「昭和」モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(1907ー63)の作品を一堂に集めた特別展「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」が東京・六本木の泉屋博古館東京で開催されている・9月29日まで。
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私たちの暮らしの中で一番身近で大切な「食べる」ことを支えた道具類に着目した館蔵品展『「食べる」の道具』が東京・山﨑記念中野区立歴史民俗資料館(れきみん)で開催されている。6月15日まで。
1960年代から70年にかけて、子どもたちを熱狂させたゲームが次々と発売された。アナログで仕組みは単純だったが、興奮の度合いはすさまじく、まるでスタジアムに響きわたる歓声が聞こえてくるようだった。
「純喫茶」や「懐かしのサブカルチャー」に注目! 2022年5月の初開催以来、毎回好評を博している「昭和レトロな世界展」が東武百貨店池袋本店で5月16日から開催される。21日まで。
今まで見たことのない、一風変わったタイトルの写真集が6月12日にKADOKAWAから出版される。その名も「今って昭和99年ですよね? 阪田マリン1st写真集」。かつて日本が最もエキサイティングだった昭和という時代に心酔する阪田さんは、Z世代を代表するインフルエンサーだ。この驚異的なタイトルには、「そうか、来年は昭和100年なんだ」と改めて気付かされ、心が震えるほどの新鮮な感動さえ覚えるのだ。
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「昭和」モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(1907ー63)の作品を一堂に集めた特別展「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」が東京・六本木の泉屋博古館東京で開催されている・9月29日まで。
今年7月に開局70周年を迎えたニッポン放送のあゆみや、55年以上続いている長寿深夜番組「オールナイトニッポン」の歴史を貴重な資料とともに紹介する企画展「vivaラジオ! ニッポン放送タイムトラベル70年展 ~with History of Radio」が横浜市中区の「放送ライブラリー」で開かれている。9月1日まで。
時代とともに、メディアの役割は変わってきた。女性の地位や社会の中でのあり方が見直されたのは、メディアによってけん引されてきたからという側面もある。そんな雑誌の移り変わりを紹介する企画展「夢見る女性誌展」が千葉県市川市の「市川市文学ミュージアム」で開催されている。9月16日まで。
1954(昭和29)年1月に地下鉄・丸ノ内線の東京・池袋〜御茶の水間が開通してから70周年を迎えたのを記念した特別展「丸ノ内線開通70周年展 〜車両編〜」が東京・葛西の地下鉄博物館で行われている。9月1日まで。
コラム其ノ拾陸(特別編)retroism〜article247〜 「私、キレイ?」 日本で最も有名な都市伝説のひとつ「口裂(さ)け女」が気味悪くつぶやく定番のセリフだ。通りすがりのマスクをした女が子供に尋ねる。「はい」と返事をすると振り返り
名取洋之助をはじめ、土門拳、藤本四八、小柳次一ら日本の報道写真界をけん引した写真家たちの戦前・戦中の作品40点を展示している写真展「写真家たちがみつめた戦前・戦中」が東京・九段下の昭和館で開催されている。10月27日まで。
大正ロマン&昭和モダンの世界へようこそ! 大正末期から昭和初期にかけて人気を博したイラストレーター・高畠華宵(1888ー1966)の作品約400点を企画展「開館40周年 生誕祭! 大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと」が東京・根津の「弥生美術館」で7月6日から開催される。9月22日まで。
かつて魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)していた世界が東京・新宿に存在した。細い路地が縦横に走る路地を、作家や演劇人など文化人が集まり、自由自在に歩き回っていた「新宿ゴールデン街」である。 わずか三十数年前、誰でも入れる一画ではない匂いをプンプンとさせていた。ドアに会員制と書かれた店も多く、取材などほぼ不可能だった。閉じた空間に集まっていたのは、個性的な店ばかりである。
鳥瞰(ちょうかん)図という絵画のスタイルは、不思議な魅力をもっている。上空から見下ろした視点が、見る者の心を揺さぶるのは、「空を自由に飛んでみたい」という人間の願望を満たしてくれるからかもしれない。
日光東照宮の美学を伝える豪華絢爛(けんらん)な装飾美ーー。 黒漆に蝶貝をはめ込んだ螺鈿(らでん)細工、華やかな美人画、花鳥画、浮き彫り彫刻などで装飾された館内は艶やかで優雅な空気に満ちていた。
ほんの30年前まで、人に何かを文章で伝えるツールは、手紙しかなかった。はがきや便箋に自らの手で文字を一文字一文字したためていた。 手紙の最大の利点は、書く人の思いが深度を増して伝えられるところにある。ビジネスなら大切な契約が取れるよう、疎遠になった故郷の両親なら近況を文字に心を込めて気遣った。博物館などで、特攻隊の最後の手紙が展示されていることがあるが、そこから見て取れるのは、肉筆にしか表れない、これから死にいく人間の叫びである。
私たちの暮らしの中で一番身近で大切な「食べる」ことを支えた道具類に着目した館蔵品展『「食べる」の道具』が東京・山﨑記念中野区立歴史民俗資料館(れきみん)で開催されている。6月15日まで。
1960年代から70年にかけて、子どもたちを熱狂させたゲームが次々と発売された。アナログで仕組みは単純だったが、興奮の度合いはすさまじく、まるでスタジアムに響きわたる歓声が聞こえてくるようだった。
「純喫茶」や「懐かしのサブカルチャー」に注目! 2022年5月の初開催以来、毎回好評を博している「昭和レトロな世界展」が東武百貨店池袋本店で5月16日から開催される。21日まで。
今まで見たことのない、一風変わったタイトルの写真集が6月12日にKADOKAWAから出版される。その名も「今って昭和99年ですよね? 阪田マリン1st写真集」。かつて日本が最もエキサイティングだった昭和という時代に心酔する阪田さんは、Z世代を代表するインフルエンサーだ。この驚異的なタイトルには、「そうか、来年は昭和100年なんだ」と改めて気付かされ、心が震えるほどの新鮮な感動さえ覚えるのだ。
東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、5月3~6日の4日間限定で、銀座線の特別仕様車1000系の室内灯を暖色系に変更するとともに、予備灯を点灯させて開業当時のレトロな雰囲気をさらに感じられる状態で運行する。同社の創立20周年を記念して行われるイベントだ。浅草・上野ー渋谷間で、1日上下各11本運行する。
今日、アニメが世界に誇る日本文化の一つであることに異論を唱える人はほとんどいないだろう。 SFアニメといえば、宇宙戦艦ヤマトを抜きには語れない。時は西暦2199年。異星人国家・ガミラスにより放射能に汚染された地球を救うべく14万8000光年離れた惑星イスカンダルに除去装置「コスモクリーナーD」を取りに行くというストーリーだ。
近年、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の登場などにより、仕事の現場が変ぼうを遂げようとしている。ITC(情報通信技術)が急速に進化を遂げる中で、多くの仕事が消滅するだろうと言われている。生活や価値観が大きく変化していった昭和の時代にも、技術革新によって多種多様な仕事が現れては衰退し、街角から消えていった。今ではほとんど見かけることがなくなった「昭和の仕事」に焦点を当てた写真展「失われゆく昭和の仕事―戦中・戦後の街頭風景―」が東京・九段下の昭和館2階ひろばで開催されている。6月30日まで。
今や手元にあるスマートフォンの上で指をササッと滑らせるだけで、いつでもどこでも音楽再生は可能だ。しかし、オープンリールや8トラックなどが主流だった昭和30年代後半以降、音楽の聴き方は革新的な変化を遂げた。1963(昭和38)年に登場したカセットテープである。軽量コンパクトなカセットテープは瞬く間に普及していった。
カメラのカタログを通じて製品と、その時代を紹介する特別展「カメラとカタログからみるカメラの時代」が東京・一番町の日本カメラ博物館で3月19日から開催される。6月30日まで。
古本センター(東京・吉祥寺)retroism〜article219〜 常に時代は積み重なっていく。まるで、地層のように少しずつ……。古本屋の棚の前に立つと、「現在」が過去の積み重ねの上に成り立っていることを強く感じるからだ。五十嵐さんはオカ
人間の成長はおもちゃとともにーー。 子供から大人になると、人々はその懐かしい思い出とともに生きている。寄り添い、時には友や師ともなる玩具は、人類が生み出した奇跡のひとつと言えるだろう。そんなおもちゃの歴史を振り返る特別展「いとしのレトロ玩具 もう逢えないと思っていた、がここにある」が東京・根津の弥生美術館で開催されている。24日まで。
コラム其ノ拾肆(特別編)retroism〜article217〜 コマーシャル(C M)は時代を移す鏡である。 言葉の面白さや力が、昭和のCMにはあった。CMは世相を反映し、時代をけん引していたとも言える時代だった。 なぜなら、生身の人間が
漫才ブーム、「ザ・ベストテン」、トレンディドラマ、「ニュースステーション」ーー。 1980年代をテレビ番組やCMで振り返る企画展「テレビとCMで見る1980年代! 1978〜1989メモリーズ」が横浜の放送ライブラリーで開催されている。10月1日まで。
「商品がなくなると、またヨーロッパに行ける。それを楽しみに毎日仕事してる感じだね。当然カメラ屋を巡るけど、一通り見て仕入れて、そのあと向こうの知り合いと飲む酒がまたうまいんだよな」
ザ・ホフブロウ(横浜・山下町)retroism〜article214〜 老舗のレストランを取材すると「『子供の頃、親に連れられて来たことがある』という客も少なくない」という話をよく聞く。そこには、郷愁とか懐かしさがもちろんある。しかしその奥
「見て、食べて、学んで」昭和レトロを楽しもう! 西武池袋本店では、昭和レトロに焦点を当てたイベント「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展」を開催している。14日まで。
人同士のつながりは、友情や愛情などという言葉で表現され、幸福を呼び、暮らしまでも豊かにしてくれる。
元号が昭和から平成に変わって間もない頃、ある喫茶店で高齢のママとコーヒーを飲みながら、とりとめのない話をしていた。やがて、かつて通っていた客と今の客の違いについての話題になり、ママはポツンと伏目がちに言った。「人と人との付き合いが変わっちゃったのかしらね」。ふと見せた寂しげな表情が印象的だった。人間関係が希薄になっていることは、多くの人が思っているだろう。ただ、人生を重ねてきた人が発する言葉の重さは違う。今でも筆者の頭から離れないのは、人生の大半を数えきれないほどの客と接し、積み重ねて来た人間の言霊だからだと思う。
パサッパサッとページをめくるごとに、小さな文字と数字が次から次へと現れる。言うなれば、駅名と発着時刻の羅列だが、その奥には、限りないロマンと憧れが詰まっていた。
極上の空間で、懐かしい昭和の洋食ブッフェはいかが? 東京ディズニーリゾートのお膝元である千葉県浦安市にあるオリエンタルホテル 東京ベイの「レストラン グランサンク」で、昭和の古き良き洋食レストランや喫茶店で提供されていたメニューが楽しめる「昭和レトロブッフェ」が開催されている。8月31日まで。
「歳を重ねて、クラシックやジャズのファンになって、そればかり聴いている人だって、『若い頃は、歌謡曲を聴いていたでしょう。わりと好きだったでしょう』と言いたいんです」 東京・新宿にある「ユニオンレコード昭和歌謡館」の杉本博士店長(当時)のこんな言葉を思い出した。
東京會舘 本舘(東京・丸の内)retroism〜article207〜 「社交場」という言葉には、どこか懐かしい響きがある。明治維新をきっかけに西洋化へと様相を変えた日本の香りをまとっているからだ。 当時の社交場といえば、鹿鳴館やダンスホー
コラム其ノ拾弐(特別編)retroism〜article〜206〜 モータージャーナリストの三本和彦氏(2022年7月逝去)がテレビで言っていた言葉をよく覚えている。「これね。いつもお願いしているんだけど、三角窓をつけてくれると、いいんで
「ガッチャンガッチャン」と、リズミカルで心地よい音が店内に響きわたる。印刷された紙が一枚ずつパサっと引き抜かれていく。今となっては、滅多に聞くことができなくなった印刷工場ならではの音だ。
中古タイヤ市場 相模原店(相模原)retroism〜article204〜 何十年かぶりに、懐かしい友に再会したような気分になった。 子供の頃、道を歩いていると、ポツンと置いてある自動販売機(自販機)が目についた。よく見ると、そばやうどん
「日本一有名な踏切」。もしかしたら「世界一」と言っても差し支えないかもしれない。
40代以上の人なら、あっという間に子供時代に戻れる楽しいイベントが、東武百貨店池袋本店8階催事場で開催される。今回で3回目を迎える「昭和レトロな世界展」である。5月18日(木)〜23日(火)まで。
「『日本の洋食』っていうのは、西洋料理と和食のいいとこ取りなんですよ」 1963 (昭和38)年にオープンした「新宿アカシア」の三代目・鈴木祥祐さんが、穏やかな表情でゆっくりと話し始めた。
「良いモノは必ず残る」 先人たちをはじめ、人々の知恵や情熱、揺るぎない信念が、日本を今日まで支えてきたことは想像に難くない。