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  • 出張の移動日は、気楽だ

    いつも通りの出張中、いつも通りのただの日記。 時系列順に書いていけば日記になるだろうか 今日のフライトは午前中なので早朝から移動を開始した。台風10号の影響で飛行機が飛ばないことを恐れていたが、台風は無事消え去ってくれたらしい。まあ台風を理由に出張が消えてもいいとは内心少し思っていたが、問題ないのであればそれはそれで問題ない。 早朝のため都心部へ向かう電車は比較的空いていたものの、羽田へ向かう京急はやたらと混んでいた。タイミングが通勤時間と被ったこともあるだろうが、やはり朝から空港へ向かう人も多いのだろう。それが旅行であっても仕事であっても、とにかく目的地は同じだ。 京急線では満員にも関わらず…

  • 意外と他国の言葉に触れる機会がある、それが好みかは別として

    今日からまた海外出張なので、てんやわんやです。 なんともグローバルな感じがするかもしれませんが、私個人の意向としてはグローバルに活躍したいなんて気持ちはさほどありません。むしろお米を主食として日本で日本語を使ってまったり生きていたいと思っているのですが、そうは問屋が卸さないのが現実です。お仕事柄、望んだわけではないのに様々な国の言葉で書かれた資料を読んだり問い合わせに対応したりしてきました。 今の部署ではそれに加えて外国語での資料を作る仕事があります。主業務ではありませんが年に一度くらいはタスクが発生しそうな気配です。 なんとも、困ったものです。 文字体系に詳しいわけではない そもそも漢字(表…

  • 教養を身につけた人は自然体でマインドフルネスの状態にあるのではないか

    マインドフルネスはだいぶ人口に膾炙した言葉ですが、その必然として定義が曖昧になってしまっている言葉でもあります。マインドフルネスの唱道者それぞれにやり方や論理が乱立しており、何をどうしてどんな効果があるものがマインドフルネスなのかは混沌としていると言っていいでしょう。 マインドフルネスの論理 個人的には以下の説明がマインドフルネスの論理をもっとも妥当に説明できていると考えます。 The basic logic is quite simple: the quality of your mind determines the quality of your life. Happiness and …

  • 教養とは「楽しく生きる」ためにある

    月に一度くらいの頻度で「教養なんて何の意味があるんだ?」と言った言説をインターネットで見かけます。見かける度に教養を話題とした記事を書いているため食傷かもしれませんが、また教養について考えを整理してみましょう。 教養とは「知識の種類や量」ではない 言葉の話をするときはまず辞書を引くのが一番です。 辞書によれば教養とは次のような意味を持っています。 学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。 学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。 「―のある…

  • 集団における意思統一の是非

    だから心の中では住み分けましょう。 意思統一の限界 集団において参加者全員の意志を統一できるか否かは規模に依存します。 サークルや部活動くらいの小集団であればまだ検討の余地もありますが、それですら時に軋轢を生じることもあるでしょう。それが企業や国家の規模ともなれば完全な意思統一は現実的に不可能です。 たしかに構成員の誰もが組織の意志に従うことを是とした状態となれば組織の目的達成に用いることのできるリソースは膨大となるのですから、集団の運営者としては構成員の意思統一を図りたいと思うのも自然なことです。 しかし数多の組織がそれに失敗して崩壊してきました。 その原因は比較的明白です。 第一に、参加者…

  • 「厳しさ」と「優しさ」、あるいは「甘さ」

    最近、自分の弱点にまた一つ気付きました。 それは「仕事で女性に攻撃的な態度を取られると脳がバグる」ことです。 というのも、脳内で以下の命題が衝突するためです。 女性には優しくしろと躾けられてきた結果、女性へ攻撃的な態度を取ることを禁忌としている 仕事で舐められると後々ロクな結果にならないため、仕事で喧嘩を売られたら言い値で買う これらの処理が衝突してクラッシュします。「お、舐めとるんか、やったろかい、あ、ちょっと待て相手は女性だやっちゃいかん、ん、いやしかし舐められるのは困る、え、あれ、どっちだ、どうすべきだ、うーん」ってな具合です。 昨年までは現場のおじさん集団に囲まれて仕事をしてきた経験上…

  • 快不快はクオリア(質感)として存在する

    ゆきにー (id:yuki_2021)さんが哲学的な着眼をされていたので、引用させていただき個人的に思うところを述べてみます。 うまく言語化できるか分からないけど、幸せって多分、こんな感じで自分の存在を周りの世界と相対化することで見つかることなんじゃないかと思う。僕らはいろんな知識や情報に毒されてしまっていて、幸せに条件を色々とつけたりするけど、本当はそういう幸せって自分の中にあるんだろうなーと思う。 快不快のセンサー 幸福や不幸、もう少し広範な表現を用いるのであれば快不快、これらは実感的な認識からすれば特定の物質・状況・状態に依存すると思い込んでしまいがちです。あれがあるから幸福、こんな状況…

  • ブログを身内に公表するのはどうなのか

    今のところ私がブログを書いていることは一人にしか教えていないのですが、最近、ふと、お袋にでも教えようかなと思い立ちました。 というのも、あまりにも帰省しない、あまりにも連絡を送ってこないし返信も遅い、そんな長男とのコミュニケーションが足りていない的な気配をお袋から感じているためです。 うちの雑記ブログは日々思ったことを雑語りしていますので、このブログを読んでもらえば夕食時の雑談程度の代替になるのではないかな、なんて思ってみたり。 まあ、もっと帰省すればいいだけの話ではございますが。その、とかく忙しいもので。(典型的な言い訳) たぶん大丈夫、たぶん 赤裸々に日々の思索を垂れ流しているとは言え、「…

  • 歯車の代替性と重要性

    今の所属部署は主業務ではないもののグローバルなお仕事も引き受けているため海外出張が多く、9月にも二度ほど海外へ行ってきます。 そのため、今はなんだかんだてんやわんやです。出張でやる仕事の準備、出張のための各種手続きや手配、居ない間にやらねばならない仕事の前倒し処理、その他海外へ行くために必要な細々とした準備、などなど諸々のやるべきことが目白押しです。 10月に予定されているドイツ出張は私以外がアサインされたので少し仕事のペースに余裕はできましたが、個人的にはむしろヨーロッパなら私が行きたかった気持ちも無きにしも非ずだったり・・・実はまだヨーロッパには行ったことが無いので興味津々です。 景気が良…

  • 毎日更新している雑記ブログは日常が反映されている

    一日のうちに3回も4回も会議があったら仕事なんて進まないよ!(忌憚のない意見) 失礼、本音が漏れました。 本音が駄々洩れる程度には疲れているので、どうでもいい雑談をしましょう。 定年後は陰謀論に注意? 先日のお盆休みに里帰りした際、定年して悠々自適に日々を過ごしている父とテレビを見ながら雑談していると、時節柄の日本航空123便墜落事故に関するニュースが流れてきました。 「この事故は謎が多いらしいな、自衛隊や米軍の関与があったという噂もあるそうだ」 「んー、まあ、もう40年近く昔の話だから物証は洗えないし実際のところは分からないけど、そういう可能性はあるかもね」 うーん、まだ残っていたのか、自衛…

  • 陰謀論者の特徴

    最近、陰謀論に関する記事を書き過ぎているような気がする。 学者先生は容赦がない 昨今世論を騒がせている・・・かは微妙なところですが、時々話題を目にする陰謀論。 そんな陰謀論にハマってしまうのはどんな人なのかと疑問を持ったところ、ちゃんとした学術的アプローチがいくつか見つかったので読んでみました。 以下のリンクはそのうちの一つです。 これによると、陰謀論を信奉する人は次の傾向を持つとのことです。 一般的信頼は負の相関 パラノイド傾向・権威主義的パーソナリティ・敵意とは正の相関 疎外感・アノミーは他の研究では相関有り(本研究では未検討) (補足) パラノイド傾向・・・被害者意識の強さ 権威主義的パ…

  • 慣れるまでは疲労に耐えるしかない

    4月に部署異動をして以降、どんどん疲労が溜まっていく。 意思決定による摩耗 仕事において最も気力を消費する行為は意思決定だと考えています。 何かしらを決断する行為は肉体的な労力を払っていないとしても精神的に疲れるものです。 気力を最も消費するのは意思決定、つまり物事を決断することです。時間的制約の中で手に入る限りの不完全な情報から組織や自らの未来に関わる判断を「決断」することは大変に気力を消費します。 意思決定による精神疲労の原因は、主にその意思決定に対する責任を負うこと、そして意思決定に必要な情報処理が複雑なことが挙げられます。 こんなのは温いレベルの話であって、もっと質が悪い話であれば「お…

  • 予防原則から見る、人の認知バイアス

    昨今、ニュースでPFASの話題をよく目にするようになりました。 PFASの一種であるPFOSやPFOAなどは製造業に勤める私も10年以上前からよく見聞きしていた物質です。というよりも法規制への対応で苦労させられた物質ですので、若干の恨みがある程度には熟知しています。 工業製品の材料を変えるのは、意外と大変なのです。 PFAS狂騒曲 ニュースで流れてくるPFASの話題を見ていると、どうにも反応が過剰ではないかと心配になります。 たしかにPFASの一種であるPFOS・PFOA・PFHxSなどは人体への悪影響が懸念されています。確定的な知見は未だ無く実際の健康被害も報告されてはいませんが、様々なリス…

  • レプティリアンとレプリコンはちょっと似ていると思った

    特に興味もないレプリコンワクチンの話題がぞくぞくと流れてくるのは、なんというか、困ります。 要するに、押し付けは駄目ですよ、というだけのこと 陰謀論に対する私個人の考えとしては、 「個人で楽しむ範囲であれば思想信条は自由です」 「人に押し付けるのは双方で止めましょう」 です。 陰謀論を強く咎めるつもりはありませんし、それは陰謀論だと批判する行為も押し付けに相当するので控えるべきだと考えています。 思うこと、考えることは自由です。社会の幻想に囚われないよう思索するのは決して悪いことではありませんし、必ずしも社会の幻想と自己の幻想を一致させる必要はありません。そこには乖離があってよいですし、あって…

  • 差別の解消に万能薬は存在しない

    差別の本質は”違う”ことにある。 貴方と私は”違う”から差別が生まれる。 これは一般論として妥当であり、納得感のある言葉だと思います。 自分や自分の所属する集団と異なることを理由に攻撃や排除の形で現れるものを差別と定義するのであれば、違うことこそが差別の根本原因だと考えるのは自然なことでしょう。 ただ、では私たちはどうすればいいのでしょう。 差別の解消を謳うこと自体は立派ですし必要なことですが、そのための方法論が無ければ真に差別を解消することはできません。 例えば差別の原因たる”違い”への根本対策として、”違い”を無くす、そういったことは現実的かつ効果的でしょうか? 違いを無くすことは不可能 …

  • 問題の切り分けでは着手の順序が重要となる

    昨日は久しぶりに自宅のネットワークでトラブルが起きました。 ネットワークトラブルは面倒なものだとメカ屋の私は思います。なにせメカと違って電子は故障や障害箇所が目に見えにくいためです。もちろんメカの故障箇所だって専門家以外からすれば分かり難いものでしょうが、何はともあれ電子は専門ではないので少し及び腰になります。 まあ仕方が無いのでちゃっちゃと解決しましょう。 着手の順序はとても大切 この手の問題を解決するためには問題の切り分けがとても重要です。問題を切り分ける思考を持たずガムシャラに手を出しても問題解決は遠のくばかりとなります。 問題の切り分けとは問題事象が生じた際に要素を分解していってどこに…

  • 朝から少し慌てているので著しくどうでもいい話をしたい

    常日頃の朝はストックしておいたブログ記事を投稿することを習慣にしています。朝にやることは一晩以上寝かした記事の誤字脱字チェック程度です。 しかし今週の後半はストックした記事ではなく毎朝記事を書いてそのままアップロードしていました。どれも作りたてホヤホヤのフリーライティングです。粗熱をちゃんと取らずに上げていたため文章や内容はふにゃふにゃだったかもしれません。 これは先日記事にも書いたように、連休中はアイデアを育てておらず記事ストックがないことも理由としてありますが、「連休中は生活習慣をあまり乱し過ぎないように朝起きる習慣を残しておきたい」という気持ちが無きにしも非ずだったりします。 記事を書か…

  • ギャンブルは向いてないからやらない

    そろそろまた堅苦しいテーマでも書こうかと「差別」やら「自由」やら「戦争」やらのことを考えていたのですが、やっぱり連休中にそういうヘヴィなテーマを取り扱うのは控えたい気持ちが沸々と沸き起こってきましたので、もっと軽いテーマについての私見を述べていきます。 今回は「ギャンブル」について語ってみましょう。 人によっては重いテーマかもしれませんが、私にとっては縁遠い軽めのテーマです。 向き不向きで言えば圧倒的に不向き 私は賭博・ギャンブルをやりません。パチンコやスロットは行ったこともなく、競馬や競艇のようなものにも手を出したらことはありません。それどころか宝くじすら買ったことがないです。 これらには意…

  • アイデアは頭の片隅ではなく目につくところへ置かねばならぬ

    連休中に難しい話を書かなくなる理由、あるいは言い訳。 思考体力とアイデアの萌芽 子どもの頃、「理科の勉強で疲れたら休憩として算数の勉強をすればいい」と言っていた父の言葉を「なに変なこと言っているんだ?」と思っていましたが、歳を取るにつれてその意味が分かるようになりました。今では完全に納得できる言葉です。 これは思考体力に関連します。 思考の持久力は肉体の体力と同様に鍛えることが可能な能力です。繰り返し使うことで体力が伸びるように、思考も繰り返し思考し続けることでその持続力を高めることができます。脳が慣れてくれば相当長い時間を思考し続けることも可能です。頭のいい人はこの思考体力が高いことが多いで…

  • 「普段YouTubeで何を見てるの?」と聞かれた時に答えたことがあるチャンネルの紹介

    まだ連休中なので、まったりとブログを書いていきます。 かなり珍しいムーブ 過去にも記事で書いたことがありますが、何かをブログで紹介する行為が少し苦手です。 紹介したい、シェアしたい、そんな気持ちは人並みにあり、対面であればいくらでも紹介しています。ただ、ブログでそれをやるのはどうにも及び腰になります。 いくらこのブログが収益化していない趣味の雑記ブログと言えども、どうしてもブログやSNSはアクセス数やインプレ数、つまり表示回数がある程度念頭に置かれざるを得ない媒体であり、それを他者のコンテンツを持って得る類の行為は好みではありません。つまり人のふんどしを借りるような気分になるので、意識的に控え…

  • ダブルバインドが苦手です

    得意な人は居ないと思いますが。 もはや毎年恒例 実家が嫌いなわけではないのですが、どうにも実家に帰ると少しストレスを感じて疲れます。 といったことを少し吐露しようと思ったところ、ちょうど1年前の同時期にまったく同じ内容の記事を書いていたことを思い出しました。 実家が嫌いなわけではありませんし、親族を好んでいないわけでもないのですが、帰省をすると少しストレスが溜まります。 これは職場で日常的に接している技術者集団とはまったく異なるコミュニケーションを求められるためです。もう少し直接的に言えば、毎度ミスコミュニケーションで怒られるので少し疲れます。 何も成長していない。 ダブルバインド ダブルバイ…

  • 流されるがままでも意識はあるから困惑はする

    お盆です。 連休中は堅苦しい話を少なめにしていく所存です。 そんなわけで、先日の話の続きをします。 分かった、これは不得手な分野だ 職場の女性陣の剣幕に押し負けてマッチングアプリをインストールしたのはいいのですが、困ったことに何をどうすればいいのかサッパリです。 いや、一応「使い方がよく分からない」といった言い訳ムーブが許されない程度に登録方法や操作方法まで熱心に教示されているため、逃げ道は塞がれています。とりあえずアプリが紹介してくる人の写真を見て「いいね」的なものを送り、気になる人のプロフィールも読む、まずはそんな感じの入口のようです。 私はこれがとにかく苦手なようです。 別に綺麗事とかお…

  • 陰謀論とポピュリズムとエリーティズム

    似て非なるものか、何かしらの類似性はあるか。 ポピュリズムVSエリーティズムと陰謀論 ポピュリズムは陰謀論と並立的に語られることが多い政治的立場です。それは陰謀論の典型的な物語である「一部の支配者層・エリート集団による民衆の支配」といったストーリーラインとポピュリズムの相性が良いためかと思われます。 ただ、陰謀論者の多くがポピュリストであるかと言えば一概にそうとは言えないと私は思っています。 世の中には優越感や使命感を元にして陰謀論へハマる人もいます。 「愚かで無知な人々が知らない世界の裏を自分は知っている、自分は優れており、選ばれた人間であり、敵と戦わねばならない」 雑に言ってしまえばこのよ…

  • 流されるがまま

    新しいオモチャは遊びがいがある。 断らない人間の本領 人間の心の機微の真髄は恋や愛だと思っています。 しかし私はどうにもその手の事柄には疎いです。 このブログでその手の話題をさっぱり書かないのは、もちろんプライベートが過ぎることもあるとはいえ、そもそも日常的な思考の海にほとんど浮かんでこないためだと自己分析しています。 なにせこのブログは日々考えたことを形だけ整えて垂れ流しているようなものですので、そこに出力されないということは普段から考えていないことの証左です。 私はそんな人間なのですが、ここ最近は環境と事情が変わりつつあり戸惑っています。 まずは現状分析です。 4月から異動してきた今の部署…

  • 理解できないものを排除したくなる気持ちこそを恐れるべき

    私はインターネットに関しては若者の言に概ね従う派です。 私も一応は子どもの頃からネット環境のあった世代ですのでそこそこ慣れてはいるつもりですが、この手の変化著しい分野に関しては若者の知見には到底敵いません。 例を挙げると、以前ある若者に言われた「ネットに書いていいのは大きな声を出して駅のホームで言っても問題ないことだけにすべきだ」は常に心掛けています。 ネットは現実の延長線上であり、暴言や誹謗中傷、一線を超えた発言や世間に許容されない話題は控えることが望ましいとする考えはデジタルネイティブらしい現実的な発想ですし、昨今のネット情勢における殺伐とした訴訟事例などを考えれば実に妥当です。 そもそも…

  • 打ち水で涼しくなる理由をどこまで説明すればいいか

    技術系の人間が何かを説明する時、よく陥る問題があります。 それは、物事の原理を説明していこうとすると逆に専門性が高まっていって難しくなることです。 もちろん学術的に深掘りしていけば難しくなるのは当たり前ですし、深掘りしていけばいくほど厳密さが重要になってくるので専門用語が増えたりするのは仕方がないことではあります。 どこまで噛み砕いて説明できるか、それはある意味で技術者の腕の見せ所かもしれません。 と能書きを垂れつつ、説明が下手な技術者の一例をこれからお見せしましょう。 打ち水 今回は打ち水をテーマとします。 打ち水は私の生息している業界であるHVAC&Rでも時々耳にする言葉で、「エアコンや冷…

  • 絶対的平和主義は信念ではなく論理に頼るべきではなかろうか

    あまりにも重いテーマだが、この時期には向き合わねばならないと思う。 平和主義の類型 平和主義(Pacifism)には主に2つの形態があります。 一つはありとあらゆる暴力を否定する絶対的平和主義(absolute pacifism)、もう一つは防衛の範囲に限定して暴力の行使を認める条件付平和主義(conditional pacifism)です。 異なる表現を用いるならば、前者はリベラリズムに基づく非武装中立を理想とし、後者はリアリズムによる抑止や武装防衛を認めています。 私個人としてはどちらかと言えば後者寄りです。少なくとも前者のPacifismとは少し異なる見解を持っています。 私は仕組みやシ…

  • 争いを避けるための鏡返し戦略の有効性に関して

    今回の記事は漫画の一セリフから話を展開していく、そんな軽い感じです。 内容がそこそこヘヴィになりそうなため流れは軽くしておきましょう。 争いの”非”双方向性と、生起の抑止 最近、漫画『バンデット』の画像をやたら見かける機会がありました。たぶんオリンピックの影響かと思います。すでに完結済みの漫画ですが全6巻ならサラッと読んでみるかと大人買いしてみたところ、ちょっと血生臭い漫画で人様にはおススメしにくいですがなかなかに面白かったです。 で、この漫画で恐らく一番有名なセリフ、ネットミームと化している言葉はもちろんこれでしょう。 「侍の本懐とは ナメられたら殺す!!」 たいへんに物騒な台詞ではございま…

  • 責任感と給料の関係に関する考察

    「アルバイトは仕事に対して責任なんてない、休みたい時に休んでいいしサボってもいい。最低賃金で雇った労働者に多くを求めるな。仕事への意識を高めて欲しいならもっと給料を払え」的な言説を時々見かけます。 いや、まあ、気持ちは分かります。 要約すれば「もっとお金をくれ」であり、それは多くの人々が持つ素直な欲求です。 ただ、もっともらしく聞こえるもののちょっと論理の建付けが甘いような気がするので、少し自論を述べていきます。 責任感・給料・労働契約 拝金主義や資本主義に染まり過ぎると忘れがちなのですが、給料の多寡は仕事への意識とは無関係です。たくさんお給料をもらっていても責任感が全然無い人もいれば、少ない…

  • 記事が無いから記事が無い話をする

    困りました。 土日はブログを書けなかったのでストック記事が残っていない。 書きかけの記事はどれもヘヴィなテーマばかりで今は書きたい気分ではない。 最近睡眠の質が悪く毎日4時間程度しか寝れていないうえに昨晩は寝るタイミングを間違えたせいでほぼ徹夜気味。 そんな朝、今がその朝です。ジャスト、ナウ。 今は通勤しながら記事を書いています。普段であればストック記事を投稿している時間に新しい記事を書いている緊急事態です。 やることは先にやってから いや、まあ、別に朝のうちに投稿しなければならないなんて掟はありませんので、脳が働いていない今ではなく夜にゆっくり書いて投稿すればいいのですが、個人的な経験則とし…

  • デマゴギーや流言飛語を訂正することの注意事項

    古くは対面や匿名掲示板、現代ではSNSで繰り広げられている口論・レスバトルは非生産的な行為であるとの認識は世間一般的なものかと思われます。 しかしそれでも日々様々な場所でバトルが繰り広げられている、その欲求の意味と原動力は奈辺にあるのでしょう? 正義の武器を振るう悪人は、悪に他ならない レスバトルが生じる流れは様々ですが、一つの典型例として「誰かの誤情報を厳しい論調で指摘すること」を起因に着火する状況をよく見かけます。 これの難しい点として、指摘自体は正当です。デマゴギーや流言飛語は正しい情報へ訂正される必要があり、訂正を行う行為自体は強い正当性、極言してしまえば正義を持っていると言えます。 …

  • ステレオタイプ的認知との付き合い方

    「何を言ったか」が一番重要ではあるものの「誰が言ったか」「どう言ったか」も留意はしないといけない、とした考えを私は度々述べてきました。 それに関連して先ほど思い付いた小話をします。 子どもが「大好きなのはヒマワリの種」と言うのと、おじさんが「大好きなのはヒマワリの種」と言うのでは、明らかに周囲の受け取り方は変わると思います。 そう考えると「誰が言ったか」はやはりどうにも無視できない程度に大きなファクターでしょう。前者であれば「ああ、とっとこハム太郎が好きなのかな?」と思うでしょうが、後者は「なに言ってんだこのおじさん」と周囲がドン引きするかと思います。 いや、まあ、先程頭の中でとっとこハム太郎…

  • 取っ散らかった雑談

    1記事1テーマが理想的なものの、時には雑多な話をしたいときもあるものです。 よって今回は軽めの話題を詰め込んでいきましょう。 時にはどころか頻繁にやっているような気はしますが、それは気のせいです。 はてなブログに関する見方 海外出張前後はやたらと忙しくなるのが常ではあります。それは仕方がありません。ここ数日はようやく落ち着いてきてブログを巡回する程度の余裕が出てきました。 コメントをする時間が無くとも「貴方の記事を読みましたよ」といった意思を示すことができるシステムとそれによって形成される緩やかなコミュニティが『はてなブログ』にはあり、無理をしない範囲で、しかしせっかくなのでその緩やかなコミュ…

  • 理想とは「夢幻の如き」を徹底的に踏み潰すものなり

    世の中には「理想の為ならば犠牲は致し方ない」と考える方がいらっしゃいます。 厭味ったらしい話をしてみますが、そういった人は五族協和や大東亜共栄圏のことはどう思っているのでしょう?あれも民族の協調や国家間の助け合いなどなどお題目として言っていることは理想的で綺麗だったと思います。現実はさておき。 「理想の為ならば犠牲は致し方ない」と考える人があれを肯定するとその理想の末路についても思いを馳せなければならないでしょうし、あれを否定すると「理想の為ならば犠牲は致し方ない」とした理念も同時に否定せねばならないでしょう。あっちは駄目だがこっちの理想は正しいと跳ね除けるのであればダブルスタンダードです。 …

  • 主義主張なんてものはそれこそ趣味の問題である

    私は建設的な議論や生産的なディベートを好みますが、非建設的な口論や非生産的な口喧嘩をあまり好みません。 これは単純に趣味の問題です。 私は「公」と「私」を明確に分けたがる嗜好を持っていますので、オープンな場へ公開する見識は公益が優先されて然るべきだと考えますし、逆にクローズドな場であれば私益を求めればいいと思っています。そして紙面やネット上などで他者と論を交わすとなればそれはオープンな場ですので、公益に適う建設的で生産的な論を提供する必要があると考えます。 全体主義・利己主義・個人主義 慣用的な意味での全体主義は個人を束縛しますが全体としての機能性を高めます。この度が過ぎればナチスドイツやソビ…

  • 集団を捉える時は個ではなく群で考える必要がある

    単純化された物語は理解を容易にする反面、現実を正しく捉えられなくなることには留意が必要です。 「朕は国家なり」を引き摺ることなかれ 世の中には集団を捉える際に組織それ自体とその構成員を上手く区分できない人がいます。もっと言えば集団を擬人化により個として思考してしまう人がいます。 特に国家が分かりやすい事例でしょう。古くは中国や韓国などの近隣諸国に対するネット右翼的な誹謗中傷、昨今であればロシア人やイスラエル人に対する誹謗中傷がインターネット上で散見されるように、国家と国民を直接的に結び付けてしまう人がいます。 実際のところ、国家機構とその構成員はイコールではありません。そもそも集団が下した意思…

  • 韓国出張へ行って思ったことのまとめ

    個人の感想です。 飲食店が多い 韓国へ行ってまず一番気になったのは飲食店の多さです。少なくとも主要都市部であれば食事をするところに困ることはないだろうと思う程度には多数の飲食店がありました。 実際、以下の記事にあるように人口当たりの飲食店数は相当多いことが確認されています。アメリカへ行った際は飲食店をあまり見かけず日本の飲食店は多いのだと感じたものでしたが、統計的にはその日本よりも人口比で言えば倍以上の飲食店が韓国にはあるらしいです。 これは色々と理由が付けられそうな事例です。 例えば韓国は産業の財閥化や独占化が著しく大企業と中小企業の乖離があり、大企業に所属していない人からすれば参入障壁が低…

  • 当ブログの方向性に関する徒然

    帰国はしましたが、まだまだ処理すべき残務が多々残っており時間があまり無いうえ、一週間ほどニュース等の情報収集をさっぱり出来ておらず物事を何かしら語るようないつもの思考回路にまだ頭を戻せていません。 そのため、もう少しだけ日記的な記事を続けさせてもらいます。 当ブログの方向性 うちのブログは基本的に「何かしらの情報を見たうえでの個人的な思索」「整理しておきたい情報の集約」「それ以外の雑記」で構築されています。 これはそこまで意図的ではなく、好き勝手ブログを書いていたらそのような形に落ち着きました。 「何かしらの情報を見たうえでの個人的な思索」はニュースやインターネットを閲覧した際、そこで見かけた…

  • 仕事へ行っている間に仕事が溜まるのは構造的な改革が必要

    普通に帰国しました。海外への短期出張もそろそろ慣れてきたような気がします。 とはいえあまりこなれた感を醸し出すと上層部から「お、君は海外勤務の適正がありそうだね。じゃあ3年くらい行ってきてもらおうかな」なんて思われかねないので、今しばらくは不慣れな顔をしておきましょう。 私は日本食が好きなので短期出張ならばともかく長期的に働く場所は日本がいいと思っています。そのため海外勤務ルートは出来る範囲で避けたい意向です。 すでにお偉いさんの「海外へ送り込んでいい人材リスト」にはすでに入ってしまっているとは思われますが、抵抗の意思くらいは示しておきましょう。 礼節は重要 今回の韓国出張では幅広く言葉を学ぶ…

  • 日本よりも涼しいが、日本よりも蒸し暑い

    まだ韓国では梅雨が明けていないせいか、気温は日本ほど殺人的ではないものの湿度が非常に高く蒸し暑いです。 とはいえもうすぐ帰国することを考えれば、こんな暑さも名残惜しく・・・ならないです。どうせ日本に帰っても暑いですし。 朝食 今朝はダンキンドーナツで朝食を取りました。コーヒーとアメリカンドッグです。 ドーナツ屋でアメリカンドッグを頼む暴挙。朝からドーナツはさすがに厳しいです。 食べ始めてから写真を撮り忘れたことに気付いたため、一口齧った跡があります。お馬鹿です。 朝食向けの商品なのか、とても軽くて美味しくいただくことができました。 昼食 釜山は港湾都市、すなわち魚介系が多いため、せっかくなので…

  • 食べてばかりいるわけではないが、食べていることしか書くことが無い

    海外出張日記は大体3日目頃からただの食事の記録に変わります。 さすがに仕事の具体的な内容は書けませんので、書けることと言えば食事くらいです。 朝食 朝食の付かないホテルに泊まっているため今朝も外食です。昨日と同様にパンを食べました。 本社に異動してから朝食はパン派になった私です。 ちなみに異動前は朝飯抜き派でした。ご飯派ですら無いという。 今でも朝食は別に食べなくてもいいやなんて思っていたりしますが、実際はちゃんと食べたほうがいいのでしょうね。ちゃんと習慣化していくことにしましょう。 朝は胃があまり食事を受け付けてくれないので、パン1個で充分です。 少し雑な感じの包装をされたパンでしたが、味は…

  • 焼肉は食べないといけないような気がした

    海外出張期間中に恒例の、無目的な日記の時間です。 出張中はいつものような記事を書いている時間など何処にもないから仕方がないです。食事の時間ですら仕事の延長であって、自由になる時間はほとんどありません。夜中にホテルへ帰ってきてから寝るまでの時間だけです。 朝食 写真を撮り忘れました。もー。 とはいえ朝食はスタバで取ったので、特に海外的な特徴はありません。普通の朝食でした。朝から食べるサンドイッチとコーヒーは美味しいです。 午前中 今日のプレゼン資料を同行者から受け取りました。 どうやら午後は私がプレゼンをするようです。 え、それを当日に渡します? いや、まあ、アドリブは得意ですけども、もう少し手…

  • さてさて、お出かけの時間だ

    朝。荷物を持って空港への道を行く。 いつもであれば最寄りの駅まで徒歩6分程度の道だが、今日はトランクケースを持っている。余裕を見て20分前に出よう。 そう思ったのは正解だった。再舗装されるほどでもなく、しかし決して滑らかではない道がこちらの想定以上に襲いかかってくる。ガタガタと悲鳴を上げるキャスターに不安を覚えながらトランクケースを引き摺るように駅まで運び込んだ頃には汗だくになっていた。時間はほぼ予想通り。意外と私は時間感覚が優れているのかもしれない。 座れるほどではないがいつもよりも少し空いている電車に乗り、空港へと向かう。やはり空いている電車は良い。満員電車は電車の魅力を損ねるどころかマイ…

  • 適度な緊張は成長への肥料となる

    もうすぐ部署異動してから初の海外出張となりますので、少し緊張気味です。 まだ仕事を覚え切れていないので上手く遂行できるかどうか自信がないこともありますし、言葉が通じない異国の地への不安はいつだって付き纏います。なによりまだ海外出張自体は一桁しか経験が無くあまり慣れていないのでそれ自体への緊張があるのでしょう。後は単純に、出発前は忘れ物が無いか心配するので少し緊張します。 まあ人間何事にも慣れるものですので、恐らく来年頃には慣れていると思います。忘れ物の不安以外は。 適度な緊張感 このくらいの緊張は個人的に心地が良いと感じます。 緊張があるからこそ自らのうちで危機感を生成することができ、モチベー…

  • 雑談を書いている暇なんかないだろう時に書く雑談

    驚くほど時間が無い時に書く雑談は、それはそれで楽しい。学生が試験前日にやる現実逃避が楽しいように。 そんなわけで、珍しく投稿当日に記事を書いています。 慌てて準備中 出張前に終わらせなければならない仕事を終えて、里帰りからトンボ返りしてきて、今は慌ただしく出張の準備をしています。 この準備は出張先での仕事のあれこれではなく、もっと直接的な荷物やらの準備です。なんだかんだ海外出張にも慣れてきていますので大掛かりな買い物が必要になるようなことはないのですが、引越しでうっかり重要なアイテムを捨てているかもしれないので買い出しが間に合う午前中にやっておかねばなりません。 なにより私は忘れ物が特技なので…

  • 里帰りをしただけの雑談

    金曜日。 駅へ向けて、早朝から全力疾走で街を駆ける。 電車に乗り遅れてはコトだ。 いや、まあ、実際は致命的でもないのだが、ここで乗り遅れると新幹線に乗る必要が出てくる。新幹線に乗るのは好きではあるものの、それは今ではない。 初手寝坊気味 今日は地元に居る妹のフォトウェディングの日だ。 数年前に結婚したもののコロナ禍で諸々が停止していた影響を直に受けた妹夫婦がハレのイベントを開催するとあれば、不肖の兄としては平日であろうとも押っ取り刀で駆けつける他ない。 そのために有給休暇を取得して里帰りをした。海外出張直前に有給を取ることは仕事の流れ上からすれば理想的ではないが、仕事など兄弟姉妹の晴れ舞台に勝…

  • 海外出張も前向きに捉えればお得

    会社のお金で海外へ行けるなんて、とてもお得! そんなポジティブシンキング、あるいは現実逃避。 こんなブログ記事を書いている時点で現実逃避です。 海外渡航時の私的な心得 海外へ行くときは最低限その国の挨拶とお礼の言葉を覚えていけば大体なんとかなると考えています。自己紹介まで覚えていればもう完璧でしょう。 実際、礼儀は大切です。少なくとも今まではそれでなんとかなりました。悪い成功体験ですのでいつか痛い目を見ると思います。 でも、海外からの来客がたどたどしい発音であっても「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうございます」と日本語を喋ってくれると、私は嬉しいですし好印象を覚えます。 人にさ…

  • 自尊心と属人性の課題、或いは確固たる自尊心と異常のバランス

    個人とシステムのズレ。 属人性に関する前提の共有 属人とは、「人に属する」「人を基準とする」ことを意味している言葉です。 「属人性が高い」とは「余人をもって代えがたい」状態であり、物事をそのような状態にすることを「属人化」と言います。 属人性の高低は技量の優劣に依存するように思えますが、実際はそうとも限りません。 たしかに他者と隔絶した技能を有する人や仕事はそれだけで余人をもって代えがたいため属人性が高いと言えます。アスリートや芸術家、研究者や俳優などは属人性が高い仕事の筆頭格です。 しかし例えばお医者さんや飛行機のパイロットは高度な技能を習得していますが、これらは属人性が低い仕事です。ほとん…

  • リーダーに対して個人的に求めていること

    リーダーとは指導者や先導者と訳すことができる言葉で、つまりは読んで字の如くleadする人です。 現実的にはマネージャー・コーチャー・モチベーターなどの役割を求められることもありますが、本質的には行き先を示して先頭を進むことだけが求められます。 なぜリーダーに様々な役割が兼業で求められがちであるかと言えば、それは単純に人々をリードするに足る何かしらが必要なためです。 ただ行き先を示して先頭を行くだけでは誰も付いてきてはくれません。その人へ付いていくことに合理的な意味がある、その人であれば付いていきたい魅力がある、その人へ付いていかざるを得ない、どのような動機であれ人々を先導するためにはそれに足る…

  • さすがに海外出張の前後は忙しいのだ

    遊びに行くわけではないのだから仕方がないのだけれども。 時間が足りないことに関する雑談 来週あたりに一週間程度の短期で海外出張へ行くのですが、その準備やちょっとした実家での別件イベントなどで存外に忙殺されておりなかなか日々の時間が足りていません。 去年までであれば海外出張ももう少し気楽でした。しかし今年度からは部署異動でポジションが変わり、ちゃんとプレゼンの準備等をしておかないとまだ上手く仕事をできる自信が無いので多少根を詰めてでも準備はしっかりとやっておきたいところです。 海外出張は国内出張よりもお金が掛かりますからね。ちゃんと成果が出ないとお偉いさんから鬼詰めされてしまいます。それは避けた…

  • 選挙を重く捉えすぎることの弊害

    先日も記事にしましたが、選挙を勝敗の視点で見ると選挙後に支障を来たします。選挙や多数決とは集団内での代表意見や代表者の選定行為に過ぎず、本来的に言えば勝敗ではありません。 もちろん有権者もマスメディアも皆口を揃えて選挙を勝敗で語りがちですので、そういった見方に染まるのは仕方がないことかもしれません。さらに言えば立候補者を筆頭に選挙が人生を左右する人もいますので、そういった人からすれば人生の勝負所であることも事実でしょう。 よって選挙を勝負と捉えてもいいですが、それはもう少し軽い意味合いでなければならないと考えます。 代表を決める行為の意味 立候補者にとっては人生が掛かっている事柄ですので選挙を…

  • 品質保証部とは「品質管理をしない唯一の部署」である

    製造業の一部にある誤解を正したい。 品質管理と品質保証の違い まずは品質保証について説明をしましょう。 品質管理と品質保証は似たような言葉ですが、実際は意味合いが異なります。 品質管理とはQuality Controlをする行為であり、品質を直接的に取り扱います。 対して品質保証とはQuality Assuranceをする行為であり、品質に問題ないことを担保するための間接的で体系的な行動です。 例えば大量生産品の衣服を例としてみましょう。 丈は規格通りか、正しい素材を使えているか、縫製は適切か、そういった商品の品質に関わるものを実際に測定して品質を作り込む行為が品質管理です。 対して、常に良品…

  • 自己肯定感の意味と高め方に関する余計な考察

    最近、ゆきにー (id:yuki_2021)さんのところで「自己肯定感」や「承認欲求」に関して言及された記事を読んでいて、ふと自己肯定感に関する私の認識をブログでほとんど書いたことがないなと思い至ったので、ちょっと私なりに考えている自己肯定感について語ってみます。 (検索してみたところ、数年前に1回だけ記事を書いていました) 自己肯定感とは 自己肯定感とは何ぞやと言えば、そもそも精密な定義がされている言葉ではありません。自尊心、自己尊重感、自己効用感などなど似たような言葉も多数あります。 今回は包括的な言葉として自己肯定感をSelf-Esteemの訳語として捉えましょう。 Esteemは「尊重…

  • 過去はバックミラーで見る程度に

    人生を安全に運転するためにも、前を向こう。 習慣の中毒性 何かしらを継続するにあたり習慣化はほぼ必須です。意志の力だけで物事を継続しようとしても、それができるのはほんの一握りの才ある人のみです。普通の人はそこまで強靭な精神を持っていませんので、オートマチックな仕組み、精神力に頼らない方法としての習慣化をすることが重要になります。 ただ、自動化された習慣には一つ明確な弱点があります。 それは止め時を見失うことです。 日々の可処分時間を捻出するためには不要となった習慣を止めなければなりませんが、自動的となった習慣は意志の力を不要とする代わりに意志の力ではなかなか止めることができなくなります。たとえ…

  • 他者の好みを直球で否定する人の心理を理解したい

    直球で否定する人を否定したいわけではないことを上手く言葉で表現するのは難しい。 個人的に、理解が難しい心理の上位ランカー 世の中には他者が好むものをストレートに否定する人がいます。 もちろん人それぞれ嫌いなものはあります、それは当たり前のことです。 ただ、それをいちいち口に出す理由を掴みかねています。 何かしらを楽しんでいるや何かしらを好んでいる人に対して自分はそれが嫌いだと告げたり、わざわざSNSで自身の嫌いなものを発表する、その仕草がどうにも私の理解の範疇外にあると思っています。 私はそもそもあまり好き嫌いをしない性格ですが、一応程度の心掛けとして「嫌い」をなるべく公言しないようにしていま…

  • 話し合いとは努力が必要であり、本質的に難しく、大抵の場合で苦しいもの

    物事において「話し合いが大切だ、話し合いをしよう」とする方向性は至極一般的かと思います。多くの人は暴力よりも話し合いによる物事の解決を望みますし、それは実際に良いことです。暴力に頼らない問題解決は文明社会にとって望ましい発展の方向性だと言えます。 ただ、あまりにも話し合いが簡単に扱われていて、話し合いの持つ「苦しみ」についてはあまり認識がされていないような気もします。 当ブログでは話し合いの難しさについて幾度か語ってきましたが、この手の話は繰り返し語ることに意味があると思いますので、また少し警句的なものを書いていきます。 意見と人格を絶対的に切り分ける 意見は意見であり、人格とは絶対的に別物で…

  • 仕事の早さとは何か:優先順位を付けることの意味

    今日はなんとなく言語化しておきたいことを書いていきます。 仕事が早いとはどういう状態か 仕事の早い遅いは社会人にとって鉄板の話題の一つです。ビジネス関連の情報を求めてネットの海を漂っていれば仕事を早くする方法や仕事が遅い人の特徴などを語る情報は見かけない日が無いほどですし、誰それの仕事が早い遅いといった話題は雑談の頻出ネタになっています。 とはいえ、そもそも仕事が早いとは何かについて多少世間の認識がまとまっていないような気がします。 「仕事が早い」とは「仕事が速い」ではないことに注意が必要です。 辞書的な話となりますが、早さとは「ある基準の時間よりも前の時点でものごとが行われること」を指す言葉…

  • 全部足して「民意」

    選挙が終わると、各所で「民意」を用いた言説を見かけるようになります。 ただ、「民意」はそこまで安易に用いていいような言葉ではなく、むしろ個人的にこの言葉は取り扱い注意だと考えています。 人々を区切ることの危険性 選挙で多数派となった側は「これが民意だ」と述べ、選挙で少数派となった側は「民意が反映されていない」と語ることが常です。 とはいえ民意とは『人々の意思や考え』であり、極めて総体的なものです。多数派となった候補者に投票した人、少数派となった候補者に投票した人、そもそも投票をしなかった人、それら全ての合計が民意であり、特定の勢力が切り取って自勢力の都合が良いように用いていいような類の言葉では…

  • 隣席の同僚が毎月海外に出張している程度にグローバルな部署

    もちろん商社ほどではないにせよ。 歴史と経緯 弊社にはかつて国際部と呼ばれる部署が存在していた。 いつから存在していたかは寡聞にして存じ上げないが、恐らく西暦2000年頃、製造業グローバル化の波に巻き込まれて遠く海の向こうへ商売を広げた際に設立したのであろう。 当時は海外での商売に関するノウハウがまったく無かったことから国内のグローバル適性が高い人材をかき集めて作られたその部署は、海外関係の案件があればありとあらゆる全てが持ち込まれる何でも屋としての機能を期待されていた。営業・物流・生産・購買・財務、その他ありとあらゆる企業活動を理解して海外拠点のフォローをできる優れた人材が必要とされた。 さ…

  • 時間の作り方は「能力の向上」と「取捨選択」以外にない

    「時間が有り余って仕方がないぜ!売るほどあるぜ!」 ・・・なんて人は、まあそうそういないとは思います。探せばどこかにはいるでしょうが、大抵の人はむしろ時間の不足を感じていることでしょう。 残念ながら人生にはタイムリミットがある以上、時間はいくらあっても足りない希少資源です。だからこそ「時間を効率的に使う方法」や「時間を捻出する方法」はいつだって言及される人気のコンテンツとなっています。 時間の作り方について様々な手法が各所で語られる中、私はとてもシンプルに考えています。 その方法は主に2つ、「能力の向上」と「取捨選択」です。 無い袖は振れないのだから これはとても単純な理屈です。 人は手持ちの…

  • 楽しく生きていくコツとして思うこと

    私「今月から英語の研修が始まります、英語は苦手なんで少し精神的に負担です」 同僚「研修は上司の命令?」 私「いや、自分で手を挙げました」 同僚「偉いと思うよ、苦手なことでも自分から進んでやろうとしてるんだから」 ふむ。ふむ? 辛いことから逃げるか否か 誰だって辛くつまらなく生きるよりは楽しく日々を過ごしたいと願うものですし、そうなるよう行動していることと思います。 とはいえ辛さのまったくない道を歩める人はそういません。この世のありとあらゆることが得意な人はいませんので、必ず苦手なことや嫌なことに直面するのが人生です。 その際、得意なことや好きなことだけやって生きていくために苦手なことや嫌なこと…

  • 長く政治に関与してきた真面目な人には分からないこと

    東京都知事選の季節です。 私も一応は人並み程度に政治への参画意識を持っていますので、このブログでも度々政治的な話題の記事を書いていますし政治的な話を忌避するつもりもありません。 ただ、地方選挙は国政とは違いその地方での選挙権を持つ人が決めることだと思っています。例えば私は世間で話題となりがちな大阪・静岡・沖縄などの地方選挙に関してはコメントをしません。 そんな考えがあるため、今は東京に住んでいるものの引越したばかりで都知事選への投票権が無い私としては、昨今の東京都知事選一色となった政治界隈に対して今一つコメントに困っているところではあります。都知事選の話をすべきか、しないべきか、それが問題です…

  • 仏教の三観を知っていると生きることが気楽になるかもしれない

    唐突に仏教の話をします。 と始めると日本ではどうしても「宗教の話はノーサンキュー」となりがちなので難しいところですが、そもそも仏教が宗教かと言えば必ずしもそうとは言えません。宗教か否かを『教条主義(ドグマティズム)であるか否か』と雑に定義すれば、仏教には極めて宗教的な派閥もあれば哲学的な思考に傾倒している派閥もあり実に多種多様です。 例えば釈迦の教えの基礎である中道・八正道・四諦あたりは教義というよりもむしろ哲学的な考え方の集合であり、これらを軸とした初期仏教や一部の部派仏教は釈迦の教えの分析や批判、拡張や修正などを行っていた点で非教条主義であり、そこまで宗教的ではありません。彼らはある種の学…

  • 寝具についてthinkする

    睡眠に用いるthing(もの)は重要であることに、いい歳をして気付いたかもしれません。 製造業の人っぽい空気を出してみただけ 5月に引越してきてからどうにも睡眠が浅い日々が続いています。毎日4~5時間くらいしか寝られていません。 元々5~6時間睡眠だったので微減ではありますが、元が充分だったわけでもないので結構な減少幅だったりします。 睡眠は好きではないので睡眠時間を可能な限り削りたい派の人間ではありますが、ショートスリーパーと名乗るほど頑丈な人間なわけでもなく、睡眠時間が減ったことで明らかに寝不足を実感する程度までダメージを受けているのでこれは早期の改善が必要だと思っています。 睡眠不足の原…

  • マナーは気持ちの問題、であって欲しい

    所属する集団や友人関係にもよると思いますが、結婚式には山谷があると思っています。20代の頃に一度ピークがあり、少し間を置いて30代にもう一度波が来る、そんな印象です。 そんなわけで。 何がそんなわけなのかは分かりませんが、とても久しぶりに友人の結婚式へ参加してきました。暫しの間が空いたため、気分的には物凄く久しぶりです。 祝う気持ちはあるが、外に上手く出せているかは自信が無い 冠婚葬祭は私にとって鬼門です。常識やマナーをよく知らないため気付かぬうちに欠礼をやらかしていないか不安になります。人に質問することを厭わない性格かつプライドなどは皆無なので無知をさらけ出して赤裸々に聞いて回りなるべく出来…

  • 歯医者に行くと歯医者のことしか考えられなくなる日記

    引越し前後はなかなか土日に時間を作れなかったので暫しの間が空いてしまいましたが、歯医者通いを再開します。 嘔吐反射つよつよ族の一員が持つ一般的性質として歯医者を不得手としている私ではありますが、歯医者は定期的に通う派です。 不得手と苦手の違い 歯医者が不得手、これは苦手や嫌いとは少しニュアンスが異なります。 痛いから嫌だとか匂いや音が慣れないなど人によって歯医者を苦手とする理由は様々あることでしょうが、私はそういったことは特に感じません。病院なんですから薬品臭は自然ですし、歯を削る際のキュイーンという機械音や歯医者でしか見ることのできない多種多様な専用工具、これらは機械工学の知見でおぜぜを頂戴…

  • 異なる好みへの不快と、その向き合い方

    先日参加した飲み会が途中からあまり楽しめなかったと言いますか、少し愉快ではなかったので考えを整理していきます。 不快の言語化はとても大切です、はい。 根が真面目と評されるのはむしろ遺憾 飲み会自体は閉鎖的な環境で働いている職場によくある典型的な流れでした。最初はちょっとした世間話やジョークから始まり、アルコールが進むにつれてその場に居ない人の愚痴や異性の値踏みなどが始まります。「あの部署のあいつは本当に仕事が出来ない」や「あの部署のあいつなら幾らで抱ける?」といったような、まあそういった内容です。 よく飲み屋で見かける普通の光景かもしれません。 ただ、個人的にこういった流れはあまり好みではあり…

  • 在宅勤務の効率模索中

    弊社も一応名目上は働き方改革の名のもとに、多様な働き方の支援として在宅勤務制度が実装されています。 コロナ禍の際に慌てて導入したせいでオフィス要員の密を避けることが主軸になってしまっており働き方改革にそぐわない怪しい運用事例が時々生じているようですが、とりあえずのお題目としては『多様な働き方』です。 まあ製造業で完全な多様性など望むべくもないのは仕方がないことです。製造ラインの設備を作業者の自宅へ持っていくわけにもいきません。直接部門は今まで通りの働き方で管理部門や間接部門だけが多様な働き方をしていては一部で不平不満が生じることも容易に想像が可能です。 よって多少なりとも歪な制度となるのはやむ…

  • 否定を信条のコアとすることの問題点

    私たちが暮らす民主主義の国では精神の自由が保障されており、他者の権利を侵害しない範囲において自由な内心を持つことができます。よって個々人がどのような信条・理念・思想を持っていようとそれは個人の自由です。 ただ、個人的には否定を信条のコアに据え置くことをあまり推奨しません。それはあまり健全な方向へは向かないのではないかと考えています。 反〇〇の弊害 何かに反対することを否定したいわけではありません。社会情勢や倫理観に基づいて否定されるべき物事は無数に存在していますので、対抗勢力としてのアンチパターンは世の中に不可欠です。 ただ、『反〇〇』のような形の否定を手段ではなく信条の核となる目的に据えた場…

  • お友達人事を嘲笑う無意味

    その揶揄にどんな意味があるというのか。 人が人を選ぶ お友達人事とはトップの人間が自らに近しい人間を優先的に選定して組織の人員配置を行う行為を揶揄する表現です。 このような人事は一見すると不平等感が強く、ともすれば一種の不正にすら思えるかもしれませんが、実際にこの言葉がどれだけ有効かは少し疑問です。 自らに近しい人を選ぶ、それは現実の人事では必然的なことだからです。 人事、人の選び方には大きく分けて2種類あります。 一つは定量的な方法です。 タスクによっては個々人のパフォーマンスを完全に数値化することができますので、マニュアル化された仕事をこなすアルバイトや営業成績の形で成果が明確な営業職など…

  • 己を知っていても百戦危うし

    季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。 どうぞ皆さまお身体おいといください。 私は早速崩しました。 天気が崩れると体調も崩れます。 しようもない有給の取り方です、ホント。 敵を知り、己を知っても百戦危うし 映画しかり、ゲームしかり、そして現実しかり、どれだけ強靭で強固なキャラクターであっても弱点を攻撃されては破滅を迎えます。だからこそ人は己の弱点を把握しておいたほうがいいとされています。「彼を知りて己を知れば百戦危うからず」は恐らく正しいでしょう。まあ孫子がそんなニュアンスで言ったかどうかはさておき。 彼を知りて己を知れば百戦危うからず。 彼を知らずして己を知れば一勝一負。 彼を知らずして…

  • 会議は踊らずとも、仕事は進まず

    先週の土日は天気が悪かったので、晴耕雨読の”雨読”部分を満喫していました。 実に心穏やかな時間です。 雨なのを良い事にほとんど外出もせず引き篭もっていましたが、恐らくストレスが溜まっているせいかもしれません。何かしらへ無性に没頭したい気持ちが湧いていたので、このようなゆったりとした時間を心身が求めていたのでしょう。 原因は恐らく会議です。 いつの間にそんなポジションに 設計部署から企画部署へ異動したため自分のポジションを一言で説明するのがどうにも難しくなったと感じていたのですが、先日、社内の資料に目を通していたら『プロジェクトマネージャー』の欄に私の名前が記載されていたので、今の私は『ぷろじぇ…

  • 失敗に対するレジリエンスの差は善悪ではない

    都知事選のニュースが活発になりつつある昨今。 私は5月に東京都へ越してきたばかりなので選挙人名簿に登録されておらず、おそらく都知事選での投票権はもらえません。 それはまあ、この手のルールが無ければ住民票を組織的に移転させるような不正工作が行われかねません。不正投票の防止に一定の効果があると考えられている以上仕方がないことです。 ただ、蚊帳の外となるのはなんとなく寂しい感じです。 民主主義を愚弄する権利 今回は権利が無いとはいえ、住んでいる地域の選挙にはある程度の関心を持つようにしていますので都知事選の情報も見聞きするようにしています。 まあ、なんと言いますか、今回の都知事選はいつも以上にお祭り…

  • 意思決定と責任を分離してはならない

    今回は愚痴っぽい内容なので、いっそのことぶっきらぼうな文体を目指してみます。 意思決定と責任の連動 仕事には分掌がある。丁寧に言えば職務分掌やらそんな感じの、各人の役割と権限を明確にした仕組みを意味する言葉だ。 難しそうな言葉に聞こえるかもしれないが、つまりは役割分担の気取った言い回しだと思ってもらえればいい。 組織の運営者は誰が何をやってどこに責任があるかの役割分担をはっきりしておかなきゃならない。それが不明瞭な組織はどいつもこいつも責任回避や責任の押し付け合いに終始して保身に走ることが行動の基本原則になっちまう。 そりゃあ大抵の奴は責任を負わずに旨い汁を吸いたいと思うもんだが、それじゃあ組…

  • 「できないならば要らない」が正当化される環境もある

    負けず嫌いの天邪鬼には向いている世界。 新入社員にワクワクできなくなった 6月中旬です。 弊社の例年通りの日程であれば新入社員の配置がそろそろ定まり、誰がどこに配属されるかの噂が各所で流れる時期となりました。 しかし今年は残念ながらそんな人事に関する組織人鉄板の雑談トークに浴すことができていません。何故ならば私が今年度から属している部署は新入社員が配属される部署ではないためです。 今の部署は様々な部署の中堅どころをかき集めて構成されています。自社の製品群、市場や競合他社の情報、自社組織のリソースに関する情報などなど、幅広く様々な知見を有していなければ仕事にならないため、現場で経験を積んだ中堅以…

  • ホットな時事問題を扱わない理由に関する言及

    あまりリアルタイムの時事ネタを扱わないことに対する個人的な見解。 方針的な何か 当ブログは真に雑記的なブログでございまして、それは別に意図して狙っているわけではなくただただ徒然なるままに思い付いたことをのべつ幕無し語り続けている影響でごちゃごちゃしているだけではございますが、そもそも文体すら自由気ままに安定させていない当ブログにおいて一貫性なんてなんのその、時には特許明細書のように延々と文章を繋げて句点を用いないこのような読み難い文章を書くことも厭わないのが私です。 読みにくいし書きにくいから止めましょう。 そんなわけで、社会派を気取るつもりは一ミリもない割に社会問題を取り扱うこともある私です…

  • 人を動かす梃子への理解と忌避感

    今年度から仕事の回し方が大きく変わったのでそれについて思うところを記録してみます。 仕事への向き合い方や考え方は年齢や立場によって大きく変わるものですので、今回の記事も未来の私や別の立場の人からすればまた異論があるはずです。それでもあえて今思っていることをまとめることには意味があると考えます。 仕事のやり方の変化 事業所で設計屋をやっていた頃は、基本的に仕事は頼まれる側でした。 もちろん他所へ仕事を頼む機会はたくさんありましたが、どちらかと言えば頼まれることが多くなります。市場にマッチした新しい製品の設計なり、製造上のトラブルに対する対処なり、市場トラブルの分析なり、生じた事態や要求への対処が…

  • そもそも科学技術立国とは何ぞや

    製造業で働く人間の戯言。 日本の屋台骨 バブル崩壊後、大手電機メーカーの不振を筆頭に日本の製造業の凋落を語る言説を各所で見かけます。その中でも特に強い言葉として用いられているのが製造業の不振に託けた「科学技術立国の凋落」と言った表現です。 とはいえ、凋落といっても製造業全体で見れば分野ごとの浮き沈みはあって当然ですので、それを全体に適用する意味はないと思っています。例えば算数の成績が悪い山田君を「山田君は勉強ができない」とまで広げることは不適切で、それはただ「山田君は算数が苦手」の範囲に過ぎません。 よって個人的には製造業に対しても「ふ、電機がやられたか、しかし奴は四天王の中でも最弱」くらいの…

  • やはり図書館はいいものだ

    活字中毒者の常と言いますか、書籍代がそこそこ馬鹿にならない日常を過ごしています。 ここ最近は空いた時間を英語学習に割いている影響で読書時間が減っていたため比較的出費を抑えられていたものの、先日「洋書を読めば読書欲と英語学習の両取りをできるのでは?」なんてくだらない思い付きが天から降ってきたせいで侮れない事態です。 閃いた瞬間は素晴らしい名案じゃないかと歓喜していたものですが、いや、洋書は高い。やたらと高い。これをポンポン買うのは馬鹿になりません。むしろ馬鹿でなければポンポン買えません。間抜けなことに英語の多読をしようとしているため、今月はむしろ出費が増えました。 と、そんな話を人にしたところ、…

  • 東京に越してきてから、人としてマトモになりつつある気がする

    田舎から都会へ行くと人間は堕落するようなイメージがなんとなく個人的にあったのですが、どうやらそうとは限らないようです。 生活習慣の改善 東京へ越してきて以降、ちゃんと日常生活をこなすマトモな人間に近づきつつあるのを感じます。今までが雑な生活をし過ぎていただけではありますが、この変化は少し面白みを感じるほどです。 まず、スーパーへこまめに行くようになりました。 車を手放したので荷物を小分けにする必要があるためです。その結果、自動販売機やコンビニの使用頻度が劇的に下がって浪費が若干改善されました。 お金の管理もするようになりました。 今までは現金払いのくせに家計簿を付けていなかったので出費の管理は…

  • やたらと髪質で同情された

    住所変更に関連する手続き、ライフラインである公共サービスの手続き、転院や新しい病院の探索、などなど引越しをしたらやるべきことは様々あります。 それらに続いてそこそこ優先度が高いものの一つに理容・美容関連があるでしょう。 理容・美容関連の店はコンビニよりも数が多く、しかしコンビニよりも個性があります。腕の善し悪し、相性の良し悪し、好みの差異などなど比較項目は無数です。よって引越しをした先で新たに良いところを見つけるには運や努力といった何かが必要かと思われます。 適当でいいじゃないか などと書き出しつつ、年度初めの部署異動や引越しで理容室へ行く暇もなく伸びっぱなしになっていたボサボサ頭を整えるため…

  • 欲求に基づいた仕組み作りをすれば継続は容易

    自認としては三日坊主な人間だと思っていたのですが、もしかすると継続は得意分野なのかもしれません。 毎日続けていること 今継続していることと言えば、とりあえずまずはこのブログです。今のところ3年以上毎日の更新を継続できています。さほど労力を割いてもおらず特に凝ったブログを運営しているわけではないにせよ、おそらく継続できているほうだと言えるでしょう。 次に散歩です。引っ越し後は歩数をアプリで確認するようにしてみたところ、この一ヶ月は毎日一万歩以上の散歩を継続できていました。 話は逸れますが、一日一万歩の健康効果に関しては色々と研究と議論があるものの、個人的にキリがいいので一万歩を採用しています。 …

  • 失敗を批難する人は、ただ足を引っ張っているだけ

    たまには珍しく、少し直接的な苦言を。 失敗は必ず生じる上、目にもつきやすい 新しいモノやコトにトラブルは付きものです。特に複雑系の大きなシステムを変える時には失敗せずに順調に置き換わることのほうがレアケースだと言えます。 なぜならば私たちは預言者でも予知能力者でもない以上、ありとあらゆる外乱を予測し切ることはできませんし全てのリソースを最適に活用し切ることも不可能なためです。想定外のトラブルはどこからしらで必ず起こり、意図せぬ何かしらでリソースの不足や過剰が絶対に生じます。 上手くいったプロジェクトとは失敗やトラブルが生じなかったのではなく、失敗やトラブルに対処するだけのリソースがあったために…

  • 離れるほどではなく、近づけるほどでもなく

    平日の早朝7時頃 通勤電車へ乗る前後の時間。 イヤホンから流れる英会話音声を聞き流しながら、スマートフォンを用いてブログへ記事を投稿する。 数日前に書いた記事であればすでに確認済みなのでそのまま、前日書いたものであれば誤字脱字の確認をしてから投稿する。投稿時間のばらつきはこの些細な差から生まれる。もちろん出張があればさらにずれることとなる。 その後、ストック記事がある場合は記事を読み返していつでも投稿できるよう体裁を整えておく。ストック記事の残量は日による。忙しければストック記事は枯渇するが、今のところまだ多少は維持できている。ここのところ仕事で忙しいように見えて、急いているのは気だけだ。肉体…

  • 無知への謙虚さ

    私たちは日々様々な情報に触れています。 しかしそれらは世界に存在している情報量からすれば極めて僅少なものに過ぎません。 よって私たちは知っている情報を基に物事を判断することよりも知らない情報があることを前提として思考をしたほうが適切な場合が多々あります。 私たちはどれだけ知っている? 一例として警察の話をしましょう。 全国ニュースで警察の不祥事が時々報道される度、まるで日本の警察はダメな存在だとする言説をよく見かけることになります。 これは典型的な誤認です。 私たちはその不祥事に関係した警察官の情報をニュースによって入手しますが、約30万人が所属する巨大組織である警察の全貌、そして警察職員の全…

  • 理系的な「挨拶」推奨理論

    挨拶はビジネスマナーとして社会人一年生に教育されることの一つです。 たぶん恐らくきっと大抵の新人研修で教育されていることでしょう。 今回はそんな挨拶について、挨拶は絶対にしたほうがいいという話をしましょう。 もはや各所で語り尽くされてきた話題ではありますが、少し理系的な考え方をそえてみます。 挨拶の損得勘定 「挨拶なんて無駄なコミュニケーションコストだ」 「ただの慣習に過ぎず、挨拶と仕事の出来不出来は無関係」 などなど、挨拶を否定する言説はいくつもあります。 嫌味なことを考えれば 「挨拶に支払うコスト程度で出来栄えに影響するレベルの仕事しかやっていないのか」 なんて皮肉めいたことを言えるかもし…

  • 人に嫌われなくてもいいんじゃないかな

    八方美人を推奨するわけではないけども。 実はアドラーはちゃんと読んでない おそらく10年くらい前にベストセラーとなった本の影響か、今でもよくネット上で見かける「嫌われる勇気」について。 この本は読んでいないので具体的な内容はよく分かっていませんが、各所で読み聞いている感じですと「嫌われる勇気」とは概ね他人のためではなく自分のために生きることを推奨しているものかと思われます。 「他人の欲求を満たすための存在」になるのはもちろん良いことではありません。自分の人生が向かう先もその末路も誰かが代わりに責任を取ってくれることはありませんので、自らの人生の手綱は自らで握り続ける必要があります。 よって他人…

  • 何かを絶対悪にすることの副作用

    当ブログで度々言及してきたものの、しつこくとも伝えたいこと。 悪の外部化 この世には善と悪があります。それはまごうことなき現実です。大抵の場合は白黒まだらに入り乱れたものですが、少なくとも白と黒、そしてそれらが混在したグレーが存在しています。 よって何かしらを悪と認定することは常識的な行動です。 なにより個人や社会に対して不利益をもたらすものを悪とみなして除外する行動は個人の安全性や社会の安定性に必要不可欠な行為であり、悪を放置していては悪の助長を招き個人や社会の健全性を損ねる結果を招く以上、悪を排除するよう人々や社会が志向するのは自然の流れだと言えます。 しかしながら、「何かを悪と認定する行…

  • マネジメントとはリスクをゼロにすることではない

    マネジメントを実施している人の一部では「完璧主義への欲求」や「リスクを無くすことへの欲求」が心の中に沸き起こります。チーム管理やプロジェクト遂行において一切の瑕疵が無い100点満点をゼロリスクで達成しようと追及したくなる欲求です。 それらは時に費用対効果を無視した形ですら発露して、チームを険悪にし、プロジェクトの採算を悪化させ、時にはチームやプロジェクトの崩壊すら招きます。 しかしながらそういった欲求はマネジメントの本質からは逸れたものです。 完璧へ到達すること。 あるいはゼロリスクへ到達すること。 それらはマネジメントの領分ではありません。 今回はそんなマネジメントの抱える宿痾に関して言及し…

  • エコバッグを買いました

    一体何を報告しているんだ? エコバッグを買いました 先日、エコバッグを買いました。 それ以上でもそれ以下でもなく、ただエコバッグを買いましたというだけの話です。 エコバッグを買いました、というセンテンスをこんなに連続して出すほどエコバッグを買ったことは重大な出来事ではありません。 実のところエコバッグに関しては今まで積極的ではありませんでした。 「エコバッグは製造に用いる石油だけでなく原材料の生産・輸送・加工・廃棄まで含めたライフサイクルアセスメントを考慮すればエコでもない場合が多い、実際にエコへ貢献できているエコバッグのみが販売されるべきであり、ちゃんと設計されずに資源を無駄遣いしているエコ…

  • 偽りの二択

    多いほうが喜ぶ人もいれば、そうでない人もいる。 大は小を兼ねず、万人が満足するサービスは有り得ない。 そう思った話。 そう大仰なことではない、ただの日常の話。 走るよりは歩くほうが好き 6月初頭の土曜日は街探索ついでにふらふらと街を歩き回っていた。 もちろん徒歩圏内で赴ける場所など高が知れている。 とはいえ過去に住んでいた地域に比べれば少し様相は異なる。なにせ「健康のために一駅歩く」が実行可能な都会では徒歩圏内で隣の駅へ行けることから街と街の隙間は極めて小さく、徒歩でも充分に何かしらを見て回ることができる。 対して地方では街と街の隙間が大きいため、下手をすれば道なき道を何時間も掛けて歩かねばな…

  • 権力は生産が可能であることへの認識

    『権力の生産』 これはあまり日本では馴染まない概念かと思いますが、この概念を知っていると欧州の国際的な強さが分かりやすくなるかと思います。 権力の定義と発生 一般に「権力」の言葉が用いられる際は政治がトピックである場合が多いため、権力には高低・善悪・良否・損得といった概念が連想されがちなものです。 しかしそういった付随的要素を省いた辞書的な「権力」とは「他者或いは他の集団に対して行動を強制する能力」を意味する言葉です。よって政治的権力に限らず愛情や友情、信頼や金銭など様々な要素を用いて他者に行動を強制すればそれは権力となります。親が子どもへ教育をすることも上司が部下へ命令することも広義の権力に…

  • 清潔感の許容範囲と「当たり前品質」

    ゆるーい話をしましょう。 最近ゆるーい話の記事が多くなっていますが、ヘヴィなテーマを考えていないわけではありません。一応思考回路はいつも通り正常です。 ただ、単純にそっちの方向を書くとなんだかネガティブというか面白くない話をしてしまいそうなので、意識的にゆるーい話で間を保ちたい気分なのです。 なので、ゆるーい話をしましょう。 清潔の個人差 5月に東京へ越してきて以降ほぼ毎日、街探索を兼ねてGoogleMapアプリを片手に飲食店を探して外食をしている。趣味の一種だと言えば出費は許容範囲に収まるだろうが、実に贅沢で気楽な浪費だと言えるだろう。 なお私はGoogleMapの口コミ情報を後から読む。飲…

  • 日帰り出張は楽しさと大変さのどちらが勝るか

    部署が変わっても出張の種は尽きまじ。 ということで、出張に関する雑談です。 メーカーと公共交通機関 営業さんほどではありませんが技術系もなんだかんだと出張があります。昨今はWeb会議で代替することも増えましたが、実物を見たりオフレコの情報を交換する場合はまだまだ直接会う必要があるので出張も致し方ありません。 技術系の出張で赴く相手は開発職や技術職であり、そして製造業の開発部署や技術部署は大抵の場合で地方にあります。用地の広さや物流、水や資源、騒音や人件費、他にも様々な事情があるためこればかりはやむを得ません。 立地は空港や新幹線停車駅が近ければ素晴らしく、車で行ける距離ならばラッキーで、運が悪…

  • 素人の脱現金計画、進行中

    およそひと月前に宣言した現金至上主義からの脱却。 そして約二週間前に覚えたポイントへの意識。 これらを背景として、この二週間くらいで動いた脱現金計画についてなんとなくまとめてみます。 ちなみにこの脱現金化計画の主目的は「最高効率で最大利益を得ること」ではなく、「もう少しお金についてちゃんと考えること」です。 引っ越しをして生活環境が変わったのでちょうどいい機会として色々と出費を見直しているだけであり、やっていること自体は結構適当です。 概要 クレジットカードが2枚、アプリが8つ、ポイントカードが1枚増えました。 日用品・食料品の購入 【今まで】 近場のスーパーやデパートなどへ適当に赴き、現金で…

  • 記憶力が悪い人に向けた暗記のコツ

    記憶力は、とてもとても残念ながら個人差があります。 ひとたび本を読めばその内容を全部覚えられる人もいれば、その反対に何度繰り返して読んでもなかなか覚えられない人だっています。 こればかりはほぼ先天的な能力差ですので覆すことはできません。 ただ、「記憶が定着しにくい」ことと「記憶が定着しない」ことは別であり、記憶力が悪い人でも暗記は努力次第で補えます。 今回は記憶力が悪い人に向けた暗記のコツについて私見を述べていきましょう。 記憶力は悪いが暗記は得意 私は『度を越した忘れん坊』です。記憶力を母のお腹の中に忘れてきたのではないかと疑うくらいには物覚えが悪いです。昨日の夕飯だってもう忘れました。老後…

  • 今はこんな感じで英語を勉強しています

    英語のお勉強について適当に考えていることをちょっと記録してみましょう。 ちなみに誰の役にも立たないです。 効率的な英語の勉強を知りたい人はすでにそういったブログ記事がネット上にたくさんあると思いますので、そちらをご覧ください。 この記事は一年後くらいに見返して自分の無様さを笑うために書き残します。 目的は基礎英語力の向上 語学の勉強といっても幅は意外と広く、どこから手を付ければいいかがまず難しいものです。 よって最初に手を付ける勉強範囲をリスニングとリーディングに絞っています。たしかTOEICもL&RとS&Wで分類されていたと思いますのでこの分け方は問題ないでしょう。 そもそも英語学習を進めて…

  • 個人的に考える継続のコツ

    仕事でいっぱいいっぱいなのに毎日ブログを更新している、この継続力の源はいったい何なのでしょう? 折よく『物事を継続する際のコツや考え方』に関してちょうど若手に聞かれたので、ざっと答えた内容をまとめてみます。 長く続けるにはエネルギーよりも形状が重要 ここ最近はちょっと惰性気味な記事ばかりとはいえ、部署異動や引っ越しといったそこそこ重たいイベントが重なりつつもなんだかんだブログの毎日更新が途切れていないのは意外と凄いことではないのかと自画自賛してみます。何はともあれちょっと自分でも不思議です。毎日なんやかんやとくだらないことを書けるものだなと。 ちなみに語学の勉強も今年度に入ってから毎日継続でき…

  • 疲れているとポジティブな気持ちが萎む日記

    朝から一人で外国の人を駅まで迎えに行きタクシーに乗せて工場に行って製品プレゼンや工場見学のフォローをして昼飯食って製品プレゼンや工場見学のフォローをしてタクシーに乗せて飲食店に連れて行って夕食会をして電車に乗せてホテルまで帰らせて、それで月曜日はおしまいです。 ・・・これは企画部の仕事ではないな。 では誰の仕事かと言われれば困るのですが。 そもそもこれは仕事でしょうか? いや、仕事ではありますが、うーん。 仕事が進まない まあ別にアテンドをすること自体は構いません。英語オンリーだったので脳は破裂しそうですが、まあそれもやむを得ません。 ただ、その時間は仕事が進まないことが少ししんどいです。メー…

  • 他者へ美徳を求める行為は悪徳に他ならない

    休日だというのに仕事のことで頭がいっぱいっぱいで思考力がそちらに割かれているような気がします。 なんというか、入社して数年内の新人時代を思い出します。まあ実際に部署異動したばかりなので新人みたいなものではあります。 社会人の新人時代はアレも覚えなければコレもやらなければと大変な時期です。学生時代とは環境が大きく変化することもあり、心身ともに負担が増大します。 私も当時はむやみやたらと残業をしたり休日出勤して仕事をしたりと若さにかまけて仕事に熱中していました。 そういった傾倒は度が過ぎると心身を壊すリスクがあるものの、経験は成長の糧であり、当時学んだことは間違いなく今の私に役立っていますので全面…

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