彼の本命女性に対するの愛情の“裏返し”行動って?
あなたは「好き避け」という言葉をご存知ですか? これは本当は好きなのに、それと逆の行動をすることを意味します。この傾向は男性の方が強く、ときに女性を困惑させてしまうことも少なくありません。彼にも、そんなちょっと困ったアクションを感じたことはありませんか? そこで今回は「ちょっとややこしい!? 彼の本命女性に対するの愛情の“裏返し”行動」についてご紹介いたします。
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■気にしていることをイジって意地悪する
基本的な本命女性への裏返し行動は、つい“意地悪して”振り向かせたくなるというものが挙げられます。好きな相手には、逆走してしまうようなアクションが目立つようです。あなたの弱点や触れられたくないことを、茶化しながらイジってくるのがその代表例。そのため、意味がわからずイラっとするかも。ただ、内心は意地悪をしておきながらも、「嫌われてしまったかも……」と気にしてしまうのも特徴です。勝手に空回りするため、女性側からは理解不能でしょう。そんなときは「傷つくからやめてね」とひと言釘を刺しましょう。素直に謝ってくるはずです。
■受け身や無視をして相手の反応や好意を確かめる
愛情の裏返し行動の中には、完全に受け身になったり無視をして相手を翻弄するというものもあります。逆走して自分からアクションを起こすことはありませんが、女性側からすると反応が見えないため「何を考えているか意味不明」と感じるでしょう。あなたがどんなアクションを起こしても「いや、別に……」「ふーん」と反応が薄いため、気まずい時間が流れるかも。でも、それはあなたが自分のことをどう思っているか、確認したい気持ちによるもの。不安ゆえの態度なので、あなたから歩み寄って安心させてあげましょう。
■求めてないのに批判的なツッコミやダメ出しをしてくる
本来、好きな相手には何かしら力になりたいという気持ちが湧いてきますよね。でも、好きになればなるほど素直になれず、厳しい態度を連発するというアクションを起こすケースも。ややSっぽい部分が前面に押し出され、好きになった相手ほど困らせたい、悩んでいる顔が見たいと思ってしまうようです。「ここがダメなんだよ」「そんなことで上手くいくと思ってるの?」など、聞いてもいないのに口出しをするという形で現れがち。でもそれは「あなたのことを心配している」というアピールなのです。ただ、女性側からすると不快なだけですよね。アドバイスは嬉しいけど自分なりにやっていることを伝えましょう。
■極端な逆走行動をとり“あまのじゃく”になる
女性にとって最も困る裏返し行動は、ズバリ極度の“あまのじゃく”になるというものだと言えます。情熱的な気持ちがたかぶり過ぎて、それを知られたくないという不健全な自尊心を守るため逆走してしまうのがこのケース。嫉妬心をぶつけたり、束縛してきたり…… 自分の望み通りの愛情表現が得られない場合は、逆ギレするなんてことも。本当は好きで好きでたまらないのに、感情を抑えきれずあまのじゃくな愛情表現をしてしまうのです。でも、それが続くと精神的に追い詰めてしまうことも。お互い対等な関係と適切な距離感を意識するようにしましょう。
おわりに
愛情の裏返し行動は、その根底に不健全なプライドがあると言えます。断られたらどうしよう、嫌われたくないという思いから、失敗を回避するようなアクションに走ってしまうのです。でも、相手のことが好きなのでかまって欲しいという気持ちから、極端な“好き避け”として表れてしまう結果になるのです。内面は好きという気持ちでいっぱいなので、そこで引かずにもう一歩踏み出すことが上手くコミュニケーションをとるポイントになります。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。