8月26日22時過ぎ、都内のマンションから、ともに帽子を目深に被った男女2人組が手をつなぎながら歩いて出てきた。黒い帽子で目元を隠したグレーのスウェット姿の女性は、いま若者を中心に圧倒的な人気を誇るダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」のメンバー・KANON（21）。KANONと男性は、繋いだ手を離すことのないまま夜道を歩いていった――。
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紅白歌合戦の出場も噂される、飛ぶ鳥を落とす勢いのバンド
「新しい学校のリーダーズ」は2015年に結成、17年にメジャーデビュー。セーラー服姿がトレードマークで、メンバーはMIZYU（24）、RIN（21）、SUZUKA（21）、KANONの4人。今年1月、2020年に発表した楽曲「オトナブルー」の"首振りダンス"動画をTikTokに投稿したところ話題に。首振りダンスの振り付けを真似て踊る動画が大流行した。
6月には、TikTokの動画再生回数が25億を突破。同月29日には「TikTok上半期トレンド大賞2023」にて「オトナブルー」が大賞を受賞。9月1日にはNHK「あさイチ」にゲスト出演、年末の紅白歌合戦の出場も噂される、いま最も勢いに乗っているバンドだ。
「制服姿でのパフォーマンスがとにかく印象的ですが、奇抜なダンスや楽曲で人気を博しています。Z世代を中心に人気が広がりましたが、その勢いは国内だけにとどまらない。
8月17日にはサンフランシスコ、18日にはロサンゼルスでのワンマンライブを成功させています。現地のファンからも『I love you』といった歓声が飛び交っていました。さらに、今年の11月から12月にかけては海外ツアーを行うと発表。北米、香港、バンコクなどで計10公演を予定しています」（音楽業界関係者）
