惜しくもクロアチア戦でFIFAワールドカップ2022を敗退してしまったサッカー日本代表。しかしながら、ドイツやスペインといった世界の名だたる強豪を打ち倒し、日本中が大いに沸いた。

 なかでも日本のボルテージが最高潮に達したのは、サッカー日本代表が強豪スペインを降してベスト16入りを決めた12月2日の早朝。この時、W杯期間中に“日本一のサッカーマニア美女”として名をあげた日向坂46の影山優佳(21)も満面の笑みを浮かべていた。

満面の笑みを浮かべる影山優佳 ©文藝春秋 撮影/上田康太郎

 渋谷区のスタジオから黒いバケットハットを被った影山は、スタッフに見送られながらハイヤーに乗り込んだ。直前に生出演した「FIFA ワールドカップ64」(ABEMA)で、大一番の結果をスコア含めてズバリ的中させ、試合終了と同時にネットで称賛の嵐が巻き起こっていた。本人も興奮冷めやらないようだった。

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SNSでは「#影山寝ろ」がトレンド入り

「影山さんはアイドル活動と並行して、連日のようにテレビ朝日とABEMAの深夜の試合中継に出演していました。スペイン戦があった2日は、レギュラーを務める東京FMのラジオ番組の放送があり、オンエア中の昼前には『#影山寝ろ』がツイッターでトレンド入りしましたよ。翌3日夜には日テレの音楽特番に生出演するなど、目まぐるしく活動しています」(テレビ局関係者)

影山(本人のInstagramより)

 影山は、2016年5月に日向坂46の前身「けやき坂46」の一員として活動を開始。この頃にはすでにサッカーの4級審判員の資格を所持し、2018年6月に公開された「期待していない自分」のMVでは華麗なドリブルを披露している。20年5月からJリーグクラブの紹介を個人ブログで始めたほか、サッカー番組にたびたび出演し、元日本代表の北澤豪(54)や内田篤人(34)と共演を果たすなどサッカーマニアとして頭角を現していた。

 W杯期間中、影山のインスタグラムのフォロワー数は10万人以上増え、5日時点で40万人を突破。最新シングルでセンターを務めた齊藤京子(25)の39万人を抜いて、いまやグループ屈指のインフルエンサーとなった。

 しかし彼女のアイドル活動は、決して順風満帆だったわけではない。