ブサメン、低身長、低収入だが 毎日気持ち良く、幸せだ。 【コツ、秘訣、技】を 女性たちが教えてくれたからだ。 ※恋愛経験がそれほど豊かでない 男子に向けて書く。頑張れ。 いや「一緒に頑張ろう」
シンデレラに出てくる魔女のように、 お前の人生を変えてやる。 俺(ダン)はおっさんだけどな。 めんどくさいことばかり言うけどな。 でも魔法は12時を過ぎてもとけない。 女の子と、あんなことやこんなこと これからずぅぅっっとできるぞ。 お前を待ってる女の子のために、 お前は今動き出さなくてはいけない。 白馬の王子様に、お前はなれ!
とは言え、俺(ダン)にも理性はある。ヤりたくてしかたないわけではなく、ヤってみたら面白いかも、ぐらいに思っただけである。ヤったらマズいということは容易に想像できた。いわゆる【後腐(あとくさ)れ】というヤツだ。ナンオちゃんは、今まで以上に俺
ナンオちゃんが、【最も悲しそう】に見えたのは、俺(ダン)が、ナンオちゃんの誘いに反し【カラダの関係】を拒んでいる時だった。平たく言うと、ナンオちゃんは俺とセックスしたいと思っていたのだろう。それはそうだ。何にしてもつき合っていたのだから。
俺(ダン)が思いのほか【うまく】やっているとララは判定したのかもしれない。初めはほぼゼロだったメッセージのやり取りが始まり、稀(まれ)にだが、実際に会うこともできるようになった。ナンオちゃんにバレずにララと会った。広い意味では【浮気】ともい
【女性の影】を消す。今回に関しては、ララの存在をナンオちゃんに感じさせないように気をつけるということだ。髪の毛や匂いに配慮をしたララ。【細心の注意】が行き届いている。ララは策士(さくし)である。……と、言おうと思ったが、それは少し不
そしてララは俺(ダン)のうちに来た。転居先を決める時の手がかりとして、俺のうちを見ておきたかったと言う。それに今日なら、まず間違いなくナンオちゃんとバッティングすることもないし……ということで…………初のララ来宅だ!万が一髪の毛を残した
エラそうに【細心の注意】とか言ってしまったが、それはララの考え(助言)によるものである。俺(ダン)はそのように細かいことを気にできる性格ではない。ビビリで気は小さいが、小さいことを考えるのは好きではないし、苦手でもあるのである。(あるのである)
ほぼ事件といえる【いやがらせ】を軽快にスルーできたのは、計画的、かつ鋭く先読みする思考とともに、住まいの取り壊しの時期が重なるという幸運が関係していたとわかった。ペンキをかけられたドアとポストは、現状復帰の必要性は無く、大家さんに怒られる
個人的に個別に、東北地方被災地域へうかがっていた俺(ダン)やララだったが、その活動は徐々につながり、重なりあい大きなものへと発展していった。想いの近しい者同士で、手を取り合い復興支援の社団法人を立ち上げることとなる。活動は多岐(たき)に渡った。
俺(ダン)とララの馴れ初めだが俺たちは、【宮城県、南三陸町】のある復興商店街で出会った。知ってる人もいるかもしれない。【さんさん商店街】というところだ。今は無い。もう失くなってしまった。今現在はリニューアルされた商店街が存在するが、
112 【化粧品を変えた】(なんで?)【髪型を変えた】(なんで?)
久しぶりに会うララはやはりきれいだったが、違和感満点であった。違和感の中心は【髪型の変化】だ。以前は少し赤みがかった茶髪のロングだったのだが、バッサリと短く……なんという髪型だろう?肩よりも上、首のところは少し刈り上げている感じ。おか
(あの意固地(いこじ)なナンオちゃんがそんなに簡単に変わるとは思えない)疑問と同時に【不安】もあった。こんな状況がいつまで続くのかという不安。本当に別れられるのか、という不安。ナンオちゃんとの関係は良くはなかったが、すぐに終わるという
トラブルを回避するためには【相手と同じように考える】必要がある。想像力が肝心だ。男と女は、多くの場合、考え方や感じ方が異なる。だからこそ、相手に歩み寄らねばならない。そしてたくさん話しあわなくては。俺(ダン)とナンオちゃんの場合【
逆に本命でない女の子とヤると……起こりうる未来をララは語ってくれた。全員ではないけれど、でも高い確率で、【女の子は夢中】になるよ。メンドくさいことになるよ。カラダを許した代わりに、【男を束縛する権利】を得たとほとんどの女の子は考えるよ
ただでさえ、【恋愛初期】というのは【体内のホルモン】や【脳内物質】の影響で、頭がおかしくなってしまいがちな時期だというのに。そんな【恋愛幸せ期】が【性の力】でさらにさらに強まってしまう。【マシマシ】にパワーアップされ、少しばかり狂ったよ
「もしもHしたら、簡単には逃げられなくなるよ。そしたら私たち、もうつきあえなくなっちゃうからね」それは脅しではなく、お願いといったような響きをもって聞こえてきた。ララは真剣に言葉を届けてきた。【一線を越える】という表現があるが言葉の通
【最後まで】はしないようにした。いつまでも【コドモ】な関係を維持した。ララとの約束を強い意志で守ったのだ。(本当は別にしたくなかっただけだが)かたやナンオちゃんは、おそらくというか、やはりというか、そういうことがしたかったのだろう。
【わざと嫌われる】のはそれほど難しいことじゃなかった。相手をねぎらうような【声かけ】や【気づかい】を全て封印。髪を切っても無視。オシャレな着こなしも無視。重たそうな荷物を持っていても無視。ナンオちゃんのすることなすこと全てに対して【
「あなたは運命の人だと思っている」「あなたと出会って私は変わった」「これから先は、今までの自分を全て棄(す)てて、生まれ変わったように生きていきたいと思っている」温和でおっとりしていて、感情をあまり表に見せないララの言葉だ。泣き出す
浮気を成功させるための注意点を好きな子からアドバイスされる。それは珍奇(ちんき)な経験であった。腑に落ちない点は他にもあった。ナンオちゃんをだましてつきあい始めるというのは、まあうまくいくだろう。その同じアイデアを俺(ダン)も思いついて
(これから、好きでもない女の子とつきあうことになるわけだけども、でも同時に俺(ダン)は、好きな子とつきあう方向にも向いているのだぜ)決戦の場に向かいつつ、心の中でそんなことを考えていた。ちょいとばかし浮かれつつ。ナンオちゃんをだましきって
「キスはいいけど【最後】まではダメ。しないでね、ゼッタイ。いい? 約束だよ」ララはくり返しくり返し念を押した。最後まではダメ。ゼッタイ。最後まではダメ。ゼッタイ。最後まではダメ。ゼッタイ。それこそ大げさじゃなく100回ぐらい聞かされた。
相手をやっつけると言っても何も力でねじ伏せることだけが【やっつける】ではない。ララはナンオちゃんの攻撃対象となっていることを自覚していたが同時にナンオちゃんの目指すところもわかっていたようだ。この手のタイプ(ナンオちゃん)は、じわじわと
「ナンオさんはね、私をやっつけるのが目的だから、心配いらないと思うよ」(やっつけるって……)……やっつけるって、それが1番問題なんじゃないか!!!それが1番良くない結末だ!!!最も避けたいと思う未来は誰かが傷ついてしまうような未来だ。
098 (私をやっつけるのが目的だから、心配いらないと思うよ)
『私からダンを奪うのは無理ですよ。絶対に無理です。ナンオさん、あなたのことなんて少しも怖くありません。したいようにしてくれていいですが、あなたのしたいことは、コソコソと軽犯罪を行うことですか。まわりくどいやり方は時間の無駄です。直
そして3日目。ついに事件が起こる。ララ宅が特定されたことを告げる2日目のメッセージに対してララは【無視】という対応をしたという。負けを認めて【降参する】以外の対応はどのような対応も【無意味】であると判断したらしい。ナンオちゃんは、
好きな子のことをほとんど知らないのになんでその子のことが好きなんだろう?……と思ってしまうほどに、俺(ダン)はララのことを知らなかった。ララの家も、最寄り駅も、味の好みも、趣味も、特技も、体重も、スリーサイズも、パンツの色も……俺と会
傾向として【ストーカー気質】である俺(ダン)は、知り合ってから間もない女の子のことを少しでも知りたくてあの手この手をあれこれ駆使する。その子のSNSを毎日のように見に行くなどは、まあ当たり前過ぎる行為だ。わずかな手がかりをもとに情報をかき集め、
2日目には犯罪とはいえなかった事態だが3日目には【犯罪】へと発展した。特定されたララの家で事件は起こる。俺(ダン)は心の限界ギリギリラインを越えそうなあたりでうろたえまくったが、ララは冷静だった。(まだ大丈夫)ララは冷静に推理を伝えて
どこからが犯罪なのだろう?【フェイク画像】を作ったとしてそれを個人が自分のプライベートな空間で1人眺めているだけならば、まあ犯罪じゃないかな。誰かを尾行して、その人の住まいを特定したとして、それもまあ……俺(ダン)、そんなこと、中学生
(ラ、ララの背中!!?)(なんで!!?)電話でララから説明してもらっていた内容は1日目の出来事までだった。ナンオちゃんから強烈なメッセージを受け取り、ララが堂々と返信した。だから俺(ダン)は、ヤバいことが起こっているとは感じていたが、それ
「ブログリーダー」を活用して、ダンディさんをフォローしませんか?