メインカテゴリーを選択しなおす
まほろ公園で、ふりむけば藤重ヒカル作/小日向まるこ絵図書館の新刊コーナーで気になって借りた本初めて知った作家さんです表紙をめくると*町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、ごくふつうの公園ではじまる 五つのふしぎな物語。*とありますとても好きなタイプのファンタジーで最初からワクワクしました児童向けですが立原えりかさんの初期作品が好きな方ならきっと好みだと思います特に2作目の「もしもし、もしもし」祖父と孫娘の時空を超えた電話ボックスの話がお気に入り4作目の「アルバム図書館」も!曾祖母と男の子がこれまた時空を超えて公園で出会う…系譜に思いをはせ温かな気持ちになれて祖母のことを思い父のことを思いましたゴロゴロヤマネコ不動産なんだかあやしいおすすめ物件藤重ヒカル作/樋口モエ画「まほろ公園で、~」がとても良かっ...ファンタジー童話2冊🐱良かったです♪
女子高時代にキャラクターをつくられ 3人組の少女バンドとして メジャーデビューを果たした過去を持つ彼女達の30代半ばの物語でした バンド時代を誇りに思っていたり 恥ずかしい過去としていたりと 三者三様ですが日々の焦燥やもがき自立母娘の葛藤など 読んでいて ヒリヒリした気持ちになりました 作家さん自体が この物語を書いたことを忘れていて 14年もの間 埋もれていた小説とのことですそんなわけでスマホも出てこず メールはパソコンでやりとりされており 小説とは関係のないところで 時代の変化に驚かされたりしました とはいえ心の有り様は 時代で変わるものではありません あとがきに 彼女たちの「いま」を書いてみたい気持ちがちょっとだけある旨ありましたので 楽しみに待ってみたいと思いました 銀の夜/角田光代を読みました。
著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きです待ちに待った新刊はまず宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思わせる表紙にグッと惹きつけられました読み終えて他の方のレビューを検索すると美味しそうな料理食べてみたいこんなホテルに宿泊してみたいなどでてきましたがわたしはとてもそうは思えませんこんなコワいところどんなに料理が魅力的でも行きたくありませんそうです!猫さんの活躍するダークファンタジーなのです読んでいるぶんには物語に入り込みましたがそれだけで充分です(^o^;) 「あんたの眼に映ってるものが、俺の眼に同じように映るわけじゃないんだから。みんな違う眼で物事を見てるんだしさ」「誰からどう思われようが、知ったことじゃないよ。 要は自分がどうしたいかさ」 というセリフが心に残りました美味しいものをいただくのなら山亭ミアキスよ...山亭ミアキス/古内一絵と映画の猫のこと。
「窓ぎわのトットちゃん」は高校生の時に読みましたそれから長い年月を経て続編が読めたことの嬉しさ~♪トットちゃんはもちろんですがお母様の行動力適応力にびっくりです!きっとこの母にしてこの子ありなのだと思いました戦争の辛い出来事も書かれているのにトットちゃんの前向きな姿に笑顔と元気をたくさんもらえました絶対読んだ方がいいですおすすめです順番が回ってくる前にこちらの絵本を先に読んでいました「続窓ぎわのトットちゃん」の中に出てくる「十五つぶの大豆」「キャラメルの自動販売機」のエピソードをもとにした絵本です ☘️ 明日からいよいよ3月ですね 花粉症は辛いけれど なんとなく気分はウキウキ 週末地元産のふきのとうを見つけて 早速ふきのとう味噌を作りました 季節の味と出合えるのが嬉しいですうさぎさんの頭に乗っているのは...窓ぎわのトットちゃん☘️と絵本
天才たちのレスバ合戦が面白すぎた――彩図社文芸部編『文豪たちの悪口本』
今だったらXでレスバする感覚でしょうか?好きな作家がしょうもないことでバトルする姿…。うーん、見たいような見たくないような。本書には、太宰治からはじまり、夏目漱石や菊池寛、谷崎潤一郎らの、悪口を言ったり言われたりのエピソードがずらり。個人的なやり取りをする手紙に相手への悪口を書くのはまだ分かるんだ
プログラミング言語大全 書いている内容は,タイトルを見ての通り各種プログラミング言語の紹介です.プログラミングを勉強し始めるときに,最初になにを勉強しよ…
50代になった娘が選ぶ母のお洋服魔法のクローゼット/くぼしまりお「魔女の宅急便」の原作者角野栄子さんは86歳メディアで拝見する角野さんはカラフルなフレームのメガネとグレイヘアーによく似合う鮮やかなお洋服がとっても魅力的★その素敵さの秘密を知ることができるかも♪と図書館で借りてみましたコーディネートをされているのは50代の娘さんお洋服をこしらえているのは娘さんのお友達だそうです写真の羽織りものは割烹着兼アトリエコート兼お出かけ着だそうです靴下も楽しいですよね!この本には型紙は付いていませんしビビットなお洋服の数々はすらっとされた角野さんだからこそお似合いになるのだとは思いますタンスの肥やしの喪服のワンピースをオシャレ着に!という発想にはビックリですがページをめくっているだけでもワクワクしてくる本ですまずは靴下だけ...モデルは角野栄子さん🧙「魔法のクローゼット」を読みました。
(クリックで大きくなります)2月15日放送のNHK「ひるまえほっと」作者インタビューで知った本です内陸部では全国で唯一水産科のある県立高校の生徒たちの物語実際に栃木県の馬頭高校には海なし県で唯一の水産科があり作者はそちらで取材して小説を書かれたとのこと栃木県出身の私ですがそのような高校があることは全く知らず身内に釣りをする者もいないので舞台となる那珂川にも出かけたことはありませんがワクワクしながら図書館に予約しました生徒たちが全国区の「ご当地おいしい!甲子園」を目指すことになるお話ですがこちらも実際に「ご当地!絶品うまいもん甲子園」というものが行われていたようです作者は食べ歩きブロガーでライブドア「ベストグルメブロガー賞」受賞者でもありちょっと変わった美味しそうなメニューがたくさん出てきます小説には生徒た...ナカスイ!海なし県の水産高校
酒井順子『私は美人』を読んで考えた、美人への憧れ。もし美人になれるとしたら? 思い込みの力と、美人論の奥深さに苦笑しつつも納得。「日本海側美人一県おき説」をめぐる考察が面白い!
誰かいませんか 写真/板東寛司選と文/青嶋ひろの可愛らしい子猫の写真満載に俳句のコラボ本です有名になられる以前の夏井いつきさんのロマンティックな恋の句も一句載っています*2008年に購入したものなので現在も出版されているかは 分かりかねます ねこのほそみち堀本裕樹ねこまき四季折々の猫たちの姿を描いたねこまきさんのコミックと堀本さん選の俳句と解説(時に短編小説風)のコラボ本ですとても楽しく読みましたにゃははな毎日 廣嶋玲子jyajyaNHKEテレ10分アニメでおなじみ「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の招き猫たちによる川柳招き猫紹介コミック小説4コマ漫画からなる贅沢な一冊です それから…去年のクリスマスイブに林縁で出会った猫さんこんなところにいたんです!なぜ?と不思議に思い撮っていました(東松山市にて撮影) 猫の...あしたは猫の日🐈
棄てられない記憶――村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』
村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』は、著者が自身の父親について書いたエッセイ。戦争の記憶を風化させてはならないという著者の思い、そして過去と向き合うことの大切さが胸に響く一冊です。
ようやくカナダに行きまして光浦靖子2021年7月成田空港を出発して留学先のカナダへと旅立った著者時はコロナ禍大変な思いをしての自己PCR検査を経て語学学校へホームステイ先のこと1人暮らしの部屋のこと知り合った人たちのこと赤裸々に綴られる日々の暮らしなかなか英語が上達せず大変そうですカフェで紅茶を飲みたいのにアールグレイの発音が伝わらずカフェラテばかり飲むようになったエピソードなど身近なことが興味深く書かれていました余談ですが私かつて英会話教室に何年か通っておりました発音に故郷の方言(イントネーション)が出てしまい困ってしまった過去があります 冬眠族の棲む穴標野凪24節季をテーマにしたちょっと不思議な世界へと片足を踏み入れたような24編のショートショートです文庫本を一回り大きくしたような ハードカバーの装...冬眠族の棲む穴☃️ようやくカナダに行きまして
閉鎖的な村で育った小説家になりたい女の子と東京から転校してきた村の有力者の孫娘イケメン君の中学生3人を軸にしたお話です20歳になったら読みあおうと約束して自分以外の2人に手紙を書きますがそれが叶うのが30歳になった時その時道で出くわした中学時代の同級生に三十路で独身なのを揶揄されたかつての女の子がかばってくれたイケメン君に*他人に「しっかりしなきゃダメだよ」とか「この歳にもなってなにやってるの」とか言うのは、すごく気持ちいいことなんだよ。手軽な優越感に浸るのが趣味の人もいるんだから邪魔しちゃだめだよ*と言うセリフがスカッとしましたアンジェラ・アキさんの「十五の君へ」という曲が流行った時すでにいい歳の大人だった私ですがこの曲が好きではありませんでした15歳だった自分のなりたかった自分とは程遠い私だったからです真面...どうしてわたしはあの子じゃないの/寺地はるな読書記📖
しごとへの道/鈴木のりたけ 絵本作家·鈴木のりたけさんがパン職人新幹線運転士研究者の3人がそれぞれの仕事を選びいまに至るまでの半生をコマ割りのコミック仕立てで描いた本です朝日新聞の紹介記事で知りました行動力に驚いたり進路の選択で思いがけない仕事への道が開いたり…とても興味深く読みました あのやまこえてどこいくの /ひろかわさえこ こちらの絵本も新聞の紹介記事で知ったものです奥付には3歳の娘さんを幼稚園に送り迎えする時一緒に歌いながら生まれたことが書かれていましたいろんな生き物が何かを買いに出掛けるのですがどんな使い方をするのか思ってもいないような答えが出てきていい歳の大人の私でもワクワクしましたボタンを買ったでんでん虫はそれをどのように使ったでしょう?その答えが知りたくてこの本を借りました 50歳になり...最近読んだ3冊の本☘️
どもども、すごい時間にこんばんわ。マイケル・J・フォックスです。Kindle Unlimitedで本を読みまりキャンペーンも残り1/3近くになっておりましてピッチを上げ気味で読んでおります。はい。先日読んだ、このシリーズの日本史が、すごく良...
*陶で拵えた魔女っ子を添えてみました* 「十年屋」シリーズ新作十年屋と魔法街の住人たち3 お天気屋と封印屋やっと図書館の順番が回ってきました\(^_^)/今回はお天気を育てる魔法使いと苦手なものを封じ込める代わりに代償としてひとつあることを解き放つ魔法使いとのティータイムのおしゃべりです🫖シリーズで出てきた登場人物の意外な過去が分かったり楽しさ満点👿なんてったってボトルシップの船の中がお家だなんて面白すぎます🐬一気に読み終えました児童書ですから💚でもでも10代で読んだ「ナルニア国物語」でワクワクした身にはいい歳の大人にとっても楽しいものは楽しいのだ文字が大きめなのも老眼の身には嬉しいぞ(笑)こちらは同じシリーズを昨年の夏に読んだものですが感想を書きそびれて画像だけ取り込んでおいたものですこちらもそうですこのシリ...十年屋シリーズ😺を読みました。
フランツ・カフカ作『変身』の読書感想文です。語るまでもない超有名作ですが、ここまで触れずにきたカフカ初心者の読んだまま解説。読んだのは角川文庫より2022年発売の、川島隆さん訳。
あかね噺 15 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:末永裕樹,馬上鷹将 集英社 Amazon あかね噺15巻 あかね噺15巻 おもしろかったです 師匠たちの昭和編がはじまりましたね お蕎麦屋さんのオカモチから どのように立身出世していくのか? 続きが楽しみです☺️ あかね噺 15 (ジャンプコミックス) [ 馬上 鷹将 ]価格: 572 円楽天で詳細を見る ランキング参加中ライフスタイル
椿ノ恋文/小川糸「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」の続編をやっと読むことができました(こちらの2冊の感想は以前のブログ「どんぐりうさぎのタンポポ野原」の方に載せています)今回の作品は全国的にいろんな新聞で連載されていたようですが私は機会に恵まれず全くの初読書となりました前作から随分時が流れて鳩子は反抗期真っ盛りのQPちゃん含む3人のお母さんになっていました何と言っても読み所は先代の秘めた恋!それに加え伊豆大島への旅もあり読み応えがありました今回も鎌倉に実在するお店がたくさん出てくるのでその都度スマホで検索をかけて世界に浸りました本の写真に添えたのは一度だけ購入したことのあるマリアージュのマルコポーロの紅茶缶物語の最初の方に出てくるのです伊豆大島の方では明日葉クサヤべっ甲にぎり寿司も伊豆大島へは出かけたこと...椿ノ恋文/小川糸を読みました。
昨日は雪が降り 確定申告に向けての準備と 読書時間でした。 夫はロボット作りの塗装で 雪なのに 匂いが家に残るからと外にでて塗装 一週間この日を楽しみにしてきたから 雪でも外で塗る!
「木曜日にはココアを」の 待ちに待った続編です ひょんなことから 1日だけの抹茶カフェを開いた場所で たまたま巡り合った2人が 幸せな気持ちを分け合うことになったり… 当たり前の毎日を過ごしているようでも 誰かと誰かが出会うことによって 知らないうちに影響を受けあって 流れついてきてここに私がいるのだ …と感慨深い気持ちになりました 思い返してみましたら 超アナログ人間の私が ブログを始めるきっかけとなったのは とあるイベントで知り合って 友達になった子にしつこく ブログをやるよう 勧められたからでした(^o^)/ 帯には *人は知らず知らずのうちに、 誰かの背中を押している。 あなたも、きっと―* とあります 自分にとっては何でもない一言が 誰かを救う一言になっていたり 幸せな気持ちを呼び起こしてくれたり ...月曜日の抹茶カフェ/青山美智子を読みました。
デイヴィッド・シール 著『タコの精神生活 知られざる心と生態』の感想です。日本では食用として広く知られている身近な海洋生物、タコ。そのタコがどのように暮らし、なにを思っているのか。タコ研究者の著者が観察した記録です。自分の家を掃除するタコ、仲間を食べるタコ、仲間を守るタコ、人間に意地悪するタコ。たくさんのタコ。観察者としての著者の視点もまた面白い一冊でした。
「木曜日にはココアを」のスピンオフ12編&特別掌編が納められた絵本仕立ての素敵な1冊ですそれぞれのお話ごとに本当に美しい絵が添えられていて私は図書館で借りましたが手元に置いておきたい本になりましたストーリーももちろん素敵で特にアツコ(翻訳家)さんの回がお気に入り自分の意識と自分の身体との対話「共存共栄」という考え方が好きです自分を大切にできるのは自分しかいないのだから…気持ちが前向きになれる本です「木曜日にはココアを」読書記録は2021年3月17日の記事に載せています *おまけの1枚* そのつもり(鳩山町)さんの無農薬の人参ケーキ🥕 ココナッツシナモン入りクリスマスの時期でしたので クリームチーズとクランベリーと ローズマリー?でおめかししています 🐰可愛らしかったので載せたいなと思いながらだいぶ経ってし...いつもの木曜日(読書記)と、おやつ
消費される階級【読書メモ】/ 出版業界もワンチームでがんばってるのね
先日読んだ酒井順子さんのエッセイ消費される階級著者 : 酒井順子集英社発売日 : 2024-06-26ブクログでレビューを見る»社会現象にもなった「負け犬の遠吠え」から20年。同世代の女性のエッセイの面白さは格別です。..が、最新作はその分
今回の作品でも気持ちのいい言葉にたくさん出合うことができました主人公の祖父の言葉に「ひとりひとり違うという状態こそが『ふつう』なんや。『みんな同じ』のほうが不自然なんや」というのがありましたとても好きなセリフです小説とは関係ないけれど思い出したことがあります小学4年生の国語の時間で自分たちの書いた作文を綴じる表紙を作る授業があり先生が「私の文集」と書くように指導しました子供心に皆と同じタイトルをつけなくてはいけないのがつまらなく感じ考えた挙句「私の文章」と書いてしまいましたいま思うと先生には話を聴いていなかった生徒と思われたかもしれませんねですが「青空」でも「青い小鳥」でも何でもいいので生徒各々がタイトルを付けた方が絶対良かったと思いますこの小説では発達障害と思われる兄とそんな兄とうまくいかない妹のふたりが祖父...ガラスの海を渡る舟/寺地はるなを読みました。
銀座「四宝堂」文房具店/上田健次裏表紙に「店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年」とあったので勝手にファンタジーだと思い込んで図書館で借りましたファンタジーではなく文房具店を舞台とした5編からなる小説で、裏表紙には「いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語」と書かれていますが涙は出ませんでした…というかいい話に持っていこう感が見えてしまいシリーズでもう1冊出ていますが正直なところ読まなくてもいいかなと思いましたただつまらなくはなかったです人間関係が希薄な現代おせっかいすぎる文房具店主に会いにひとの温かさに触れたくなる心が弱っている時そっと開いて世界に浸るのはよく効く「読み薬」となりそうです(1月24日読了)****こちらも読みました才人と俳人/堀本裕樹編小林聡美光浦靖子穂村弘川上弘美宮沢和...銀座「四宝堂」文房具店/才人と俳人
人生が確実に幸せになる文房具 100」を読んだ感想を紹介。文房具を通じて日常を彩り、仕事や趣味の時間を充実させるアイデアが満載。暮らしに幸せを運ぶ文房具選びのヒントをお届けします。
つもり貯金 235万円突破 & 2024年読んで面白かった本…2冊!(というか1作)
年間250冊〜300冊ぐらい読んでますが、どの本を読んだか忘れてまた借りそうになるので、読み終わった本は一口メモをつけています。 読んだ本で高得点だったもの、2024年分のご紹介です。 海外ミステリ、SF&ファンタジイ、ロマンスあたりを読むことが多いため、ジャンルはそのあたり。 …なんですが、今年は、例年通りの基準でこのブログで紹介する点数を付けた本が、ミステリ2冊しかなかったw というか、前後編なので実…
蛸足ノート /穂村弘1962年北海道生まれの歌人のエッセイで読売新聞夕刊に2017年4月~2023年9月19日まで連載していたものをまとめたものです穏やかに進む日常の出来事ですが奥様とのやりとりがほんわかしていてでも独特の感性でとても面白く読みましたその中に「ところてんを箸一本で食べるという子ども時代の実家の風習」がありこれ栃木出身の私も子供の頃やっていた!と懐かしく思い出しましたそれにしても今思うとなぜところてんを食べるのに 箸1本だったのか謎です 🐙サキの忘れ物 /津村記久子新聞の書評で知った本です「表題作だけでも読む価値がある」とのことで借りてみました9篇入っていましたがバラエティに飛んでおり楽しかったです特に「真夜中をさまようゲームブック」はなかなか上がりの来ない双六のような作品でとても面白かっ...蛸足ノート🐙と、サキの忘れ物
『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』書評|お金の哲学で人生を変える実践的バイブル
お金の本質を理解し、経済的自由を手に入れたいと考えている方に、待望の一冊が登場しました。 『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』は、単なる投資やお金儲けの本ではありません。 著者のロバート・キヨサキが、二人の父親から学んだ対照的なお金の哲学を通じて、私たちに経済的自立への道筋を示してくれます。 学校では決して教えてくれないお金との付き合い方、資産形成の考え方、そして富裕層と中間層の決定的な思考の違いについて、本書は新たな視座を提供してくれます。 この本を読むべき人 経済的自由を目指している会社員 投資や資産運用の基礎を学びたい方 お金に対する考え方を根本から変え
『文章で金持ちになる教科書』書評|ライティングで月収300万円を達成した著者が明かす実践的収入戦略とは
普通のサラリーマンが副業からスタートして月収300万円を達成するまでの道筋を、著者のしかまるさんが包み隠さず公開している衝撃の一冊です。現代では、文章力が新しい稼ぎ方を生み出す重要なスキルとして注目されています。 本書では、ブログ、ライター業、SNSマーケティングなど、文章力を活かした複数の収入源の作り方が具体的に解説されています。 特に印象的なのは、著者が「やりたくないことを全部やる」という成功の本質を強調している点です。 なぜ多くの人がブログでの収益化に失敗するのか、どうすれば確実に収益を上げられるのか、その具体的な方法論が12ヶ月のロードマップとして示されています。 この
「1%読書術 1日15分の知識貯金」で実現する効率的な読書習慣の作り方と継続のコツ
読書習慣を身につけたいけれど、忙しくて時間が取れない。本を読み始めても三日坊主で続かない。そんな悩みを抱えている人は少なくないでしょう。 本書は、そんな現代人の読書の悩みに画期的な解決策を提示します。著者のマグさんは、中卒から独学で4000冊以上の本を読破し、20代で会社経営者に。 その実体験から編み出された「1日たった15分」という革新的な読書メソッドは、誰でも無理なく継続できる方法として注目を集めています。 本書で紹介される「1%読書術」は、読書の効率を最大限に高めながら、確実に知識を定着させる方法を科学的根拠とともに解説しています。 この本を読むべき人 読書習慣が定
ナカスイ!海なし県の水産列車村崎なぎこ←クリックで大きくなります海なし栃木県の実際の水産高校がモデルの小説3部作の3冊目主人公たちは高校3年生進路を決める時期になり大学の推薦を狙って自分たちで育てた食材を使った食堂車を走らせる計画を立てます栃木県がモデルですから今年話題になった黄色い路面電車LRTも登場します過去にはイントネーションを真似されたりして不愉快な思いをしてきた栃木弁ですがU字工事のおふたりのおかげでいい感じに聞こえるようになり栃木出身の私は楽しく読みましたそれで清々しく楽しい学園ものとして連ドラにならないかなあ…なんて思うのですがNHK朝ドラ「おむすび」に登場している栃木弁のヨン様こと佐野勇斗さんがイケメン君役として登場したらいいなあ♪なんて想像しています1冊目の感想は2月24日2冊目は4月3...ナカスイ!海なし県の水産列車🐟️
「スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術」書評|最新の脳科学が明かす効率的な学習法とは
あなたは日々の学習や読書で「せっかく学んだのにすぐ忘れてしまう」という経験はありませんか?本や動画で知識をインプットしているはずなのに、なかなか身につかないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。星友啓氏による『脳が一生忘れないインプット術』は、そんな悩みを抱える全ての人に希望をもたらす一冊です。本書では、ハイライトや速読といった一般的とされる学習法の誤りを指摘しながら、最新の脳科学に基づいた効果的なインプット方法を紹介しています。特に注目すべきは、誰でも実践できる「つまみ読み」と「アクティブリーディング」という具体的な手法です。 速読神話の真実 私たちの多くは、速読は効率的な
「株式会社タイムカプセル社」書評|人生の岐路に立つ全ての人へ贈る、心揺さぶる感動作
あなたは10年前の自分に出会えるとしたら、何を感じるでしょうか。夢や希望に満ち溢れていた頃の自分と、現在の自分を比べてしまうことはありませんか。喜多川泰氏の作品『株式会社タイムカプセル社』は、タイムカプセルの配達という独特な設定を通じて、人生の挫折や後悔、そして再生を描いた心温まる物語です。主人公を通じて読者自身も自己と向き合い、失われた夢や情熱を取り戻すきっかけを見出すことができる、現代社会を生きる全ての人に贈る渾身の一作となっています。 物語の魅力:独特な設定と深い人間ドラマ 本作の舞台となるのは、タイムカプセルの配達を請け負う「株式会社タイムカプセル社」です。45歳の主人公
「運転者」書評|人生の転機を運ぶミステリアスなタクシー運転手が教えてくれる成功の法則
失意の保険営業マン、謎めいたタクシー運転手、そして人生の岐路。『運転者』は、単なるビジネス小説の枠を超えた、心温まる人間ドラマとして読者の心を掴んで離さない作品です。主人公の営業成績が急落し、娘は不登校、妻との関係も冷え切っているという、どん底の状況から始まるストーリー。しかし、突如現れた謎めいたタクシー運転手との出会いが、彼の人生を大きく変えていきます。著者の喜多川泰が描く、成功への道のりは、ビジネスパーソンだけでなく、すべての読者に深い気づきと感動を与えてくれます。 物語のあらすじ 主人公の岡田修一は、中古車販売から保険営業へと転職した営業マン。当初は順調だった業績も、1年目
「賢者の書」書評|人生の失敗を成功のピースに変える、14歳の少年が学ぶ9つの人生の知恵
私たちは人生で数々の失敗や挫折を経験し、「自分には運がない」と諦めてしまうことがあります。就職活動の失敗、職場での人間関係の躓き、恋愛の行き詰まり—。そんな経験が重なると、新しいことに挑戦する勇気さえ失われていきます。しかし、喜多川泰著『賢者の書』は、そんな私たちに大切な気づきを与えてくれます。14歳の少年が9人の賢者から学ぶ物語を通じて、私たちが見落としていた人生の真理と、失敗を成功に変えるための知恵が詰まっています。特に印象的なのは、「失敗は捨てるべきピースではなく、必ず人生のどこかで必要となる大切なピース」という教えです。 本書の核心的メッセージ 本書の物語は、主人公の少年
姉妹本のありえないほどうるさいオルゴール店 は小樽が舞台でしたが2冊目のこちらは八重山諸島の石垣島よりも向こうの人口400人ほどの架空の島が舞台です人の心に流れる音楽が聞こえる風変わりな店主が営むオルゴール店の客の7つの物語 八重山リピーターの私は「??」と思うところが何回かありましたが読破する頃にはそれよりも内容の素晴らしさが勝っていましたただ、いくら架空の島とはいえ八重山と設定している以上は地元民は方言で話していてほしかったですその方が島の空気感が伝わってもっと良かったと思うからです1冊目の本では正直ちょっと退屈に思うところもありましたが2冊目のこちらは本当にいいなぁ…と思いました帯には「涙がとまりませんでした」1冊目にも「あなたは、この物語で、7回泣きます」と書かれていましたが、私はまったく泣いてはいませ...もどかしいほど静かなオルゴール店/瀧羽麻子を読みました。
はざまの万華鏡写真館 廣嶋玲子作/橋賢亀絵 またまた「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の原作者が素敵なファンタジーを読ませてくれました児童書の扱いになっていますが装丁も美しいし不思議な物語がお好きな方なら年齢は選ばないと思います文字が大きいのも老眼の身にはポイント高し(笑)現世と幽世の狭間にある写真館を舞台に館主、カメラマンの少年が写し出すのは普通ではありえないとっておきの写真ばかり物語の最後には少年の秘密も明かされますとても好きなタイプのお話で続編が出てくれると嬉しいですどうぞのいす香山美子作/ 柿本幸造絵 うさぎさんが手作りした椅子を 「どうぞのいす」と案内をつけて 設置したことから始まるお話なのですがすごくすごく可愛らしくて大好きな絵本になりました おすすめです 実はこの絵本だいぶ前に新聞の紹介で知ったのです...オススメ絵本🍎ファンタジー小説