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  • 大将

    「大将!」周りを見回しても誰もいない。そこにいるのは、ぼくだけなのだ。しかたなく、「はい」などと返事をしている。いつの頃からだろう、ぼくが「大将」と呼ばれるようになったのは。ぼくの持っている自分のイメージは、決して「大将」ではない。だから、「大将」と呼ばれるたびに、「大将と呼ばんでくれ」と思っている。ぼくは「大将」と呼ばれるほど立派な人間でもないし、またいかにもそれらしい風貌をしているわけでもない。「大将」と言われて思い当たるのは、いかにも立派な白髪頭だけである。とにかく、ぼくのことを「大将」と呼ぶ人は、圧倒的に年配の方が多い。最近ボケ始めた、床屋のおばちゃんからもそう呼ばれている。ぼくのほうが年下なのだから、「兄ちゃん」と呼んだほうがより自然である。なのに、いつも「大将」なのだ。ぼくは「大将」と聞くと、...大将

  • Jhon Wesley Hardingを聴いている

    車の中で、はっぴいえんどのアルバム「風街ろまん」を聴いていたのだが、10曲目の『颱風』のイントロのハーモニカの音を聴いた途端、ボブ・ディランのアルバム「JhonWesleyHarding」が聴きたくなり、切り替えた。高校時代からそうなのだが、ぼくは冬になると、なぜかボブ・ディランが聴きたくなる。そしていつも聴いている。もう50年以上もこれを繰り返しているのだ。ちなみに秋はビートルズだ。春夏は特にない。さて、そのアルバム「JhonWesleyHarding」だが、これと言って好きな曲があるわけではない。強いて上げるとすれば『見張塔からずっと』ということになるだろうか。ぼくはそのタイトルでこのブログの記事を書いたことがあるわけで、いちおう意識はしている。ではそこまでお気に入りの曲がないのに、何でこのアルバムを...JhonWesleyHardingを聴いている

  • 缶けり

    1,体重が徐々に増えてきている。2年前に62キロまで落としたのだが、現在70キロ、腹も少し出てきたようだ。いまだに朝食抜きを続けているし、運動量も増やしたつもりだが、どうしてだろう?やはり、家の中でゴソゴソやるだけではなく、子どもの頃のように外で遊ばなければならないのだろうか?2,そこで、「子どもの頃、どんな遊びをしていたのだろう?」と色々と思い返してみた。パッチン(メンコ)、ダンチン(ビー玉)、野球、Sケン、缶けり等々。パッチンやダンチンは別として、他の遊びは、動きもあるし、頭も使う。おそらく、子どもの頃は、そういう遊びをやっていたから太らなかったのだろう。3,缶けり。最後にやったのは18歳の頃だったかな。今やったらおかしいだろうか?いやいや、60代で缶けりやってどこがおかしい。それなりの準備運動をやっ...缶けり

  • 家の中の諸風景

    『怪人』こういうのが、家の中にいるのです。カランに付いていた水滴が顔のように見えたので、撮ってみました。『日本の原風景』絵画のように見えるのですが、実はこれ、ぼくの部屋からスマホで撮ったもので、網戸を通して写したらこうなりました。『〇〇くん』何年か前に、家の網戸に止まっていたのを撮ったものです。何という虫なのかは知りませんが、この顔のような模様が、〇〇くんの顔に似ているので、ずっと保存しています。家の中の諸風景

  • 月刊誌

    あるホームページを見ていたら、「少年」「少年ブック」「ぼくら」「冒険王」「少年画報」という名前が、目に飛び込んできた。これを見てピンとくる人は、60台半ばを超えている人だろう。知らない人のために言っておけば、これらはぼくが小学生の頃に読んでいた、月刊誌(漫画)の名前です。これらの月刊誌は、今の月刊誌と違って、豪華な付録がついていた。予告には、「来月号は豪華10大付録付き」などとなっていた。たとえば、日光写真なんかはいつもどこかが付けていたものだ。その他いろいろな付録があったが、ぼくが一番嬉しかったのは別冊本だった。本誌の連載マンガが、別の内容で1冊の本になっていたのだ。(たまに「別冊に続く」と、本編の続きになっている場合もあった)そういう別冊本を持っていたら、今かなりの価値があるのだろう。そう思うと、今と...月刊誌

  • ふんどし思春期

    中学の頃だった。日本人なんだから日本人らしくしなければと思い立ち、フンドシ着けて学校に行ったことがある。その頃はまだデパートなどでもフンドシは売られていたがさすがに買うのは恥ずかしく、家にあった手ぬぐいを自分で縫って作ったものだった。フンドシ、最初はゴワゴワして気持ち悪かった。だけど慣れてしまえば何ということはない。気がつけばフンドシを着けていることを忘れていた。おそらく生まれて初めてのパンツもそうだったに違いない。ふんどし思春期

  • おせち料理

    おせち料理、これまでいつも母が用意していた。ところが、来年の分は野暮用があり出来ないという。じゃあ、こちらで用意しようということになったのだが、今までおせちのことなど関心がなかったので、どこで買っていいのかわからない。さらに相場もわからない。ということで、ネットで調べてみた。有名どころはどこも高い。早期に頼めば少しは安くなったようだが、それでも1万円を切るような店はなかった。「価格が高いのなら、味のいいところにしよう」ということで、これまで食べたレストラン等で、おいしかった店をピックアップし、最終的に3万円台の店と2万円台の店の2店に絞った。どちらの店も最近食べたことのある店だし、味の方は心配ない。夫婦でいろいろ検討した結果、2万円台のおせちを選ぶことにした。その理由は、元々おせちを予定してなかったので、...おせち料理

  • もしも

    もしもゴキブリがピンク色だったら「かわいい」と言われるだろうかもしもハエが「リーンリーン」と鳴く虫だったら虫かごで飼うだろうかもしも蚊がお尻の光る虫だったら夏の風物詩になるだろうかもしもネズミの鳴き声が「ニャー」だったら人は「チチチ」と言って呼ぶだろうかもしもミッキーマウスが本当にいたとしたらネズミは好かれるだろうかもしもネコの鳴き声が「チュー」だったとしたら人間から好かれるだろうかもしもペンギンがゴミ置場を荒らしたらカラスのような扱いを受けるだろうかもしもカラスが絶滅寸前だったら人間から保護されるだろうかもしもパンダが肉食獣だったら人気者になっただろうかもしも

  • 三週間の季節

    先々週、汗を拭きながら、このセリフを言った。「夏はいつまで続くんだ」先週、多くの枯葉が散っているのを見て、このセリフを言った。「ようやく秋だ」今週、今シーズン初めて暖房を入れ、このセリフを言った。「寒い。もう冬だ」三週間の季節

  • おそらく

    この『ドラゴン桜』テイストのCM、おそらく九州だけでやっていると思うのですが。 で、新しいCMがこれです。 このBBIQ(九州電力)、阿部寛さんを使ってもう18年になるんだとか。18年前というと2006年、名作『結婚できない男』をやっていた頃ですね。おそらく

  • 成長

    禿とか白髪の人を見てはその人が老化していると決めつける人がいる。が禿や白髪は成長であって決して老化とは言わない老化というのはカラダの成長を老化と決めつける固執した心のことをいう成長

  • ガソリン価格

    写真はコストコ北九州の、今日のガソリン価格です。全国的に見て、この価格が安いのかどうかわかりませんが、近郊では一番安いので、いつもそこで入れています。ガソリン価格

  • 田んぼと電柱

    線路沿いの小道で昨日の子供達が手を振りながら汽車を追っていく。運転手のおじさんはそれに答えて汽笛を鳴らし煙を噴かしてくれる。田んぼと電柱の他に何もなかった田舎町の小さな思い出であります。田んぼと電柱

  • 暇な一日

    来年二十歳の男に、「おはこんばんちわ」と言ってみた。「えっ?」と言われた。来年二十歳の男に、「梅干し食べてスッパマン」と言ってみた。「何ですか、それ」と言われた。来年二十歳の男に、「皿田キノコ」と言ってみた。「だれですか?」と言われた。来年二十歳の男に、グワシをさせてみた。左手だけ出来た。暇な一日

  • 総合体育館

    写真は北九州市立総合体育館です。「卓球・WTTファイナル」の会場になっています。今日、その辺に行く用事があったのですが、午後からその卓球の試合の決勝戦が行われるということで、周辺は大渋滞が予想される。ということで、午前中に行って用事を済ませてきました。9時前だったのですが、ご覧のとおり、道はすいておりました。総合体育館

  • 大丈夫

    「大丈夫」と書いた紙を、部屋に貼っている。気落ちした時に見るつもりで貼ったのだが、気落ちする前に不思議とこの紙が目に入る。おかげで気落ちする暇がない。大丈夫

  • みやこの西北

    こんなのを見つけました。この歌を真面目に歌う人もいるんですね。しかしこの歌、ちゃんと二番まであるんだ。みやこの西北

  • 郵便物

    「しまった」昨夜19時半頃だったか、会社宛の郵便物をポストに入れるのを忘れていた。その郵便物は、翌日(つまり今日)までに届かなければならなかったので、昼間に出しておかなければならなかったのだ。夜に出しても翌日届かないことはない。しかし、集荷の関係で翌々日(つまり明日)に届くことが多い。「明日確実に届けるには、速達しかない」ということで、夜間窓口なら受け付けてもらえるだろうと思い、ぼくは郵便局に向かった。しかし、窓口は19時に閉まっていた。コロナ禍が明けたので、以前のように夜間窓口が遅くまで開いていると思っていたのが甘かった。「どうしよう?」調べてみたら、集中郵便局なら21時まで開いているようだ。しかし、そこまでの距離は20キロ近くある。夜間とは言え、まだ交通量の多い時間帯だし、時間内に着かないことも考えら...郵便物

  • 気味の悪い訪問者

    家のインターホンは、録画機能がついている。在宅不在関係なく、ピンポンを鳴らした人を録画してくれる。ぼくたち夫婦は、それを見るのが好きで、毎晩不在時に誰が訪ねて来たのかを確認している。そのほとんどが宅配関係だ。たまにセールスが来ることもあるが、数年前に比べると、はるかに少なくなっている。最近新手の訪問者(男)が来るようになった。身なりはちゃんとしている。が、何かおかしい。何がおかしいのかというと、その人の笑顔だ。何か臭うのだ。気持ち悪いのだ。ぼくだけがそう感じているのではなく、嫁さんも、その笑顔が気持ち悪いと言っている。昨日のことだ。家に帰って、いつものように録画を見ていると、その男が映っていた。と、そこに年配の男が割り込んできた。その男は、スーツ男よりもさらに気味の悪い笑顔で立っている。その笑顔が引っかか...気味の悪い訪問者

  • 夏のち冬

    今日は夜も寒いです。外気温13℃なのですが、体感温度はそれよりも低く感じます。昨日から今日は、『夏のち冬』といった気候ですね。愛車内は勝手に暖房になっております。夏のち冬

  • 寝落ち

    現在午前1時25分、テレビを見ながら寝落ちしていた。テレビ、どこまで見たんだろう?9時からの『放課後カルテ』は最後まで見て、TVerでスピンオフも見た。そのあと、プレミアム12を試合終了まで見た。そこまでは憶えている。その先は、、まったく憶えていない。寝落ち

  • 堅パン

    写真は北九州の栄養食『堅パン』です。無茶苦茶堅いパンとして、テレビで何度か紹介されています。ぼくは最近、これを食べてアゴを鍛えています。健康にいいし、老け顔防止になると聞いたため始めたのです。この堅パン、「あまりに堅いので、歯を折った」という話を聞くのですが、歯を折るようなことはありません。これを幼い頃によく食べていたので、食べ方のコツが身についているのだと思います。ただ、堅パンの欠片のせいで、口内に血豆ができることはあります。その時はちょっと痛いです。堅パン

  • G退治

    昨日一番疲れた仕事は、職場のゴキブリ退治だった。通路に現れては什器に隠れ、また現れては什器に隠れる。その繰り返しに、男二人が翻弄され、結局逃げられてしまった。退治中に思ったことがある。それは、「どうしてゴキブリ退治はキレイではないのだろうか?」ということだ。ゴキブリ退治の王道は、「叩きつぶす」だが、これが汚い。ただでさえ気持ち悪い生き物の、死骸や内蔵を始末しなければならないのだ。かといって、キレイな退治法である、熱湯、中性洗剤、殺虫剤は、いざという時近くにない。それらを探しているうちに逃げられる。ということで、速効性が求められるゴキブリ退治はいつも汚いわけだ。どうにかならないものか。G退治

  • 健康診断の話

    今日は、朝9時から健康診断だ。本来は10月1日が受診予定日だったのだが、9月の終わり頃にコロナに感染し、その日に行けなくなっため、都合のいい日を探して今日にしてもらったわけだ。さて、その健康診断だが、いつも困るのは血圧だ。家で測るのと全く違う数値が出るのだ。家で測るとほとんど正常なのだが、健康センターで測ると、えらく高くなる。素人のぼくが見ても、「高血圧やん」と思ってしまうくらい異常に高い。その度に、医師や係の人に「家では正常でした」とデータを見せて説明している。医師はそれを見て、「ああ、正常ですね」といちおう納得はする。しかし、家で測ったデータが反映されたことは一度もなく、いつも再検査を言ってくる。健康診断の話

  • イノシシ

    先週、知り合いから、「家の近くにイノシシが現れた」というメールが、上の写真を添えて送られてきた。この写真、先週末に近くの公園を走り回っていたのを撮ったものらしい。イノシシが現れたのは、ひと月くらい前からで、公園から少し離れた知人宅にも訪れたことがあるらしい。玄関でゴソゴソ音がするので、見てみると彼だったという。幸い被害はなかったそうだ。さて、このイノシシ、一昨日その公園で追い詰められて捕獲されたらしいが、その後どうなったかは知らない。山に逃がしたのだろうか。それとも狩猟解禁日(11月15日)を待って処分するのだろうか。仮に処分されるとしたら、その肉はどうするのだろうか。町内におすそ分けするのだろうか?知人は「かわいそう。食べきらん」と言って、嫌がっていた。イノシシ

  • あるテレビ番組で

    テレビを見ていたら、頭の白い人や、おデコの広い人たちがインタビューを受けていた。テロップに「全頭紹介」などと書いていたので、てっきりこういう人たちを紹介する番組かと思っていたら、馬の話だった。あるテレビ番組で

  • 昔のバイト仲間

    先日、街を歩いている時のことだった。ぼくの名前を呼ぶ声が聞こえた。声のする方を見てみると、そこに知り合いがいた。10分ほど立ち話をした。別れ際に彼は言った。「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」彼は昔のバイト仲間で、二十歳の頃にいっしょに市のバイトをやっていた。同じ区内に住んでいるせいか、街で会うことが多い。会うと、毎回10分ほど立ち話をする。そして別れ際に彼はいつも「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」と言う。そういえば、その市のバイトが終ったときも、彼は「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」と言っていた。あれから47年経つが、彼はいったい、いつ落ち着くのだろう?彼と飲みに行ったことは一度もない。昔のバイト仲間

  • 処方箋

    午前中、再診に行った。いつものように5分もかからずに往診は終わった。次の再診は1月7日。ということで、ちょっと多めの70日分の薬を処方してもらった。毎回血液サラサラの薬と併せて、湿布薬(およそ1カ月分)と鎮痛剤(5日分20錠)を頼んで貰っている。「今回、湿布薬などはどうしますか?」「お願いします」「痛むんですか?」「時々ですけど」その湿布薬と鎮痛剤、脳梗塞とはまったく関係なく、ぼくと嫁さんの腰痛、肩こり、頭痛のために使っている。だが、医者にはそのことは言ってない。さて、薬局に行って処方箋を出した。すると、そこの先生が、「痛みが酷いんですか?」と聞いた。「別に痛くはないですけど。どうしてですか?」「いや、湿布薬はいつも通りなんですが、鎮痛剤(カロナール)の量が多いので」「えっ?」「280錠ありますよ」「えー...処方箋

  • 左目病

    一週間ほど前のこと。朝起きてみると左目から目ヤニが出ており、目の開きが悪く、えらく見づらかった。そのことを嫁さんに話したら、嫁さんもその何日か前に目ヤニが出たらしく、やはり目の開きが悪かったらしい。同じく左目からということだった。昨日、職場でのこと。ある人が「朝起きたら目ヤニが出ていてね」と言う。見てみるとなるほど左目が充血しているではないか。いったいこれは何なのか。はやり目なのだろうか。秋花粉のせいか、それとも温帯低気圧のせいか。しかしどうして皆、左目なのだろう?左目病

  • 小学生の頃の傷痕

    先日の続きだが、怪我の痕といえば、右の眉毛の上にもある。これは小学1年の時、駄菓子屋で、太目のストローが付いた風船でストローを吹いて風船を膨らまし、空気を出すと「ベー」という音のするおもちゃ(当時5円だった)を買い、喜んで走って帰ってくる途中、石につまずいてこけた。その時に溝のふちで目の上を打ち、切れた傷だ。2針縫った。5円の「ベー」のために痛い思いをしたものだった。ちょうどその翌々日が、小学校代表で区内の粘土細工大会に出る日だった。目のところが腫れているし、包帯が邪魔になって粘土どころではなかった。テーマは「怪獣」だったのだが、結局タヌキみたいなのを作って提出した。結果は優良だった。優秀以外はみな優良だったらしい。小学生の頃の怪我は、やはり圧倒的に「こけた」というのが多かった。歩いてこける、走ってこける...小学生の頃の傷痕

  • 昔のバイト仲間

    昨日の夕方、街を歩いていると、ぼくの名前を呼ぶ声が聞こえた。声のする方を見てみると、そこに知り合いがいた。10分ほど立ち話をした。別れ際に彼は言った。「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」彼は昔のバイト仲間で、二十歳の頃にいっしょに市のバイトをやっていた。同じ区内に住んでいるせいか、街を歩いているときに会うことが多い。会うと、毎回10分ほど立ち話をする。そして別れ際に彼は、いつも昨日と同じように「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」と言う。そういえば、その市のバイトが終ったときも、彼は「落ち着いたら連絡するけ、飲みに行こうや」と言っていた。あれから47年経つが、彼はいったい、いつ落ち着くのだろう?実は、彼と飲みに行ったことは一度もない。昔のバイト仲間

  • チャチャッ

    寝る前に、今日あったことや感じたことをチャチャッと書く。そんな日記のようなブログを目指しているのですが、ついつい字数が多くなってしまって、なかなかチャチャッとは終われないのです。でも、チャチャッがいいんです。寝不足になって、いらん怪我をせずにすむ。若い頃の怪我なら傷痕ですむだろうが、60代の怪我は、致命傷になりかねない。一日をチャチャッで終われば、そういう心配もしなくてすむ。心が楽だし、身体にもいいということだ。。これからは、本気にチャチャッに取り組んでみます。チャチャッ

  • 幼い頃の怪我の痕

    ぼくは、自分の手相を見る癖がある。啄木の「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざりぢっと手を見る」ではないけど、もう少しまともな人生を歩けんかなあと思い、いつも運命線や太陽線をじっと見るのだ。その手相を見るときだが、生命線は見ないことにしている。左手の生命線の下のほうに大きな傷跡があるからだ。それを見ると大変不愉快になるのだ。2,3歳の時、ヨーグルトのびんを持って便所で遊んでいたら、こけたらしい。その拍子にびんが割れて出来た傷である。怪我したとき、母が急いで病院に連れて行き縫合したわけだが、その縫合した先生というのがじいさん先生だったらしい。母の話によると、手が震えていたそうである。そのおかげで生命線が真っ直ぐにつながらず、何ミリかずれている状態である。親父が早死にしたせいもあり、自分も早死にするんじゃない...幼い頃の怪我の痕

  • 騎馬戦

    運動会のメインエベントといえば、何といっても騎馬戦である。ぼくたちの学校では、騎馬戦と呼ばず、川中島と呼んでいた。今のように帽子取りや旗取りをするのではなく、真剣勝負だった。入場する時も、有名なあの「鞭聲粛々夜河を渡る~」という詩吟をかけ、演出を盛り上げていた。大将は、はちまきに三日月マークをつけていて、かっこよかったのを覚えている。だいたい大将になるのは、体の大きな相撲の強い子だった。この時ばかりは、PTAの子息であろうが何であろうが、無視である。先生は勝ちにいっていたのだ。とにかく、させるほうも、やるほうも、真剣だった。運動会が終わった後も、しばらく川中島の話題で盛り上がったものだ。やはり、運動会は騎馬戦である。 騎馬戦

  • 運動会とサポーター

    ぼくが小学校の頃、運動会になると決まって流行るものがあった。それはサポーターである。足首にサポーターを着けると、足が速くなるという噂が学校中に流れたのだ。そういえば、足が速いといわれている人間は、みなサポーターを着けている。「そうか、あいつらの足が速いのは、サポーターのせいだったのか」と、単純なぼくたちは、さっそく文房具屋で、サポーターを買い求めた。なるほどサポーターを着けると、足が軽い。「やはり、これを着けると足が速くなるんだ」と勘違いしてしまった。ある男は、サポーターを10個ばかり買い込み、足中にサポーターをつけていた。ぼくが「それだけつけると、かなり足が速くなるやろ」と聞くと、その男は「おう、効きよるぞ。足がジンジンしてくるけ」と言った。「ほんとか!やっぱりサポーターは効くんやのう」バカなぼくたちの...運動会とサポーター

  • 他愛ない夫婦の話

    ここ数ヵ月、4時半起きが習慣になっています。 以前は6時起きだったのですが、最近はその時間に目が覚めてしまいます。4時半起きが始まった頃の話。「もう起きると?」寝床の中にいる嫁さんから言われました。「うん。もう眠れん」「こんなに早く?」「うん」「それだけ歳を取ったんよ」「いや、あんたのイビキのせいだ」「・・・・・」嫁さん、タヌキ寝入りいたしました。他愛ない夫婦の話でした。他愛ない夫婦の話

  • 女心と秋の空

    1、このところ、晴れたり曇ったり雨だったり、暑かったり寒かったり、というわけのわからない天気が続いている。「女心と秋の空」と言われるが、昨今のような、異常気象でも、この言葉は生きているようだ。2、ところで、この不安定な「秋の空」と同等に扱われている「女心」だが、ぼくは今まで、秋の空ほど気まぐれな女性にあったことがない。というか、そんなに深く女心に立ち入ったことがないせいで、知らないだけなのかもしれない。そのため、ぼくはこの言葉を聞くたびに、いつも「そうかなあ」と思ってしまう。「秋の空」はわかるのだが、どうも「女心」で引っかかってしまうわけだ。3、男は「性欲の動物」だということだ。それゆえに、男は次から次に女を変える。それは、常にはけ口を探しているからである。これは体の構造からも言える。男は常にむき出しの状...女心と秋の空

  • プロ野球のこと2

    昔はよくプロ野球の記事を書いていた。例えば、ホークスのことや、西鉄ライオンズのこと、選手のこと、プレーオフのこと、日本シリーズのことなどだ。今日は、そういう時期に書いていた記事を紹介します。稲尾和久さんが亡くなった翌日2007年11月14日の記事です。さよなら西鉄ライオンズー鉄腕逝く(2007年11月14日)初めて球場でプロ野球を見たのは、小学4年生の時(昭和42年)だった。小倉球場での西鉄・阪急戦、ダブルヘッダーで、そのどちらかの試合で稲尾が投げたのだ。その頃はまだ、西鉄ライオンズのことを詳しく知らなかった。だが、稲尾や中西の名前だけは知っていた。なぜなら、パッチン(メンコ)でいつもお目にかかっていたからだ。初めて生で見るパッチンの人、稲尾投手はまぶしかった。当然その時から、本格的に西鉄ライオンズを好き...プロ野球のこと2

  • プロ野球のこと

    ぼくがプロ野球を好きになったのは、小学生の頃だ。テレビで子供番組が終わったあと、見たい番組がない時に、いつも見ていた。(その頃の野球中継は、午後8時から9時半までだった)やっていたのは、いつも巨人戦で、そのため自然に巨人の選手を覚えていった。当時、地元には西鉄ライオンズがあったのだが、月に数回しかテレビの放送がなく、そのため、選手の名前など知るすべがなかった。知っていたのは稲尾と中西で、これはテレビではなく、パッチン(メンコ)の写真で覚えたのだった。現在はどうかというと、知っているのは、ソフトバンクの選手とその対戦相手のパ・リーグの選手で、セ・リーグ選手はソフトバンクから移籍していった選手以外よく知らない。これは、テレビでセ・リーグの試合を見ないせいだ。パッチン(メンコ)もないし。プロ野球のこと

  • 母と野球の話をする

    昨夜、実家に行った。テレビを付けると、巨人vs.DeNAをやっていた。「巨人戦やん」と母が言った。母も巨人は知っている。「相手どこね?」と聞くので、「DeNA」と答えると、「知らんねぇ」と言う。「DeNAは横浜」「横浜。そんなチームあったかねぇ?」「大洋よ」「ああ、大洋ね」母の野球は、昭和で止まっている。上記のごとくDeNAは大洋、地元のソフトバンクは南海ではなく西鉄と言う。同じく昨日の会話。「西鉄、優勝したね」「うん。ソフトバンクやけどね」「今年は、西鉄と巨人がするんかねぇ?」「今日、DeNAが勝ったら、ソフトバンクとDeNAが日本一を争うと」「巨人は出らんとね?」「巨人は今日から3連勝せんと、出られん」「昔、西鉄は3連敗した後、4連勝したもんね」西鉄の3連敗からの4連勝、昭和33年の日本シリーズの話だ...母と野球の話をする

  • 稲光

    夜中、目が覚めると、雨が降ったり止んだりしていた。暑かったので窓を開けていたのだが、このままだと、雨が降り込んでくるかもしれない。ということで、起き上がって窓を閉めた。その途端、空が光った。稲光だ。遠くでゴロゴロ言っている。夜の稲光は気味が悪い。空が赤く見える。空が赤く見える時、不思議と古い記憶みたいなものが蘇ってくる。それも嫌なイメージで。その古い記憶というのは、今生の記憶ではなく、前世の記憶なのだ。おそらく前世、戦場か空襲の中か、どちらかで逃げ回っていたのだろう。そこで赤い空を見たのだろう。そしてそれが今でも印象深く残っているということは、そこで命が絶えたのだろうか?それに関連して、もう一つ嫌な思いをするものがある。赤十字のマークだ。あのマークを見ると、何か切なく息苦しさを覚える。今の人生で赤十字の世...稲光

  • 暇な日々

    1,コロナで休んでいるとき、外には出られなかったが、寝てばかりだったわけではない。かといって、運動していたわけでもない。何をしていたのかというと、ずっとNetfilixを観ていたのだ。Netfilixに入会したのは、コロナにかかる一週間前だった。おそらく運命が、コロナにかかるのを見越して、そこに入会させたのだろう。おかげで、休んでいる間、退屈せずにすんだ。「極悪女王」「地面師たち」「Jimmy〜アホみたいなホンマの話」など、話題になっている作品をほとんど観たのだった。2,コロナにかかって以来、ある飲み物を飲むようになった。ホットコーラだ。海外では、風邪を引くと、医師がコーラをすすめるらしい。好きなコーラで風邪が治るなら、こんな良いことはない。しかし、冷たいままだときついので、ホットにしたのだった。これにレ...暇な日々

  • コロナの日々3

    医者が言った。「薬での治療になるのですが、普通の風邪薬と特効薬があるのですが、どちらにしますか?」「特効薬?」「症状が緩和され、早く治る薬です」「いくらかかるんですか?」「2万円です」「それで早く治っても、5日間は安静にしてなきゃならんのでしょ?」「はい」「風邪薬でいいです」風邪薬は600円だった。病院から帰ってから、寒気がしてきた。熱を測ってみると、38度を超えていた。それから2日間(26日から27日にかけて)は、熱との闘いだった。熱は最高38度9分まで上がった。ずっと布団に包まっていたので、寝汗がすごかった。27日夜、ようやく熱が下がった。ところが、そこから喉が痛くなった。もちろん起きている時は痛いのだが、それよりも眠っている時の方が辛かった。つばを飲み込むたびに、痛みで目が覚めてしまうのだ。この状態...コロナの日々3

  • たぬきうどん

    セブンイレブンの「因幡うどん」(福岡県限定か?)が好きで、以前からよく食べている。こちら福岡では定番になっている、肉ごぼ天うどんだ。ぼくは基本、北九州市のソウルフードと言われている「資さんうどん」が好きなのだが、福岡市発の「因幡うどん」はその味に負けてない。ということで、「資さんうどん」に出向くのが面倒な時は、セブンイレブンで「因幡うどん」を買って、家で食べているわけだ。ところが、10月に入ってから、その姿を見なくなった。単に売り切れていたのか、それとも本家因幡うどんとの契約が切れたのか、それはわからない。代わりに登場したのが、「たぬきうどん」だ。こちらは、コラボ商品ではなく、セブンイレブンのオリジナルのようだ。ワカメと天かすが入っただけのシンプルなうどんで、値段は「因幡うどん」と比べると少し安い。とはい...たぬきうどん

  • MLB

    昨日までの三連休は仕事だった。代わりに、今日と明日を休みにしている。これといって用はない。おそらく午前中はMLBの試合を見ることだろう。今日は早朝5時から、大谷の出る試合があるし、8時半からは、好きなジャッジの出るヤンキースの試合もある。早く寝て、これに備えようと思っていたのだが、なぜが興奮して寝られない。現在午前1時38分である。MLB

  • コロナの日々2

    26日朝、37度5分になっていたので、さっそく病院に連絡した。「検査しますので、健康保険証とお薬手帳を持ってきてください」病院は入口から入れなかった。治療室の窓から、看護師さんが手を伸ばし、例の綿棒を鼻に突っ込んだ。「10分ほどで結果が出ますので、そちらでお待ちください」そこに行くと、一人の男性がいた。彼はぼくの顔を見るなり、「おう」と言った。「えっ?」彼の顔をよく見てみると、なんと同級生Sではないか。それも、同窓会の時に、同じ席でいっしょに飲んでいた男だった。「もしかして、コロナ?」と、ぼくが聞くと、「そう」と、彼は言った。その時はまだ結果は出てなかったが、このやりとりで、ぼくはコロナを確信した。医師からお呼びがあった。「コロナでしょう?」、ぼくが言うと、「はい、コロナです。よくわかりましたね」と医師は...コロナの日々2

  • コロナの日々1

    9月24日、その二日前に行われた同窓会に出席していた友人から、「コロナにかかったけど、大丈夫か?」というメールが届いた。同窓会の夜、その友人といっしょの車に乗り帰ったのだった。そのメールを読むまで、ぼくは何ともなかった。ところが、そのメールを読んでしばらくしてから、鼻水が出だした。翌25日、朝起きると、のどが少し荒れている。気になったので一応病院で検査してもらおうと思い、電話した。「熱は何度ありますか?」と病院が聞くので、「現在36度3分です」と答えると、「駄目です。熱が出てから、かけ直して下さい」と言う。「えっ、今からやってもらえないんですか?」「熱が出てからじゃないと、検査できませんので」ということで、しかたなく仕事に行った。午後、職場のエアコンの風がえらく冷たく感じるようになった。夕方になり寒気がし...コロナの日々1

  • コロナ

    コロナ、症状は風邪と同じなんですね。身体は侵入してきたウイルスを、「これは風邪菌」「これはインフルエンザ」「これはコロナ」といって仕分けしているわけではない。侵入してきたウイルスは、風邪の時と同じく、鼻水や発熱や咳き込みや喉の腫れなどで対処しているのだと思います。味覚がなくなるという症状が出たのですが、おそらくこれは、咳き込みや鼻水のせいで副鼻腔炎になり、鼻で味覚を感じられなくなったからだと思います。コロナ禍以前に、同じく咳き込みや鼻水から副鼻腔炎になり、味覚がなくなったことがあるのですが、それと同じです。後遺症はどうなのかというと、あります。それはブログが書けなくなったことです。スマホやパソコンを前にすると、何も思いつかなくなるのです。ということで、この後遺症が治るまで、更新したりしなかったりの毎日にな...コロナ

  • コロナ

    とうとうコロナにかかりました。ここ数日、だるい毎日を過ごしています。ということで、しばらくお休みいたします。コロナ

  • 言霊

    日曜日にあった中学の同窓会での話。数十名集まったのだが、その中に小学生の頃から仲の良かった一人の男がいた。当時、彼は小学生の頃、クラスで唯一の坊主頭で、さらに白木みのる(『てなもんや三度笠』のちんねん役)に感じが似ていたこともあり、ぼくは彼のことを「チンネン」と呼んでいた。ところが、いつの間にかそれが広がり、同学年の誰もが「チンネン」と呼ぶようになった。彼はぼくを見つけると、ぼくの所にやってきた。「おまえが、おれにチンネンというあだ名を付けたんやったの?」「そうやけど」「おまえが変なあだ名つけるから・・・・」その件で、彼は散々文句を言った。文句を言い終わると、彼はかぶっていた帽子をおもむろに取り、ニヤッと笑ってこう言った。「本当にチンネンになったないか」言霊

  • 大谷選手のことなど

    ここ数日、大谷選手の試合、墓参り、また中学の同窓会などで、日記に費やす時間がとれなかった。三日ぶりの更新となる。むかし読んだ、「がんばれ!!タブチくん!!」(いしいひさいち著)に、ヤクルトの鈴木康二朗投手のことが描かれていた。鈴木投手は、選手としては華々しい活躍をしたわけではなかったが、あることで記録に残る選手となった。そのあることとは、王選手に756号(当時のホームラン世界記録)を打たれたことだ。タブチくんの中では、そのせいで実況中継も、スコアボードの選手名も、すべて「王に756号を打たれた鈴木」となる。これが気に入らない鈴木投手は、家の表札を「王に756号を打たせてやった鈴木」にするというオチがついていた。まさかマーリンズのバウマン投手が、「大谷の50-50を許したバウマン」と呼ばれることはないだろう...大谷選手のことなど

  • 妬みの神

    サラリーマンの世界では、家を建てたりマンションを購入したりした後で、何故か転勤になることが多い。以前ぼくが勤めていた会社は、市外に支店などを持ってないのでそういうことはないのだが、ぼくが最初に勤めていた会社は全国に展開していたのではよくそんなことがあった。ぼくが最初の会社にいた頃、一人の課長がいた。その課長は広島出身だったのだが、定年まで後5年を切った頃に、北九州に骨を埋めようと決心し、小倉にある高級住宅地に家を建てた。ところが、その1年後、広島転勤を言い渡され、泣く泣く家を手放した。また、ぼくの同期で、結婚してまもなくマンションを購入した男がいたが、その男も、前出の課長と同じく、1年後に関東に飛ばされている。某社営業マンの話。その人は、東京本社で華々しい活躍をしていた。ところが、彼は本社勤務をあまり喜ん...妬みの神

  • 慈悲心

    公園に行くと、いつもハトが寄ってくる。「当然、あんたも何かくれるんでしょ」とでも言いたげな顔をしている。お前らにやる餌なんか持ってないわい!だいたい、誰かがいい人ぶってハトに餌なんかやるもんだから、ハトが人を恐れなくなるのだ。昔、ある坊さんが、寺に鹿が来るたびに棒で叩いて、山に追い返したという。ある人が見かねて、「どうして罪もない鹿を叩くのですか?」と尋ねた。すると坊さんは、「こちらも鹿が憎くて叩いているのではない。ただ鹿が人を恐れなくなると、返って困るのは鹿のほうだ。ゆくゆくは悪い人間から殺されるだろう」と言ったという。これこそ本当の慈悲心である。いい人ぶる人は、ハトに餌をやるという行為が、ゆくゆくハトを不幸にするというということがわかっていない。いずれハト公害が叫ばれ、ハト駆除へと続いていくのは目に見...慈悲心

  • 日本一暑い町

    今、太宰府市が、日本一暑い町と言うことで話題になっている。ニュースで見ていると、いつも出てくるのが太宰府天満宮の参道だ。参拝客の多さ、および参道で売っている梅ヶ枝餅を焼く熱が、その暑さに拍車をかけているように見える。その太宰府天満宮の祭神は、菅原道真だ。菅原道真といえば、「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」という歌が有名な、平安時代の政治家であり学者だ。しかし、その歌以上に有名なのが、「白紙に戻そう遣唐使」である。いかに歴史嫌いの人でも、一度は目にしたことがある言葉だろう。これは別に菅公が言った言葉ではない。1000年以上後のアホな学生が、年表を覚えるために作った語呂合わせである。もちろん、遣唐使の廃止は菅公が建議したことなので、大いに関係のあることではある。さて、その頃は要職にあり羽振り...日本一暑い町

  • ぼくの日課

    朝5時台に起きだし、詩の編集などをする。6時台に30分ほど運動をする。それから風呂に入り、上がった後に地元ワイドショーで野球の結果を見る(ホークスが勝った時だけ。敗けた翌日は見る気がしない)。その後朝ドラを見る。10時前に仕事に行く。 夜8時半ごろ家に帰る。9時に食事をする。それから日記を書いたりする。早ければ、その日のうちに投稿する。遅い時は翌朝だ、日記を書く合間に、たびたびリビングに行き、テレビを見る。ここで寝落ちする。目が覚めたら、だいたい午前2時前だ。嫁さんはすでに布団の中にいる。イビキをかいている。それから布団に入る。午前3時にトイレに起きる。午前4時半にトイレに起きる。それから眠れん。これがぼくの日課だ。今日の歌は、クレージーケンバンドの名曲『せぷてんばあ』であります。ぼくの日課

  • かつて敬老の日だった日

    夜のNHKのニュースで、「明日は敬老の日です。65歳以上の高齢者は・・・」と言っていた。えっ、ぼくは高齢者なのか。敬老の日に祝われる側の人間なのか。どうも納得がいかない。ぼくの中の老人像は、幼い頃にいっしょに住んでいた祖父の姿だ。いっしょに住んでいた時期は、祖父が65歳から70歳にかけてだったから、ぼくの中に刷り込まれている老人像は、その頃の祖父の姿ということになる。祖父は、家の中ではいつもゴロゴロしており、「ひびき」や「わかば」といった安物のタバコばかり吸っていた。枕元にはコンデンスミルクの缶が置いてあり、祖父はそれを灰皿代わりにし、さらにそれを痰壺として使っていた。外に出るときは、杖をつき、ヨホヨボとしていた。ぼくは、現役で仕事をしているし、家の中ではゴロゴロせずにこういうものを書いているし、タバコは...かつて敬老の日だった日

  • ハイウェイ・スター

    静寂が好きなわけではないのだがいろんな音がない方が集中できる。ただしそれは外部の音であって心の中では常に音楽がかかっている。例えば学生時代、とあるデパートで仕分けのアルバイトをしていた時には、頭の中でいつもディープ・パープルのハイウェイ・スターがかかっていた。ノリのいい歌なので体が反応してしまい仕事がはかどる、はかどる、はかどる。あまりに仕事がはかどるので次から次に仕事が回ってきて休む暇もなかった。あげくに仕事を適当にこなしている他のバイト連中から、迷惑がられて妬まれて。だけどこちらの方がまっとうなわけだから一歩も引かなかった。おかげで職場はいつも一触即発の雰囲気だった。ハイウェイ・スター

  • 新・季節区分

    そろそろ北部九州の季節区分を変えないといけないですね。 春は2月中旬から4月中旬までとしましょう。春一番の後は、けっこう暖かいじゃないですか。 夏は4月中旬から10月中旬までとしましょう。半袖を着る季節は、全て夏でいいです。ビールも美味しいことですし。 4月中旬から4月末までを初夏としましょう。5月頭から6月中旬までを上夏としましょう。6月中旬から7月中旬までを水夏、または雨夏としましょう。7月中旬から9月下旬までを中夏、または炎夏としましょう。9月下旬から10月中旬までを下夏、または残夏としましょう。秋は10月中旬から12月中旬までとしましょう。本当はクールビズ明けの11月頭からにしたいのですが、朝晩が少し寒くなるので、それを加味して。 かつては11月頃がピークだった紅葉も、今は12月がピークになって...新・季節区分

  • 薄紅色の

    昨日の記事の最後は、23年前、ぼくがダニのことを書いている時に、テレビに映ったアメリカ同時多発テロ事件のことを書いている。最初あれを見た時、映画でもやっているのかと思ったものだった。翌日の記事にも、あの映像を見て「ブルース・ウイルスはいつ登場するんだ?」と思った。と書いている。それほど鮮烈な映像だった。 この歌は、あの事件を受けて出来たんだった。薄紅色の

  • 蚊ならまだ許せる ダニの痒さかな

    2001年9月11日の日記です。この日記を書いているときに、テレビからあの映像流れて来ました。脚のつけ根に、キスマークのように赤くなっているところがある。二週間ほど前に出来たものである。場所が場所だけに、キスマークなら男の勲章でもあろうが、実はこれダニに噛まれた痕なのである。毎年この時期になると、いつもダニに悩まされる。今現在ここと合わせて二ヵ所、ダニに噛まれている。あとの一ヵ所はお尻である。家にいるときは、あまり動かないので汗もかかないし、トランクス一枚でいるから患部に触れることもないので、あまり気にはならない。しかし、一歩外に出ると事情は変わってくる。汗をかくし、ズボンがいやというほど患部を擦ってくれるので、痒くてたまらなくなる。最初のうちは我慢していたのだが、一度痒さに負けて掻いてしまうと、もうたま...蚊ならまだ許せるダニの痒さかな

  • マニュアルどおり

    先日、嫁さんとファミレスに行った。時間が遅かったので、お客さんはほとんどいない。ということで、空いている席に行こうとすると、レジの人が「係のものが案内しますので、お待ちください」と入口のところで足止めを喰らってしまった。しばらくそこで待っていると、係の人がやってきた。「いらっしゃいませ。お客様何名様ですか?」「二人ですが」「二名様ですね。お好きなお席にどうぞ」好きな席に座っていいのなら、待たせる必要はない。全てマニュアルどおりなんですね。だから、こんな歌が生まれる。マニュアルどおり

  • 不幸の手紙

    『不幸の手紙』という名のハガキが届いたのは、ぼくが中学1年の時だった。詳しい文面は忘れたが、「〇日以内にX人の人にこれと同じことを書いて送って下さい。そうしないと、あなたに不幸が訪れます」といった内容だった。「変なハガキが来とるよ」と、ぼくは母に言い、内容を伝えた。「気持ち悪いね。誰から来とると?」と、母が聞いた。そこで表面の差出人のところを見たのだが、何も書いてない。その時、「えっ!?」思わずぼくは声を上げた。「どうしたと?」「宛名がお父さんになっとる。もう不幸は終わっとるやん。これ出した奴、馬鹿やねえ」父は、その手紙を受け取る9年前に他界していたのだ。しかし、この手紙を出した時、その人はどういう心境だったのだろうか。父を「困らしてやろう」と思っていたのだろうか。それともX人の数合わせで仕方なくだったの...不幸の手紙

  • 21年前の日記

    古い日記を見ていると、たまに「おっ!」と思うことが書いてある。昭和54年の今日、ぼくはバイト先で中原理恵に会っているのだ。(会ったというより、見たといったほうが正しいだろうが)当時ぼくは、東京のMというスーパーマーケットでアルバイトをしていた。彼女はその店に来ていたのだ。“東京ララバイ”がヒットした翌年である。イベントか何かでの来店かと思い、歌が聴けるかもと期待していたのだが、ただの買い物だった。その日の日記には、「中原理恵が店に来ている」というので店内に行った。レジのところにジーンズをはいた痩せた女性が立っていた。バイト仲間のKに「あれか?」と聞くと、「おう」と言った。「なーんだ、ただのねーちゃんやん」とぼくは思った。・・・と書いてある。そういえば、東京にいた頃、芸能人を何人か見たことがある。御茶ノ水駅...21年前の日記

  • 人生150年

    今読んでいる本に、午後11時から午前2時までは睡眠に充てたほうがいいと書いてあった。その代わり朝は早く起き、運動をしたほうがいいらしい。人間の体は、そうすることによって、健康が保たれるように出来ているということだ。なるほど、それで野生の動物は天寿を全うできるわけか。じゃあそうしようかと思っている。『ところで、人間の天寿というのはだいたいいくつくらいなんだ?』と、それを調べてみた。すると、人間は120歳は生きるということだ。さらに今後は150歳まで伸びるという。150歳とすれば、今の60代後半は、その頃の120代後半と同じ年齢観になる。ということは、その頃の人間は90歳頃からリストラにあったり、老後のことを考えたりしだすわけか。年金も120歳くらいにならないともらえなくなるだろうから、定年が100歳とすれば...人生150年

  • 楽しい超能力

    先日、本屋に向かっている時だった。途中にある店の前で、一瞬場が変わったような感じがした。「え?」と思って、店の中を覗いてみた。すると、店の中からぼくを見ている店の女の子がいるではないか。「こういう店に知り合いはいないはずだけど・・・」と思って、見ていると何とその子は手を振って近づいてきた。そして「やっぱり、しんたさんですね」と言った。よく見ると、昔ぼくがいた会社で、いっしょに働いていたアルバイトの女の子だった。「お久しぶりでーす」「こんなところで何をしよると?」「私ここに就職したんですよ」「そうなんか」「しんたさん、今どこにいるんですか?」「おれは今○○におるよ」・・・と、これまでの経緯を一通り話したのだった。しかし、知っている人と偶然会ったりする時というのは、どうして場が変わるのだろう?どういう風に場が...楽しい超能力

  • 頑固なばあさん

    物心ついた時から40歳までの間、ぼくは県の団地に住んでいた。その団地、ぼくが社会に出るまでは二階長屋だったのだか、社会に出た頃に、建物の老朽化ということで、高層団地に建て替えられることになった。それに伴い、建て替えるまでの約1年間、近くの市の高層団地で生活することとなった。その高層団地は13階建てで、出来て間もない団地だった。県住住民には、10階から13階までが割り当てられた。そこに一人、わがままなばあさんがいた。「私は足が悪いから、そんな高いところでよう生活しきらん」と言うのだ。13階とはいうものの、ちゃんとエレベーターも完備してあるので、1階や2階よりは湿気の少ないぶん過ごしやすい。しかも、日当たりは、低い階よりもずっとよく、健康的である。県のほうもそのへんを説明したのだが、ばあさんは頑固で、自分の意...頑固なばあさん

  • Forever Young

    2002年9月10日の記事です。若さというのは本当にいいものだ。いろんな冒険が出来る。いろんな無理が出来る。何よりも羨ましいのは、失敗してもやり直しがきく、ということだ。ぼくの歳になると、そうそう博打のようなことは出来ない。会社が嫌だと言って、すぐに辞めるわけもいかない。ミュージシャンになって一発当てようと思っても、そうそう門戸は開いてくれるものではない。この歳で歌手デビューしてミリオンセラーを狙うというのは、宝くじを当てることよりも難しいだろう。そういうことは若いからこそ持てる夢である。家のローン、車の維持費、養育費、税金、生命保険等々、こういうものに縛られている者にとって、それは夢のまた夢である。ぼくは、これらすべてに縛られているわけではないが、それでもこの歳なりの不自由さを感じている。つまり、夢を持...ForeverYoung

  • 八月葉月の虫の音は

    1,「八月葉月の虫の音はいとしゅうてならぬと鳴きまする」佐藤公彦(ケメ)の名曲『通りゃんせ』の一節だ。ぼくは当初、八月葉月の虫を、セミのことだと思っていた。しかし、これは旧暦のことだから、新暦では今時期ということになる、とわかったのはずっと後のことだった。今宵この歌のように、虫の音が夜を包んでいる。まあ、「いとしゅうてならぬ」と鳴いているのかどうかは知らないが、虫が鳴くのはメスを誘うためだというから、的外れではないだろう。 それにしても、秋の虫は「キンキン」鳴きまするなあ。疲れた頭によく響きまするわい。2,さて、その虫のことでちょっと考えたことがある。それはゴキブリのことだ。数日前に、駐車場をうろうろしていたので、踏み殺した。その前も、ぼくの部屋に侵入してきたので、叩き殺した。彼らはいつも積極的に殺されて...八月葉月の虫の音は

  • 目標

    何かの本で読んだのだが、現在日本のロボット産業が世界をリードしている要因は、日本人の器用さとか勤勉さというものあるが、何よりも「鉄腕アトム」のおかげによることが大きいということだった。なるほど、そのとおりかもしれない。ああいう、目標というか、指標というものがあったからこそ、この業界は道を外れずに進んでこれたのだろう。それはちょうど自転車の運転に似ている。例えば、自転車で道路の白線の上を走ったとする。目先の白線に気をとられると、フラフラして、なかなかまっすぐに進めないものである。ところが、目先の白線を気にせず、ずっと遠くの白線に目を置くと、白線にそれずまっすぐに走ることができるのだ。ロボット産業も、おそらくこの理屈で進んできたものと思われる。ずっと遠くの白線、それが「鉄腕アトム」なのだろう。目標

  • 23年前の日記より

    午前中のこと、一人のお客さんから電話があった。ある処分商品についての質問だった。あれこれ説明すると、「それがほしいんだけど、着払いで送ってもらえませんか?」と言う。「よろしいですよ。場所は?」と聞くと、その人はかなり遠くに住んでいた。「ああ、市外ですね。送料がかかりますけど、よろしいですか?」「あのう、ぼくお金が○○円しか持ってないんだけど、まけてもらえませんか?」「すいませんが、この商品はすでに安くなっているので、これ以上まけられないんですけど」「そうですか」そう言って、そのお客さんは電話を切った。それから30分後、またそのお客さんから電話があった。内容は同じだった。結局まけることが出来ないので、前と同じようにお断りした。すると、30分ほどしてまた電話が入った。内容は、またしても同じだった。同じように応...23年前の日記より

  • 8月31日

     8月31日がやってきた。社会に出てからも、「7月21日から8月31日までは夏休み」という気分が心のどこかに残っていて、どういても今日が夏休みの最終日という気持ちになる。そのせいか、8月の終わりというのは何か寂しいものがある。小学校に行っていた頃は、この寂しさから逃れるために「席変えもあるし、一ヶ月したら運動会、そのあとに遠足がある。11月には誕生日と起業祭(八幡の祭り。学校は休みになった)、それから一ヶ月すると楽しいクリスマスと冬休みじゃないか」と無理矢理楽しいことばかりを考えて、自分を慰めようとしていた。しかし、いつも「一年の中で2学期というのが一番長いし、季節は刻々と大嫌いな冬に向かっている」と思うに至り、心を重くしていた。中学・高校の頃は、小学校と同じのイベントに加え文化祭が加わった。それに中高の...8月31日

  • ライク・ア・ローリングストーン

    WOWOWで見ていた番組が終わったため、いったんそこを解約し、Netflixに加入した。一昨日と昨日が連休で昨日は台風で早帰り。ということで、とりあえず話題になった「全裸監督」を見た。はい、地上波やBS放送では見られない過激なものでした。 ま、それはともかく、ぼくは最終話のエンディングテーマに興味を引かれた。 その曲は、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』だった。なるほどという選曲だ。都合のいいことに、この間ボブ・ディランの『ブルームーン』を紹介したとき、「せっかくだから、この歌も上げたいな」と思った歌が、その『ライク・ア・ローリングストーン』だった。 ただ、ぼくが紹介したかったのは、多くの人が知っている1965年発表のオリジナルバージョンではなく、1974年に発売されたアルバム『偉大なる...ライク・ア・ローリングストーン

  • 緊急速報

    今、こういうのが来た。風が無茶苦茶酷く、仕事が2時までになった。緊急速報

  • 18年前の

    日曜日、仕事帰りに幹線を走っていると、1車線が封鎖されていた。工事でもやっているのかと見てみると、パトカーが数台止まっていた。事故かなとも思ったが、事故車などないので、事故でもなさそうだ。前方を見ると、前の車が次々と止められている。検問だ。ということは事件か。警察官がぼくの車の横に来た。「すいませーん。窓を開けてください」「何かあったんですか?」「はい。今日は18年前、海の中道飲酒運転事故があった日なんですよ」「ああ、あれから18年経つんですね」2006年8月25日、福岡市東区で飲酒運転による追突事故があった。追突された車は海に落ちてしまい、乗っていた3人の幼児が亡くなった。幼児3人死亡という悲惨さ。追突した男がそのまま逃げたこと。しかし、逃げ切れないとわかり、酔いをごまかそうとして大量の水を飲んでから現...18年前の

  • 運命の赤い糸

    1,ぼくと嫁さんの相性は、すこぶるいいのだそうだ。波長が合っているらしいのだ。しかし波長が合うというのは実に抽象的だ。いったい、どの時期のどの場面の波長が合っているというのだろうか。これまで何度も別れそうになったことがあるが、それでも別れなかったというのが『波長が合う』と言うのだろうか。さらに、それと“運命の赤い糸”は、どういう関係があるのだろうか。2,その“運命の赤い糸”に関しては、思い当たる節がないではない。あれは初めて嫁さんを見た時のことだった。昭和56年のこと、その年の4月下旬に創業する会社に、ぼくと嫁さんは入社した。その創業の2日前に、ぼくは初めて嫁さんに会ったのだった。その日ぼくは、所属している部署で、開業に向けての準備をしていた。仕事が一段落した頃だった。隣の部署の女の子が、じっとこちらを見...運命の赤い糸

  • 今日の一曲は「ブルームーン」

    ちょっと時期を外した感はありますが、今日の一曲は「ブルームーン」であります。歌っているのは、ボブ・ディランです。「歌っているのはボブ・ディランです」と言われると、多くの方が「え?」となると思います。 「風に吹かれて」や「時代は変わる」といった有名な曲は、どれも爺さんみたいなしわがれ声で歌っているのですから。実はディラン、9枚目のアルバム「ナッシュビル・スカライン」で、突然声を変えてしまったのです。ぼくは、そのレコードに初めて針を落とした時、「間違って違う人のレコードを買ったんじゃないか?」と思って、ジャケットを見直しました。しかし間違ってはなかった。ちゃんとボブ・ディランのアルバムになっていました。 本人はインタビューで「タバコをやめたら声が変わった」と答えています。が、普通タバコをやめたくらいで、声の質...今日の一曲は「ブルームーン」

  • 異邦人

    1977年3月、一浪後受験した大学に全部落ちた。編入を見据えて、短大を受けることにしたのだが、その学校は3月末に倒産した。4月、祖父が亡くなった。その後、何もしないわけにはいかないからと、とりあえずアルバイトの面接を受けたのだが、受けた面接26回すべて落とされた。全てに拒否され、それから外に出るのが恐ろしくなり、引き籠り生活が始まった。転機が訪れたのは、その年の8月だった。市が募集したアルバイトの採用が決まったのだ。8月末にアルバイトの説明会が行われ、配属が決まり、9月からの勤務先が決まった。これで短いようで長かった3ヶ月の引き籠り生活に終止符が打たれた。説明会が終わり、そこで知り合った人たちと、喫茶店に行くことにした。会場から外に出ると、空は真っ青に晴れ上がり、太陽がまぶしく感じた。毎日窓を通してしか空...異邦人

  • 国語

    「みんみんみんみん、せみがなくもくもくもくもく、くもがわくもうすぐたのしいなつやすみ」ぼくが小学校1年の夏休み前に、国語で習った文章だ。戦後に入ってからは国定教科書ではなくなったので、その教科書会社で掲載している文章が違うと思う。他に、この時期に習ったもので憶えているのは、「小さい白いニワトリ」くらいだ。「小さい白いニワトリ」というのは、ブタ、ネコ、イヌとニワトリの出てくる物語で、ある時パンを作ろうという話になった。ところが、「ブタはいやだと言いました。ネコもいやだと言いました。イヌもいやだと言いました」と誰も自分が作るとは言わない。しかたなくニワトリは、ひとりでパンを作った。さて、パンができた。で、ニワトリはみんなに聞いた。「このパン、誰がたべますか?」すると、「ブタは食べると言いました。ネコも食べると...国語

  • 部屋が散らかっている

    部屋が散らかっている。片付けようとは思っているのだが、どこから手を付けていいかがわからない。その大半が本で、あとCDだの楽器だのが部屋の中をゴロゴロしている。元々狭い部屋なのに、そのものたちがさらに部屋を狭くしている。こういう場合、まず大半を占めている本を片付けていけば、あとは自ずと片付くのかもしれない。だが、本を片付けようにも、書棚が目一杯詰まっているために、置き場がないのだ。現在ぼくの部屋には、大小の書棚が7つある。小さい書棚は、重ねたりクローゼットに押し込んだりして、なるべく邪魔にならないように配置しているのだが、それがもう限界なのだ。そのため、書棚を増やそうにも増やせない。こうなったら、読まなくなった本を処分するしかない。しかし、ただで処分するのももったいない。ということで、ブックオフなどの古書店...部屋が散らかっている

  • もうすぐ新学期

    1、もうすぐ新学期先日ラジオを聴いていたら、北九州市は来週の月曜日から、福岡市は来週の火曜日から、小中学校の新学期が始まると言っていました。もう夏休みは終わりなんですね。ぼくが今小中学生だったら、耐えきれないだろうな。第一、宿題が出来ないじゃないですか。ぼくは夏休みの宿題は8月21日から始めるものと決めていたので、26日から学校だと到底間に合わないです。9月1日、始業式の日に間に合わなかった時に「夏休みの宿題はできているんですが、持ってくるのを忘れました」とか、「夏休みの宿題は、授業が始まる日に持ってくるものと思っていました」などという言い訳をしたのだが、今の体制だと、そういった言い訳を一週間以上も続けなければならない。2、今日の一曲今日一曲は、ポール・マッカートニーの名盤『BandOnTheRun』から...もうすぐ新学期

  • 腹筋君

    高校時代、ある人から「飯を食わずに運動したら筋肉が付くよ」と聞いて、部活のある日には昼食をとらなかった。そのおかげで、脂肪が溜まらず、厚みのない皮膚の下にいる腹筋君が、しっかり顔を出していた。前に、そういう体に戻そうと、昼食を抜いて腹筋運動をやっていたのだが、厚みのある皮膚の下にいる腹筋くんは、なかなか顔を現さなかった。その後、16時間ファスティングを始めた。そのおかげで体重や体脂肪が極端に減り、一時は腹筋君も顔を出していた。ところがそれも1年は続かなかった。何をどれだけ食べていいと言われている8時間に、バカ食いしてしまったために、体重や体脂肪が徐々に増えていったのだ。腹筋君は再び顔を隠してしまった。それ以来、いろいろやっている。が、相変わらずだ。再来月に健康診断があるのだが、体重が少し増えただけで、メタ...腹筋君

  • もう一つの夏休み

    1,小学生の頃、夏休みを利用して、学期末の健康診断(身体測定)で見つかった虫歯、鼻炎、トラコーマなどの治療に行っていた。 虫歯の治療は嫌だった。病院は家の近くにあったので、暑い中を歩いて行かなければならなかったし、何よりも治療が痛かった。一方の鼻や目は、病院が駅前にしかなかったためバスに乗って行けるし、治療も歯に比べると痛くはなく、帰りに本屋に行くという楽しみもあった。 2, その頃、夏休みといえば海や山に行く楽しみもあったが、デパートに行って海をイメージしたディスプレイを見たり、BGMのハワイアンを聴いたり、通路に置かれた氷柱を触ったり、夏の演出を見聞きする楽しみもあった 。ぼくは、それだけでも十分夏だった。しかし、その演出もお盆までで、その後は氷柱もなくなり、ディスプレイも徐々に秋模様に変わっていき、...もう一つの夏休み

  • 魔法のブログ

    夜、実家に行ったら、「これ持って帰り」と言って、ビニール袋をくれた。中を見ると、カットパインが入っていた。昨日の記事のタイトルは『パイナップル』、まさか、ブログに載せたから手に入ったということではないよなあ。そうだとすると、このブログは『魔法のブログ』ということになってしまう。もし『魔法のブログ』ならば嬉しいが、ちょっと怖い。それがいいことであるのならいいのだが、例えば8月14日に書いた記事のものが、手に入ってしまうと大変なことになるからだ。 もう一つの家族-吹く風ネットぼくら家族が住むこの家にはもう一つの家族が住んでいる。彼らは老若や男女の区別なく酷く好戦的で無慈悲で野蛮でぼくらの姿を見つけるや否やきゃーきゃーと奇声を上げては...gooblog そう、家の中にもう一つの家族が出来てしまうのだ。これは嫌...魔法のブログ

  • バイナップル

    1,高校の頃、友だち数人で南九州にキャンプに行ったことがある。その旅で特に印象に残っているのは、宮崎で食べたパイナップルだ。それまでパイナップルは、パイ缶でしか食べたことがなかったのだが、その時初めて生で食べたのだ。そのパイナップル、輪切りにはしてなかった。芯を抜いたものをたて切りにして、割り箸に刺して売っていた。価格は100円くらいだったと思う。味のほうはシロップにつけているわけでもなかったので、それほど甘くは感じなかった。どちらかというと酸っぱかった。さらにえぐい。これを食べて、パイ缶というのは砂糖菓子だといことに気づいたのだった。しかし、このすっぱさとえぐさで、充分にのどの渇きが癒えたのを覚えている。2,小学生の頃の話だが、駄菓子屋に「パインアイス」というパイナップルを輪切りにした形の氷菓子が売って...バイナップル

  • 未来を垣間見る2

    ぼくがドローンという未来映像を垣間見た年でした。ある女子の夢を見たんです。その子が家で寝ているぼくの手を引っ張り、外に連れ出そうとする夢でした。「誰だこいつ?」と思って、顔を見てみると、初めて見る顔なんですね。その笑顔がえらく輝いていて、ぼくは一目惚れしてしまいました。それからずっとその顔がぼくの中から離れませんでした。数ヶ月後、高校に入学した日のことでした。同じクラスにその顔がいたんです。夢と同じように笑顔が輝いていましたね。その人と出逢ったことで、ぼくはその人に向けて、それまで作ったことのなかった詩や歌を作るようになり、将来こういう場所でそれらの作品を発表することになるのですが、手を引っ張り外に連れ出そうとした夢は、そのことを暗示していたのだと思います。きっとあの時の夢も、未来を垣間見るような夢だった...未来を垣間見る2

  • 続々夏の風物詩

    14日の続きです。飼っていたひよこのおかげで、ゴキブリ恐怖症は何とか克服できたのだが、家の中にゴキブリがいるのはあまり気持ちいいものではない。 今のマンションに移ってからは見かけなくなったが、前に住んでいた家では、しょっちゅうお目にかかっていた。ある日のこと、日記を書いている時に、ぼくの足元をササーッとゴキブリが通り過ぎて行った。どこかに巣があるようだ。パソコンの中にでも住み着かれたらことなので、「ごきぶりホイホイ」を買ってきて、仕掛けた。次の朝見てみると、かかっていた。体長5センチほどの立派な体格をしていた。ゴソゴソとうるさいので、ふたを開け、日にさらしておいた。5分ほどで絶命したようだ。ゴキブリを殺す方法もいろいろある。とにかく叩くと汚いので、よりきれいな殺し方をいろいろと試してきた。東京にいる頃によ...続々夏の風物詩

  • 未来を垣間見る

    中3の頃だから、今から五十数年前になるか。夕方、外に出た時のことだった。いくつもの豆球のような光が、隊列をなしてぼくの頭の上をフラフラと飛んでいるのを見つけた。隊形は竹ひご飛行機の骨組みのようで、大きさはそれよりも何倍も大きかった。音はあったのかもしれないが、周りの音に消されて、よくわからなかった。「何だろう?」と思ったぼくは、その光の隊列を追いかけて行った。しかし光は二十メートルほど先の角を曲がった所で消えてしまった。しばらくその辺を探してみたが、見つからなかった。後日、その光ことを多くの人に語ったのだが、頭の中の映像を言葉で説明するのが難しく、そのたびにぼくは「中学の頃、UFOを見た」と言っていた。今月13日のこと。テレビで関門海峡の花火大会の中継をやっていた。午後7時を過ぎた頃だった。花火を打ち上げ...未来を垣間見る

  • 70年代歌謡曲

    一昨日、墓参りに行く途中に、アップルミュージックで編集された1970年代邦楽ベストをかけていた。70年代の邦楽といえば、だいたいこんなもんだろうという選曲をしていた。ところが中に「ん?」という歌が入っていた。黛ジュンの「自由の女神」という歌だ。嫁さんに、「この歌、知っとるか?」と聞いてみたら、「聴いたことはある」と言う。ぼくは初めて聴いた。家に帰ったあとにリストを見てみたが、知らない歌はこれだけだった。しかし、この歌を入れるのなら、これを入れてもいいだろうという歌がいくつかある。そのうちの一つがこれだ。そこには尾崎紀世彦の大ヒット曲「また逢う日まで」は入っているのだが、もう一つのヒット曲であるこの歌は入ってなかった。一人一曲で選んでいたわけではなさそうだし、これはぜひ入れてもらいたいな。70年代歌謡曲

  • 続・夏の風物詩

    ゴキブリ。小さい頃に親から「触ったら病気になる」などと吹き込まれたため、後々まで凄い恐怖心を抱いていた。ゴキブリを見ると、「死ぬんじゃないか」とまで思いつめていた時期もあった。それを克服したのは、小学校高学年になってからだった。ここでも何度か紹介しているのだが、当時ぼくは、ひよこを一羽飼っていた。飼い始めた当初は鳥の餌を与えていたのだが、そのうち勝手に虫などを捕まえて食べるようになった。ある日ゴキブリを見つけた。たまたま手元に蠅たたきがあったので、ぼくは恐る恐るゴキブリを叩いた。見事命中のはずが、かすっただけに終わった。しかし、ゴキブリはこの一撃でかなり弱っている。その時ぼくの後ろにいたひよこが、そのゴキブリめがけて突進してきた。そして嬉しそうに、そのゴキブリをムシャムシャと食べだした。「おい、死ぬぞ」と...続・夏の風物詩

  • やつらの足音が聞こえた

    高校2年の頃だった。土曜日の夜、テレビをつけたら、アニメのエンディングテーマがかかっていた。「えっ、何だこの歌は!?」凄くいい。アニメの歌にするにはもったいない。しばらく、その歌が頭から離れなかった。「今の歌、何という歌だろう?」現在ならサッサとネットで調べるのだが、当時はそれができない。ということで週明け、数人の友だちに聞いてみた。しかし「知らない」という。仕方なく、つぎの土曜日を待って、また同じ時間にテレビをつけた。そこで、初めてその歌の情報を得た。作詞は園山俊二、作曲者はかまやつひろし、『やつらの足音のバラード』というタイトルだった。その歌を知ってから、しばらくギターを奏で歌ったりしていたが、他の曲のコピーなどが忙しく、そのうちその歌のことを忘れてしまった。再びその歌と出会ったのは、それから30年以...やつらの足音が聞こえた

  • 夏の風物詩

    最近見かけなくなったもののひとつに、蠅とり紙というものがある。よく魚屋とかに天井から吊るしてある、両面がベタベタしたガムテープのようなものだ。ぼくの家は、高校の頃までポットントイレだったため、よくトイレからくそ蝿が飛んできた。トイレの中に蛆殺しなどを散布して、元から絶とうとしたのだが、なかなか追いつかない。しかたなくこの蝿とり紙を仕掛けていた。しかし、食卓の上で揺れている蝿とり紙ほど、汚く感じたものはない。頭の上を、蠅の着いた蠅とり紙が行ったり来たりしているのだ。もし、食事中に蠅とり紙が落ちてきたとしたら・・・。考えただけでも、恐ろしいことである。それにしても、よくあの状態で食事が出来たものだ。それだけ時代や人間が、野性的だったとも言える。夏の風物詩

  • 今年は蚊が少ない

    今年は蚊が少ない。外でも、家でも、あまり刺された覚えがない。平年なら、汗ばんだ体に蚊が何匹もまとわりつくのがうっとうしいのだが、今年はそれがない。7月の頭に何度か刺されたものの、それを最後に今月はまだ刺されていない。毎年この時期になると、蚊取り線香のにおいを嗅ぐのを楽しみにしているのだが、どうやら今年はこの季節の風物詩を味わうことが出来そうにない。さて、その蚊に刺された時だが、以前はよくムヒやウナコーワといった類の塗り薬を塗っていた。こういうのを塗ると、一時的にはスッとして痒みが治まる。しかし時間がたつと、また痒くなってくる。もう一度ムヒ等を塗るのだが、今度はあまり効き目がない。効き目がないとなると、変にこの痒みに執着してしまうことになる。刺された場所によっては、あまりの痒さにのた打ち回ることもある。ある...今年は蚊が少ない

  • 暑い日記

    1、『影枕』(18歳の頃に書いた詩です)何をしても情けない日々とうだる夏の暑さで狂ったような体が汗をしぼり出す。昼寝をするにしても涼む所はなくたまに吹き来る風に任せて寝息も荒く加減のきかぬ影枕あっちに行ったりこっちに来たりふう、まだ始まったばかり毎日毎日体温にも似た温度計(はかり)を見ては芋の子洗いの海もいや、登るに疲れる山もいやせめては風呂へと思っても浸かるだけではやり切れぬ暑い暑い、いや、面倒だ面倒だ加減のきかぬ影枕あっちに行ったりこっちに来たりふう、まだ始まったばかりまだエアコンが一般的ではなかった時代の、ぼくの夏の一コマだ。あの頃は、日の当たらない場所を探しては、そこで寝るという猫のようなことをしていた。寝ることで暑さを忘れるようとしていたのだ。2、昨今はというと、あまりに暑すぎて日影で寝ることも...暑い日記

  • もうすぐお盆ですね。

    オリンピックが始まってから、毎日寝不足の生活をしている。昨日のことだ。居眠りをこらえて仕事をしていたら、無意識のうちに、こんな歌を歌っていた。「こういう時、普段なら『マグマ大使』を歌うのに、何でまた『ど根性ガエル音頭』なんだろう?」などと思っていた。しばらくたって気がついた。ああ、もうすぐお盆じゃないですか。「お盆」→「盆踊り」→「ど根性ガエル音頭」と繋がったわけだ。音頭と言えば、この歌と同じく石川進が歌う『オバQ音頭』とか、天童よしみの歌う『大ちゃん数え唄』とかもあった。今回、ぼくの潜在意識が『ど根性ガエル音頭』を選んだのは、きっと大泉洋のCMのせいだろう。もうすぐお盆ですね。

  • 暑中お見舞い申し上げます

    『立秋』今日は立秋。暦の上では秋なのだが、実際はこれからが暑いのです。立秋というと、テレビでは決まってススキの映像を流しています。涼しいイメージを流しているつもりなのでしょうが、ぼくには、暑さでヘトヘトになっているおっさんのように見えてしまいます。『残暑』ラジオで言っていたのですが、残暑という言葉は、立秋の次の日から使う言葉なんだとか。つまり、明日からが残暑になるわけですね。これまでぼくは、残暑という言葉は立秋の日から使うものだと思っていました。認識不足でした。『暑中お見舞い申し上げます』ということで、この歌は今日までしか使えないわけです。キャンディーズの有名な歌ですが、このパートは知らない人が多い。暑中お見舞い申し上げます

  • 産医大で待たされた日

    今日、産業医大病院に行った。嫁さんが今月末に入院することになっているのだが、入院前の検査ということで行ったのだ。この病院、母の時もそうだったが、とにかく患者数が多く、いつも待たされる。今日も朝9時から行っていたのに、11時間半になってもお呼びがかからず。結局、検査が終わり病院を出たのは、午後1時を過ぎていた。ところで待っている間、スマホでこのブログを書こうと思っていたのだが、ああいう場所だと実に書きづらい。ということで、今日の記事は今書いております嫁さんを待っている時、こういうのを見つけた。島倉千代子が歌っていた「愛のさざなみ」だ。この歌、いろんな人がカバーしているが、これは味があっていい。調べてみたら、六角精児氏はこの曲を含めたCDも出しているということだ。次病院に行くときには、この人のアルバムを仕入れ...産医大で待たされた日

  • 昨日は

    昨日は本当にきつかった。その原因はオリンピックで、寝る間を惜しんで見ていたからだ。前の日、地元(北九州市)出身の二人、卓球の早田ひな選手、バトミントンの松山奈未選手の活躍を見て、柔道団体を見て、さらにメダルが取れそうなフェンシング女子を見ていた。結局寝たのは3時過ぎ。起きたのが6時だったから、3時間しか寝てないわけだ。流通の仕事をやっているので、日曜日は休みではない。夕方まで体と頭が上手く回らず、苦戦いたしました。若い頃はもっと無理がきいたのにな。中学・高校の頃は一週間ぶっ続けで「オールナイトニッポン」を聴いても平気だった。もちろん学校には行っていた。それで部活をやっていたのだから、やはり若かったんだろう。でも、そのイメージが今でも離れないようで、「3時間も寝れば大丈夫やろ」などと勝手に思い込んでいる自分...昨日は

  • 楓ちゃん

    17年前、ブログのネタ探しをしていた時に、大正末期から昭和初期にかけて『楓物語』という童話があったというのを知った。主人公「楓」を中心に、友人の「弁太」や「久良子」たちと繰り広げる話だという。その物語が刊行されたのは1925年。それから59年後、その物語はアニメになり。大人をも魅了するようになる。これがその楓、弁太、久良子の3人です。おそらくこのアニメが大正時代のものだったら、「久良子が立った」と言っていただろう。それを考えると、このアニメが昭和のものでよかったと思う。「楓物語」当時の子供たちは、アルプスに対する情報は今ほどなかっただろうし、アニメもなかったし、もちろん「おしえて」なんて歌もなかったから、どこまでこの物語を頭の中で膨らませることができただろうか。登場人物の姿を、どう想像していただろうか。ま...楓ちゃん

  • 人間は夏向きの動物だ

    人間というのは、基本的に夏向きの動物だと思う。夏は生まれたままの姿で過ごせるが、冬はそこに体毛がわりの衣服を身にまとわなければ過ごすことはできない。逆に全身毛に覆われた動物は、冬向きだといえる。彼らは年中防寒着を着ているようなものである。よく夏場に犬が歩いている姿を見かけるが、「ハアハア」言って、いかにもきつそうに見える。しかし、冬場は溌剌としていかにも楽しそうだ。まあ、最近の犬は人間と一緒に生活をしているためか、暑さ寒さには弱いと聞くが、少なくともエアコンが普及する以前の犬はそうだった。それを考えると、あのたてがみふさふさのオスのライオンなんかはたまらんだろうなあ。ファミリーのメスや子から一歩離れているのも、案外「お父さんは暑苦しいからあっち行って!」と言われているからかもしれない。人間は夏向きの動物だ

  • 閑かさや

    今まであまり意識しなかったのだが、街の騒音というのは凄いものがある。車の音・工場の音・工事の音・電車の音・船の音・電化製品の音など、いろいろな音がミックスされて、街の音を作っている。言い換えれば、音が垂れ流し状態になっているということだ。もし江戸時代の人が現代に来たら、耳を悪くしノイローゼになるかもしれない。江戸時代は、上に列記した音がまったくなく、あるのは風の音・波の音・鳥の声・虫の声ぐらいだったろう。大八車を引いて大声をあげ、暴走行為をする若者もいなかったと思う。当時の騒音といえば、蝉の声ぐらいか。自然環境のよさや、昆虫採集などの人為的な淘汰がなかったおかげで、今以上にうるさかったのかもしれない。それでも、「お代官様、蝉の声がうるそうてかないませぬ。何とかしてくだされ」と訴えるようなことはなかっただろ...閑かさや

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