【PowerShell】Selenium-Module WebDriverの更新スクリプトと自動更新設定

PowerShellのSelenium-Moduleでは、Webドライバーを更新しなければなりませんが、Selenium-ModuleではWebドライバーを更新してくれるスクリプトが事前に用意してくれています。今回は、スクリプトの実行方法の紹介と、自動実行するための設定方法を紹介していきます。

【PowerShell】Selenium-Module SeShouldHave コードチェック

Seleniumで取得した要素やウィンドウが期待した内容かチェックし、条件が成立しない場合、エラーを発生させます。SeShouldHaveを利用するためには、まずドライバーを$Global:SeDriver変数に代入しなければ動作しません。

【PowerShell】Selenium-Module Start-SeRemote リモートブラウザの起動

Webサービスでテスト用リモートブラウザを操作する際に、Start-SeRemotoメソッドを使用し、リモートブラウザを操作することができます。TestingBotというリモートブラウザのWebサービスを利用してSafariを利用してみたいと思います。

【PowerShell】Selenium-Module Save-SeScreenshot スクリーンショットの保存

起動しているブラウザで取得したスクリーンショットを保存するメソッドです。スクリーンショットを取得する場合は、Invoke-SeScreenshotでスクリーンショット画像を事前に取得しておきます。ドライバーオブジェクトやWeb要素オブジェクトでスクリーンショットを取得するメソッド（GetScreenshot）を利用してもOKです。

【PowerShell】Selenium-Module Invoke-SeScreenshot スクリーンショットの取得

起動しているブラウザ画面のスクリーンショットを取得するメソッドです。スクリーンショットを保存する場合は、Save-SeScreenshotでスクリーンショット画像を保存します。ドライバーオブジェクトやWeb要素オブジェクトでもスクリーンショットを取得するメソッド（GetScreenshot）があります。

【PowerShell】Selenium-Module New-SeScreenshot スクリーンショットの取得と保存

起動しているブラウザ画面のスクリーンショットを取得し、保存までまとめて実行するメソッドです。スクリーンショットの取得と保存を分けたい場合は、Invoke-SeScreenshot（取得）とSave-SeScreenshot（保存）に分けて実行します。

【PowerShell】Selenium-Module Switch-SeFrame フレームの移動

起動しているブラウザにフレームがある場合、フレームの移動に使用するメソッドになります。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeSelectionOption 選択のオプション

起動しているブラウザで選択項目がある場合、Get-SeSelectionOptionメソッドを利用して選択肢の各種選択ができます。シングル選択、マルチ選択の両方に対応しています。引数の一つである"ByFullText"については、癖が強くあまり利用をお勧めはできません。

【PowerShell】Selenium-Module Set-SeCookie クッキー情報の追加

起動しているブラウザのクッキー情報を追加するメソッドになります。

【PowerShell】Selenium-Module Remove-SeCookie クッキー情報の削除

起動しているブラウザのクッキー情報を削除するメソッドになります。Name指定して削除する方法と全削除する方法があります。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeCookie クッキー情報の取得

起動しているブラウザのクッキー情報を取得するメソッドになります。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeElementCssValue Cssプロパティ名の取得

Web要素のCssプロパティ名を指定して、プロパティ値を取得するメソッドになります。Cssプロパティ一覧は以下の様なホームページが参考になるかと思います。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeElementAttribute 属性値の取得

Web要素の属性を指定して、属性値を取得するメソッドになります。ブラウザに表示されているテキストを取得する場合は属性指定する際、"textContent"を指定します。属性を調べるにはブラウザの開発モードを開けば確認することができます。以下画面例では、属性はclass、hrefを確認することができました。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeKeys 特殊文字の一覧取得

ShiftキーやAltキーといった利用できる特殊キーの一覧を取得します。

【PowerShell】Selenium-Module SeType 文字列入力と確定

文字列の入力、及び確定送信用のコマンドになります。検索ボックスへの文字列の入力のみでしたら、Send-SeKeysで実行可能です。次へ進むためには、文字列入力後に検索ボタンをクリックする動作が必要ですが、このSeTypeで一連の動作が可能になります。

【PowerShell】Selenium-Module Clear-SeAlert ダイアログボックス操作

Clear-SeAlertはダイアログボックスをアラート型オブジェクトとしてキャッチし、処理します。ダイアログボックスは、ブラウザ操作中に出現してくる確認画面や、入力ボックスのことで、JavaScrioptで制御されています。

【PowerShell】Selenium-Module Switch-SeWindow ウィンドウの移動

Chromeドライバで起動したブラウザにて複数ウィンドウを開いている場合、ウィンドウハンドル名を指定してウィンドウを移動することができます。ウィンドウハンドル名は事前にGet-SeWindowで取得しておきます。複数ウィンドウを開いている場合、Get-SeWindowはウィンドウハンドル名を配列に格納します。

【PowerShell】Selenium-Module Get-SeWindow ウィンドウハンドル名の取得

Chromeドライバで起動したブラウザのウィンドウハンドル名を取得します。複数ウィンドウを開いている場合、ウィンドウハンドル名を配列に格納します。ウィンドウを移動する場合、ウィンドウハンドル名を指定しますので、このGet-SeWindowでウィンドウハンドル名を事前に取得しておきます。

【PowerShell】Selenium-Module Send-SeClick クリック動作（引数多）

ブラウザ上のWeb要素をクリックするためのコマンドになります。リンクテキストのクリック動作やチェックボックスのクリック動作をする時に役立ちます。類似のコマンドでInvoke-SeClickがありますが、Send-SeClickは引数指定できる項目が多いです。

【PowerShell】Selenium-Module Invoke-SeClick クリック操作

ブラウザ上のWeb要素をクリックするためのコマンドになります。リンクテキストのクリック動作やチェックボックスのクリック動作をする時に役立ちます。

【PowerShell】Selenium-Module Send-SeKeys 文字列の入力

ブラウザ上の文字列入力用コマンドになります。特殊キーについは、対象キーを{{}}で囲む事で実行可能になります。使用例はShort Exampleを参照ください。利用できる特殊キーは、Get-SeKeysコマンドで一覧取得することができます。

【PowerShell】Selenium-Module Stop-SeDriver ブラウザを閉じる

PowerShellでSelenium-Moduleを利用したブラウザを閉じるコマンドになります。現在稼働中のdriverオブジェクトを引数で指定します。

【PowerShell】Selenium-Module Open-SeUrl ブラウザ操作（戻る、進む等）

PowerShellでSelenium-Moduleを利用したブラウザ画面の「戻る」、「進む」、「更新」を操作する関数になります。URLを指定して画面変遷することもできます。