9-4とリードを保って4回裏二死一、二塁まで漕ぎつけていた先発のアンソニー・ケイ投手に交代を命じて中川颯を投入しなんとか勝ち切った8月25日のあの試合。 スポーツ紙では“非情采配”などと書かれていたが、あの時、次のバッターはソロホームランとタイムリーヒットを打ちケイ投手とタ...
横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。
ベイスターズにとってオープン戦初戦となる今日の試合はビジターでのファイターズ戦だった。 ファイターズの先発投手はFAで獲得を試みた山崎福也選手で、緩急と制球に長けた大人の投球術を見せつけられた。 2回をパーフェクトに抑えられ、逃した魚の大きさを実感することとなったが、まあこ...
6試合目となった練習試合はこれで最後。 明日からはオープン戦という次のステージに進むことになる。 スターティングメンバーも本番仕様に近づきつつある。 1番 ライト 度会隆輝 2番 センター桑原将志 3番 レフト 大田泰示 4番 セカンド牧秀悟 5番 指名打者宮﨑敏郎 6番 ...
今日で対外試合は3戦目。 練習試合だとは言え、いくらなんでもヒットが出なさすぎると思っていた試合序盤が嘘のように、7回から6点を挙げる猛攻を見せて逆転勝ちした。 野手では未だ主力が顔を揃えていないが、投手陣は期待の新入団選手たちがこぞってアピールしてくれた。 一方、思い描い...
昨日(2月12日)は現在のホームである宜野湾に中日ドラゴンズを迎えて今季初の対外試合となる練習試合が行われた。 内野守備でエラーが続いて失点するなど3-4で敗れ、課題が浮き彫りになった試合だったが、まあこの時期で良かったと思うようにしよう。 ベイスターズに限らないのかも知れ...
つい数日前にキャンプが始まったと思っていたら、今日(2月10日)、早くも紅白戦で実戦モードのプレイを見ることとなった。 白組の先発は一昨年のドラフト1位小園健太投手。 対する紅組はオリックスから移籍したアンダースロー右腕の中川颯投手が先発。 紅組のトップバッターは注目のドラ...
2月1日に始まったベイスターズの春季キャンプは昨年と同様、ベテランを除く一軍主力と期待の若手から成るA班が沖縄本島の宜野湾、ベテランや故障明けの選手たちを含むB班は奄美でそれぞれ第1クールを終えた。 最初の休日となった昨日(2月5日月曜日)はA班の新人4人が恒例となったマグ...
「ブログリーダー」を活用して、その後の濱マイクさんをフォローしませんか?
9-4とリードを保って4回裏二死一、二塁まで漕ぎつけていた先発のアンソニー・ケイ投手に交代を命じて中川颯を投入しなんとか勝ち切った8月25日のあの試合。 スポーツ紙では“非情采配”などと書かれていたが、あの時、次のバッターはソロホームランとタイムリーヒットを打ちケイ投手とタ...
昨夜のジャイアンツ戦でまた一つ野球の怖さを教えられた。 2-1という僅差のリードを保って迎えた9回裏二死一塁の場面で森原康平が長野選手を1-2と追い込んでからサード正面のゴロに打ちとってゲームセット、と誰もが思ったところ、バウンドが合わずに待って捕球した柴田竜拓がややバラン...
昨日の試合、6回まで2-0でリードしていた試合で7回に1点、8回にも1点失って2-2の同点に追いつかれた時点で今日は負けかあ、と思ったベイスターズファンの方も多かったのではないでしょうか? 当社は伊勢大夢とウェンデルケン投手が打たれて追いつかれているのに対して、カープの方は...
何故かむしょうに五七調で書きたかったので、このようなタイトルにしてみました(最後の部分は茂吉先生のパクリですが、ファンの歓声は“遠田のかはづ”に似ているような気もするので、まあ良いか)。 昨夜はエース東克樹の力投と4番タイラー・オースティンの打棒などで首位広島に快勝したベイ...
8月28日 横浜スタジアム ベイスターズ 3 ー 2 タイガース 勝 東克樹 7回、105球、被安打8、奪三振8、与四死球0、失点2 S 森原康平 本塁打 タイラー・オースティン 22号ソロ これが台風10号の影響で試合中止が相次ぐこととなる直前の試合の結果だ。 この試合で...
昨日の阪神戦では、センターの蝦名達夫が薄暮の中で飛球を見失うなど初回から守備のミスが出て先制を許した。 バックのミスを取り戻せず失点した先発の東克樹は自分自身の不甲斐なさに喝を入れるような仕草を見せていたが、“勝ち切る覚悟”はここでもしっかり生きていると感じた場面でもあった...
シーズン終盤を迎えて、新たなチームスローガンが発表された。 “勝ち切る覚悟 all for the win” そうだった。これがベイスターズに欠けていたものだったのだ。 長い暗黒時代を抜けて、 “良いチームになった”とか “ベイスターズの試合は面白い”とか言われることが増え...
先週は中日、ヤクルトとの6連戦だったが、何とかいずれのカードも勝ち越すことができた。 下位チームとの対戦などと書いている方もあるようだが、髙橋宏斗とライデル・マルティネスを始めとする強力なドラゴンズ投手陣とサンタナ、村上宗隆、オスナの主軸に加えて打撃好調の長岡選手が引っ張る...
話は昨日の試合に戻る。 7-3と4点リードで迎えた8回表、川越選手のファーストゴロがベースに当たってファウルゾーンを転がったアンラッキーな二塁打から始まったドラゴンズの攻撃を山﨑康晃に続いてウェンデルケンまで注ぎ込んでも止められず、7-7の同点にまで追いつかれた。 その裏、...
ベイスターズ東克樹、ドラゴンズ松木平優太の先発は8月7日のバンテリンドームでの対戦の時と同じ組み合わせ。 この時は東が9回無失点、松木平も7回無失点と互いに譲らず、延長12回でスコアレスドローとなった。 今日も息詰まる投手戦が予想されたが、昨日に続いて初回からベイスターズの...
現在、NPB屈指あるいは最高とも言われる髙橋宏斗投手との対戦ということでベイスターズにとっては難しい試合になると予想されていたが、決して相性は悪くなく、これまでもなんとか得点を挙げてきている。 この日も初回から先頭の梶原昴希がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、珍しくスモ...
今週はカープに負け越し、ジャイアンツとの初戦が台風で中止になった後、第二戦は孝行息子の石田裕ちゃん初の炎上など二桁失点で惨敗。 カープとの第三戦は勝つべきゲームではあったが、クローザーの森原康平が逆転サヨナラホームランを被弾して敗戦。 9連敗の後、立て直しを図るベイスターズ...
今日の試合はヤクルト外野陣の拙い守備から流れをつかんだベイスターズが14-4と圧勝した。 一つ目は一回裏一死満塁で牧秀悟の放ったレフトの頭上へのライナーを背走したサンタナ選手がグラブを届かせながら後逸したプレイ。 記録上はヒットだったが、あれを捕ってもらわないとピッチャーは...
このブログで最後に記事を書いた7月22日以来、一時的に記憶を失っていたが、どうもベイスターズは大変なことになっていたらしい。 3年ぶりの9連敗 あっと言う間に貯金5から借金4へ オールスター後は7試合で得点僅かに10 あー良かった、何にも覚えていなくて ずいぶん昔に観た映画...
4時間以上を要した熱戦に非常に残念な形で決着がつき、7-8のルーズベルト返しをされてスワローズに連敗した。 ネット上では早くも敗因とその当事者をめぐって色々な主張がなされている。 それらの意見はどれも間違ってはいないし、的を射ている指摘も多いと思う。 しかし、負けた試合に関...
一言で表せば、神宮球場でのヤクルト-横浜戦らしいとんでもない試合だった、と言うことになるが、猛暑という共通の敵の存在が両チームを苦しめた。 私が異変に気づいたのは、スワローズ先発の吉村投手が初回に22球を投じた後、2回に25球を費やして4失点とベイスターズ打線につかまった際...
首位ジャイアンツとの3連戦は負け越したものの、昨日の第三戦は投打が噛み合った非常に良い勝ち方だったので、今日からの2位カープとのカードも期待が持てそうだ。 初戦の先発は誰だっけ、あっ、そう言えばハマちゃんだった。 前回の登板時にスワローズの打者たちの待球作戦で粘られ、4回で...
ジャイアンツとの首位攻防戦で初戦から2連敗した我がベイスターズは少し苦しくなった。 まず、負け方が良くない。 どちらの試合も現状では1番の脆弱性である中継ぎが打たれての敗戦であり、運が悪くて負けた、と開き直る訳には行かないのだ。 このままだとズルズル後退してしまう、そんな危...
首位攻防戦と言う触れ込みで始まったジャイアンツとの3連戦は、初戦の僅差を守りきれずに惜敗し、第二戦はチーム力の差が出て完敗した。 いずれも先発投手は試合を作ったが、救援投手が打ち込まれての敗戦。 山﨑康晃、伊勢大夢、上茶谷大河、入江大生、ウェンデルケンと言う実績のある主力の...
今日の記事はタイトルを考えるのに随分と時間をかけてしまった。しかも、それは内容とそれほど関係がある訳ではない。 まあいいか。 平良拳太郎の投球は先週の完封時ほどの出来ではなかったものの、生命線のボールのキレと制球はさすがで、ほぼ毎回ランナーを出しながらも丁寧に後続打者を打ち...
今日から舞台を神宮球場に移してスワローズとの2連戦だ。 その後、日曜日と祝日の月曜日に甲子園でのタイガース2連戦が続くと言う変則日程で、火曜日からのドラゴンズ3連戦と併せてこれが今季最後の7連戦となる。 その初戦、平良拳太郎とスワローズ期待の若手ロドリゲス投手のマッチアップ...
最下位のドラゴンズにホームで連敗し、「まさかの連敗」とか「残念な取りこぼし」とか言う人もあるようだが、私は負けるべくして負けたゲームだったと思っている。 攻撃力という意味ではベイスターズ打線が優位に立っているとは思うが、終盤のリリーバー勝負になるとライデル・マルティネスを始...
一つ前の記事で、関内の居酒屋あたりでベイスターズファンが「涌井なら打てるだろ」とか不遜なことを言っているのを野球の神様が聞いて罰をお与えになるのではないか、と書いたがどうもその通りになってしまったようだ。 心当たりのある方はこれから気をつけましょうね。 松葉投手が先発する前...
日曜日の朝はトレバー・バウアーの動画配信から始まる。 今回の故障、離脱に関しては、本人もさすがにこたえたようで、調子に乗って野球の神様の気に入らないことをやってしまったからいけないのだ、と言うおよそ非科学的な説明をしていた。 しかし、この非科学的な思考が私には痛いほど良くわ...
水は低きに流れ、人は易きに流れる。 今日のような試合の直後は、石田健大には所詮先発は無理だとか、今日のライアン小川のようにカットボールで攻められると打線が完全に沈黙してしまうのは打撃コーチに策がないせいだとか文句の一つも言いたくなる。 しかし、それではファンの一分が立たない...
今日の試合開始前に8月の月間MVPの発表があり、セリーグでは牧秀悟とトレバー・バウアーが投打で受賞するという快挙を達成した。 バウアーは6月に続いて2度目の受賞で、月間43イニングとフル稼働で3勝1敗、防御率1.67の好成績をおさめたことが評価された。 腸腰筋の損傷で離脱し...
カープに二戦連続で延長の末に逆転サヨナラ負けを喫するというこれ以上ないほど悪い流れは、そもそもジャイアンツとのカード第三戦から始まった。 知野直人の代打逆転満塁ホームランで一時は7-4とリードし、完全に逆転勝利の展開だったが、先発のハマちゃんが2回で降板したため苦しくなった...
日曜日のジャイアンツ戦と驚くほど似た展開で残念な再逆転負けを喫した。 しかし、不思議なもので日曜日の敗戦ほどはがっかりしていない。何事にも耐性と言うのはあるものなのですね。 考えてみると、暗黒時代を経験したベイスターズファンは耐性マスターと言っても良いだろう。 ここ一、二年...
トレバー・バウアーが8月30日のタイガース戦で当たり損ねのゴロに無理な姿勢で飛び込んだ際に股関節付近を故障したのは皆さんご存知の通り。 このプレイの後もピッチングを続けたため軽傷だろうという楽観的な見方が多かったが、診断結果は右腸腰筋の損傷という予想していたよりも重い症状だ...
今日のハマちゃんはいつになく酷かった。 ストレートもチェンジアップも全てがベルトの高さで、打撃投手のように打たれた。 1回終了時で既に28球を投じていたとは言え、2回で早くもストレートの球速が140キロを下回ることがあり、目に見えて球威が落ちていた。 丸選手にホームランを打...
昨夜の快勝の勢いのまま今日も初回から猛攻を仕掛けた。 その先駆けとなったのは関根大気だった。 初回の先頭打者としてジャイアンツ先発横川投手に追い込まれながらもレフト前に運ぶヒットで出塁すると、牽制で逆をつかれてチャンスは潰えたかと思ったが、ランダウンプレイでファーストの秋広...
首位阪神に甲子園で連勝したことでチームに勢いがついたのは間違いない。 思い起こせば火曜日の第一戦、息詰まる投手戦の末、8回裏に2点を先制され0-2でクローザー岩崎優が登板すると言う敗色濃厚、と言うよりは99%負けと言う状況で蝦名達夫のヒット、佐野恵太の同点ツーラン、そして牧...
昨夜の大逆転劇はたしかにベイスターズに勢いをもたらしたはずだ。 今日の試合はそのことを明確にしつつ8月の月間勝ち越しを決める重要な試合だ。 タイガースから見れば、カープとまだ6ゲーム差をつけているものの昨夜は少し気持ちの悪い敗戦だったし、何よりカープがその気になってしまうこ...
月曜日にこのブログを書いていた時から、首位独走の阪神に一泡吹かせてやりたいと、ずっと考えていた。 それが、これしか無い、と言う形で実現することになった。 先発はエース今永昇太。 前回までとは見違えるほどのストレートの勢いを取り戻して打者を押し込むが、変化球の制球が安定せず球...
昨日のドラゴンズとの試合はバンテリンドームでの今季最終戦だった。 試合の方は皆さんもうとっくにご存知の通り、初回にドラゴンズの柳投手の立ち上がりを攻めて1点を先制したが、二死一、二塁で平良拳太郎をリリーフしたエスコバーが打たれて逃げ切りに失敗した。 最後は延長12回裏に森原...
8月24日の横浜スタジアム対カープ第3戦に勝利して5連敗を免れた日のヒーローインタビューはいつものように喜びに弾けたものではなかった。 その日までに味わってきた悔しさや自分達に対して感じた不甲斐なさの総量はその日の勝利だけで精算されるものではないことがその理由だったと思う。...
東克樹の好投と大田泰示、ソトの打棒で勝利した昨日の勢いをそのまま名古屋に持ち込んでドラゴンズとの対戦に臨みたいベイスターズ。 今日の先発は二桁勝利に王手をかけているトレバー・バウアー。ドラゴンズからは既に2勝を挙げており、相性は良いはずだ。 打線は昨夜の成功体験を活かしてト...
エース今永昇太でも勝てず4連敗の嫌な流れの中マウンドに上がった東克樹は抜群の安定感でチームに勝利をもたらしてくれた。 2カード続けて横浜スタジアムで行われた対阪神と対広島の6試合は、東克樹の先発した2試合のみ勝ち、それ以外の4試合は敗けると言う驚くべき結果になった。 つまり...
エース今永昇太がとても本人のものとは思えないようなキレも球速も出ていないストレートを痛打されて初回から失点し、打線は九里亜蓮に完封負けした対カープ第1戦。 日曜日にはタイガースの伊藤将司に完封されていたので、二試合続けて完投完封されたことになるが、あまり記憶にない出来事だ。...
昨夜の試合は、初回、宮﨑敏郎の好守で併殺をとり不安定な石田健大の立ち上がりをサポートすると、佐野恵太のラッキーなツーベースの後、牧秀悟の三塁線を破るツーベースで先制した。 前夜の流れは未だベイスターズに残っていた。この時までは。 その後、苦手の青柳晃洋の前にチャンスは作るが...