オーディオのこと

RCA 5963 (12AU7)を入手。



使うのは、サンバレーのチャンデバ SV-12D

使うと言っても、実は既に低域はRCA 5963を使用中。
気に入っているので、中域、高域用も入手したかったが、ノビノビになっていた。

使用中の12AU7を並べてみた。



左側から、低域に使用中のRCA 5963
今回入手したものは白いプリントなのに、こちらはオレンジ。
マニアなら違いを知っているのかも。
音は、ボディを感じる音。
適度に柔らかく、量感を失わない中低域が、音楽のノリの良さを表現する。

その隣が、中域用のBRIMAR 13D5
ソリッドにならない骨格の確かさがあり、艶を感じさせながら中庸なバランス。
クラシックも楽しめそう。

その右が、高域用のPHILIPS 12AU7
クセのないスッキリした音で、万能選手。
素直な音と言うべきですね。

そして右端が、今回入手の5963

RCAの真空管は私と相性が良いようです。
とくにロックとかジャズには良いと思います。



低域にオレンジの5963、中域に白の5963、高域に13D5としてみる。
配線がグチャグチャで恥ずかしい内部です。
しかも、電源部は改造して怪しげな基板が入っています。
サンバレーさん、改造してごめんなさい。

蓋をして聞く。



RCAがロックに良いと言いながら、聞くのはドイツのロックだったりします。

低域と中域のつながりが良くなりました。
同一の真空管にしたから思い込みだろ？って言われたら否定はしません。

高域の粒立ちが良く実在感が増しました。
NOSの真空管とのことなので、しばらくは音の変化があるかもしれません。