好きなのに彼氏とうまくいかなくて疲れた…原因は?
彼氏のことは好きなのに、なぜかうまくいかないことってありますよね。お互いに忙しくてすれ違ってしまったり、価値観が合わなかったり…。好きな気持ちだけで解決できない問題もよくあります。
そこで今回は、彼氏とうまくいかないと感じる瞬間や、原因を調査。また、彼氏と別れるか悩んだときの対処法や、マンネリ解決策もまとめました。
Contents
彼氏とうまくいかない…ケンカの原因
好き同士なのになぜすれ違いやケンカが起きてしまうのか、原因を女性に聞いてみました。原因がわかれば、改善策も見えてくるかも!
1.嫉妬・疑惑
- 「元カノ」(24歳)
- 「お互い嫉妬が激しくてヤキモチでケンカする」(24歳)
- 「女性との旅行やサシ飲み」(29歳)
- 「彼氏の束縛」(21歳)
- 「嫉妬。他の男の人と仲よさそうにしていたとか」(28歳)
一番多かった理由は何といっても、他の人への嫉妬や疑惑問題! 端的にいうと元カノのことが気になるという意見が多く寄せられました。彼がモテる人なので周りに他の人が寄ってきて大変という声や、シンプルな浮気など、悩みの種は尽きません。
2.ふとした言動
- 「話を聞かない」(26歳)
- 「相手がマメに連絡をくれない」(31歳)
- 「時間にルーズ」(26歳 )
- 「何気ない一言が気に障る」(25歳)
- 「デートのドタキャン」(25歳)
- 「振り回されて、イライラしてケンカしたりしていた」(31歳)
- 「言ったことを覚えていない」(23歳)
「時間にルーズ」「家事の分担」「約束を破る」など、日常的な言動がきっかけだという声も。特に「言い方が気に障る」系の意見が多く寄せられました。「言ったことを覚えていない」って、相手にとって自分がどうでもいい相手みたいに思えて悲しいですよね。
3.価値観の違い
- 「価値観のズレ」(25歳)
- 「考え方の違い」(23歳)
- 「趣味や価値観の違いでケンカすることが多かった」(24歳)
- 「仕事に対する考え方の違い」(21歳)
価値観は違って当たり前ともいえますが、埋めようのない隔たりができる原因になることもまた事実…。「お互い悪気なく言ったことが知らないうちに相手の地雷を踏んでいた」なんてこともあります。
4.ふたりの時間がない!
- 「サークルばかりでふたりの時間が減った」(22歳)
- 「会えないとき」(46歳)
- 「仕事の都合で会えない」(35歳)
- 「お互いに仕事が忙しく、なんとなくお互いにイライラをぶつけてしまった」(29歳)
- 「なかなか会えない」(24歳)
- 「起床時間と睡眠時間の違い。始発で起きる癖がついてた私には授業をサボる彼氏が許せなかった…」(22歳)
続いて多かったのが「会えない」「時間が合わない」という意見。恋人といってもしばらく会っていないと形だけのカップルみたいな気がして不安になりますよね。どちらかが激務だったり、朝型か夜型かでもすれ違いが起きてしまうので、ある程度は相手に合わせる努力ができないと、長く付き合うのは難しいのかもしれません。
5.金銭面
- 「お金」(38歳)
- 「決め事や物を購入する時の考え方の違いがあったとき」(30歳)
- 「お金の使い方」(38歳)
- 「金銭面。何処へ行くにも割り勘」(29歳)
- 「経済面、お金の使い方」(22歳)
恋人ともなると、ある程度のお金を消費する場面を共有することも多くなります。また、たとえ自分と直接関わりのないことであっても、無茶な買い物をしようとしていたり、無駄な出費が目立つようなら、口を出さないのがかえって不自然なときもありますよね。
相手のためを思い何か気になることがあっても言えず、その我慢がたまっていくとすれ違いの原因に。なんでも話せる仲になるまでは時間がかかるかもしれませんが、不満は小さなうちに話し合うほうが解決しやすいはず。
彼氏とうまくいかないと思う瞬間
1.価値観・考え方が違う
- 「価値観や考え方が違うとき」(回答多数)
- 「考え方が180度違ってこちらの価値観が全く理解されない」(34歳)
- 「物事に対して、自分はすぐに判断したいタイプだが、相手はなかなか決められないタイプであること」(35歳)
価値観や考え方が違うと、どちらかが我慢をしたり、言い合いに発展することも。特に、金銭感覚や恋愛・食事観、親に対する価値観などで違いが現れてくるようです。たとえ違っても、お互いに理解しあえることが理想ですね◎
・金銭感覚
- 「金銭感覚が合わない」(回答多数)
何を高い・安いと思うのか。この感覚が違うと、デートの時にも困りますよね。また将来のことを考えても、貯金するのか浪費するのかなど金銭感覚は気になるところです。
・恋愛観
- 「ひとりの時間」(30歳)
- 「人前で平気でベタつく」(23歳)
ひとりの時間を持ちたいか、時間が合えば一緒にいたいのか。人前での距離感など、恋愛観の一致も大切ですよね。
・食の価値観
- 「食事の好みが違う」(回答多数)
- 「味の好みが違ったとき」(34歳・宮崎県)
食事の趣味が違うと、食事デートの行先を決めるときや同棲のときに困ることも。好きなもの、嫌いなものは似ていると楽かもしれませんね。
・親に対する価値観
- 「お互いの両親への対応」(33歳)
- 「親の話になるとき」(38歳)
親に対する価値観も人それぞれ違うもの。長く付き合うとお互いの親との関わりも増えるので、両親との付き合い方への理解があると良いですよね。
2.生活リズムが違う
- 「タイミングが合わない」(回答多数)
- 「生活リズムが合わない」(回答多数)
- 「生活習慣が違い過ぎた」(37歳・千葉県)
- 「予定が合わないとき」(33歳・埼玉県)
仕事や学業の関係で夜型・朝型など、生活リズムが合わないことも。するとデートの予定が合わず、次第に心の距離も離れていってしまいます。また同棲する中で、就寝時間の違いやトイレの遣い方のギャップなど生活習慣の違いに気づく方もいるようです。
3.会話が噛み合わない
- 「話が噛み合わないときがある」(回答多数)
- 「話が分かり合えないとき」(34歳)
- 「自分が話してる内容と相手が理解してる内容が違う」(20歳)
- 「ジェネレーションギャップを感じるとき」(35歳)
- 「基礎教養がない」(29歳)
相手に話が通じなかったり、分かり合えなかったり。価値観や考え方、好きなものが違うと相手に上手く通じず、かみ合わないことも生じます。またジェネレーションギャップや教養レベルによっても、理解に差が出るようですね。
4.ケンカしたとき
- 「ケンカしたとき」(回答多数)
- 「何だかイラつくタイミングがある」(28歳)
- 「仕事等外的な要因でストレスが溜まっているとき、感情のすれ違いや理解しあえないことがあったとき」(29歳・愛知県)
ケンカの際に「相性が合わないな」と感じることも多いようです。ストレスに感じることや衝突することが多いと、どこかで感情のすれ違いや理解し合えないことがあるのかなと思いますよね。
5.笑いのツボが合わない
- 「お互いの気分が盛り上がらない」(37歳)
- 「笑いのツボが全然違うときづいたとき」(25歳)
- 「お笑いに関する程度があわない」(27歳)
小さいことでも面白い・楽しいと感じる部分が一緒だと、それだけで会話が盛り上がりますよね。笑いのツボが違うと、楽しい時間を共有できず辛いと感じてしまうことも。
6.会話が続かない
- 「会話が続かなくなったとき」(回答多数)
- 「会話する話題」(29歳)
相性が合う人同士だと、話が盛り上がって、次から次へと話題が生まれてくるもの。また波長が合えば、無言の時間でも苦痛にならないようなそんな心地の良い関係性になっています。会話が続くかどうか、無言でも気まずくないかという観点も重要ですね。
7.その他
- 「なんとなく違和感を感じるとき」(30歳)
- 「何を考えているか分からない」(30歳)
- 「方言が合わないとき」(26歳)
- 「趣味が合わないとき」(31歳)
- 「すべてが雑」(37歳)
他にはこんな回答がありました。趣味や性格が合わない時などに、なんとなく違和感を感じることがあるようですね。また逆に自分の考えや価値観を伝えなければ、何を考えているのか分からず相性が悪いかも…と感じてしまうようです。
全部がピッタリ合うカップルはいないかもしれませんが、どこまで許容できるのかは人それぞれ。相手と合わないと感じつつも、それも面白いと思えれば最高ですよね。
彼氏とうまくいかないのはマンネリが原因?解消法4つ
続いて、マンネリ状態になってしまったときに、恋人関係を改善するための心理テクニックについて、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.甘えたり可愛らしく頼ってみる
アメリカの心理学者ジェッカーとランディによると、人には恩を売るよりも、人の恩を受けとるほうが好意を得られやすいという実験結果が得られました。これを“援助の認知的不協和”といいます。これを活用すれば、恋人との関係を良くすることができるように。まず彼を頼ることをためらわず、思い切って甘えてみましょう。あなたに頼られることで、彼は父性本能をくすぐられ「可愛い」と感じます。何でも自分でできる女性も魅力的ですが、パートナーシップを結ぶ関係性の相手には、弱さも見せてみましょう。意外なほど、関係が改善されるはずです。
2.LINEでカップル“交換日記”をつける
これはLINEならではの効果的なテクニックです。LINEでいつもやり取りしているメッセージを、ふたりだけの交換日記をつける場としてグループをつくってみるのです。いつもなら言えないことも、LINE内なら呟くことができます。しかも、日記の形なので、自分の本音を吐露しやすいというのも良い部分。そうすれば相手も素直になれるでしょう。これを心理学において“自己開示”の返報性といいます。カップル日記をLINEでつけることで、恋人関係もどんどん良好になっていくでしょう。
3.親しくてもすべてをさらけ出さない
人は相手のすべてがわかってしまったり、見えてしまったりするよりも、少し分からない部分があったり、見えなかったりするほうがドキドキしやすく刺激のある関係を維持できるといえます。そのため、仮に親しくなったとしても何もかも手の内を明かすのはNG。小出しにしていった方が、恋人の気持ちをたかぶらせ、あなたのことをもっと知りたいと感じてくれるはずです。良好な関係維持のためには、ちょっとした刺激も大切なのです。
4.ふたりだけの思い出の場所へ一緒に行く
カップルがある程度の期間付き合っていると、日常生活の中でお互いがだんだん慣れていき魅力的でなくなっていくことも少なくありません。そんな関係が続くと、好意の気持ちが薄れてしまいがちに。「昔は優しかったのに…」や「昔はもっと可愛かったのに…」とふたりとも不満を溜めてしまうのです。そこでおすすめなのは、付き合い始めの思い出の場所やふたりだけの特別なスポットを一緒に訪ねてみること。そうすれば“記憶の想起”がもたらされ、恋人との関係がみずみずしいものに改善されるでしょう。当時のキラキラした記憶がよみがえり、初心を取り戻すことができるはずです。
彼氏とうまくいかないとき、別れるべきか診断する方法
最後に、彼氏とうまくいかないと感じて別れるべきか悩んだときの判断基準をご紹介します。引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.大事なのは好意のバランス
恋愛が上手くいくためには、お互いの好意のバランスが重要になるそう。どちらかの気持ちだけが強すぎる場合は、相手に負担をかけてしまいます。また惚れている側が、惚れられている側に支配されやすくもなってしまいます。
2.相手のことを加点法でなく減点法で見ていないか
別れるべきかどうか悩んだときには、相手を減点法で見ていないかチェックしてみてください。もし「あの人の○○なところが好きじゃない」と減点法で見てしまっているのなら、恋愛を続けるのは難しいでしょう。
3.価値観の類似性が見つけられているか
心理学のSVR理論というものによると、カップルが将来を考えられるようになるためには、価値観の類似性が見つけられているかが大きなポイントとなるそうです。これが見つけられていないと将来の結婚が考えられないため、別れたほうが幸せになれる可能性が高くなります。
【まとめ】
大好きな相手であっても、うまくいかないと感じることはあるでしょう。そんなときには一度少し離れてみるのもありかもしれません。距離を置くことで相手の良さに気づくこともあるでしょうし、お互いに別の道に進んだほうが幸せと思えるかもしれません。