一時代前風のざらついた映像の中で、カラスが頻りに鳴きながら飛び交うという 不気味さを漂わせてスタートした本作。 それから、ブレるサブタイトル、刑事の乗った車にふらふらとぶつかって接近する男たち、 ちっちゃくなった!?@前期の某ドラマ とは到底言いづらい強烈さを放つ殺害現場に、 滲んでいるように見えるSNSの投稿が並ぶカット…など 数々の不気味な要素を畳み掛けた事によって、 宇喜之(小日向文世)が普通に食べているはずの葛ねりまで 気持ち悪く見えてしまう所が面白かったです。 冒頭から引き込まれましたね。 本作って漫画原作じゃなくてオリジナルだったよね?と調べてしまうくらいには、 独自の世界観が既に…