無事に赤ちゃんを出産し、 涙する奥さん、それを見て微笑む旦那、 番組でその様なシーンを見ていた。 一つの命が誕生する瞬間であり、 見ていて、“命”というものを改めて考えることになった。 私は、それを見た後、 目がテレビの下に...
前回のブログで食欲がないことを書いたが、 それは、まだ継続していて、 15日から17日にかけて、 16日、17日の朝にパンを一切れだけ食べただけで、 それ以外に食事は取らなかった。 体重は3日間で、76.6キロから73.6キロに減った。 運動してもなかなか減らなかった体重が...
暑さがじわじわ体に浸透してきて、 何をするにも、体がだるく、突っ込む力が弱くなっているのがわかる。 食欲がなく、昼は食べなかった。 今日は湿度が高いせいか、より不快だ。 暑さとの戦いは、9月の上旬位まで続くだろう。 この時期は、テレビでも戦争をテーマにしたものが多く、 自然...
終活をゆっくりゆっくりと進めているが、 モノの断捨離は、一服していて、 今は、心の断捨離に重点を置いて、作業を進めている。 自分を整理する。 整理するためには、まず自分を知らなければならない。 過去という時間軸を通して自分を知る方法と、 接する相手を鏡にして、空間的に自分を...
妻と私は、「太陽」と「月」の関係のようで・ 私が「太陽」の時は、妻は「月」、 妻が「太陽」の時は、私は「月」。 地球から見て、 「月」の存在を知るのは、 月が太陽の光を反射して輝いているからであって、 独自で輝いている訳ではない。 太陽が、月を輝かせているのである。 と言う...
妻が残してくれた温かい思い出。 私の脳と心に、妻はたくさん残してくれた。 それらは、私の人生に彩りを添えてくれた。 妻と出会ってなければ、 私は、今とは違った自分になっていただろう。 妻を失った後、妻への郷愁は残っているけれど、 妻が私の心の中に置いていった温かい思い出は、...
妻の夢を見た。 夢は毎日見てると思うが、 その内、朝起きた時、記憶に残っている妻の夢は、 過去を調べると、 2022年5月、9月、2023年1月、4月、 そして、昨日となる。 これを見ると、3、4ヶ月周期で見ていることになる。 ということは、年に3、4回見るということになる...
私には、現在、二人の自分が存在する 以前は、一人の自分でよかった。 妻とのより良い生活だけを考えていればよかった。 妻を亡くして、二人の自分になった。 一人は、 妻を亡くして、 孤独と共に「今」という「現実」を生きている自分。 もう一人は、 いない妻と繋がろうとしながら、生...
ブログには、 心の中の“もやもや”を吐き出せる場所として、 心のケアをしてもらっているが、 記憶を書き留めておく場所としても、 利用させてもらっている。 今回は、“妻に似た人” について、記録することにした。 テレビを見ていて、 「あれ、この人、妻に少し似ているな」と思える...
妻はもういないのに、 何故、私は、妻を探すのだろう。 姿を見せないことはわかっている。 しかし、どっかに隠れているはずだ。 その見えない妻を探し出すことが、 死別経験後の、私の仕事であり、趣味であり、宝探しとなっている。 そうしている時、 子供の時の、“かくれんぼ”のように...
関東も梅雨が明けた。 これからは、雨が降らないので、より暑くなる。 空からの雨は降らなくても、 心の中の雨は降り続く。 妻が亡くなって一定の期間は、 台風の豪雨に対して、吹き飛ばされないように、 興奮気味に、ずぶ濡れになりながらも、 傘が飛ばないように、立ち向かっていた気が...
7月は、私にとって、2つ復活したものがあった。 こういう書き方をすると、 すごいことかと思われかねないですが 極めて、小さなことです。 1つ目は、 結婚する前の独身時代以来、30年ぶりにご飯を炊いたこと。 妻がいた頃は主に外食、 妻が亡くなってからは、パックご飯で済ませてい...