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円満院の中には、大津絵美術館があり、大人は500円で見学できます。大津絵は、江戸時代に東海道の大津宿で街道を行き交う旅人等に縁起物として神仏画を描き、売ったのがその始まりです。神仏や人物、動物がユーモラスなタッチで描かれ、道歌が添えられており、人間関係や社会に関する教訓が風刺を込めて表されています。鬼の念仏こんな可愛い人形も展示されていました。私は前々からこの大津絵に興味があり、それらを見たかったのもこの円満院を訪ねた理由の一つであります。ブログランキングの応援よろしくお願いします😄 にほんブログ村 神社・仏閣ランキング 京阪電鉄で巡る旅(7)円満院その参
円満院の宸殿の内部に入ってみましょう。重要文化財に指定されている宸殿は、1619年(元和5年)に徳川幕府第2代将軍・徳川秀忠の息女・和子が後水尾天皇の后として正式に御所に入る際に建てられました。その後、1647年(正保4年)に京都御所より譲り受けた建物です。間取りは南北2列の計6室からなり、各室には狩野派による障壁画が描かれていましたが、現在のものは複製で、原本の障壁画は京都国立博物館に収蔵されているそうです。後水尾天皇が座した玉座を配した「玉座の間」の天井は、格天井となっています。宸殿の南側の庭園は、室町時代の相阿弥のされる池泉鑑賞式のお庭です。和傘の演出が良いですね~本殿歴代天皇のお位牌が祀られています。ブログランキングの応援よろしくお願いします😄にほんブログ村神社・仏閣ランキング京阪電鉄で巡る旅(6)円満院その弐
京阪電鉄で巡る旅、しばらくお休みしていましたが、久しぶりに続きをアップします。今回は、滋賀県大津市園城寺町にある円満院を紹介します。京阪電車石山坂本線「大津市役所前」駅より徒歩7分「三井寺」駅より徒歩10分「浜大津」駅より徒歩15分と、どの駅からも徒歩圏内にあります。この時は、「大津市役所前」駅で下車し、大津市歴史博物館を見学した帰りに、円満院に立ち寄りました。圓満院は寛和三年(987年)に、村上天皇の第三皇子悟円親王により創立された天台宗の門跡寺院です。三井三門跡の一つであり、開基当時は平等院と呼ばれていました。永承7年(1052年)、関白・藤原頼通が父の道長の別荘であった宇治殿を寺院に改めて、平等院(後の圓満院)の明尊大僧正によって完成しました。悟円親王の子永円親王が初代院主となり、三井平等院の名前を...京阪電鉄で巡る旅(5)円満院その壱