こんにちは、カルです。
今回は、「青春18きっぷ」のポスターでおなじみの絶景駅、下灘駅の行き方を、愛媛県民である僕が徹底解説します。迷うポイントがいくつかあるので参考になれば幸いです。
下灘駅とは?
下灘駅は愛媛県伊予市にある予讃線の駅です。
何故、有名なのかというと…
このように、プラットホームと海がとても近い、絶景駅だからです。特に、夕日が沈む時間帯は幻想的な景色を見ることができます。無人駅ですが、休日は多くの人で賑わいます。
下灘駅にはどうやっていくの?
下灘駅には駐車場がありますが台数に限りがあり、休日は特に、駐車場に並び渋滞していたり、駐車禁止エリアに停まっている車がいたりしています。
近隣の住民の迷惑となる行為はしないようお願いします。
ということで、列車で行くことをお勧めします。近くに路線バスはありません。
下灘駅に列車で行く
下灘駅は松山市の市街地から30kmほど離れた場所にあります。
松山駅と松山市駅
早速、出発点から迷うポイントがあります。
それは、松山駅と松山市駅です。似た駅名ですが離れた場所にあります。
松山市には伊予鉄道という私鉄があり、伊予鉄道の駅は「松山市駅」です。大街道や銀天街といった松山の市街地に近いのは松山市駅です。
どちらかというと、松山駅は県庁所在地の駅としては小さな駅です。
松山駅から出発
松山駅は今年の秋に高架化されるため、この駅舎ももうすぐ無くなります。
駅構内にある券売機で切符を買いましょう。SuicaやICOCAといった交通系ICは使えません。
下灘駅まで630円です。ここで往復切符を買うことをお勧めします。
というのも下灘駅には券売機がありません。「えっ」と思うかもしれませんが、田舎の列車はバスのように整理券をとり、降車時に運賃箱にお金を入れるという方式です。(ワンマン運転時)
松山駅では駅の精算所で支払うのですが、混む場合もあるので往復切符を買いましょう。
ここで、人によっては迷うかもしれませんが、自動改札がありません。
どの列車に乗ればいいの?
松山駅では
下り―伊予市、伊予大洲、宇和島方面
→特急宇和海、伊予灘ものがたり
ここで、迷うポイントですが、下りの予讃線には内子線(内子経由)、愛ある伊予灘線(長浜経由)と二路線があります。どちらも予讃線扱いあのですが、内子線が新線、愛ある伊予灘線が旧線です。
下灘駅は旧線の愛ある伊予灘線の駅なので、内子線に乗ると行けません。
愛ある伊予灘線には特急列車はないです。普通列車に乗りましょう。
※伊予灘ものがたりを除く
また、本数は少ないです。下灘駅を発着する列車は上下ともに9本しかありません。
※基本は松山駅発着ですが、上下一本ずつ伊予市駅発着の列車があります。
乗換案内を利用しましょう。
列車の乗り方
1両や2両の短い気動車に乗ります。(電車ではありません)ワンマン運転時は「後ろ乗り、前降り」です。バスのように考えるといいですね。切符を持っていない場合、整理券をとる必要があります。
下灘駅で、往復切符を買われなかった方は、帰りの列車で整理券を取ってください。
降りる際は「切符」もしくは「整理券と運賃」を運賃箱にいれます。車掌が乗務しているときは、車掌に渡しましょう。
トイレは設置されていません。
下灘駅に到着
単線なので、途中駅で数分停車することはありますが、50分ほどで下灘駅に到着します。小さな駅ですが、多くの人で賑わいます。
下灘駅に着くまでの車窓も絶景ですよ。
自販機はありますが、近くにコンビニはありません。駅舎にトイレはあります。
- 近隣住民の方に迷惑のかからないようにしましょう。
- ベンチでは譲り合って撮影しましょう。
- ホームから身を乗り出したり、線路に降りたりと列車運行の妨げになる行為はやめましょう。
- 下灘駅周辺は路上駐車禁止となっています。駐車場を利用しましょう。
伊予灘ものがたり
愛ある伊予灘線には、「伊予灘ものがたり」という観光列車が走っています。JR四国を代表する観光列車で、超人気なので満席の便が多いです。
詳しい運転日、乗車方法は公式サイトをご覧ください。
この「伊予灘ものがたり」は下灘駅に数分停車します。
心からお勧めできる観光列車です。「伊予灘ものがたり」を利用して下灘駅に行くのもいいですね。
※数分滞在することはできますが、終点まで乗車する必要があります。
まとめ
今回は、下灘駅の行き方を紹介しました。都市を走る電車とは違う点が多いので、参考になれば幸いです。僕も何度行っても飽きない駅です。ぜひ、愛媛を訪れた際に行ってみてください。
僕はこのような旅行記や旅に役立つ情報を発信していくので読者になっていただけると幸いです。インスタグラムのフォローもよろしくお願いします。