「スチーマーが逆効果に感じてしまう人」がやりがちな間違った使い方

スチーマーに効果を感じない。これってなんで？

肌にいいはずのフェイススチーマーですが、やっても効果を感じない……。フェイススチーマーは使い方をひとつ間違えると効果を感じないどころか、かえって逆効果になることも。今回は医師に聞く、フェイススチーマーの誤った使い方、正しい使い方をご紹介。正しい使い方をマスターして美肌を目指そう！

教えてくれるのは…銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生

スチーマーが逆効果になってしまう3つの行為

①肌が熱くなるまで長時間当てる

「温かいのでついつい長時間浴びてしまいがちですが、長時間当てていると皮膚温が上がり、皮脂量が増えて毛穴が目立つ原因に。熱いと感じたらかならず距離を離し、必ず規定時間内に収めましょう」

②アロマオイルを入れる

「アロマオイルをスチーマーに入れると故障の原因になったり、接触皮膚炎（かぶれ）のリスクも高いので絶対NG。香りを楽しみたい方は、加湿器やアロマオイルディフューザーなどを使用し、肌に直接触れないようにしましょう」

③スチーマーで肌が潤っているからと、保湿しない

「スチーマー＝肌が潤う、というのは大きな勘違い。スチーマー後は蒸気で肌が濡れた状態です。スチーマーの最後には、肌の水分が蒸発する前に必ず保湿をしましょう」

スチーマーの効果を最大限発揮させる使い方

フェイススチーマーの効果的な使い方を解説。

・夜のお手入れに

「使うタイミング的におすすめは、夜のお手入れ時。角層がやわらかくなることで、クリームや美容液の浸透がさらに高まります」

・マッサージ時に

「ほどよい蒸気でマッサージする時も、スムーズに指が滑るので摩擦レス。かっさなどを一緒に使うと、血行もアップしてむくみがスッキリ解消します」

スチーマーは説明書を読んで正しく使おう

スチーマーによって正しい使い方が異なるので、必ず添付の説明書をよく読んでから使用しましょう。スチーマーをうまく使いこなせれば、美肌に近づけるはず。