滅多に旅行しない。今回の旅行の日も決まってから、あっという間に迫って、またもや、行きたくないと思うのだけど、今回ばかりはそんなことを言ってはいけない。なぜ...
北米コロラド州 オーストラリアンシェパードニ頭 みあ23歳、あきら19歳に充てた永い永いラブレター、のつもりです。 いつかふたりに読んでもらえたら。
ブラッドとブライアンがいると、単独でもその声は大きくて、ゲームやスポーツ観戦をしていれば、豪快な笑い声も混じり、二人揃えばソファでうたた寝していた義母が飛...
小豆の色、艶、姿、味、風味のすべてがいい。小豆色の服は、わたしの服のなかでは鮮やかなほうで、紅、紫、と辿って、薄紫にまでその色が水に薄まって、そういう色彩...
熱い茶をいくら飲んでも、心臓が冷たく凍っているようで、横たわれば心臓は鉛のように重たく体が動かないようであった。胸に穴が空いているようで、塞ごうと何を食べ...
”こうだった、でも、もうそうじゃない”ぼくが二歳のとき、パパが心臓発作で死んだ。ぼくが5歳のとき、東京に住んで半年幼稚園に通った。ぼくには髪がなくておむつ...
今度こそ目が覚めるかと思うのに、覚めない。ずっと悪い夢のなかにいて、そこに囚われている。あの日からからだのあちこちが麻痺して、ひとの声にもフィルターがかか...
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滅多に旅行しない。今回の旅行の日も決まってから、あっという間に迫って、またもや、行きたくないと思うのだけど、今回ばかりはそんなことを言ってはいけない。なぜ...
もうじき義母と叔母3人に会う。叔母は義母の妹たちで、義母は89歳。叔母たちは70代から80代。義母は10人きょうだいの4番目。わたしたちが結婚して32年に...
胡桃のビスケット。バター 100gブラウンシュガー 200g卵 1ヴァニラペースト 小匙1小麦粉 300gベーキングパウダー 小匙1と半分胡桃 170g胡...
ハムを買うと食べそびれる。ハムとチーズのサンドウイッチをたっぷりのバターで押さえながらよく焼くのをときどき食べたくなるから、ハムを買っては、ほかに食べるも...
テレビに飽きた夜、11時にならないのに、寝床に入った。静かな夜だったけど、暴風雨の夜にはよく眠る夫が、そういう音を聴きたいというので、居間のスピーカーを持...
きのうのカナスタのおやつは、のり子さん作の抹茶ミルクレープ。抹茶クレープの層が美しく、食して美味。彼女のオーヴンが不調でミルクレープにしたそうな。携帯電話...
みあがキリスト教の洗礼を受けたから、洗礼を受けてないわたしが死んで行きつくところとみあの行きつくところは違うの、と訊いたら、たぶん違う、という答えで、それ...
赤のストライプの入った麻のティ―タオル地で。麻の季節は終わったようでも、いいのだ。秋でも冬でも、いいのだ。赤、黄色、青のティ―タオル地のボルト。単なる麻に...
今シーズン、木曜日の夜のフットボールはアマゾン・プライムのアプリケーションでしか観れない。観ながらほかのチャンネルものぞき見したい夫は操作がややこしいもの...
きのうジムに行ってステアマスターを始める準備をしていたら、いつのまにかポールが傍にいた。ポールはここのほかのジムにも行くので、滅多に会わない。きょうは会え...
散歩時、通りかかるバックポーチのロッキングチェアでコーヒーを楽しんでいる老人と挨拶を交わす。いつもゆったりとマグを片手に座っている。夫人や愛犬を同伴してい...
裏庭でできた青いプラムをテキーラと塩に漬けたときから、これは無理があると思ったけれど、わたし以外には誰も食べたがらない豊作のプラムだもの、やってみなければ...
母になったことは最大の喜びでも、同時に身動きできなくなったような気がした日々、ブログを始めたら、いつもの場所にいながらいくつもの扉が開いたようであった。ど...
起床後、よたよたと犬と散歩に出た。"Fear The walking Dead"のゾンビみたいな歩き方だと思った。戻ってきてドイさんがくれたポトスを一回り...
熟れすぎバナナをケーキに焼こうかと悩んでやめた。最後に焼いたのは、ラルフが退院して会いに行くのにお使いにしたときのこと。痩せてしまったけれどいつもなにか企...
二晩ラム酒にしとらせたカラントをたっぷり混ぜて焼いたクッキー。ロックケーキのレシピから卵を半分に減らし、まとめた生地をジップロックに入れて平たく麺棒で延ば...
Boiled Peanuts.わたしにとっては懐かしい食べ物だ。渡米してまだコロラド以外の土地を知らなかったころ、夫の実家を訪れたクリスマス。80年代の終...
アジアマーケットに行くと、ふだん買えない野菜をたくさん買って、食べおせない。葉っぱものは、どんどん食べる。そうそう一度には食べれないものがあって、食べなき...
緑と黄色のパパイヤ。初めて緑色のパパイヤを食べた。レシピを検索したけれど、結局今回も出鱈目自分流レシピで料理した。半分に切ったとたん、綺麗な弾力のある種が...
初めてクッキーを焼いたのはいつだったか。練りすぎたのか、打ち粉が多すぎたのか、固い型抜きクッキーだったけど、こんなにおいしいお菓子はなかったと記憶している...
”いま、うち、ごめん、じゃなかった、アパートに帰りついたよ”あきらから無事アパートに戻った電話がある。あきらの現在の住処を”Home”と呼ぶと、わたしをち...
"Inside"という奇怪な映画を観た。アートコレクターのペントハウスに忍び込んで画を数点盗むのに、計画がうまくいかなくて、ウイリアム・ダフォー演じる盗人...
”アスペンに実がついてる”と夫が言うので、そんなはずはないと表に出たら、西洋梨みたいな実がぶら下がっている。ほったらかしの菜園には、今年なにも植えなくて、...
わたしにはお菓子だが、お菓子というには栄養価が優秀すぎる。甘くもなし。材料はひよこ豆、アヴォカドオイル、塩のみ。一晩浸水させたひよこ豆をインスタポットで蒸...
義妹が写っている写真のどれを見ても、映えている。モデルをしていた経験のせいか、撮られ慣れている。レンズを向けられたとたんに、自身がいちばん美しく映る顔と体...
花柄プリントの木綿生地が好きだ。大柄、小柄。モノトーン、鮮やかなもの。着るものはプリントなしで、色も白や黒のほかは、褪せたような色合いのものばかりだが、小...
記憶に新しいから、きっときのうではなくて、きょうの明け方見たのだろう。昇るか、降りるかという階段の選択を迫られて、降りることにしたら、暗闇で左手にある手す...
散歩途中で会ったアリソンは、先週からもう5回は見たというから、わたしもそろそろ遭遇するだろうと期待していたのは、タランチュラ。細かい毛に覆われた大きな姿は...
ジーンズの膝近くがほころび始めた。穴が大きくならないうちに刺繍糸で塞ぐのを、オンラインで習った。すぐには要領がのみこめなくて、二度目になんとか。ラヴェンダ...
母は身に着けるものに化繊を嫌がった。綿100%がいちばん。こどものころ、原色のポリエステル生地の何かのイラストのあるひらひらした寝巻を欲しがったら、色もい...
長寿を全うした義父の骨壺が、先に昇天した義姉の隣に寄り添った。精神を病んでいた義姉は、中学生になったばかりの双子を残して他界した。その双子がわたしたちと、...
OPI"Hold our for more"枯葉、栗、柿、南瓜、キャラメル、の、どの色でもないけれど、秋を思わせる色合いではある。わたしの好きな秋を全部合...
先週はうんと涼しくなったので、空調設備を停止した。窓を開けっぱなしにして、風を通している。夏服を仕舞って、セーターを出したら暑さが戻って、また夏服を引っ張...
レンズ豆のスープを食べたくなるときは、体をリセットしたいとき。レンズ豆のほかには、玉ねぎがあればそれでいい、とつましい心づもりでとりかかるけれど、人参も、...
この街は、唐辛子で知られている。毎年9月に、チリフェスティバルがダウンタウンで開催され、年を重ねるごとに人気を増して規模が大きくなっているらしい。深い緑色...
カードに向く厚めのクラフト紙を、手持ちの封筒に二つ折りにして入る大きさに切ったのに、スタンプを押す。ただのスタンプでも、インクの色、紙の色との色合わせ、ス...
素麺瓜を酒粕漬けにすると知って、漬けてみた。レシピを検索したら、皮を剥いて一日日干しした瓜に塩を振って一晩置き、水抜きしたのをみりん、砂糖、塩などを酒粕に...
祖父母のいる家で育った。祖父が先に、そして祖母は、わたしが中学生の間に他界した。祖母の亡くなった年がうろ覚えだが、危篤と聞いて、気が転倒して学生服を着たま...
クッキーを焼くとき、手間は同じだからと、レシピの二倍の量で生地をこしらえて、焼かないぶんは冷凍する。パウンドケーキも2本焼いて、ひとつは冷凍。味噌を仕込む...