京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴209「クローブヒッチ・キラー」(7.5)、シリアルキラーと家族の絆の物語

アマプラで映画視聴208作品目は「クローブヒッチ・キラー」でした。個人的レーティングは7.5/10です。わりと古典的な雰囲気のサイコパスものホラーって感じで面白かったです。

16才の少年タイラーは、信仰を重んじる小さな町の貧しくも幸せな家庭で暮らしている。ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドンの小屋に忍び込んだタイラーは、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。調べを進めてゆくにつれ、10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人が父親ドンなのではと、日ごと疑惑は増すばかり。同じく事件を追う少女カッシに協力を求め、真相を究明しようとするが…。(C) CLOVEHITCH FILM,2016

ネタバレがそんな大事ではないと思うので、ネタバレ有での解説になります。信仰心の豊かなアメリカの小さない田舎町を震撼させた連続猟奇的殺人犯が親父じゃないの?って疑いを持ちだすっていう話です。この親父ってのが一見徹底して家族重視、地域活動に熱心、ボーイスカウトを仕切っている、というもう最初から実はシリアルキラーですという要素が全部そろっています。そして実際シリアルキラーです(笑)。で、この映画は主人公のチャーリー・プラマーがやはり魅力の一つですね、信仰心の厚い家族で育った気弱だが実は芯はある青年を、見事に演技してます。あとはシリアルキラー親父、家族思いの完璧な父を演じながら、視聴者には最初からシリアルキラー臭を隠さない演技がうまい。そしていろいろあって葛藤をおさえきれなくなり、ついに10年ぶりにシリアルキラーに戻る変態親父の演技は秀逸です。全体的に普通におもしろかったです。あとアメリカって広いですからね、この信仰心厚い閉鎖的な小さな田舎町の雰囲気、こんな雰囲気の街も本当にあるのかもしれません。プロジェクターの一押しはこのネビュラの3ですね。コスパ考えるとレーザーじゃない方がいい。

 

 

 
 
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