残暑厳しいというか、体感温度は8月よりも高く感じてしまい、外に出ると尋常ではない量の汗をかいてしまいます。そのせいで、なかなか庭の手入れなどが出来ずにおります。体調もあまりよろしくないので、今月はイベントにもいかないで大人しくしている予定です。さて、そんな
最近は多肉植物が良い。知らない間にブームがあったらしく、ようわからん植物が沢山売ってる! まあ、とにかくだ。ユーフォルビアを集める日々です。というか、多肉ブームのくせにユーフォルビアあんまり売ってないよ? どういうことなのさ!
未だに多肉植物たちを外に出せていません。それなのに植え替えだけは続きます。今年の植え替えは今回で74鉢となりました。Euphorbia heptagona明らかに鉢が小さいですね。植え替え時です。まあ、いわゆる紅彩閣ですが、長らくE. enoplaと言う異名で流通していましたが、最近
最近、某匿名掲示板をダラダラ見ていたら、サボテンが霧から水分を得るという仮説に対して、かなり否定的な論調が見受けられました。しかし、実際に色素液をアレオーレに滴下してからサボテンを輪切りにすると、アレオーレから吸収された色素がサボテン内の維管束に拡がる様
植え替えは続きますが、流石にそろそろ後半戦です。今年の植え替えは今回で69鉢目となります。最近は時間が取れず、休日の空いた時間にちょこちょこやっていますから、なかなか終わりません。Euphorbia gymnocalycioidesギムノカリキオイデスは植物用ライトを当てすぎて、や
ヒマワリの花は太陽の方向を向くと言われています。私の好きなギムノカリキウムの花は花茎が短く球体に貼り付くように咲きますから、花の向きなどは気にしたことはありませんでした。しかし、花はアレオーレから出ますが、すべての稜(rib)に万遍なく蕾がつくのでしょうか?調
相変わらずハウォルチアやアロエ以外は外に出せていません。植え替えばかりやっています。植え替えも今回で64鉢目です。ゼブラホリダどうも去年は生長が今ひとつでした。雑草ばかり茂ってしまいます。2020年1月にプロトリーフにて購入。細根が少ないですね。植え替え後。ホリ
植え替えはまだ続きます。今年の植え替えは今回で58鉢となりました。Aloidendron dichotomumディコトムムはあまり調子がよくありません。前の植え替えで根が鉢に貼り付いてしまい、上手く剥がせず根が裂けてしまったせいかも知れません。2020年11月に鶴仙園にて購入。太い根
先日、ケファロケレウスは現在何種類あるのと言う記事を上げました。これはケファロケレウスを調べていた際のある種の副産物で、本来は本日の記事に入れ込むつもりでしたが、ボリューム的に無理なので独立した記事にしたと言う経緯があります。さて、いくつかの論文をサッと
植え替えは続きます。今年の植え替えは今回で53鉢となりました。いやはや終わりませんね。これは。Euphorbia multifoliaプレステラ90に植えたムルティフォリアは見るからに窮屈そうです。2023年の4月にファーマーズ三郷店にて購入。根の張りは良好です。植え替え後。プレステ
最近、ケファロケレウスについて少し調べていたところ、まあ色々な種類が出てくるわけです。では、現在認められているケファロケレウスは何種類あるのでしょうか? と、その前にケファロケレウス属自体について見てみましょう。ケファロケレウス属ケファロケレウス属は、正確
チビ花キリンは挿し木だと塊根は出来ないと言うのは本当か? Part.2(2024年4月)
チビ花キリンと言う花キリンがありますが、一般的にはEuphorbia decaryiの名前で流通しています。しかし、このE. decaryiと言う名前は誤りで、本当はEuphorbia boiteauiが正しい名前です。ちなみに、E. decaryiとはEuphorbia francoisiiのことを指しているそうです。さて、こ
相変わらず植え替えが続きますが、なかなか終わりませんね。今年の植え替えは、本日で47鉢目になります。Euphorbia obesa若いオベサですが、やや縦長ですね。根はまあ苗ですからこんなものでしょう。植え替え後。締めて育てたいですね。Haworthia beanii IB 284ベアニイはH.
アロエの論文を探していた時に、たまたまアロエを用いた土地の浄化についての論文を見つけました。土壌汚染地域に植物を植えて、植物に汚染物質を吸収させると言う話はたまに聞きます。しかし、実際の結果については聞いたことがありませんでした。しかも、浄化する植物にア
今日め植え替えは続きます。今回で43鉢目になります。そう言えば、外の多肉植物置き場はビニールが強風でビリビリに破けてしまったため 張り直す必要があります。しかし、いちいちビニールを張り直すのも何やら面倒くさくなってしまったので、波板を葺いてしまうことにしま
久々に植物関連の新書が出ましたのでご紹介します。日本植物生理学会による『植物の謎』(講談社ブルーバックス)です。学会のホームページに質問箱があり、一般からの植物に関する質問を受け付けており、本書ではその中から60の質問を取り上げています。当然、質問には日本植
あいも変わらず多肉植物の植え替えに勤しんでおります。今年の植え替えは少ないはずですが、すでに今日で39鉢目です。なんだかんだで100鉢くらいやる羽目になるような気もしますが…Pachypodium cactipesカクチペスはあまり調子がよくありません。葉の出も悪いですね。植え替
あいも変わらず多肉植物たちの植え替えに勤しんでいます。冬の間の購入品は植え替えていませんから、根の状態が非常に気になります。Ceraria namaquaensis3本の枝は最近伸びてきました。現在、Ceraria属はPortulacaria属と遺伝的に区別出来ないことが判明したため、Ceraria属
先週の週末は横浜にあるヨネヤマプランテイションの多肉植物の即売会とコーナン港北インター店をハシゴしました。今回はその時の購入品を植え替えます。Euphorbia polygona良い形のポリゴナです。白粉はまったく吹かないタイプのようです。新しいトゲ(花茎)が美しいですね。
昨日、久しぶりに西武池袋の屋上にある鶴仙園へ行って参りました。他にも目的があって池袋に来たのですが、せっかく池袋に来たのですから鶴仙園へと言うか、西武池袋にも寄っていこうと言うことになりました。暖かくなってきたせいか、店先にも多肉植物が並んでいます。いよ
ここ数年、コピアポアが人気なようでよく目にします。多肉植物のイベントではサボテンはすっかり日陰者であまり見かけませんが、必ずといっていいほどコピアポアはあったりします。さて、そんなコピアポアですが、分類学上の立ち位置は長らく不明でした。しかし、近年では遺
さて、多肉植物たちの植え替えを続けています。今日は冬の間の購入品と、窮屈そうな塊根を植え替えました。あと、少し室内の多肉植物を外に出しました。室内にあったハウォルチアとアロエは先週ほとんど出しましたが、一部は出せていませんでした。と言うことで、残りもすべ
昨日はヨネヤマプランテイションの多肉植物BIG即売会に行った様子を記事にしました。その後、バスに乗りコーナン港北インター店へ行ってきましたから、今日はそのお話です。入るとベンケイソウ科のミニ多肉が大量に並んでいました。まあ、この辺りは毎度お馴染みですね。ユー
昨日は横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅近くにあるヨネヤマプランテイションで開催された、「多肉植物BIG即売会」へ行って参りました。ヨネヤマプランテイションも久しぶりで、去年の10月末以来のことです。本当は植え替えやら何やらとやることが沢山あるにも関わらず、イ
去年の3月にソテツにつくカイガラムシが沖縄に侵入したと言う記事を挙げました。すっかり忘れていたのですが、最近になり奄美大島でカイガラムシが猛威をふるっていると言うニュースを目にしました。すでに、かなり危機的な状況のようです。調べて見ると、世界中でこのカイ
ベンケイソウ科植物の中にオロスタキス属(Orostachys)と言う分類群があります。多肉植物として一般的に栽培されますが、国内にもイワレンゲやツメレンゲなど自生するオロスタキスがあります。さて、このオロスタキスですが、その名前を命名したのは一体誰なのか、何やら議論
植え替えの続きです。新しい購入品たちを中心に植え替えています。とりあえず、赤玉土やら鹿沼土やらは適当に買いました。プレステラも3サイズを買い込んでいます。しかし、プレステラの新しいサイズが出て、確か150と180でしたか、シマムラ園芸では売り切れでしたね。アマゾ
さてさて、引き続き植え替えに勤しんでいます。同時にハウォルチアやらガステリアやらを外に出しました。しかし、相変わらず忙しく午前中が丸々潰れてしまいました。暗くなるまでの作業なので、まあ進まないこと進まないこと。まだ、ハウォルチアはすべて外に出せていません
いよいよ多肉植物の植え替えの季節がやって参りました。去年の植え替えは3月末から5月初めくらいまでかかりました。去年の植え替えの記事を見ると、なんと春先だけで136鉢も植え替えていました。しかし、毎年植え替えているわけではありませんから、今年は去年植え替えなかっ
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残暑厳しいというか、体感温度は8月よりも高く感じてしまい、外に出ると尋常ではない量の汗をかいてしまいます。そのせいで、なかなか庭の手入れなどが出来ずにおります。体調もあまりよろしくないので、今月はイベントにもいかないで大人しくしている予定です。さて、そんな
そういえば、秋の植え替えはどうしようか考え中です。とりあえず、夏以降に購入した多肉植物たちは植え替える予定です。化粧砂とかあると、ちょっと水はけの悪い用土が隠されていないか怖いわけです。そのまま冬に突入すると高率で根腐れしますからね。さてさて、本日も我が
食虫植物とは実に不思議なもので、その奇妙な姿や脅威的な生態には驚かされると同時に、多くの人を魅了してきました。かのチャールズ・ダーウィンもその一人です。近年、多肉植物ブームから派生して、珍奇植物やビザールプランツという名前で、多肉植物も含んだビカクシダや
日曜日に開催されたビッグバザールは大変な盛況で、多肉植物の質も量も豊富で、個人的には最高クラスのビッグバザールでした。今後の開催が確定している行けそうなイベントは、10月の木更津C&Sと11月の五反田BBくらいですかね。前回の木更津C&Sは残念ながら仕事でいけません
今年の夏は暑くて何もする気力が湧きませんでしたが、まだまだ暑い日々は続きそうです。外出はなるべく控えていたのですが、ビッグバザールが開催されるため久々の遠出です。今回も東京流通センターの開催です。しかし、次のビッグバザールからまた五反田TOCビルに戻るようで
本日はビッグバザールが開催されます。私も参加予定ですが、あまり時間が取れないので、一巡してすぐ帰る羽目になりそうです。たまにはゆっくりしたいところですが仕方がありません。皇帝皇帝はなんと1ヶ月も咲き続けています。おそらく200輪以上咲いています。しかし、まだ
サボテンも生物である以上は繁殖する必要があり、そのために花を咲かせます。しかし、一口にサボテンと言ってもその繁殖戦略は様々で、花粉媒介者も昆虫だけではなくハチドリやコウモリにより受粉するサボテンもあります。当ブログでは度々サボテンの受粉様式=受粉生物学を
ちょっとだけ秋っぽい感じもあるこの頃ですが、多肉植物たちは生長を再開し始めました。生長が楽しみな季節です。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。Euphorbia fimbriataフィンブリアタの生長が著しいですね。しかし、フィンブリアタは他のユーフォル
アデニアは割りと古くから塊茎植物として有名ですが、一般的に知られているのはAdenia glaucaやAdenia globosaなど一部に限られます。多肉植物ブームの昨今でもあまり見かけないのは、どちらかと言えば希少だからというより、それほど人気があるわけではないからでしょう。し
台風の進路がめちゃくちゃで、すっかり翻弄されてしまいました。雨はすごかったものの、風がなかったので多肉植物の被害がなくてほっとしました。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。Gymnocalycium ferociorフェロキオルに良いトゲが出ています。
台風が来る来る行ってなかなか来ませんね。おかしな天気が続いていますが、雨が止んだ隙に少し撮影しました。というわけで、今日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。Euphorbia hedyotoides今年は随分と生長しました。よく見ると開花しています。初めての開花です
エピジェネティクスとは簡単に言うと、遺伝子を変えずにその発現を制御し、その制御が次世代に伝わりうる仕組みのことです。最近、そのエピジェネティクスに関心があり、岩波新書から出ている入門書を読み、書評の形で記事にしました。(以下、リンク参照)しかし、エピジェ
台風が来ているため、撮りためた写真でお送りします。鉢が転がりそうなのでサギソウを室内に取り込みましたが、ちょうど花が咲いています。サギソウ Pecteilis radiata湿地に生える球根性の蘭。天平丸 Gymnocalycium spegazzinii天平丸が元気です。南米病にビビってなかなか
以前、CAM植物について簡単にまとめた記事を書いたことがあります。CAMとは光合成の方法の1つで、蒸散を抑えるために夜間に二酸化炭素を取り込み、リンゴ酸に変換して貯蔵する仕組みです。CAMという名前は、ベンケイソウ型有機酸代謝(Crassulacean Acid Metabolism)の略です
いよいよ台風が来ます。前回は肩透かしでしたが、今回は直撃しそうです。しかし、何やらふらふらしていていつ来るのやら。困ったものです。それはそうと、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。龍尾閣 Euphorbia griseola龍尾閣の新芽が勢いよく伸びています。E. r
エピジェネティクスとは、一般的に「遺伝子の配列を変えずに遺伝子を制御」する仕組みと言われていますが、これだけだと何だかわかりませんね。初めてこの言葉を聞いたのは、某ネット掲示板の書き込みで、確か「その世代が獲得した特徴が子孫に伝わる仕組み」のように言われ
.何やらまた台風が来ていますね。直撃する可能性が高そうですから、私も台風対策をしないとまずそうです。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。Gymnocalycium prochazkianum subsp. simile VoS 1417鳥についばまれてしまいました。トゲが虫に見える
気が付けばもう8月も終わってしまいます。今年の夏はあまりに暑くてやる気が起きず、庭や多肉植物関連のことが何も出来ませんでした。涼しくなるこれからバタバタ忙しくなりそうです。本日も我が家の多肉植物を少しご紹介します。Euphorbia granticolaグランティコラの実生苗
去年の8月にサボテンの新種について調べた記事をあげました。論文が出たばかりで、まだ新種として認定されていないものもありました。ということで、去年の記事を振り返ります。現在ではどうなっていますでしょうか。また、あれからの1年間で新たに発表された新種のサボテン
鶴仙園に行ったりして疲れてしまい、相変わらずぐうたらしていますが、多肉植物たちの写真は撮りました。少しだけご紹介しましょう。Euphorbia brachyphylla7月に横浜のヨネヤマプランテイションのイベントで購入したブラキフィラですが、生長が始まりました。新しいトゲと葉
最近、イベントや園芸店でウチワサボテンを以前より目にするようになりました。流通の兆しでしょうか? 思うにゲオメトリクスや武蔵野などのテフロカクタスが先鞭をつけたような気もします。しかし、ウチワサボテンの仲間はよく似ており、見分けるのは中々困難です。ただし、
常々、サボテンや多肉植物の原産地の環境を詳しく知ることができたら、栽培する上で何かしらの参考になるのではないかと考えたりもします。しかし、残念ながらサボテンや多肉植物の原産地の情報というものは、調べてもよくわからないものが多いように思われます。原産地の環
サボテンに限らずですが、育てている鉢植えの植物の名前というものは、我々趣味家を悩ませるものです。札落ちで名前が分からないという悩みだけではなく、純血種か雑種かすら判別が難しいことがあります。ギムノカリキウムなどは、雑種が蔓延しすぎて国内の種や品種が信頼出
マダガスカルと言えば、花キリンなどの固有のユーフォルビア、固有種のアロエ、パキポディウム、DidiereaやAlluaudia、着生ランなど、とにかく珍しい植物の宝庫というイメージです。しかし、一般的にマダガスカルと言えばキツネザルをイメージするかも知れません。私もDidier
サボテンは主に北米から南米まで広く分布しますが、その分布は均一ではなく、沢山の種類のサボテンが集まるホットスポットが存在します。メキシコにはホットスポットがありますが、南米にはサボテンと聞いてイメージするのとは異なる森林性サボテンのホットスポットが存在し
まだまだ30℃以上の日が続きますが、多肉植物たちは盛んに生長を始めています。強すぎた日照も一段落といった感じでしょうか? 今年は日照が強すぎて、多肉植物たちにも思わぬダメージが結構あったので、ようやく一安心出来そうです。そんな、最近の多肉植物たちをご紹介しま
Rhipsalisというサボテンがありますが、サボテンファンにはあまり人気がないかも知れません。Rhipsalisは熱帯性のサボテンで、多湿な環境で樹木に着生して垂れ下がるように育ったりします。栽培環境からすると、洋蘭や食虫植物の栽培と相性が良いかも知れません。私も沢山の
乾燥地ではほとんど雨が降らない地域もありますが、地形や立地、風向きなどにより霧が発生する場合があります。例えば、山地や海に近い場合などです。霧が発生すると、植物や土壌表面には露がつきます。植物についた露は、植物を伝って根元に集められますから、乾燥地の植物
「青菜に塩」という言葉があるように、植物は塩分に弱いというのが常識です。しかし、乾燥地の土壌は塩分濃度が高い傾向があります。砂漠などの乾燥地では、雨が降っても水分が川となり流れても海に注がず、途中で干上がってしまうことがあります。この時に、川は周囲の塩分
ユーフォルビアは世界中に分布し、雑草だったり樹木だったり、あるいは多肉植物や塊根植物だったりと非常に多様性があります。しかし、傷つけると乳液が出るという特徴は共通します。さて、ユーフォルビアの乳液は大なり小なり毒性がありますが、その高い生理活性を薬として
なんでも、スペインには野生化したアロエが生えているそうです。当然、外来種ということになります。今まではAloe feroxであると言われてきたそうですが、実は違うのではないかという話があります。それはPere Aymerich & Jordi Lopez-Pujolの2023年の論文、『On the presen
Harrisia属は森林性サボテンで、細長く紐状に伸び月下美人のように大きな花を咲かせます。そのうちの1種であるHarrisia adscendensの名前には、何やら一悶着あった模様です。ということで、本日はAlan R. Franckの2015年の論文、『Proposal to conserve the name Cereus adsc
いくつかやらなきゃと思っていたことがあるのですが、何だかんだで後回しになっていました。正直、すっかり忘れていたのですが、1つ気付いたので一気に片付けてしまいます。Gasteria disticha花茎から芽が出ました。胡蝶蘭ではたまにありますが、ガステリアでは初めてみまし
サボテンやアガヴェと言えば砂漠に生えているイメージですが、砂漠と言ってもサラサラした砂が舞う砂丘ばかりではありません。サボテンに限らず乾燥地に生える多肉植物が生えるのは、実際には硬く締まった土砂漠だったりします。乾燥の具合も様々で、うっすら草が生えるサバ
植物は様々な環境に適応して分布しています。一地点にしか生えない植物ばかりではなく、大抵の植物はある程度の広さの地理的分布を持っています。しかし、必ずしも分布域が均一な環境とは限りません。当然ながら、植物はそれぞれの環境にある程度は適応していることが想定さ
以前、サボテンの地理的二分法仮説をご紹介しました。地理的二分法仮説とは、熱帯のサボテンはサボテンの花を専門とする特定の少ない種類の花粉媒介者により受粉し、温帯のサボテンは様々な花を訪れる沢山の種類の花粉媒介者により受粉するというものでした。その関連で、亜
種子を作るのは植物にとって体力を消費する行為です。植物が小さいうちは沢山の種子は作れませんが、大きくなれば養分を種子生産により多く割り当てることが可能になります。しかし、その種子の品質はどうでしょうか? 植物が大きくなると、種子あたりに注ぎ込める養分も増え
烏羽玉(Lophophora williamsii)は幻覚作用を持つアルカロイドを含み、その成分は法律で禁止されている国が多いようです。一般的にペヨーテ(Peyote)と呼ばれていますから、ここではペヨーテと呼ぶことにします。ところで、歴史的にその幻覚作用が宗教的に利用されてきた経緯か
非常に沢山の稜があるサボテンとして、縮玉や千波万波などを含むEchinofossulocactusが有名です。しかし、いつの頃からかStenocactusと呼ぶようになりました。少し気になって軽く学名を検索したところ、非常に面倒くさい話であることを察したため、その時は見なかったことに
少々忙しく記事を書く時間が中々取れません。ネタはまだあるのですが…。昨日は天気雨で降ったり止んだりでよくわからない天気でした。夕方に隙をついてサボテンの植え替えをしました。サボテンは割と放置気味でしたから、かなり荒れてましたね。日の出丸 Ferocactus latispi