6月の映画鑑賞記録の続きです。
※画像は全てお借りしています。
11. 空気殺人 TOXIC
【STORY】 「殺人の追憶」のキム・サンギョンが主演を務め、
韓国で実際に起きた加湿器殺菌剤事件を題材に描いた社会派ドラマ。
大学病院の救命救急室で働く医師テフン。
ある日、彼の息子ミヌが、意識を失った状態で病院に運び込まれる。
診察の結果、ミヌは肺が硬くなる急性間質性肺炎であることが判明。
さらに、テフンの妻ギルジュも同じ病気で突然亡くなってしまう。
不審に思い調査を始めたテフンと義妹ヨンジュは、
病気の原因が家庭で日常的に使用していた加湿器用の殺菌剤にあることを突き止める。
販売元の世界的企業オーツー社は、自社製品に有害化学物質が含まれていることを隠したまま、
17年間も販売を続けてきたのだ。
テフンをはじめ多くの被害者たちは、真実を明らかにするべくオーツー社に立ち向かうが…。
(映画.comより)
実際に起きた事件だということを思うと胸が痛むばかりですが、
作品としての感想を述べるなら、めっっちゃよかったです。
ネタバレに繋がりそうなので具体的には書きませんが、めっっちゃよかったです。(2回目。)
12. ザ・クリエイター/創造者
【STORY】
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが
監督・脚本を手がけた近未来SFアクション。
2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。
人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、
人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。
しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。
ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが…。
「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが主人公ジョシュアを演じ、
「インセプション」の渡辺謙、「エターナルズ」のジェンマ・チャン、
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイが共演。
(映画.comより)
圧倒的世界観。
アルフィー役の女の子の存在感が際立っていて、
聡明でありながら無垢で、本当に素晴らしかったです。
13. ともしび
【STORY】 「まぼろし」「さざなみ」のシャーロット・ランプリングが、
2017年・第74回ベネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞したドラマ。
ベルギーの地方都市を舞台に、人生も終盤に差しかかった主人公の女性が、
さまざまな業を背負い、もう一度「生きなおす」までの悲しみや決意を描いたミステリードラマ。
ベルギーのある小さな都市で、夫とともに慎ましやかな生活を送っていたアンナだったが、
夫が犯したある罪により、穏やかだった生活の歯車が少しずつ狂い始めていく。
やがてその狂いは、見逃せないほど大きなものとなっていき…。
共演に「ル・アーヴルの靴みがき」のアンドレ・ウィルム。
監督はイタリア出身のアンドレア・パラオロ。
(映画.comより)
明かされない部分が多い中、アンナの表情と背中が物語っていました。
14. マダム・イン・ニューヨーク
【STORY】 自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、
英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。
専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきたが、
事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていた。
ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、
「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決める。
仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシだったが…。
主演はインドで国民的人気を誇る女優のシュリデヴィ。
新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンをとった。
(映画.comより)
とてもいい映画だったんですが、
主演のシュリデヴィさんが2018年に既にお亡くなりになっていることを観終わってから知りまして、
何とも言えない気持ちに陥りました。
15. ワース 命の値段
【STORY】 マイケル・キートン主演で、
アメリカ同時多発テロ被害者の補償金分配を束ねた弁護士の実話を映画化した社会派ドラマ。
2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロを受け、
米政府は被害者と遺族救済を目的とした補償基金プログラムを立ち上げる。
その特別管理人を任された弁護士のケン・ファインバーグは独自の計算式により、
個々人の補償金額を算出する方針を打ち出すが、被害者遺族が抱えるさまざまな事情と、
彼らの喪失感や悲しみに接する中で、いくつもの矛盾にぶち当たる。
チームが掲げる対象者約7000人の80%の賛同を得る目標に向けた作業が停滞する一方で、
プログラム反対派の活動が勢いづいていく。
期限が迫る中、苦境に立たされたファインバーグはある大きな決断を下す。
キートンのほか、「ラブリーボーン」のスタンリー・トゥッチ、
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアンらが顔をそろえる。
監督は「キンダーガーテン・ティーチャー」のサラ・コランジェロ。
(映画.comより)
お金がもらえればそれでいいというわけではない個々の事情や思いがあって、
私が悩んでも仕方ないのに、悩まずにはいられませんでした。
映画で異文化に触れる。
異世界に吸い込まれていく。
映画はやっぱり良いものです。