美のプロに聞く♡日焼け止めの正しい使い方
マスクや行動制限から解放された今年の夏は、海やプールやレジャー施設などにお出かけする人も多いはず! 夢中で遊んでいたらうっかり日焼けしちゃった……なんてことにならないよう、海辺での日焼け対策や、日焼け止めの塗り方のベストアンサー、効果的な塗り直し方法などを人気ヘア&メイクのナディアさんに教えていただきました!
Contents
教えてくれるのは…
Q.海やプールで「うっかり焼け」を防ぐには?
A.2〜3時間に1度必ず塗り直しを!
「海やプールは紫外線も強く特に日焼けしやすい環境。肌露出している部分だけでなく、首のうしろや足の甲、唇など全方位に塗ることを忘れずに! 海やプールには最高値の『SPF50+・PA++++』が搭載されているものを選ぶのが鉄則です。汗もかきやすいと思うので、水性成分と油性成分に分かれている二層式のタイプを選びましょう。ヨレづらく肌にピタッと密着し、油性成分が水分をはじくため汗をかくシーンでも安心して過ごせます。出かける30分前には塗っておいて、外出時2〜3時間おきに塗り直すのがポイントです。私は日焼け止めの他に、飲む日焼け止めやビタミンCのサプリを3時間おきに1度摂取しているのですが、これ習慣化するようになってからかなり焼けにくくなりました。今年の夏は暑く紫外線もかなり強いので、内側と外側のWケアが効果的ですよ」(ナディアさん)
ナディアさん愛用!おすすめ日焼け止め
アネッサ
汗、水、熱、そして空気中の水分に反応してUVブロック膜がさらに強くなる技術を搭載した最強日焼け止め。高いUVカット効果が期待できるうえ、スキンケア成分を50%も配合し、きしまずつけたてのうるおいがずっと続きます。
アリィー
一部の国・地域・ビーチの規制に配慮した設計のビーチフレンドリー処方。 汗・水・こすれにも強く、ベタつかずうるおう仕上がりが持続するジェルタイプの日焼け止め。みずみずしく軽やかな付け心地でベタつき感がなく、ストレスフリーに過ごせる設計。
+1したいサプリ
SINTO(シントー)
高吸収・高浸透で効果実感の高いリポソームビタミンCを1,100mgも配合。続けやすさにとことんこだわった、おいしく飲みやすい顆粒タイプ。
Lypo-C(リポシー)
国内製造の高品質なリポソーム化(リン脂質でできたカプセルの中に栄養成分を閉じ込める技術)された液状のビタミンCサプリメント。医療現場でも使用できる基準を厳しく設定し、美容のプロたちからも支持を得ています。
Q.もっとも入念に塗るべきパーツは?
A.ほほ、おでこ、あご先!顔の高いところは入念に
「顔はほほやおでこ、あご先などの高いところが紫外線が特に当たりやすいので、念入りに塗るようにしましょう。また意外と見落としがちなのが、足の甲や首のうしろ、指先。つま先や指先などは常に露出しているので、日焼けが蓄積してトーンも戻りづらいパーツです。紫外線の強い夏の時期だけでなく、365日抜かりないケアが大事になります」(ナディアさん)
Q.日焼け止めの塗り直しってどうやるのが正解?
A.スタンプ塗りでこすらずオン!
「皮脂や汗は一度ティッシュで抑えて、まずは保湿スプレーを全体にオン。日焼け止めを手のひらに出して、スタンプのように押しながら塗布していきます。こするとメイクが取れてしまいますが、垂直に押すように塗布することでメイクが剥がれずヨレません。色がついているものだと厚塗り感が出るので、透明のジェルタイプが塗り直しにはオススメ。手を汚したくないなら、クッションやスプレータイプの日焼け止めでも◎。外出先でも手軽にお直しできるので一つ持っておくと便利ですよ」(ナディアさん)
塗り直しにおすすめのアイテム
アディクション
いつでもどこでもUVケアとうるおい補給ができる、UVクッションコンパクト。SPF45・PA+++で紫外線から肌を守りながら、スキンケア感覚でタッチアップ。10種のオーガニック植物由来成分配合で夏の肌にうるおいを与えます。
ラ ロッシュ ポゼ
敏感肌にも使える軽い仕上がりで、メイクの上からの塗り直しにも便利なスプレータイプの日焼け止め。汗や水に強いウォーターレジスタント処方を搭載し、レジャーシーンでも大活躍!
Q.日焼け止めを重ね塗りしていると、白い「もろもろ」が出ます…
A.「もろもろ」が出たら一度メイクをオフして
「日焼け止めを何度も重ね塗りしているとだんだんベースメイクに厚みが出てきて、白いもろもろが出てくることがありますよね。厚みが出てきたなと思ったら、ポイントメイク以外の広い部分をメイクオフシートで一旦オフして、ベースメイクをリセット。メイクをオフしたらミストなどで顔全体を保湿して、日焼け止め→ファンデとさっとお直し。外出時にもベースメイクを一式持っておくと安心です」(ナディアさん)
【メイク直しにおすすめアイテム①】ビオレのふきとりシート
顔全体に塗り重ねしたベースメイクを心地よく落とすことに特化した、ビオレのクリアふきとりシート。大判のやわらかく肌当たりのよいシートに、たっぷりの液がイン。メイクと混ざった液が肌戻りしにくいシートを採用しているので、拭き取った後の洗顔は不要! 大判なので、おしぼりで顔をふくような大胆な動作で使うとすっきり気持ちよいのでおすすめ!
【メイク直しにおすすめアイテム②】コスメデコルテのうるおう日焼け止め
汗・皮脂・こすれに強く徹底プロテクト。紫外線カット成分をジェルに内包した“ウォータリープラッシュカプセル”が補水するかのようにみずみずしくのび広がり、肌の上に均一なネットワークを形成。水膜のヴェールとなり紫外線カット成分を均一に保ちながら、うるおいを持続させます。
【メイク直しにおすすめアイテム③】ベアミネラルのクッションファンデ
つけた瞬間から手に入る明るいツヤとその美しさが長時間持続するメイク効果に加え、美容液のようにたっぷりのうるおいで素肌を満たすクッションファンデーション。紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方を実現しながら、SPF40・PA++++のUVブロック効果はベアミネラル最高レベル。
Q.体についた日焼け止めがなかなか落ちない!何で落とすのがいい?
A.プチプラのクレンジングオイルを薄く伸ばす
「体についた日焼け止めが落ちないと、ついゴシゴシ洗いがちですが、肌への摩擦は厳禁。たっぷりのもこもこ泡で2度洗いするとスッキリ落ちるはず。それでも落ちない場合は、うす〜くクレンジングオイルをのせて馴染ませてみて。私も普段からプチプラ系のクレンジングオイルを愛用しています。惜しまず使えておすすめ」(ナディアさん)
ファンケル
美容液のような“とろすべオイル”がメイクも毛穴の角栓もするんと落とし、うるおいすべすべ素肌に。バリア機能を守り、肌本来のうるおいをキープ。熟成ホップエキスが、頑固な角栓もふやかしてスッキリ除去します。
ソフティモ
素早くメイクとなじんで、毛穴の奥のメイクや頑固な角栓、落ちにくいウォータープルーフマスカラまでサッと落とします。濡れた手や、まつエクも使用可能。躊躇なく全身に使えるプチプラが嬉しい。
Q.油断してたら焼けちゃった…。まずどうしたらいい?
A.まずは冷やして!美容点滴に駆け込むのもひとつの手
「日焼けしてしまったら、まず患部を冷やして炎症を鎮静させることが最優先。乾燥しやすくなっているので、刺激の少ない収れん化粧水でうるおいも補給しましょう。あとは、意識的に水分をたくさん摂ること。私の場合、美容成分が効率的に摂れる美容点滴を打つこともあります。2,000円からと比較的リーズナブルに打つことができるので、日焼けする前と後に打つことで肌の透明感をキープしています」(ナディアさん)
おすすめのレスキューアイテム
アルビオン
「濃縮ハトムギエキス」に加え、抗酸化力の高い「ハトムギオイル」を配合し、表皮ターンオーバーをより緻密に調整。肌に触れるとひんやりとした清涼感で、きゅっとひきしまった肌に。しっとりうるおってキメまで細やかに整えます。肌の生まれ変わりをスムーズにサポートして、肌トラブルを未然に予防してくれます。
ByUR(バイユア)
鎮静効果のあるティーツリーエキスなどを配合。皮脂毛穴やベタつくゆらぎ肌を、すっきりみずみずしく整えます。トナーパッドには、化粧水1本分以上(170mL)も含んでおり、ザラつく肌の拭き取りや、パッティング、ローションマスクとさまざまな使い方ができる万能アイテム。70枚も入っているので、気兼ねなく使えるのもいい♡
レカルカ
肌表面から角質層の奥まで働きかける美容液。肌を健やかに整え、他の美容液の馴染みを高め2種類のビタミンC(アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビリン酸3Na)が透明感とハリをもたらしワントーン明るいお肌へと導きます。
日焼け止めは「意識的にこまめに塗り直す」これが鉄則!
日焼け止めは季節を問わず、どんな日でもつけてこまめに塗り直すことをぜひ習慣に。将来の肌のために日々のコツコツケアで、美しい肌をキープしましょう!
※ご紹介した内容は2023年8月11日現在のものです。時期によっては、お取扱いが終了している商品もあります。
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