おすすめした本、漫画、動画についてちょっと紹介したりしてます。
めっちゃ印象に残る「冷静な彼女」『奇妙』漫画賞 眼鏡野鼠 ジャンプ+ 読み切り
たびたび思い出す妙に印象的な作品 女の子が友達の家でベッドの下に潜んでいる不審者に気付いてしまう。 不審者はまだこちらが気付いたことを解っていないようだが……? そこで女の子が自分が助かるためにどう対処すべきか、「こちらが気付いたことがばれたら即座に襲ってくるかもしれない」...
世紀末とラブコメの異世界もの「紅蓮のラブリー」朝辺文 ジャンプ+ 読み切り
もしかて入れ替わってるー!? 世紀末世界の住人のような筋骨隆々でシャイな勇者とラブコメ世界の女の子が入れ替わって……というお話。 この設定の作りって絵を見てるだけでおもしろいからずるい。 しかも、世紀末世界の男が誰かとキスしないと元の世界に帰れないから手当たり次第に声をかけ...
選挙×宗教vsイケメン「顔だけ候補イケザワ」加藤航平/吉田貴司 ジャンプ+ 読み切り
宗教と選挙 ミスター期待外れといわれるイケメンが生徒会の選挙に出馬し…というストーリー。 対立候補が自分の宗教で信者を獲得するという最近の社会情勢を取り入れているのが原作者付きの物語らしい。 絵、ストーリー、見せ方といろいろ発展途上な部分もあるけれどきれいにまとまっている良...
この作品を超えられない「さいごの宇宙船」田中空 ジャンプ+ 読み切り
宇宙の果てで最後の出会い もしくは最初の出会い 宇宙船が宇宙をさまよう。それだけのSF。 人間や知的生命体は死に絶えた宇宙での物語なので生物は一切出てこない。 ただ宇宙が終わる世界に取り残された宇宙船がなにを目的に活動するのか。 宇宙のことを考えると怖くなる症候群 宇宙の...
サラリーマンはドラゴンと戦う「SWORD IN THE CITY」綿引智也/Rickey ジャンプ+読み切り
職業 プロ剣士 仕事内容は広報(ドラゴン退治) ドラゴンが出没するのが日常になった世界でドラゴンを退治する武器を売る民間企業の社員が主人公。 災害としては竜巻と同レベルくらいの認識らしい。 ドラゴンを退治する武器を開発して売り込むの企業が増えていて、一家に一振り専用の剣を護...
ファイナリストの帰り道① 【M-1グランプリ・アナザーアナザーストーリー】
戦い終えた漫才師たちの本音 M-1の決勝が終わったあとの帰り道を密着した動画。 それぞれの組に密着取材が着くので、そのまま帰り道も取材を続けたものらしい。 決勝まで行けただけでもすごいけれど、そこで優勝したかったという思いの強さをとても感じる。 前回ファイナリストのオズワ...
何回でも読める!「桑田とトンカツ」2022年4月期JUMP新世界漫画賞 菰田コトヒロ ジャンプ+読み切り
あのマンガよかったな また読みたいな 何度探しても見つからん!? やっと見つけた!! ルーキーのマンガだったのか!? ヤクザがひろった超能力少女と……というストーリー。 もう、はっきり言ってしまうと「ヒナまつり」。 ただこの設定自体はフリー素材だと思う。 なぜかマンガでは...
年をとってから夢を追うのは……「指先にエメラルド」ひいらぎ ジャンプ+読み切り
・ 夢を追うのは若くて才能があればこそ? 「45才のおばさん」が主人公。 日々をこなすのに必死だったけれど子供も大きくなり手を離れ、自分の自由な時間ができたので若いときに憧れたネイリストを目指すが……というストーリー。 年をとってから夢を見ることに辛くなるが、そんなときに若...
人気漫画家の大人げない本気「アモーレ~カサノヴァ回顧録~」井上紀良/谷本和弘 ジャンプ+ 読み切り
『夜王』の井上紀良先生と、『華と修羅』の谷本和弘先生がお届けする、衝撃歴史コメディ・・・!誰しもが知る英傑・カサノヴァの官能的な真実とは・・・!? という説明がされているこの「アモーレ~カサノヴァ回顧録~」という作品。 ベテラン漫画家の本気のすごさが詰まっている。 内容はエ...
それで話が作れるのか? ……作れた!?「同窓会のすすめ」花房 ジャンプ+ 読み切り
関係ない同窓会に参加する不審者が主人公 楽しそうに盛り上がる同窓会が開催されているのを見かけるとふらっと立ち寄り、来ていない同級生のふりをして同窓会に忍び込みそのまま参加してしまう。 そんな完全不審者な趣味を楽しむのが主人公。 あふれ出るやばさに引き込まれる。 その...
ジャンプ+ おすすめ読み切り 異種族の友情はエモい「U太郎侵略中!」秀
異星人との友情もの 正体を隠してUFOのおもちゃのふりをした宇宙人とそのおもちゃを拾って大切にしてきた少年。ふたりにほのかに芽生えた友情が物語のコンセプト。 それをとりまくストーリーや脇役はお約束的だけれど無駄のない魅せ方で安定感がある。 ラストの清々しい終わり方も王道的だ...
毒親とホストにはさまれて「ママごめん、私コロナ禍にホスト通ってる。」朝賀庵 ジャンプ+ 読み切り
そりゃホストにはまるわ 主人公は母親から束縛されてきた一人娘。 社会人になっても自由になれず母親の異常な束縛を受けている。 コロナも収まってきているが、母親の執拗な除菌に神経をすり減らしている。 友人関係にも口を出され、制限され、ストレスの限界がきたのか電車で同世代が楽し...
ジャンル違いの競演「萌えの血」秋ヨシカ ジャンプ+ 読み切り
ジャンル違いの絵柄でオールキャスト 青年誌、少年誌、少女誌、それぞれのギャグ、シリアス、ヤンキー等々のキャラクター達がひとつの国に住んでいたら? という設定をもとにストーリーが作らている。 それをちゃんと絵柄を描き分けていて、「あっ、この絵の感じ知ってる!?」というのが次々現...
NHKでドラマ化されてもまったく違和感なし「静と弁慶」三木有 ジャンプ+ 読み切り
実力ある漫画家の作品 単行本を何冊か出していて評判もよい作者さん。 長期連載には恵まれていないようだけれどそれが不思議でならない。 この短編は、コマ割り、カメラワーク、キャラクター、セリフ、世界観、テーマ、全部ハイレベルでこのままドラマ化しても不思議じゃない。 なぎなたと...
ギャグのオフサイドトラップ「山田夢太郎、外へ行く」畠山達也/修行コウタ ジャンプ+ 読み切り
ギャグマンガだと思って読んでたのに…… コメディマンガの世界でのできごとだと思っていたら、世界線が突然後退してしまい、シリアス展開に足元をすくわれる。 オチから逆算された伏線とストーリーがしっかり練られている。 主軸になっている主人公の純朴な片思いは応援したくなる清々しいも...
ギャグとして見れるかの境界線は超えている「尊死スプラッタ」南賀なん 読み切り ジャンプ+
とりあえず尊死しまくるギャグ コメント欄で賛否が分かれている。 ジャンルはは恋愛コメディ。 そしと最推しのギャグが尊死。 主人公の女の子の可愛さにキュンとなった異性同性が死にまくる。 親友もクラスメイトも簡単に大量死する。 それははたしてギャグだろうか? スプラッタ...
由薫 – No Stars ラジオ802のヘビーローテーション
ヘビーローテーションの力! ラジオから流れているのをなんとなく聞いていて、サビのところを何回か流し聞きしていたらしく気が付いたら「あれっこの曲前も聞いたな。なんだろう洋楽かな」と思っていた。 そこから何回も聞いているうちに「これなんの曲だったっけ」「またあの曲流れないかな」「...
読後にダメージを受けている?「コントロール」川角/やまいもジャンプ+ 読み切り
劇的な展開があるようでない 主人公はイジメられていたが、あるとき超能力が使えるようになってやり返す。 メイドカフェで働いているヒロインと関係もできるが……。 超能力を手に入れた少年の王道的な物語に見せかけて、じっさいは弱くてちっぽけな自分を受け入れる日常的な物語。 情けな...
悪魔のメムメムちゃんから久しぶりの読み切り「煩悩放浪記」四谷啓太郎 となりのヤングジャンプ 読み切り
悪魔のメムメムちゃんもうちょっと続いてほしかった ジャンプ+で「悪魔のメムメムちゃん」を連載していた四谷啓太郎さんの読み切り。 下品じゃない絵柄で下品じゃないきつめなエロコメディというなんとも不思議な世界を描いていた作者さん。 好評だったと思うけれど全12巻で完結してしまっ...
もうひと展開くるか!?が怒涛の攻めをみせる「ジョンタイターの恋占い」星間晶 ジャンプ+ 読み切り
大味なギャグマンガと思わせる出だしからの!? ギャグワールド変人と主人公の女の子がだんだんとお互いを意識するようになっていくという恋愛もの。 ジョンタイターというじっさいにネットで自称未来人としていろいろな発言していた人物を小道具にして物語が始まる。 ゲームセンターに置いて...
育ってきた環境が違うから好き嫌いはいなめない 一緒に過ごしていると好みの食べ物や習慣が違うことに戸惑うが、頑張って一緒に過ごしていけるように努力してみるよというなんとも微笑ましい歌詞が人気になった。 いまでもたまに「好き嫌いはいなめない」というフレーズをみかけるので素朴に聞こ...
誰目線の曲なんだろう? この曲は2020年4月にリリースされた。 yamaさんはそれまで歌ってみたでファンを増やし、このオリジナル曲でソロアーティストとして本格的にプロになった。 それだけ力を入れた曲で中毒性のあるメロディと不思議な魅力がある。 歌詞は具体的な誰かのことを...
人魚は死ぬために歩き出す「泳げるようになったら、海に行く」オヒルネ ジャンプ+ 読み切り
人魚は死ぬために海を出る 大学生の人魚と同級生がルームシェアをしながら物語は進む。 人魚は本当に好きになった人と結ばれるとあわになって消えてしまう。それが人魚の死。 設定は不思議な現代世界で、人魚がどういう存在なのか詳しい説明があるわけではない。 絵本のような世界として描...
その時向かい風は吹いていた「テレポート革命」西村野道 ジャンプ+ 読み切り
風速1メートルにつき1メートルのテレポート 地味目な主人公の君村。彼は風速によってわずかにテレポートできる。 ただし距離は短く生活に役立つわけでもなにか活躍できるわけでもない。 クラスメイトからは能力を疑われているが本人もそのことを否定せずにいる。 クラスメイトの渡がバイ...
翼をもがれた白鳥の帰還「なんのっこれしき!」鳩胸つるん ジャンプ+ 読み切り
ギャグセンスがキレッキレだった!? 怪作ギャグマンガ「剥き出しの白鳥」の鳩胸つるんさんの読み切り作品。 ジャンプ+で剝き出しの白鳥で人気を高め、その連載を終えてジャンプ本誌へと殴り込みにいった。 ジャンプ本誌では「ミタマセキュ霊ティ」というギャグマンガで奮闘していた。 し...
すべては親友のために「死守れ日常系ヲ」一ノへ ジャンプ+ 読み切り
スーパーヒーローと日常もの……じゃない!? 4コマ漫画と普通のページにコマわりしている漫画が繰り返されるという変わった形式をしている。 それにはちゃんと意味があって、4コマは日常を普通のページはその逆を描いている。 主人公は不思議な力を持っていて地球の平和のために戦う「みい...
キング格闘技やめるってよ「キング」大鳥雄介 ジャンプ+ 読み切り
名声に疲れて 宇宙の格闘技大会でチャンピオンとして君臨するローガンはある問題を抱えていた。 その悩みをついにトレーナーに告白する。 「格闘技やめたいです」 そういって泣き出すローガン。 宇宙最強の男がかかえる周囲からの期待が増大していくプレッシャーへの恐怖。 そんな最...
おじいちゃんバンドやるわ「シルバーロック」 三上カン ジャンプ+ 読み切り
元ジャズドラマーが孫のためにもう一度 音楽学校への進学をあきらめる孫娘。 元ジャズドラマーだったおじいちゃん。 孫娘はおじいちゃんからの影響でドラムにのめり込んでいった。 進路で悩んいて、音楽の夢を追いたいと願っているがまわりのしらけた態度に夢をあきらめていく。 その姿...
トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR) 新記録の鉄人
415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」 土井陵(どいたかし)さんが、 静岡市大浜海岸の太平洋に至る約415km(累積標高差約27,000m)の距離を、制限時間8日間で走り切...
あっやばい奴だ「おちてよ、ケンさん」 鳥トマト ジャンプ+ 読み切り
読んでて辛い気持ちになっていく 「おちてよケンさん」というタイトルと導入から「なるほどBL系か。最近、やんわり同性愛もの増えたな。大団円で終わるか、そしてさきに進み始めるみたいな感じで終わるのかな……、全然違うやん!?」という作品だった。 作者の鳥トマトさんの別の作品で「推し...
King & Prince平野・岸・神宮寺の「お辞儀の角度に違和感」で大論争、語っていた“決意”との乖離 King & Princeのニュース タッキーの引退から続いて驚きのニュースになった。 直接の関係はないということらしいが。 ファンからはさまざまな憶測が飛び交っている...
異色の組み合わせ「ブシギャル」 平田将 ジャンプ+ 読み切り
自分らしく生きるなんてできるの? だれでも自分らしく好きなように生きたい。 でも、結局それをするには生活や仕事、家族や友人と必要なものが多くあってすべては手に入らない。 さらに、医療やインフラ、食事に家という生活の基盤を維持しているのは大前提になっているがそれを維持するのも...
呪いにかけられて~ちんちん爆発恋物語~ イワムロカツヤ ジャンプ+ 読み切り
タイトル!? タイトルだけだと期待をすればいいのか無視すればいいのか判断に困る。 じっさいに読んでみると、読後感!! 読み終わった後の満足感がとてもいい。 あたりまえだけどコメディもの。 そして恋愛もの。 最低の下ネタから始まるがそれを中和する独特のキャラクターたちに...
鬼のような完成度「國我政宗の呪難」弓庭史路 ジャンプ+ 読み切り
一線で活躍しているプロだよね!? ものすごく完成度の高い作品。 読み切りというのが信じられない。 設定も世界観もそのまま連載し始めてなんの遜色もない。 突然現れたのが不思議な作品。 作品が話題になったので、来歴不明の作者についても考察がされている。 予想としては、一線...
突き抜けた燃える恋心「フィーバータイムはいり」 浦野ウララ ジャンプ+ 読み切り
惚れっぽい燃える女 作者さんの他の作品もそうだけど主人公が突き抜けちゃうのが楽しい。 普通なら一般常識でとどまるところをこの作者さんはアクセルを踏みぬく。 それも超急加速で突っ込もうとする。 その描写がまた特徴的で、非常に狂気を感じさせる。 この作品の主人公の「金夜はい...
筋肉を描くために漫画家になった きっとこの作者は筋肉を愛しすぎて漫画家になったんだろう。 それほど筋肉ばかり描いている。 「アビスレイジ」で安定した人気を得てこんかい「 筋肉島」という新連載が始まった。 共通しているのは 筋 肉 ! ! 作品には、とにかく筋肉愛と格闘技...
ドラゴンと人間の親子 外界と隔離された孤島で自分が人間と知らない子供とドラゴンの親による物語。 連載を意識した作りになっており後半は能力物の要素が出くる。 個人的には連載を意識せずにそのまま親子物でみてみたかった。 能力を獲得するための条件が厳しいからそれを達成した主人公...
うじゃけた顔して ときどき思い出しては聞いていたなつかしい一曲。 学校でよく流れていた。 たぶん先生がファンだったんだろう。よく使われていた。 歌詞の出だしが「うじゃけた顔して」で始まっているけれどこどものころはこの言葉をそのまま受け入れていた。 大人になって、そういえ...
学園祭やダンスで大流行り 世代の人にはほんとうによく聞いた名曲。 学校やイベントで使われていたので、それぞれの思い出とリンクしながら愛されている曲だと思う。 明るい曲調と印象に残るダンス。 そしてPVでも見れるあの鋭いまなざし。 真似した人も多かった。 滝沢秀明さんの...
最近流行っているのかちょこちょこ見かける。 外れるわけがない組み合わせだけど濃厚さが美味しい。 甘味は抑え気味で自分でコントロールできるのがいい。 砂糖をしっかり入れるのが好き。
吉本のお笑い養成所で講師に選ばれる実力 ノンスタイルの井上さんといえば吉本でお笑いの先生に選ばれるほどの実力者。 ネタをどうやって作るかということをとても苦心している。 YouTubeチャンネルで多数の漫才をあげているが、動画の時間は半分がネタでもう半分は雑談になっている。...
NHKの超むずかしい話をロザンの宇治原さんとかみくだいていく番組 実験番組なのでレギュラーではないがとても面白かった。 宇宙と物理が専門のふたりの教授が宇宙の始まりを説明してくれるのを宇治原さんがかみくだいて視聴者にわかりやすくなるように伝えてくれる。 宇治原さん越しに難し...
山田ルイ53世 四部作 面白く読めたのでついに四作目まで読むことができた。 文章がとても丁寧。 ひとつの文章から読者がなにを想像するかを計算しつくしているので手練れのナンパ師のエスコートのようによどみなく読書の世界を連れまわしてくれる。 そういった基本的な文章力のセンス...
本当に見たマッチングアプリのカップル ラジオに高橋優さんが出演していた。その中で自身の音楽について話をしている場面があった。 例えば、沈黙の合図という曲。 これは高橋優さんがじっさいにカフェで見た光景から作られている。 あるカップルがコーヒーをひたすら飲んでばかりで、会...
グローイングアップップ みいつけた! 作詞 宮藤官九郎 作曲 星野源
子育てソングランキングベストワン 子供が小さい頃は日本中のご家庭で、みーつけたおかあさんといっしょにはお世話になっているだろう。 そこで使われる音楽はあるていどの期間に繰り返しなんども流れるので今となっては印象に残った曲がいろいろと思い出される。 そんな中でもっとも好きな曲がこの...
コメント欄が両極端 ジャンプ+の読み切り作品。 なんでかコメント欄が少し荒れている。 作品への批判コメントに対しての批判コメントが多数ある。 個人的には楽しんで読んだので「けっこうきびしめのコメント多いな」という印象だった。 コメントを読んでいると最近の読者の傾向が顕著...
偏差値低い男子の逆襲? 地元で恐れらる男子高校生たちがお嬢様校の学園祭に参加するためにすったもんだするというストーリー。 徹底的に禁止され阻止しようとしてくるがそれをかいくぐって……。 明るいばかばかしいのりで話は進んでいくが、中身の部分では差別してくる大人たちやそれをなん...
平成の代表 女性歌手 まちがいなく平成の代表的な歌手だった西野カナ。 活動休止には驚いた。 そうはいってもいつか復帰するんだろうと思っていたが……。 歌番組で禁止扱い? よく歌番組では、平成の曲とか夏の曲とかでランキング発表している。 ランキングが意図によって作ら...
隆慶一郎 最後の作品 佐賀藩には葉隠という本が伝わっていた。 武士の心得を短くまとめた文章が続く。 葉隠れ自体は物語性がないので、それを物語として再構成したのが本書になる。 最後を書ききる前に作者が無くなっており、本のラストは作者がどういうふうに物語を終わらせる予定...
絵本のプレゼント 子供が小さいころ友達がプレゼントしてくれた絵本。 ももんちゃんのかわいらしいイラストと温かい色合いがとてもやさしい。 ももんちゃんがどんどこ歩いていき、くまさんに通せんぼされても転んでも歩いてく。 そして最後はお母さんにだっこされる。 言葉のリズム...
音楽の生き物感 最初に聞いたときに好きな曲だと思った。 2017年発表のこの作ったEveさん本人はどんな思い入れがあるだろう? まったく分からないが、すこし気になることがある。 Eveさんが好んだ曲に相対性理論があげられている。 その相対性理論の歌手のやくしまるえ...
Creepy Nuts のびしろ2021年 かつて天才だった俺たちへ2020年
Creepy Nutsが奏でる年の取り方 かつて天才だった俺たちと呼びかけるのは、子供のころの万能感や自信に溢れ、突拍子もない行動力でなんでもできると思えていた過去の自分たち。 そういう子供のころにあった自分への期待がすっかり薄れて、ずいぶんとつまらない大人になったことを嘆...
アニメ化も決まった人気漫画 学生たちの群集劇。 主人公は決まっているが、脇役にもちゃんとスポットが当たり丁寧に描写されている。 そういうまわりとの関係で浮いたり沈んだり、そのときのお互いがなんでそういう気持ちなのかどう変化していくのかというのが見ていて引き込まれる。 ...
記憶を無くしたキャッチャーが主人公の野球漫画 中学時代に活躍した天才バッテリーが無名の都立高に入学したところから始まる。 主人公でキャッチャーの要圭(かなめけい)が記憶を喪失になり、ある理由から野球からはなれるために野球部のない学校にくるが、ふたたび野球部に入って……と...
やっぱり音楽性はすごい いろいろあったけど再び実力で舞い戻ってきたのほんとうにすごいと思う。 音楽を作り出すのってかなり特殊な才能だと思う。 言葉という明確なものと、メロディという繊細なものを組み合わせるというのはどこに正解を求めたらいいのかまったくわからない。 た...
髭男爵 山田ルイ53世のヒキコモリ自伝エッセイ 子供のころから勉強もできてスポーツもできてクラスの中心人物。 自分のことを主人公だと思えていた。 そこから作者いわく青天井で落ちていく。 著者自身が子供のころを神童だったと自負しているだけあって努力のしかたと結果をだして...
Official髭男dism Subtitle 自分の愛を言葉や行為ではなく、そのものをそのままちゃんと伝えられたら相手の心は渇きから癒えるだろうか。 落ち込んだり悲しんだりしている相手を癒してあげる、それじたいが傲慢な発想かあるいは相手を対等に見ていないような気もする。 そ...
KICK BACK 米津玄師 米津玄師の新曲 アニメ「チェーンソーマン」OP アニメ「チェーンソーマン」のOPに使われるということで、物語の世界観を音楽に落とし込んでいる。 ロック調の激しめのメロディに気だるげで退廃的な歌詞。 思い気のままにしっちゃかめっちゃかにしたい...
アカデミー賞作品賞もとった名作映画 見終わった後にとてもいい作品だったので出演者の名前を検索したら、だいぶ年をとった写真が出てきて驚いた。 というのもこの映画は1985年の作品なんだけれど、それを知らずに観ていて、そんな古い作品とはまったく気がつかなかった。 とにかくセット...
話題の今期の戦隊ヒーロー、暴太郎戦隊ドンブラザーズの主題歌 ノリが良くてなんかはまる。 はまって聞いているうちに「どうやったらこんな歌詞が思いつくんだろう」と不思議になってくる。 作詞の及川眠子さんは、残酷な天使のテーゼの作詞も手掛けたベテラン。 感覚に入り込んでくる言葉...
魔女にしか書けない小説 ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの小説。 かなり不思議な物語を書く作者で、この人ほんとうに魔女なんだろうなという作風。 というのは魔女が魔女としてごく普通に生活していたら、僕らとは違う感覚で生きているはず。 その感覚は魔女からしたら「これが普通なん...
野球選手の古田さんが企画しているYouTubeチャンネル 野球のトッププロが教える、体の使い方やトレーニング、打撃や投球のコツ。 その中でも斎藤和巳さんとの投球術の回が印象的。 体の使い方 体の下腹、丹田とも呼ばれる場所を意識しながら体を動かす。 これをどうやって体に馴染...
ノルウェイの森、村上春樹の長編小説。 この長編を一冊読んだら村上春樹の作品を感じたことになるだろうか。 僕は、文学というものが人の心になにか影響を与えるということに疑いを持ち始めている。 純粋な子供のように、与えられたものを素直に感じ取ればそれですむのかもしれないが、じっ...
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はかない、命ははかない 生き物の死にざまについてまとめた本。 どんな内容? という感じだが、生き物の習性とそれにまつわる死をたんたんと描いている。 著者が植物学者というのがとてもしっくりくる文体。 たんたんと観察しながら、オーバーな表現でなく、じんわりと死に向かうさまを描...
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