脳性まひの筆者が、折にふれ、浮かぶ思いをつづる。 サンバイザーに割り箸をつけたのをかぶり、頭を動かしながらPCのキーを打ちます。
エアコンのリモコンのボタンを押す。うちのなかではこのところ、とりわけこれがなかなか煩わしい、と思うときがあります。 脳性まひの障害でおきる不随意運動がありますが、そのときによって、からだがいつもよりいうこときいたり、きかなかったりします。 狙いをさだめたリモコンのボタンのところに、うでがその意志どおり動いてくれれば、げんこつの角でボタンを押します。 ですが、どうがんばってもあさってへ手がいってしまうときが多く、だいたい鼻でボタンを押します。 25度にして、よし、とくるりとうしろへ向き、パソコンの前に這っていきます。 割り箸のついたサンバイザーをどうにかかぶり、それから正座します。頭を動かしなが…
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