平日の日経新聞の夕刊に”人間発見”と云うコラムがあり、社会で活躍している人の生立ちから現在に至までのストーリーが掲載されている。今週は浄土真宗の僧侶の話しで楽しく読んでいたが、最終回に「移民を受け入れるべき」と云う主張を見て大変ガッカリさせられた。この僧侶は、「少子化は加速します。『お金をやるから子どもを産め』と言われても生む人はいません。」と書いている。この言葉を見て、この人は人を助ける、そして心の支えになる役割にいる僧侶なのかと疑問に感じた。この人は浄土真宗の西本願寺の執行長との事で、経歴が変わっていて、銀行勤務とイギリスへの留学や経営コンサルティング会社を経て、20年程前に僧侶になった人である。この人の事はこれ以上の事は知らないので、軽率な批判は本来避けるベキであるが、敢えて言いたい。宗教は本来、人...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月4日の日経夕刊のコラム「人間発見」にガッカリ