先の記事「一生懸命生きた母猫」の母猫。4匹の子供を残して亡くなりました。母猫は、1月11日に母乳が出なくなり、その後ほとんど寝たきりになりました。 他の雌猫たちが、赤ちゃんを母親代わりになって育てました。 黒サビのクロが、赤ちゃんにお乳を与えています(1月14日)。 クロは生後8ヶ月ほど。母乳は出ません。 クロは、去年7月顔を大怪我して目が見えなかった子猫です。「顔を大怪我して目の見えない子猫」「目の見え...
野良猫を守る活動をしています。 野良猫の魅力、大切さを伝えます。TNR反対!お腹の赤ちゃん殺すな!
先の記事「一生懸命生きた母猫」の母猫。4匹の子供を残して亡くなりました。母猫は、1月11日に母乳が出なくなり、その後ほとんど寝たきりになりました。 他の雌猫たちが、赤ちゃんを母親代わりになって育てました。 黒サビのクロが、赤ちゃんにお乳を与えています(1月14日)。 クロは生後8ヶ月ほど。母乳は出ません。 クロは、去年7月顔を大怪我して目が見えなかった子猫です。「顔を大怪我して目の見えない子猫」「目の見え...
少し前まで野良猫を連れて行くと嫌がる獣医さんが多かったのに、今や野良猫は上得意さんです。TNR活動家が、お客さんたくさん連れて来てくれます。 1.TNRで獣医さん大儲けしました。 獣医師会は、野良猫の大繁殖を防ぐためそして殺処分を減らすため、TNRが必要であると主張しています。 しかし野良猫は、TNRなんかしなくても数を減らしています。(「TNRしないと野良猫が増えるは間違いです」参照)。 愛媛県獣医師会は「殺...
猫の出産のピークは晩春から初夏にかけて。春には妊娠した野良猫があらわれます。お腹に赤ちゃんがいる猫は、出産の準備が大変です。子育てする場所を探さなくてはいけません。道端で産める訳ではありません。野良猫が子育てできる場所は本当に少ないのです。 また出産と育児のために、栄養を蓄えておかねばなりません。食べ物を探し敵と戦い、必死で生きます。流産する猫も少なくありません。野良猫が大繁殖するというのは、TNR...
うちのNoraは元野良猫です。3年前にTNRされて死にかけていました(「愛猫Noraのこと」参照)。*TNR:野良猫を捕獲して、お腹と耳切って捨てること。Noraをうちにつれて帰りました。 Noraは、血の混ざった鼻水と痰を出し、苦しそうにゼーゼー言ってました。幸い、Noraは一命を取り留めました。愛媛県の松山総合公園では、2022年1月、TNRで猫がたくさん死にました。(「TNRで50匹以上の猫が死んだ松山総合公園」参照)。TNRされた7...
前回の続きです。 2月3日、チビの体重が180gまで落ちました。足がふらついて歩くのもやっとです。 ミルクを飲んでほしい。しかし哺乳瓶を近づけると、手ではねのけます。 ミルクをあきらめ、チビを抱きました。チビの小さな体は、手のひらにすっぽり入ります。 チビはよくおしゃべりします。小さかったけど賢かったです。 私がなにか言うと返事します。チビがなにか言った時、私が返事をするとまた言い返します。 猫は、嬉...
前回の続きです。1月23日にお母さんが亡くなりました。その後、チビの体重は増えたり減ったりで180g代を上下していました。 チビ達のお家はこたつの中です。生れてからずっと母親と一緒にこたつの中でした。動けるようになってこたつから這い出し、部屋の中で遊ぶようになりました。 1月26日、チビの体重は186g。兄弟は、チビに似たキジ320g、黒サビ380g、茶トラ400g。 チビは兄弟に押し潰されそうになりながらも、一緒に遊んで...
前回の記事「一生懸命生きた母猫」の、母猫から託された「チビ」です。2月4日に、死にました。チビは、2024年12月20日に生まれました。女の子です。5匹兄弟でした。みな未熟児で体重が60g程度、標準体重の半分ほどでした。 母親はお乳が出ませんでした。兄弟の1匹は3日後に亡くなりました。 兄弟は、チビと他の3匹の4匹になりました。 12月25日、母猫のお乳が出るようになりました。3匹はすぐに体重が増えました。でもチビ...
二年半前に親子で保護した母猫が死にました。1月23日のことです。母猫は、赤ちゃん3匹と一緒に野良猫保護地に捨てられていました。一匹は他の猫が産んだ子でした。子猫は里親さんの所に行きましたが、母猫は病気でずっとうちにいました。去年の11月、母猫は病気が悪化しました。11月21日に2つ目の病院で、おそらく悪性リンパ腫、体中にがんが転移していると思われ、もう長くないと言われました。 抗がん剤とステロイドを処方して...
今日は暖かくて天気が良いので、子猫たちたくさん出てきました。猫仲間のSさんに、ご飯もらってます。野良猫は私達の身近で、野生動物の姿を見せてくれる貴重な存在です。 子猫は元気いっぱいで可愛いです。 野良で生まれ育った生粋の野良猫は、激減しています。スズメは少し前まで街中にたくさんいました。今ではほとんど見かけません。 野生動物は、何かの切っ掛けで激減、絶滅します。野良猫は今でも、ネズミを捕獲し私達の...
去年の夏、山村に移住しました。それを機会に冷房をやめました。(「山村でネコとエコな生活/冷房やめました」参照)この冬も、エアコン無しです。 1.エアコンやめて電気代が半分になった。 エアコンほど大量の電力を消費するものはありません。私は数年前から電気節約のためにエアコンの使用を減らしてきました。 冷房やめた去年の夏は、電気代が半分以下になりました。人間1人猫8匹の生活で、月5,000円ほどでした。 2...
初詣に行きました。 よく行く「猫神社」です。私がそう呼んでるだけで、本当の名前ではありません。 去年の初詣も、猫神社でした。(「初もうで人がいません猫います」参照)お迎えがきました。 「明けましておめでとうございます。」 生後3~4ヶ月の、子猫の兄弟です。後ろが子猫今年も元気に育ちました。野良の子猫はよく亡くなり、普通はこんなに育たないのです。この神社には不思議な力があります。東京、奄美大島では、...
「明けましておめでとうございます。」 「これお年玉です。」 うわー、ネズミです。 「どうぞ!」 猫がネズミのお年玉をくれた。 今年は、ねずみ年だったっけ? こいつぁ春から縁起がいい。 *おことわり 猫がお年玉をくれたのは、実は2023年1月3日のことでした。 縁起が良いので今年も掲載しました。TNR反対! 野良猫のお腹の赤ちゃんを守ろう。一生懸命生きている野良猫のために、ランキングに参加して...
前編では、松山市保健所が赤ちゃん猫を放置して死なせてきたこと、国の規定ではそれは殺処分に当たること、しかし松山市は「犬猫殺処分ゼロ達成」と偽って発表してきたことを説明しました。 松山市もいつまでも嘘を言い続けるわけには行きません。そこで今年度から、赤ちゃん猫を保護団体に丸投げすることにしました。 1.殺処分ゼロの手っ取り早い方法、赤ちゃん丸投げ。 赤ちゃんを保護団体に引き取らせれば、赤ちゃんが死ん...
松山市「犬猫殺処分ゼロ」は嘘(前編) 一人当りの殺処分数は全国の4倍
愛媛県の松山市は、令和2年度(2020年度)以降、犬猫の殺処分はゼロであると公表しています。松山市公式ホームページ(松山市>動物愛護)松山市の犬猫の引取り殺処分数の推移。「毎日新聞2023年9月16日」等、各紙に取り上げられています。しかし、これは間違っています。1.事実説明 国の資料によれば、松山市の犬猫の殺処分数は、令和2年度132頭、令和3年度90頭、令和4年度には182頭もいます。(環境省資料「犬・猫の引取り及び...
今年2024年の春、ある女性(Aさん)が、愛媛県の松山市保健所に赤ちゃん猫のミルクボランティアをしたいと申し出をしました。しかし保健所は「個人にはお預けできません」と言って断りました。 ミルクボランティアは貴重です。探してもなかなか見つかりません。松山市保健所は毎年たくさんの赤ちゃん猫を死なせているのに、断るとは一体どういう事でしょうか? 1.状況 Aさんは、私が里親募集した子猫を貰ってくれた方です。保...
ネズミが激増しています。TNR(野良猫を捕獲して避妊去勢してまた捨てること)の盛んな地域で、被害が多発しています。野良猫がいなくなったためです。1.東京都東京都では、ネズミ被害の相談件数が10年前の2倍になりました。 渋谷区では、罠を仕掛けてたった4時間で30匹近くのネズミが捕獲されました。「東京都内でネズミ被害急増…」参照。千代田区は、2023年のネズミ被害の相談が前年の1.5倍に増え、調査に乗り出しました...
明治生まれの私の祖母は猫に理解のない人で、「うちの猫はネズミを全然取らん」「猫は三日で恩を忘れる」などとひどいことを言ってました。 猫は恩を忘れません。恩を忘れるのは人間です。実際、猫ほど人間に尽くしてくれた動物はいません。 人類が農業を始めてから、人間の最大の天敵はネズミでした。 人々は一年間苦労して作った農作物を貯蔵し、少しずつ食べて次の収穫まで生き延びます。 ネズミはそれを襲い、あっという間...
ほんの少し考えて欲しいのです。 原発の炉に、どこかの国のミサイルか巨大隕石がぶつかったら、放射能が世界中に飛び散り、地球上の生物は絶滅します。人も動物も植物も全部死にます。 日本では、原子力発電所が毎年死の灰を広島原爆の5万倍も排出します。それを穴掘って埋めてます。既に広島原爆の100万倍を超えました。原爆の100万倍ですよ。政治家さんのウソも御用学者さんの屁理屈も吹っ飛んじゃいます。 原発を今すぐ止め...
TNRは動物虐待です。猫いっぱい殺されてます。 TNRは商売です。悪い人たち儲けてます。 TNRは利権です。私達の税金使われてます。 TNRなどいらねぇ! 忌野清志郎さんも歌ってます。 忌野清志郎 LOVE ME TENDER(歌詞は大体こんな感じ) 何言ってんだー、ふざけんじゃねー TNRなどいらねぇ何言ってんだー、よせよ だませやしねぇ 何言ってんだー、やめときな いくら理屈をこねても ほんの少し考えりゃ 俺にもわかるさ ...
7月2日に保護した子猫。死んだモモと同じロシアンブルーです。「ロシアンブルーの子猫がやって来た」参照。ロッシーと名付けました。テキトーなんですが…。 モモは、18年間二人っきりで暮らした、我が娘同然の猫です。「今日は死んだモモの二十歳の誕生日です」参照。同じロシアンブルーと言っても、別の心を持った別の猫です。 初めてロッシーと出会った時は、あまり似てないと思いました。左がロッシー、右がモモ。7月31日に田...
日本維新の会 衆議院議員候補浅川義治さんと参議院議員串田誠一さん。串田さんは日頃から、TNR(野良猫を狩猟捕獲して避妊去勢して捨てること)にもっと金だせと言ってます。 instagram 動物はモノじゃない TNRには、既にたくさんのお金が使われているのです。野良猫の避妊去勢に助成金が出ています。助成金は、TNR実施者だけでなく獣医にも出ます。松山市では一昨年、獣医に一手術に付き1万円の助成金が出ていました。助成金出...
以前「無差別なTNRは、犯罪です」を記事にしました。その時は、飼い主のいる可能性のある「迷い猫」を取り上げました。今回は、飼い主のいない野良猫を検討します。TNR(猫を捕獲し避妊去勢して放つこと)は全て違法です。1.野良猫の捕獲は鳥獣保護法で禁止!野生動物は、鳥獣保護法により捕獲が禁止されています。「野生動物」の対義語は「飼養動物」。飼養動物とは、家畜、ペットなど人に飼われている動物です。迷い猫、捨て猫...
冗談だと思ってるでしょう? 本当に歌えるんです。 Noraは、野良猫時代にカリシウイルス感染症で喉をやられニャーと鳴けなくなりました(「愛猫Noraのこと」参照)。しかしその後、喉の奥を震わせる独自の発声法を修得しました。 そして訓練を積み、歌が歌えるようになったのです。 Noraが歌うのはヨーロッパ語の歌です。 嘘だろうと思ってませんか? 実際にお聞かせします。 しかしその前に、なぜヨーロッパ語なのかを説...
1.環境破壊のために税金が使われている。 今年から森林環境税が徴収される様になりました。「温室効果ガス削減のため」だそうです。 しかしその一方で、ソーラーパネルにより森林が破壊されています。国はそれに助成金を出しています。 先の記事「山村でネコとエコな生活」でも取り上げた、ソーラーパネルに埋め尽くされる阿蘇外輪山。このようなことが、全国で起こっています。小泉進次郎氏は、環境大臣時代の2020年、これま...
2024年7月31日、猫と一緒に山村に移住しました。農家の空き家だった所です。 猫たちは嬉しそうです。動画は「里親さん募集中」に登場した白キジと茶白です。名前をつけました。白キジが「ボク」、茶白が「おじょう」です。色々したいことがあります。でもしないことから始めました。それは冷房をしないことです。1.冷房をやめました。 エアコンは持ってきたのですが、古い家なので電気の配線工事からしなければならないとのこ...
毎日暑い日が続きます。人間ならカキ氷、アイスコーヒー、冷たい麦茶やビールなどが欲しくなります。猫はどうでしょうか?意外にも猫も冷たいものが好きなのです。 我が家では、愛猫Noraに「ネコシャーベット」を食べさせています。 ネコシャーベットとは、スーパーで売ってる鶏ミンチを冷凍して半解凍したものです。 Noraは元野良猫で、真冬にTNRされて死にかけていました(「愛猫Noraのこと」参照)。口内炎だらけで喉の奥に...
前々回「顔を大怪我して目の見えない子猫」に登場した、黒サビの子猫です。 その後、びっくりするほどよく食べるようになりました。あごが動くようになり、硬いものも食べます。お皿のものは全部平らげます。よく動きます。頭全体がパンパンに腫れていたのに、ほとんど引きました。 しかし目の腫れは引きません。特に左目一帯は大きく盛り上がっています。まぶたはふさがって開きません。 眼科の専門病院に行きました。 エコー...
野良猫仲間のYさんから、「モモちゃんそっくりの子猫を保護しました」と連絡がありました。モモは2年8ヶ月前に死んだ最愛の娘です(「今日は死んだモモの二十歳の誕生日です」)。その子猫を預かることにしました。こいつです。モモと同じロシアンブルーの女の子です。生後2ヶ月程と思われます。うーん。Yさんはモモにそっくりと言ってたけど…。あまり似ていません。モモは、もっと丸顔で、優しい顔をしていました。左が保護した子猫...
今年、12匹の子猫を保護しました。里親が決まらないのはあと2匹になりました。 もう秋までは捨て猫もないだろうと思っていました。ところが7月2日、生後1ヶ月過ぎの子猫が見つかりました。 前日の大雨で体はドロドロ、まぶたが腫れ上がり目が潰れています。その時はひどい結膜炎のように見えました。 家に連れて帰り体を洗い、キャリーケースの上部をのけて寝床にし、私の枕元に置きました。 結膜炎ではなく、怪我でした。何か...
今年の春12匹の子猫を保護しました。10匹は里親さんが決まりました。 2匹は発育不良のため募集を見合わせていました。 元気になったので、里親募集を開始しました。白キジ♂と茶白♀です。白キジが生後3ヶ月半ほど。茶白が生後3ヶ月ほどです。体調が心配なので、私の部屋で一緒に暮らしました。 この2匹、とても仲が良いのです。実の兄弟ではありませんが、キジ白は優しいお兄さん、茶白は生意気な妹と言う感じです。 すっかり元...
野良猫の子育て支援! TNR禁止!マイクロチップ禁止! 動物愛護法改悪議員連全員落選! TNR活動家全員逮捕! TNR反対! 動物愛護管理法改悪反対!一生懸命生きている野良猫のために、ランキングに参加しています。 ポチっと押していただけるとうれしいです。...
米国のアラバマ州、カリフォルニア州、インディアナ州、ミズーリ州、オクラホマ州、ユタ州など12州でマイクロチップが禁止されました。現在はもっと増えてるかも知れません。「えっ?でもアメリカってマイクロチップが義務化されたんじゃなかったの?」「あー、それは猫の話。禁止されたのは人間です。」「なーんだ」「なーんだ」なんて言わないで下さい。人間の体に埋め込むんですよ。SFの話ではありません。欧米で実際に始まって...
野良猫保護地のマルが死にました。2023年春、どこからともなくフラッとやってきたマル。 子猫の面倒をよく見るやさしいオス猫でした。捨て猫の生後1ヶ月半ほどの茶トラの子猫を、母親代わりになって育てました(2023年6月)。 「野良猫の保護活動」参照茶トラはマルに守られて大きくなりました(2023年10月)。2023年12月、生後2ヶ月ほどのキジトラの子猫が捨てられました。 今度は茶トラが、子猫の面倒を見ました。 子猫は里親が...
飼い猫がTNRされる事件が後を絶ちません。 *TNR:猫を捕獲して避妊去勢してまた捨てることネットでざっと検索しただけでも…。 「首輪のついた猫がTNRされた」 「飼い猫が保護団体に捕獲され去勢され耳カットされた」「おばあちゃんの猫が強奪された」「知り合いの猫が誘拐された」当然これらは犯罪です。窃盗罪、動物虐待罪、器物損壊罪、いくつもの罪が重なります。 動物愛護管理法44条では「愛護動物をみだりに殺し...
8週齢規制」56日以下の犬猫販売禁止は間違っています(後編)
前編では、「8週齢規制」の根拠「生後8週間以内の子猫子犬を親から引き離すと社会性が欠如し問題行動を起こす」が、誤りであることを説明しました。 私が保護した生後8週間未満の子猫の中で、異常行動を起こした猫は一匹もいません。 では、子猫の譲渡はいつ頃から始めるのが良いのでしょうか? 1.子猫の譲渡は生後40日ぐらいからが良い。 2年半前に亡くなった愛猫のモモです。今からちょうど20年前、生後40日でうちに来まし...
TNR活動家さん、命を救うのと殺すのとどちらが正しいですか!
「不幸な命は殺したほうが良い」と言って、野良猫のお腹の赤ちゃんを大虐殺しているTNR活動家。殺される赤ちゃんの数は、行政の殺処分を超えてます。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢してまた捨てること。これまで何度も書きました。 「どうぶつ基金さん、猫のお腹の赤ちゃんを殺さないで下さい」 「TNR団体による、赤ちゃん猫の殺処分を許さない!」「猫の恩返し」イエス・キリストは、怒りを込めてこう言いました。 「命...
「8週齢規制」56日以下の犬猫販売禁止は間違っています(前編)
「動物愛護管理法」は、愛護が薄れ管理が強化され「動物ガチガチ管理法」になろうとしています。「マイクロチップ義務化」はその最たるものですが、「8週齢規制」も見過ごせません。 「8週齢規制」とは、ブリーダーやペットショップ等が、生後8週齢(56日)以下の犬猫を販売してはならないとするものです(第22条の5)。 規制の理由は、生後8週間までは社会性を学ぶ大切な時期であり、その時期に親兄弟と引き離すと、協調性が無くな...
私の最愛のモモです。17年7ヶ月一緒に暮らしました。生きていれば、今日は二十歳の誕生日です。 2004年3月19日に生まれ、2021年11月29日に17歳8ヶ月で亡くなりました。生後40日で、うちに来ました。 初めてみた時、ネズミのようでした。 モモは、ロシアンブルーです。モモを譲ってくれた人は、ロシアンブルーが大好きで自家繁殖して譲渡する奇特な方でした。 私は一人暮らしでした。 モモは、私を実の親のように慕ってくれ...
マイクロチップを強制している国、前編では米国、オーストラリア、フランスを説明しました。 今回はベルギー、スペイン、ギリシャ、イギリス。全てヨーロッパです。 1.ヨーロッパでは、日本の100倍の犬猫が捨てられている。 前編でフランスの捨て猫の話をしましたが、ヨーロッパはどの国もペットの遺棄が多いのです。日本でも捨て猫捨て犬が無くなりませんが、ヨーロッパは桁違いです。それを象徴するのがクリスマスです。 ...
現在、犬猫のマイクロチップが義務化されているのは、アメリカ合衆国の一部、オーストラリア、フランス、ベルギー、スペイン、ギリシャです。そして、今年6月からイギリスが加わります。 それらの国を、一つ一つ検討したいと思います。 先の記事で米国の状況を説明しました。今回は、米国の補足と、オーストラリア、フランスの状況を説明します。 1.野良猫が6,000万から1億匹いるアメリカ合衆国 米国には、野良猫が想像が...
愛猫のNoraです。2年前の今日(2022年2月15日)、うちに来ました。Noraは元野良猫で、TNRされて死にかけていました。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊してリリースすること 発見した時、衰弱して歩くのがやっとでした。 よだれ、目やに、鼻水で顔がベトベト、ゼーゼー言ってました。 激しい喘息で食べ物がろくに喉に通りませんでした。 放っておいたら死ぬと思いました。 カットされた耳、悪魔の爪痕のよう。真冬にTNRされたら、手...
マイクロチップが引き起こす病気や障害は、海外で少なからず報告されています。 その事例を紹介し、マイクロチップの健康上の有害性を説明します。 それにも関わらず強引にマイクロチップ義務化しようとする、国の問題に言及します。 1.マイクロチップが引き起こす病気 マイクロチップは歴史が浅いので、生体に及ぼす長期的な影響はデータが出ていません。 しかし、マイクロチップが原因と見られる症例は、海外で少なからず...
前回、マイクロチップは、迷子の犬猫発見に効果がないことを説明しました。 世界の一部の地域では、マイクロチップが義務化されています。それらの地域と日本の現状を比較し、その是非を更に検討します。 今回はアメリカ合衆国です。 カリフォルニア州、ハワイ州、テキサス州の一部で義務化されています。 1.米国と日本、こんなに違います。米国で、施設に収容される犬猫630万匹。日本の120倍。殺処分される犬猫92万匹。日本...
2022年からブリーダーとペットショップの犬猫に、マイクロチップが義務付けられました。一般の飼い犬飼い猫も、任意だけど努力義務ということになっています。 マイクロチップは、何に役立つのでしょうか?迷子になった犬猫発見に役立つのなら意味があります。 しかしマイクロチップには、スマホのような位置確認の機能はありません。埋め込まれたチップは、追跡出来ません。迷子の発見には、役に立たないのです。迷子になった...
人から世話されている飼い猫に近い野良猫は、繁殖抑制のため避妊が必要な場合があります。 しかしオスの去勢は意味がありません。 TNRで、雌雄関係なく避妊去勢されているのは何故でしょうか? 理由は簡単、オスを去勢しなければ獣医さんとTNR団体の儲けが半分になるからです。 野良猫の避妊去勢は、悪徳獣医とTNR団体の利権です。 多くの自治体が、野良猫の避妊去勢に、手術代とは別に獣医に助成金を出しているのをご存知で...
2024年1月3日、初詣に行きました。えー?人が全然いない。 猫がいます。実は私、この神社に猫に会いによく行くんです。 この猫は、お母さん猫です。 「子どもたち、どうしたの?」 「今日はお正月なので、どこかに遊びに行っちゃいました。」 「たぶん近くにいます。」 いました。 猫仲間のSさんに、ご飯もらってました。 子猫、もっといるんです。 去年の大晦日。 少し前の写真。 境内が遊び場です。 昔は野...
明けましておめでとうございます。 野良猫からお年玉をもらいました。 12月にお歳暮をくれたあの猫です。 「あけましておめでとうございます。」 「これお年玉です。」 (苦手な方のためにモザイクをかけてます)うわー、ネズミです。 これで二度目だ。 「どうぞ!」 今年は、ねずみ年だったっけ? こいつぁ春から縁起が良い。 *おことわり 実は、お年玉をくれたのは2023年1月3日、去年のお正月のことでした...
去年2022年12月1日のことです。 近所の野良猫が、お土産を持ってきてくれました。 「これ、私が捕まえたネズミです。どうぞ食べてください。」 (苦手な方のためにモザイクをかけてます) 久しぶりのネズミ、どう料理しようか? 研究者としての好奇心いっぱいです。 ネズミとネズミのお墓。 (苦手な方のためにモザイクをかけてます)子供のクマネズミのようでした。 クマネズミは、昔は天井にいた最もポピュラーな家ネズ...
どうぶつ基金さん、野良猫のお腹の赤ちゃんを殺さないで下さい。
日本最大のTNR団体「公益財団法人どうぶつ基金」は、「猫の殺処分を0にするため」と銘打って、悲しそうな子猫の写真を載せて、寄付金を募っています。 しかしその一方で、妊娠した野良猫のお腹の赤ちゃんを大量に殺しています。その数は行政の殺処分数を大きく上回った模様です。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して戻すこと。 どうぶつ基金は「TNR地域集中プロジェクト」での、妊娠した猫の手術数と堕胎された赤ちゃん猫の数...
むかしむかし…ではありませんが、 あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 二人はとても仲の良い夫婦でしたが、子供がなくさびしく暮らしていました。 おじいさんは、お百姓さんです。 その日も、野良仕事を終えて家に帰るところでした。 ふと見ると、一匹の野良猫が捕獲器に閉じ込められて泣いています。 「可哀想なことをする。」 「猫はネズミを退治してくれる守り神じゃと言うのに…。」 「嫌な時代になった...
野良猫を捕獲し避妊去勢してリリースするTNR、日本中で大々的に行われています。「生き物をむやみに捕獲していいんだろうか?」と疑問に感じた人はいませんか? ダメなんです。無差別なTNRは、犯罪です。 「動物愛護管理法」を持ち出すつもりはありません。 もっと実効的な法律、民法と刑法に照らして、無差別なTNRは犯罪です。 問題にしたいのは、外にいる猫には所有者のいる猫が少なくないという事です。 放し飼い...
愛媛県松山市にある、松山総合公園です。 昨年(2022年)1月、50匹以上の猫がパルボウイルスに集団感染して亡くなりました。TNRされた直後のことでした。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと TNR活動家3人組が、突然やってきました。 彼らは、「必死で逃げる猫たちを網や捕獲器を手にして追いかけ、捕まえるたびにネットに入れて木に吊るしました。一匹の猫は道路に飛び出し、車に轢かれて死にました。」 「約70匹の猫...
日本は、野良猫の非常に少ない国です。野良猫の数は欧米に比べ、人口比で10分の1もいません。 それなのに、野良猫が根絶やしになるような無茶苦茶なTNRをしている。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢してリリースすること 少し前まで野良猫を病院につれていくと嫌がる獣医が多かったのに、今や野良猫は上得意さんです。 保護活動家さんがお客さんたくさん連れてきてくれます。 獣医師会はTNR大賛成です。 多くの自治体では、野...
先の「保護猫活動の異常とTNR」では、TNRには科学的根拠がなく、間違いだらけであることを指摘しました。*TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと どこがどう間違っているのか、一つ一つ検討しています。 前回は、TNRが猫の殺処分減少に役に立たないことを説明しました。 今回は、「TNRしないと野良猫が増える」は間違いであることを説明します。 このような、猫が子供を産んでネズミ算式に増える図を見たことがあるのでは...
先の記事「保護猫活動の異常とTNR」では、TNRが非科学的で、間違いだらけであることを指摘しました。なかでも、猫の殺処分に関する間違いは重大です。 今回は、そのことについて詳しく検討します。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと 1.捨て猫は、TNRでは減らせない。TNR団体のサイトには、「殺処分ゼロを目指します」「寄付金お願いします」が必ず出てきます。「猫の殺処分はTNRによって減らせる」と強調してい...
前編では、最初の妊娠で出産に失敗した(多分、死産)野良猫が、二度目の妊娠をしたところまで説明しました。 今度は無事に産んでほしい。 2023年6月17日の写真。 その後…お腹がぺったんこになりました。 しかし、赤ちゃんは見当たりません。 また死産だったのか? 野良猫は、流産、死産、その他の出産時のアクシデントが非常に多いのです。厳しい生活環境、周囲は敵ばかり、ストレスは並大抵のものじゃありません。 安心して...
今年(2023年)の春から時々うちに来るようになった、妊娠した野良猫です。先の記事「TNR団体による、赤ちゃん猫の殺処分を許さない!」に登場しました。 「愛情いっぱいの猫の脳」にも出てきます。 この写真は、2023年3月22日に撮影したものです。 そして4月13日。お腹がパンパンになりました。出産間近のようです。何日か来ない日がありました。 そして4月18日、お腹がぺったんこになっていました。 しかし子供がいる様子があ...
野良猫を保護する活動ではありません。 野良猫が、保護する活動です。 エーッ??? 主役はこいつです。名前はマル。 8月1日の記事「猫はオスも子育てをする」に登場した、野良猫保護地のオス猫です。 怖い顔をしていますが子猫思いの優しい猫で、捨てられた子猫を親代りになって世話をしています。 子猫は、茶トラのオス。 捨てられたのは生後1ヶ月半頃、写真は生後2ヶ月頃のものです。 あれから時間が経ち、子猫も大き...
前回「TNR団体による、赤ちゃん猫の殺処分を許さない!」では、保護猫団体が妊娠した猫のお腹の子を殺していることを述べました。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢してリリースする(捨てる)こと 「愛誤」という言葉が流行るように、今の保護猫活動は異常です。猫ファーストを唱えながら、実際はTNR至上主義で、あかちゃん猫を当たり前のように殺しています。この画像はイメージです(猫から見た)。 赤ちゃ...
うちに来るようになったお腹の大きな野良猫です。7月26日の記事に登場しました。地元の保護団体に連絡すれば、捕獲器持ってやってきます。 捕獲されたら、どうなると思いますか? お腹の子は、殺されます。「保護」って言うぐらいだから、ちゃんと産ませて、子猫は里親に出すと思っていませんでしたか?もちろんそういう人もいます。猫ボランティアのなかに、行政で殺処分される犬猫を引き取ったり、捨て猫を保護したり、野良...
前回、メス猫の子育てを紹介しました。「猫は助け合って子育てする」オス猫はどうでしょうか?ネコ科のオスは、オスライオンがメスの連れ子殺して食べる、オス猫が子猫を殺すなど、ネガティブな話を耳にします。ネコ科のオス猫は子育てしないというのが通説です。しかし、それは間違いだと思います。子供に危害を加えるオスもいますが、むしろ少数です。私は実際に、オス猫が子猫の世話をしているのを何度も目撃しました。オス猫は...
野良猫は、私たちの身近な所で野生の猫の生態を見せてくれる貴重な存在です。野生の猫は助け合って子育てします。その光景は感動的です。1.母と娘が助け合って子育てする。 野生の猫は、雄はある程度大きくなると母猫のもとを去り、自分の新しい縄張りを探します。雌は通常は1匹、母猫のもとに残ります。そして翌年子供が生まれると、一緒に助け合って子育てをします。 「可愛い野良の子猫たち3」に登場した、2匹の母猫は親...
科学の分野では、哺乳類の知能と感情がかなり高度であることがわかっています。しかし世間には、猫が本能で生きる下等動物だと思っている人がいて、猫に対する残酷な仕打ちにもつながっています。母猫は我が子を守るために、身を犠牲にして、人や大きな動物に立ち向かいます。猫の愛情の深さは人以上ではないかと思います。「可愛い野良の子猫たち3」より。猫の脳は、解剖学的に、知能に関わる「前頭前野」は人とかなり違いますが...
私の住む地域には、野良猫を地元の人たちが世話をする野良猫保護地がいくつかあります。昔は住宅地にたくさん野良猫がいましたが、今はほとんどいなくなりました。住む場所、特に子供を産んで育てる場所がないのです。野良猫は、山沿い、海辺など人の少ない場所に移動しています。私の関わる野良猫保護地は、山に面した自然環境に恵まれた所です。周囲に民家はないので、住民とのトラブルはありません。野良猫たちは、自然の中で伸...
野良猫の母親から生まれた、生粋の野良の子猫たちです。 2023年7月2日のブログ「カラスと闘った勇敢な子猫」の子猫です。 少し大きくなりました。 母親と一緒に暮らしています。昔は、野良猫の親子を時々見かけたものですが、最近はほとんど見なくなりました。 住宅地には、野良猫自体ほとんどいなくなりました。生活する場所、特に子供を産んで育てる場所がないのです。私の住む地域では、野良猫は海岸、山沿い、...
野良猫の母親から生まれた生粋の野良の子猫たちです。野良の子猫は可愛いです。この2匹は、兄弟です。左の子猫は前回登場しました。「可愛い野良の子猫たち1」きれいな目をしていますが、ひと月前はひどい結膜炎でした。子猫は結膜炎によく罹ります。大きくなり抵抗力が付くと治りますが、放っておくと目やにで瞼がくっついて失明することがあります。また眼が見えにくいので、敵に捕まりやすく大変危険です。眼軟膏を塗り治療しま...
野良猫の母親から生まれた生粋の野良の子猫たちです。野良猫は汚い、迷惑、可哀想などネガティブな生き物に思われがちですが、決してそうではありません。自活した野良猫は、生き生きとして美しいです。そして子猫は、自由奔放で可愛いです。木の上からこんにちは! 子猫は身軽で、まるでリスのようです。母親は下で見ています。暗い所から覗いています。いました。可愛いです。野生の顔になりました。野良の子猫は神出鬼没です。...
私はよく野良猫探しに出かけます。その日は、一匹の子猫と知り合いになりました。遠くから、カラスがいるのが見えました。二羽います。毛玉のような物を突付いているようです。一羽のカラスが毛玉を持ち上げた。あっ!毛玉ではなく子猫です。私は急いで現場に走りました。カラスは私を見て、飛んで逃げました。子猫は無事か?あっ!いました。 ちっちゃいです。生後一月半ほど、体重500gぐらい。勇敢で、泣き声は聞こえませんでし...
「ブログリーダー」を活用して、nora2022さんをフォローしませんか?
先の記事「一生懸命生きた母猫」の母猫。4匹の子供を残して亡くなりました。母猫は、1月11日に母乳が出なくなり、その後ほとんど寝たきりになりました。 他の雌猫たちが、赤ちゃんを母親代わりになって育てました。 黒サビのクロが、赤ちゃんにお乳を与えています(1月14日)。 クロは生後8ヶ月ほど。母乳は出ません。 クロは、去年7月顔を大怪我して目が見えなかった子猫です。「顔を大怪我して目の見えない子猫」「目の見え...
少し前まで野良猫を連れて行くと嫌がる獣医さんが多かったのに、今や野良猫は上得意さんです。TNR活動家が、お客さんたくさん連れて来てくれます。 1.TNRで獣医さん大儲けしました。 獣医師会は、野良猫の大繁殖を防ぐためそして殺処分を減らすため、TNRが必要であると主張しています。 しかし野良猫は、TNRなんかしなくても数を減らしています。(「TNRしないと野良猫が増えるは間違いです」参照)。 愛媛県獣医師会は「殺...
猫の出産のピークは晩春から初夏にかけて。春には妊娠した野良猫があらわれます。お腹に赤ちゃんがいる猫は、出産の準備が大変です。子育てする場所を探さなくてはいけません。道端で産める訳ではありません。野良猫が子育てできる場所は本当に少ないのです。 また出産と育児のために、栄養を蓄えておかねばなりません。食べ物を探し敵と戦い、必死で生きます。流産する猫も少なくありません。野良猫が大繁殖するというのは、TNR...
うちのNoraは元野良猫です。3年前にTNRされて死にかけていました(「愛猫Noraのこと」参照)。*TNR:野良猫を捕獲して、お腹と耳切って捨てること。Noraをうちにつれて帰りました。 Noraは、血の混ざった鼻水と痰を出し、苦しそうにゼーゼー言ってました。幸い、Noraは一命を取り留めました。愛媛県の松山総合公園では、2022年1月、TNRで猫がたくさん死にました。(「TNRで50匹以上の猫が死んだ松山総合公園」参照)。TNRされた7...
前回の続きです。 2月3日、チビの体重が180gまで落ちました。足がふらついて歩くのもやっとです。 ミルクを飲んでほしい。しかし哺乳瓶を近づけると、手ではねのけます。 ミルクをあきらめ、チビを抱きました。チビの小さな体は、手のひらにすっぽり入ります。 チビはよくおしゃべりします。小さかったけど賢かったです。 私がなにか言うと返事します。チビがなにか言った時、私が返事をするとまた言い返します。 猫は、嬉...
前回の続きです。1月23日にお母さんが亡くなりました。その後、チビの体重は増えたり減ったりで180g代を上下していました。 チビ達のお家はこたつの中です。生れてからずっと母親と一緒にこたつの中でした。動けるようになってこたつから這い出し、部屋の中で遊ぶようになりました。 1月26日、チビの体重は186g。兄弟は、チビに似たキジ320g、黒サビ380g、茶トラ400g。 チビは兄弟に押し潰されそうになりながらも、一緒に遊んで...
前回の記事「一生懸命生きた母猫」の、母猫から託された「チビ」です。2月4日に、死にました。チビは、2024年12月20日に生まれました。女の子です。5匹兄弟でした。みな未熟児で体重が60g程度、標準体重の半分ほどでした。 母親はお乳が出ませんでした。兄弟の1匹は3日後に亡くなりました。 兄弟は、チビと他の3匹の4匹になりました。 12月25日、母猫のお乳が出るようになりました。3匹はすぐに体重が増えました。でもチビ...
二年半前に親子で保護した母猫が死にました。1月23日のことです。母猫は、赤ちゃん3匹と一緒に野良猫保護地に捨てられていました。一匹は他の猫が産んだ子でした。子猫は里親さんの所に行きましたが、母猫は病気でずっとうちにいました。去年の11月、母猫は病気が悪化しました。11月21日に2つ目の病院で、おそらく悪性リンパ腫、体中にがんが転移していると思われ、もう長くないと言われました。 抗がん剤とステロイドを処方して...
今日は暖かくて天気が良いので、子猫たちたくさん出てきました。猫仲間のSさんに、ご飯もらってます。野良猫は私達の身近で、野生動物の姿を見せてくれる貴重な存在です。 子猫は元気いっぱいで可愛いです。 野良で生まれ育った生粋の野良猫は、激減しています。スズメは少し前まで街中にたくさんいました。今ではほとんど見かけません。 野生動物は、何かの切っ掛けで激減、絶滅します。野良猫は今でも、ネズミを捕獲し私達の...
去年の夏、山村に移住しました。それを機会に冷房をやめました。(「山村でネコとエコな生活/冷房やめました」参照)この冬も、エアコン無しです。 1.エアコンやめて電気代が半分になった。 エアコンほど大量の電力を消費するものはありません。私は数年前から電気節約のためにエアコンの使用を減らしてきました。 冷房やめた去年の夏は、電気代が半分以下になりました。人間1人猫8匹の生活で、月5,000円ほどでした。 2...
初詣に行きました。 よく行く「猫神社」です。私がそう呼んでるだけで、本当の名前ではありません。 去年の初詣も、猫神社でした。(「初もうで人がいません猫います」参照)お迎えがきました。 「明けましておめでとうございます。」 生後3~4ヶ月の、子猫の兄弟です。後ろが子猫今年も元気に育ちました。野良の子猫はよく亡くなり、普通はこんなに育たないのです。この神社には不思議な力があります。東京、奄美大島では、...
「明けましておめでとうございます。」 「これお年玉です。」 うわー、ネズミです。 「どうぞ!」 猫がネズミのお年玉をくれた。 今年は、ねずみ年だったっけ? こいつぁ春から縁起がいい。 *おことわり 猫がお年玉をくれたのは、実は2023年1月3日のことでした。 縁起が良いので今年も掲載しました。TNR反対! 野良猫のお腹の赤ちゃんを守ろう。一生懸命生きている野良猫のために、ランキングに参加して...
前編では、松山市保健所が赤ちゃん猫を放置して死なせてきたこと、国の規定ではそれは殺処分に当たること、しかし松山市は「犬猫殺処分ゼロ達成」と偽って発表してきたことを説明しました。 松山市もいつまでも嘘を言い続けるわけには行きません。そこで今年度から、赤ちゃん猫を保護団体に丸投げすることにしました。 1.殺処分ゼロの手っ取り早い方法、赤ちゃん丸投げ。 赤ちゃんを保護団体に引き取らせれば、赤ちゃんが死ん...
愛媛県の松山市は、令和2年度(2020年度)以降、犬猫の殺処分はゼロであると公表しています。松山市公式ホームページ(松山市>動物愛護)松山市の犬猫の引取り殺処分数の推移。「毎日新聞2023年9月16日」等、各紙に取り上げられています。しかし、これは間違っています。1.事実説明 国の資料によれば、松山市の犬猫の殺処分数は、令和2年度132頭、令和3年度90頭、令和4年度には182頭もいます。(環境省資料「犬・猫の引取り及び...
今年2024年の春、ある女性(Aさん)が、愛媛県の松山市保健所に赤ちゃん猫のミルクボランティアをしたいと申し出をしました。しかし保健所は「個人にはお預けできません」と言って断りました。 ミルクボランティアは貴重です。探してもなかなか見つかりません。松山市保健所は毎年たくさんの赤ちゃん猫を死なせているのに、断るとは一体どういう事でしょうか? 1.状況 Aさんは、私が里親募集した子猫を貰ってくれた方です。保...
ネズミが激増しています。TNR(野良猫を捕獲して避妊去勢してまた捨てること)の盛んな地域で、被害が多発しています。野良猫がいなくなったためです。1.東京都東京都では、ネズミ被害の相談件数が10年前の2倍になりました。 渋谷区では、罠を仕掛けてたった4時間で30匹近くのネズミが捕獲されました。「東京都内でネズミ被害急増…」参照。千代田区は、2023年のネズミ被害の相談が前年の1.5倍に増え、調査に乗り出しました...
明治生まれの私の祖母は猫に理解のない人で、「うちの猫はネズミを全然取らん」「猫は三日で恩を忘れる」などとひどいことを言ってました。 猫は恩を忘れません。恩を忘れるのは人間です。実際、猫ほど人間に尽くしてくれた動物はいません。 人類が農業を始めてから、人間の最大の天敵はネズミでした。 人々は一年間苦労して作った農作物を貯蔵し、少しずつ食べて次の収穫まで生き延びます。 ネズミはそれを襲い、あっという間...
ほんの少し考えて欲しいのです。 原発の炉に、どこかの国のミサイルか巨大隕石がぶつかったら、放射能が世界中に飛び散り、地球上の生物は絶滅します。人も動物も植物も全部死にます。 日本では、原子力発電所が毎年死の灰を広島原爆の5万倍も排出します。それを穴掘って埋めてます。既に広島原爆の100万倍を超えました。原爆の100万倍ですよ。政治家さんのウソも御用学者さんの屁理屈も吹っ飛んじゃいます。 原発を今すぐ止め...
TNRは動物虐待です。猫いっぱい殺されてます。 TNRは商売です。悪い人たち儲けてます。 TNRは利権です。私達の税金使われてます。 TNRなどいらねぇ! 忌野清志郎さんも歌ってます。 忌野清志郎 LOVE ME TENDER(歌詞は大体こんな感じ) 何言ってんだー、ふざけんじゃねー TNRなどいらねぇ何言ってんだー、よせよ だませやしねぇ 何言ってんだー、やめときな いくら理屈をこねても ほんの少し考えりゃ 俺にもわかるさ ...
7月2日に保護した子猫。死んだモモと同じロシアンブルーです。「ロシアンブルーの子猫がやって来た」参照。ロッシーと名付けました。テキトーなんですが…。 モモは、18年間二人っきりで暮らした、我が娘同然の猫です。「今日は死んだモモの二十歳の誕生日です」参照。同じロシアンブルーと言っても、別の心を持った別の猫です。 初めてロッシーと出会った時は、あまり似てないと思いました。左がロッシー、右がモモ。7月31日に田...
「動物愛護管理法」は、愛護が薄れ管理が強化され「動物ガチガチ管理法」になろうとしています。「マイクロチップ義務化」はその最たるものですが、「8週齢規制」も見過ごせません。 「8週齢規制」とは、ブリーダーやペットショップ等が、生後8週齢(56日)以下の犬猫を販売してはならないとするものです(第22条の5)。 規制の理由は、生後8週間までは社会性を学ぶ大切な時期であり、その時期に親兄弟と引き離すと、協調性が無くな...
私の最愛のモモです。17年7ヶ月一緒に暮らしました。生きていれば、今日は二十歳の誕生日です。 2004年3月19日に生まれ、2021年11月29日に17歳8ヶ月で亡くなりました。生後40日で、うちに来ました。 初めてみた時、ネズミのようでした。 モモは、ロシアンブルーです。モモを譲ってくれた人は、ロシアンブルーが大好きで自家繁殖して譲渡する奇特な方でした。 私は一人暮らしでした。 モモは、私を実の親のように慕ってくれ...
マイクロチップを強制している国、前編では米国、オーストラリア、フランスを説明しました。 今回はベルギー、スペイン、ギリシャ、イギリス。全てヨーロッパです。 1.ヨーロッパでは、日本の100倍の犬猫が捨てられている。 前編でフランスの捨て猫の話をしましたが、ヨーロッパはどの国もペットの遺棄が多いのです。日本でも捨て猫捨て犬が無くなりませんが、ヨーロッパは桁違いです。それを象徴するのがクリスマスです。 ...
現在、犬猫のマイクロチップが義務化されているのは、アメリカ合衆国の一部、オーストラリア、フランス、ベルギー、スペイン、ギリシャです。そして、今年6月からイギリスが加わります。 それらの国を、一つ一つ検討したいと思います。 先の記事で米国の状況を説明しました。今回は、米国の補足と、オーストラリア、フランスの状況を説明します。 1.野良猫が6,000万から1億匹いるアメリカ合衆国 米国には、野良猫が想像が...
愛猫のNoraです。2年前の今日(2022年2月15日)、うちに来ました。Noraは元野良猫で、TNRされて死にかけていました。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊してリリースすること 発見した時、衰弱して歩くのがやっとでした。 よだれ、目やに、鼻水で顔がベトベト、ゼーゼー言ってました。 激しい喘息で食べ物がろくに喉に通りませんでした。 放っておいたら死ぬと思いました。 カットされた耳、悪魔の爪痕のよう。真冬にTNRされたら、手...
マイクロチップが引き起こす病気や障害は、海外で少なからず報告されています。 その事例を紹介し、マイクロチップの健康上の有害性を説明します。 それにも関わらず強引にマイクロチップ義務化しようとする、国の問題に言及します。 1.マイクロチップが引き起こす病気 マイクロチップは歴史が浅いので、生体に及ぼす長期的な影響はデータが出ていません。 しかし、マイクロチップが原因と見られる症例は、海外で少なからず...
前回、マイクロチップは、迷子の犬猫発見に効果がないことを説明しました。 世界の一部の地域では、マイクロチップが義務化されています。それらの地域と日本の現状を比較し、その是非を更に検討します。 今回はアメリカ合衆国です。 カリフォルニア州、ハワイ州、テキサス州の一部で義務化されています。 1.米国と日本、こんなに違います。米国で、施設に収容される犬猫630万匹。日本の120倍。殺処分される犬猫92万匹。日本...
2022年からブリーダーとペットショップの犬猫に、マイクロチップが義務付けられました。一般の飼い犬飼い猫も、任意だけど努力義務ということになっています。 マイクロチップは、何に役立つのでしょうか?迷子になった犬猫発見に役立つのなら意味があります。 しかしマイクロチップには、スマホのような位置確認の機能はありません。埋め込まれたチップは、追跡出来ません。迷子の発見には、役に立たないのです。迷子になった...
人から世話されている飼い猫に近い野良猫は、繁殖抑制のため避妊が必要な場合があります。 しかしオスの去勢は意味がありません。 TNRで、雌雄関係なく避妊去勢されているのは何故でしょうか? 理由は簡単、オスを去勢しなければ獣医さんとTNR団体の儲けが半分になるからです。 野良猫の避妊去勢は、悪徳獣医とTNR団体の利権です。 多くの自治体が、野良猫の避妊去勢に、手術代とは別に獣医に助成金を出しているのをご存知で...
2024年1月3日、初詣に行きました。えー?人が全然いない。 猫がいます。実は私、この神社に猫に会いによく行くんです。 この猫は、お母さん猫です。 「子どもたち、どうしたの?」 「今日はお正月なので、どこかに遊びに行っちゃいました。」 「たぶん近くにいます。」 いました。 猫仲間のSさんに、ご飯もらってました。 子猫、もっといるんです。 去年の大晦日。 少し前の写真。 境内が遊び場です。 昔は野...
明けましておめでとうございます。 野良猫からお年玉をもらいました。 12月にお歳暮をくれたあの猫です。 「あけましておめでとうございます。」 「これお年玉です。」 (苦手な方のためにモザイクをかけてます)うわー、ネズミです。 これで二度目だ。 「どうぞ!」 今年は、ねずみ年だったっけ? こいつぁ春から縁起が良い。 *おことわり 実は、お年玉をくれたのは2023年1月3日、去年のお正月のことでした...
去年2022年12月1日のことです。 近所の野良猫が、お土産を持ってきてくれました。 「これ、私が捕まえたネズミです。どうぞ食べてください。」 (苦手な方のためにモザイクをかけてます) 久しぶりのネズミ、どう料理しようか? 研究者としての好奇心いっぱいです。 ネズミとネズミのお墓。 (苦手な方のためにモザイクをかけてます)子供のクマネズミのようでした。 クマネズミは、昔は天井にいた最もポピュラーな家ネズ...
日本最大のTNR団体「公益財団法人どうぶつ基金」は、「猫の殺処分を0にするため」と銘打って、悲しそうな子猫の写真を載せて、寄付金を募っています。 しかしその一方で、妊娠した野良猫のお腹の赤ちゃんを大量に殺しています。その数は行政の殺処分数を大きく上回った模様です。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して戻すこと。 どうぶつ基金は「TNR地域集中プロジェクト」での、妊娠した猫の手術数と堕胎された赤ちゃん猫の数...
むかしむかし…ではありませんが、 あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 二人はとても仲の良い夫婦でしたが、子供がなくさびしく暮らしていました。 おじいさんは、お百姓さんです。 その日も、野良仕事を終えて家に帰るところでした。 ふと見ると、一匹の野良猫が捕獲器に閉じ込められて泣いています。 「可哀想なことをする。」 「猫はネズミを退治してくれる守り神じゃと言うのに…。」 「嫌な時代になった...
野良猫を捕獲し避妊去勢してリリースするTNR、日本中で大々的に行われています。「生き物をむやみに捕獲していいんだろうか?」と疑問に感じた人はいませんか? ダメなんです。無差別なTNRは、犯罪です。 「動物愛護管理法」を持ち出すつもりはありません。 もっと実効的な法律、民法と刑法に照らして、無差別なTNRは犯罪です。 問題にしたいのは、外にいる猫には所有者のいる猫が少なくないという事です。 放し飼い...
愛媛県松山市にある、松山総合公園です。 昨年(2022年)1月、50匹以上の猫がパルボウイルスに集団感染して亡くなりました。TNRされた直後のことでした。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと TNR活動家3人組が、突然やってきました。 彼らは、「必死で逃げる猫たちを網や捕獲器を手にして追いかけ、捕まえるたびにネットに入れて木に吊るしました。一匹の猫は道路に飛び出し、車に轢かれて死にました。」 「約70匹の猫...
日本は、野良猫の非常に少ない国です。野良猫の数は欧米に比べ、人口比で10分の1もいません。 それなのに、野良猫が根絶やしになるような無茶苦茶なTNRをしている。 *TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢してリリースすること 少し前まで野良猫を病院につれていくと嫌がる獣医が多かったのに、今や野良猫は上得意さんです。 保護活動家さんがお客さんたくさん連れてきてくれます。 獣医師会はTNR大賛成です。 多くの自治体では、野...
先の「保護猫活動の異常とTNR」では、TNRには科学的根拠がなく、間違いだらけであることを指摘しました。*TNR:野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと どこがどう間違っているのか、一つ一つ検討しています。 前回は、TNRが猫の殺処分減少に役に立たないことを説明しました。 今回は、「TNRしないと野良猫が増える」は間違いであることを説明します。 このような、猫が子供を産んでネズミ算式に増える図を見たことがあるのでは...