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『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第14回 格ゲー全盛期のゲーセンにおいて暴力制裁は必要悪だった

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人権派格闘技漫画の最高峰『テコンダー朴』を世に送り出した義士・白正男先生が、日本人に正しい歴史認識と人権思想を啓蒙すべく、筆を執っている本連載。かつての対戦格闘ゲームの全盛期において、ゲームセンターは暴力が横行する殺伐とした雰囲気だった。その理由を白先生が考える。

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第14回:格ゲー全盛期のゲーセンにおいて暴力制裁は必要悪だった

対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの最新作『ストリートファイター6タイプアーケード』が昨年12月14日から全国のゲームセンターで稼働開始した。家庭用ゲーム機版の『スト6』は6月に発売されており、アーケード版は半年遅れての稼働となる。

稼働開始から約1週間後の12月下旬、闘いに飢えた獣たちに会いに秋葉原の某大型ゲーセンを訪れた。平日昼間の店内は客が少なかったが、稼働直後ということもあってか、常時4~5人くらいが『スト6』をプレイしていた。自分は『スト6』初心者だから当然のようにボコられてあまり勝てなかったが、久しぶりにゲーセンで『ストリートファイター』を満喫できた。ゲーセンキッズだった自分としては『スト6』がゲーセン復興の起爆剤になることを期待したい。

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投げハメが猛威を振るうクソゲー『スト2』

対戦格闘ゲームの起源は1991年に稼働開始した2作目『ストリートファイター2』だが、プレイヤー同士の対戦が本格的にブームになったのは92年稼働開始の3作目『ストリートファイター2ダッシュ』からだったと思う。『スト2』はキャラの性能格差が酷過ぎるクソゲーだったが、最大の問題は「投げハメ」というハメ技が存在したことだった。

攻撃をガードさせてから投げるだけのお手軽行動が強過ぎて、『スト2』は対戦ゲームとしてはハッキリ言って欠陥品だった。『スト2ダッシュ』では性能格差がある程度是正されて対戦環境が改善されたが、なぜか投げハメについては何も変わっていなかった。『スト2ダッシュ』も投げハメが猛威を振るうクソゲーだったのだ。

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