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最強 Apple フレームワーク

ジョブズを失っても、成長し続ける 最高・堅実モデル!

著者 松村太郎
徳本昌大
出版年月日 2024/08/06
ISBN 9784788719170
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 在庫あり

なぜAppleは世界一になれたのか?

「マトリクス分析」「キャズム理論」「デザイン思考」「バリューチェーン分析」「5フォース分析」……ビジネスモデルをその‟巨大思考装置“”集合天才”の企業はどうしたのか。

世界で初めて時価総額3兆ドルとなった企業・アップル。

革新的な製品を世に送り出し、人々の生活を変えていくイノベーションが起きる場所。そして、高成長・高収益を継続している魅力的な投資先。

そんな側面を持つアップルは、ビジネスをどのようにして考え、実行し、成果を上げているのか。また、アップルのように考え、行動するには、どうすればよいのか。

17のビジネスフレームワークを用いて、アップルを読み解きその成功の要因を明かす!

はじめにー本書の使い方
序章
█ アップルを追いかけた20年のストーリー
█ iUの必修授業の教室から生まれた
█ ビジネスフレームワークとは?
█ なぜアップルなのか?
█ 〝巨大な思考装置〞をフレームワークで読み解く
█ ロジカル思考、デザイン思考と、その先にあるパーパス
█ ビジネスフレームワークをアップルで読み解く

第1章 ビジネスを読み解く、超基本フレームワーク
[01]「マトリクス分析」「ポジショニングマップ」自分の企業や製品の位置づけを一発で理解し伝える
█ スティーブ・ジョブズは、なぜアイフォーンがどんなスマートフォンなのかを一発で理解させられたのか?
█ なぜこの「ポジショニングマップ」になったのか?
█ ポジショニングマップの作り方とコツ

[02] 「SWOT分析」環境分析から戦略を導き出す超基本フレームワーク
█ 「アイフォーンは売れない」論は、なぜ生み出されたのか?
█ 「SWOT分析」によって現在の状況を知る
█ 「クロスSWOT分析」で導かれる強みの強調と弱みの解決
█ 市場環境の変化で、SWOTを作り替えていく

[03]アイフォーンはいかに「キャズム」を超えたか?―市場規模と「イノベーター理論」で、マーケティング戦略を組み立てる超基本フレームワーク
█ 「市場の1%のシェアが目標」
█ 市場構造を「TAM/SAM/SOM」でとらえると、実は「1%」はかなりキツい目標だった
█ 「イノベーター理論」でアイフォーン元年を分析する
█ 横たわる「キャズム」をいかに超えるか?

第2章 イノベーションを理解し作り出すフレームワーク
[01]顧客のニーズとウォンツを満たす「4P分析」で戦略を作る
█ アイフォーンがカメラとバッテリーにこだわる理由は、顧客が求めているから
█ 「4P分析」で、顧客に「体験」を届ける戦略を作る
█ 刻々と変わる4Pに対応する

[02]アップルのヒット商品は、正しくプロダクトアウトができる「デザイン思考」で生まれる
█ 「4P分析でアイフォーンは生まれたか?」という疑問
█ 「4C分析」と組み合わせて検討する
█ ジョブズの名プレゼンで語られる「デザイン思考」
█ 近年のデザイン思考からみた傑作は、エアーポッズ

[03] 無関心な人々の行動をまるっきり変えてしまう「行動変容」
█ アップルが2年で世界一の腕時計メーカーになった理由
█ スマートフォンの普及と腕時計に対する「行動変容」
█ 行動変容ステージモデルの五つの段階とは?
█ アップルウォッチを定着させるためにとった施策とは?

[04]アップルウォッチが経験した、行動変容の瞬間
█ 心拍センサーだけなら、誰も毎日装着してくれない
█ 人々の意識が大きく変わった、高心拍通知機能
█ 臨床研究で強化されるアップルウォッチと心臓の関係
█ データの統合による新たな発見をめざす

第3章 圧倒的に成功する現代のビジネスモデルとなるフレームワーク
[01]「今日から発売」を実現する最強バリューチェーンと、その進化
█ ジョブズのプレゼンの決め台詞「今日から発売」のすごさ
█ ジョブズが引き入れたクックによるIBM型製造体制の確立
█ 「バリューチェーン」の工夫は、企業の色が現れる
█ バリューチェーンにおける「サービス」の意味の変化

[02]シリコンバレーの勝ちパターン「マルチサイドプラットフォーム」戦略
█ アップルが単なるパソコンメーカーではない評価を受けた理由
█ 開発者が増えれば増えるほど、ユーザが増えれば増えるほど
█ どちらかというと、開発者側にイノベーションが起きた
█ マルチサイドプラットフォームで重要な「相互ネットワーク効果」

[03]「サブスクリプション」によって、「ライフ・タイム・バリュー」を最大化する
█ 所有からメンバーシップへ
█ 買い取り型アプリのジレンマ
█ 「サブスクリプション」で、アプリそのものが進化する
█ 「ライフ・タイム・バリュー」という指標

第4章 マーケティングを理解するためのフレームワーク
[01]「顧客満足度」には、どんな意味がある?
█ アップルのスペシャルイベントで何が起きる?
█ 顧客にどのように受け入れられたかを測る「顧客満足度」
█ 顧客満足度を発表する理由
█ ネットプロモータースコア(NPS)
█ 顧客は「自分のため」と感じる

[02]「仲間はずれ」と「連帯感」をマーケティングに活かす
█ 「グリーンバブル・ガイ」という仲間はずれ
█ 「ネットワーク外部性」を活用して囲い込む
█ 「エアドロ、できないか……」
█ 他のネットワーク理論との組み合わせ事例
█ 規制当局が目をつける

[03]「5フォース」で分析する、昨日の英雄は今日の敵
█ 背後に隠れるビジネスモデルを探す
█ 競争要因を分析する「5フォース」フレームワーク
█ アイポッドは「代替品」として音楽流通市場に入った
█ スポティファイが代替品として登場し、アップルが窮地に
█ すばやい対応で巻き返したアップル・ミュージック

第5章 組織を加速させるフレームワーク
[01]「パーパス」を示し、気候変動対策を「KGI」と「KPI」で着実に前進させる
█ 「パーパス」のある企業は、組織、顧客、そして社会をまとめる
█ 2013年、女性役員から始まった「グリーンアップル計画」
█ 企業活動で、地球環境は守れるのか?
█ 「KGI」と「KPI」を設定して、目標達成へと近づく
█ 2030年のカーボンフットプリント実質ゼロをKGIに掲げ、KPIを設定する

[02]「集合天才」とリーダーシップ
█ 秘密主義のアップルで唯一未来を語るプロジェクト
█ 「私のところに、世界中からアイデアが集まってくる」
█ イノベーションを繰り返し起こす、「集合天才」とは?
█ 創造的対立から生まれた、強力な差別化価値

[03]「心理的安全性」がある組織によるイノベーション
█ なぜ、役員に膨大な数のアイデアメールが届くのか?
█ 「心理的安全性」がある組織
█ 妄想のようなアイデアはなぜ生まれるのか?
█ 何でも言い合える環境がチームと人材を成長させる理由

おわりに

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