生まれてから敏感肌のライター舞です。これまでの人生を振り返ると、常にそのときどきの肌荒れに悩まされていました。
幼少期。ぷにぷにな赤ちゃん肌に頻繁に現れる、かゆいポツポツ。お尻まで汗疹に。
10代。お肌の皮脂が多く、小鼻や人中に大きなニキビ。
20代。皮脂の分泌が落ち着いたと思ったら、今度はホルモンバランスの乱れ、花粉、乾燥といった肌質の変化で、額や顎に多量の小さいニキビが。
そして現在24歳。合わないアイシャドウを使ってしまい目が腫れ、UVカット効果抜群と話題になった日焼け止めを使ってみたら強すぎてヒリヒリ炎症してしまったことも。肌の元気がなくなるとしょっちゅうゴワゴワする…引き続き、そんな超敏感肌とともに日々を過ごしています。
そんな私が心がけているのは「肌に極力負担をかけないスキンケア」。アイテム選びももちろん大事ですが、それぞれのアイテムの使い方もとっても重要。実際に試してみて、「あっ、少し肌が楽になった」と実感できたものだけを5つピックアップしてみました。
■お風呂上がり「瞬時に」ミスト化粧水を浸透させる
基本中の基本ですが、改めて重要なこと。お風呂場から出た後のお肌は、バリアされていないむき出しの状態です。何もしないでいると、すぐに水分が逃げて突っ張り感が出てしまうので、何よりもまず、ストップ水分蒸散! 光の速さでミスト化粧水を顔、首、全身にまで振りかけていきます。そうすることで、イヤなツッパリ感が現れなくなりました。ミストなら短時間で広く保湿ができるので、お風呂あがりの必需品。
愛用しているのは「赤ちゃんでも使える」がキーワードのアベンヌ。敏感肌でもヒリヒリ感一切なし。
■「乳液前に」ビタミンC美容液
化粧水の後、乳液で肌の表面にフタをする前に、開いた毛穴を引き締めてくれるビタミンC美容液を塗ります。特に、マスクで当たりがちな部分(頬骨、口周り、顎)は肌の表面のキメがまくれ上がっているので、整えるためにマスト。今は見えないけどいつか現れるシミに対しても効果があると言われているビタミンC、将来の自分への投資もバッチリです。
美肌で有名な女優さんの受け売りで、手の平の熱であたためながら「浸透してる~」と念を押してなじませると、肌の仕上がりも不思議と変わる気がします。
■乳液やクリームは「横方向へ」塗布を意識
「顔のキメは横方向に走っている」という内容を本で見てから実践中。確かによく見てみると横に線がたくさん通っているんです。キメの凹んだ部分(皮溝)が最も薄く、成分が内部に吸収されやすいようです。皮膚が薄い皮溝に優しくなじませることで、摩擦が少なく、浸透力アップが期待。コツコツ続けていきたい習慣です。
■「ほうれい線にも」アイクリーム
毎日アイメイクをして、まぶたの擦れが気になってきた学生時代。その頃から愛用中のアイクリームを、ほうれい線にまで塗るようにしています。1年前にふと鏡を見て「マスク生活でほうれい線が深くなった…?」と驚いたところから試してみました。
塗り方は、ほうれい線の溝部分にピンポイントで、トントンとなじませるだけ。引っ張って伸びた肌はとても戻りにくいため、「これ以上シワを拡大させないように優しく」が重要。
乳液やクリームよりもこってりした塗り心地は、深いシワにハリ感を出してくれます。アイクリームのピタッとした密着感がほうれい線にいい感じに入り、高い保湿力が感じられます。
■「前髪はピン留め」、髪一本顔に触れさせない!
乾燥する季節は、額のニキビが増えがちです。乾燥した肌表面はものすごく繊細で、髪の毛が微妙に触れるだけで炎症を起こしていました。
いまは気分で前髪を作っているのですが、それは人前だけ。誰にも会わないときはしっかりと前髪をピンで留めて、おでこ全開! それだけでも、額の荒れはかなり良くなります。
何気ないことも積み重ねが大事。これから季節の変わり目で肌が揺らぎやすい季節、ぜひ試してみてください♡