はぁって言うゲームのルール&レビュー|短い言葉でお題を表現するゲーム
はぁって言うゲームは、「はぁ」などの短い言葉でお題を表現して当ててもらうカードゲームです。ゲームデザイナーは、「ぷよぷよ」の開発者で知られる米光一成氏。
僕が初めて遊んだ時はお腹がつりそうになるくらい大爆笑して、それ以来安定して盛り上がれるパーティーゲームとして重宝しています!
今回ははぁって言うゲームのルール&レビューを徹底紹介します。
▼はぁって言うゲーム
▼はぁって言うゲームに合うスリーブ
商品名 | はぁって言うゲーム |
---|---|
プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ジャンル | パーティー |
発売時期 | 2018年11月 |
デザイナー | 米光一成 |
販売元 | 幻冬舎edu |
関連ページ | 幻冬舎eduの公式ページ |
気になるところまで飛ぶ
はぁって言うゲームはどんなゲーム?
「ハァ?」「はあ!」「はぁ…」「はあ~」
今の「はぁ」は、驚きなのか、怒りなのか、とぼけなのか…?
短い言葉でも、いろいろな感情を表現することができますよね。
はぁって言うゲームは、〈はぁ〉〈にゃー〉〈好き〉といった短い言葉だけで「感心・怒り・失恋」などの感情を伝えて当ててもらうボードゲームです。
お題カードには、お題となる8つの感情が書かれています。各プレイヤーはそのうちの1つのお題を全員共通の短い言葉で表現しなければなりません。
伝える時は「ジェスチャー禁止」というルールが絶妙に難しく、普段しないような表情や苦しい演技に何度も笑わされます。
また、ゲームが終わった後も「今のは”怒り”にしか見えなかったよ」「この大根役者!」というような会話(非難?)でワイワイできます。
はぁって言うゲームの内容物
スクロールできます
《内容物》
お題カード 30枚 / アクトカード8枚 / 投票用カード8枚 / 投票チップ64枚 / 得点チップ56枚
はぁって言うゲームのルール
ここからは『はぁって言うゲーム』のルール・遊び方を詳しく紹介します。
①ゲーム準備
各プレイヤーにA~Hの投票チップ8枚(同じ色)と、投票用カード1枚を配ります。
②お題カードを選ぶ
たくさんのお題カードの中から1枚選びます。
選んだお題カードをテーブルの真ん中に置きます。
お題カードには、A~Hの「8種類のお題」が書かれています。
「はぁ」というお題カードなら、以下の8つのお題があります。
- A:なんで?の「はぁ」
- B:力をためる「はぁ」
- C:ぼうぜんの「はぁ」
- D:感心の「はぁ」
- E:怒りの「はぁ」
- F:とぼけの「はぁ」
- G:おどろきの「はぁ」
- H:失恋の「はぁ」
③自分のお題を確認する
各プレイヤーにお題を割り振るために、アクトカード(A~H)を配ります。
アルファベットは他の人に見られないように自分だけ確認します。
アルファベットが「G」なら、お題カードの「G」が自分のお題になります。
Gなら「おどろきのはぁ」です。
④お題を声と表情で表現する
自分のお題を「声」と「表情」だけで表現します。
お題を表現する際に注意したい点は、身振り手振りは一切禁止というルールです。
例えば、「驚きのはぁ」だからといって、両手を挙げるなどのジェスチャーをするのはルール違反です。
声と表情のみで表現しましょう。
⑤投票する
演技を見ている人はA~Hのどのお題かを予想して、自分の投票カードに「A~Hの投票チップ」1枚を裏向きにしてのせます。
投票カードに「No.1」「No.2」…「No.8」とありますが、最初に演技した人への投票箇所が「No.1」で、2番目に演技した人への投票箇所が「No.2」になります。
最初の人への投票が終わったら、次の人が演技をする番になります。このようにして全プレイヤーが順番に演技をして、それ以外の人が投票する、を繰り返します。
⑥答え合わせ
全員の投票が終わったら、投票チップをひっくり返しアルファベットを表にして、答え合わせをします。
最初に演技した人から順番に正解を発表していきます。
得点計算は以下の通りです。
- 演技を当てた人は「1点」もらう
- 演技した人は「正解した人数×1点」をもらう
全ての得点計算が終わって、最も多くの得点チップを獲得した人の勝ちです。
「はぁ」だけじゃない!面白いお題を紹介
はぁって言うゲームには、「はあ」以外にも30種類のお題があり、その中には面白くて盛り上がるお題がたくさんあります。中には「表情だけで伝える」というハードルの高いお題も…!
そこで、僕のお気に入りのお題をいくつか紹介します。
①寝顔(表情のみ)
表情のみの上に「寝顔=目を閉じる」ので、かなりハードルが高いお題です!
②ウインク(表情のみ)
ウインクが苦手な方にはつらいお題です。
③好き
これはみんな恥ずかしくなるやつ!
男だけやると地獄絵図です…笑
④自己紹介
自分の自己紹介を「〇〇風」にするお題。これ、めっちゃ好き!
⑤早口言葉
すもももも…も…もももものおあああぁー
これ演技じゃなくて普通に失敗するので、全く予想できません…笑
この他のお題もチェックしたい方は、別記事の『はぁって言うゲームシリーズのお題一覧』ですべてのお題をまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
はぁって言うゲームを遊んだ感想
ここからは、はぁって言うゲームを実際に遊んだ感想をレビューします。
演技や答え合わせで大爆笑できる!
はぁって言うゲームは、みんなでワイワイ盛り上がりたい時に遊ぶ鉄板パーティーゲームです。個人的に大好きなゲームで、これまで50回以上は遊んでいると思います。
このゲームの一番の魅力は、みんなの演技を見て大爆笑できるところ。短い言葉と表情だけで伝えるというのが絶妙に難しくて、友達の苦しい演技や普段見られない表情に毎回腹がよじれるくらい笑っています。
また、演技が終わった後の答え合わせで会話が弾みやすいのもGOODです。
「さっきの“はぁ”、全然伝わってこなかったぞ」「この大根役者!」「気持ちがこもっていない、もう1回!」というようにお互いの演技にツッコミを入れて盛り上がれます。
表現系のボードゲームはどれも盛り上がりますが、その中でもはぁって言うゲームは盛り上がりの山場が2回ある(演技をした時・答え合わせ後)ので、場を温めたい時に大活躍してくれます。
また、単に笑えるだけでなく、お互いの新たな一面を発見できるのも面白いです。
たとえば、いつも控えめな友達がいきなり大胆&全力の演技を見せたり、いつも場を盛り上げている友達が照れくさそうにしたりするので、みんなの意外な一面に驚くことがあります。
微妙な差を伝えるのか難しくも面白い
このゲームの腕の見せ所は、似たようなお題の微妙な違いをどう伝えれるかという点です。
8種類のお題の中には、似ているお題が1つ以上あります。
例えば、「ぼうぜんのはぁ」と「とぼけのはぁ」。見る側からすると、呆然としているようにも、とぼけているようにも見えます。
同様に、「やる気のない時のはい」と「怒られている時のはい」も、どっちかを演じても、もう一方にも見えてしまいます。
自分的には完璧な演技ができたと思っても、意外と当ててもらえないことがよくあります。このような微妙な違いをどう表現するかが、このゲームの難しくも面白いところです。
微妙な点
これまで何度もはぁって言うゲームを遊んで感じた微妙な点もレビューします。
まずは、演技が苦手な人や恥ずかしがり屋の人にとってはハードルが高いこと。
以前に地元の友達と会った時にはぁって言うゲームを遊んだら、どのお題を表現する時も暗くて、何のお題なのか全く分かりませんでした…。その雰囲気を察知してすぐに別のゲームに変えましたが、後で聞くと「演技が苦手」ということでした。
意外と万人向けではないので、苦手そうな人いたら注意しましょう。
もう一点注意したいのが、遊ぶメンバーによっては気まずいお題になる可能性があることです。例えば、「好き」というお題ですが、友達と遊ぶ分には盛り上がりますが、家族で遊ぶ時だとめちゃくちゃ気まずい感じなります。これを避けたい方は、事前にお題を選別しておくのがおすすめです。
最後は、細かいチップが多い点。投票チップが細かいので、投票用カードにのせる時につまみにくいのが若干のストレスです。
まとめ:はぁって言うゲームの評価
最後に、はぁって言うゲームの感想&評価をまとめます。
- みんなの演技で大爆笑できる
- 答え合わせの後に会話が弾みやすい
- ルールが簡単ですぐに遊べる
- 演技が苦手な人や恥ずかしがり屋の人にはハードルが高い
- 遊ぶメンバーによっては気まずいお題もある
- 細かいチップが多い
以上が、『はぁって言うゲーム』のルール&レビューでした。
「はぁ」って言うゲームは、面白い演技やコミュニケーションを引き出す最高のパーティーゲームです。友達や家族と数えきれないくらい遊びましたが、だいたい安定して大爆笑できるので重宝しています。
僕の中では、いつまでも遊び続ける定番ゲームのひとつです。
▼はぁって言うゲーム
はぁって言うゲームに合うスリーブ
はぁって言うゲームのカードサイズは、88mm×63mmです。
このカードサイズには『ホビーベース TCGサイズ・ハード(91.5×66mm)』がちょうどいい大きさです。
カード枚数が46枚なので、50枚入りスリーブなら1個でOKです。
その他のスリーブはこちら
【ハードタイプ】
66×92㎜ / 80枚入り
【ソフトタイプ】
65×90㎜ / 100枚入り
【ソフトタイプ】
66×90㎜ / 100枚入り
はぁシリーズの種類
はぁって言うゲームはいくつものシリーズ作品が発売していて、現在では5種類ものゲームがあります。
各シリーズで新要素が加わったり、お題のテーマが異なっていたりするので、第1弾にはない面白さがあります。
第2弾と第3弾については下記の記事でレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
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