中条あやみ「人生の選択を迫られたとき」決断のルールとは?15歳の新人モデル・新沼凛空がピュアに質問

あやみの部屋へようこそ♡

CanCam専属モデルになって、もうすぐ5年!「もっとモデルのみんなと色んな話がしてみたい♡」という中条あやみのリクエストに応える人気連載「あやみの部屋」。毎月CanCamモデルを招いて、ゆる〜くガールズトークしちゃうこの企画♡ 話す内容は本人たちにすべてお任せなので、どんなエピソードが飛び出すのか乞うご期待!

第10回目のお客さまは…フレッシュさ全開のピュアガール、新CanCamモデルの新沼凛空が登場してくれました。

【Ayami’s question① 15歳のピュアな質問が炸裂! あやみが15歳の頃って?】

凛空(写真左):「私は中条さんに憧れてこの世界に入ったので、今日は神回です!!」

あやみ(写真右):「えー♡ 大変恐縮です(笑)。私に憧れてくれてたの?」

凛空:「映画『チア☆ダン』を観て、かわいい人がいるってひと目ボレしました」

あやみ:「私も凛空ちゃんを見てそう思ったよ。でもこれからは憧れを壊さないように、もっとちゃんとしなきゃ(笑)」

凛空:「今日はうかがいたいことを考えてきたのですが、聞いていいですか?」

あやみ:「もちろん!」

凛空:「ありがとうございます! 中条さんが15歳のときはどんなコでしたか?」

あやみ:「当時は雑誌『Seventeen』のモデルでした。モデルの人数が多いから、ファッションページに出られるコが限られていて。もっと誌面に出られるようになりたいと思って、張り切りまくっていました(笑)。だからいい意味でも悪い意味でも目立っていて、編集部の人にほめられることもあれば、注意されることもたくさんあったな」

凛空:「私も張り切りらなきゃ!」

あやみ:「凛空ちゃんはそのままで大丈夫。今日の撮影も15歳と思えないほど、肝が据わっているって思った。名前のとおり、凛とした雰囲気を持っているから、その個性のまま唯一無二の存在になってほしいし、“こうでなきゃ”っていう固定観念にとらわれないで、色んなことに挑戦してほしいな」

凛空:「うれしいです。たくさん挑戦します。あとテレビのお仕事で悩みがあって…」

あやみ:「なんでしょう?」

凛空:「テレビ番組って、不安なのでいただいた台本をめちゃめちゃ読み込んで、脳内シミュレーションをするんですけど、本番になると上手くいかないことも多くて。中条さんはどうされていますか?」

あやみ:「めっちゃ具体的(笑)。でもそれ悩むよね。わかる!」

凛空:「そうなんです」

あやみ:「ドラマや映画の作品の台本は、役のことを考えるためにめちゃくちゃ読み込んでいきます。でも、バラエティのときはある程度は読むんだけど、読み込みはしないかな。実際にその方と向き合って気になったことを聞いてみたりとか、会話を広げていくことを楽しもうと思っています。…でも、最初から台本は読み込まないでいいっていうのも変だと思うし(笑)。だから今は読み込んでいいと思う。慣れてきて客観的に自分を見られるようになったら、崩していくのもありだけどね」

凛空:「そうなんですね。緊張しすぎて、台本にないことを聞かれたときに、頭が真っ白になってしまうことがあって…」

あやみ:「最初はみんなそうだから大丈夫。経験を重ねたら、コメント力は後からついてくるし。きっとテレビを観ている人は、凛空ちゃんの等身大の言葉が聞きたいって思っているから、わからないっていうことを含めて、感じたことを素直に言葉にしていいと思うな。楽しめるようになるといいね」

凛空:「次からやってみます。経験あるのみで頑張ります」

【Ayami’s question② これからのCanCamは、後輩が先輩を引っ張る時代⁉】

あやみ:「凛空ちゃんは何をしてるときがいちばん楽しい?」

凛空:「走ってるときです」

あやみ:「ランニング?」

凛空:「はい。音楽聴きながら走っていて、ふと空を見上げる瞬間が好きです。あとネットフリックスで動画を観たりする時間も」

あやみ:「オススメの動画聞きたい!」

凛空:「ハマっているのは『フィジカル100』っていう韓国版の『SASUKE』みたいな筋肉番組です」

あやみ:「あ、聞いたことある! 面白いの?」

凛空:「私、筋肉が好きなんです(笑)。それを観て、自分も鍛えるモチベーションを上げてます。あと韓国カルチャーも好きで」

あやみ:「ようやく海外に行けるようになってきたから、韓国に行きたいね」

凛空:「私、一度も行ったことがないんです」

あやみ:「まだ15歳だもんね。韓国はごはんもおいしいしお買い物も楽しいし、家族で行ってほしいなぁ」

凛空:「母も韓国好きなので、行きたいねって話しています」

あやみ:「うん。凛空ちゃんの15歳の目標はありますか?」

凛空:「お仕事だとたくさんの人に名前を知ってもらいたいです。そのためにCanCamもそうだし、テレビでも積極的に声を出していきたい」

あやみ:「その心意気いいね! CanCamでやりたいことはある?」

凛空:「…中条さんと双子コーデをしてみたいです♡ あとモデルのみなさん全員とお会いしたいです」

あやみ:「モデルのみんなが集まるとすごく面白いよ(笑)。でも、これからは凛空ちゃんみたいな若いコが年上をまとめていく時代になるのかも。CanCamモデルって、年齢が上にいくほどゆるくなるから(笑)。凛空ちゃんに『先輩! ちゃんとしてください!』って引っ張っていってほしい(笑)」

凛空:「頑張ります(笑)。あと、中条さんが人生で大切にしていることはありますか?」

あやみ:「そうきたか(笑)。なんだろう…。昔、自分の中で選択を迫られたときに母に『あなたはそれをかっこいいと思うの?』って聞かれたことがあって。誘惑に負けそうなときや道を踏み外しそうなときには、これはかっこいいのかとか、人に合わせるほうを選んでいないかとか、自分が納得いく道を選んでいるのかを考えるようにしています」

凛空:「すごい。名言のお祭りです…」

あやみ:「ありがとう(笑)。仕事もプライベートも後悔しないようにね。大人になってから『やっておけばよかった』って思うほうが未練が残るから、それなら『やって失敗した』のほうがいい。だからやりたいって思ったら、なんでもやったらいいと思う。傷つくこともたくさんあってすごくショックだけど、でも傷ついた分だけ、その痛みがわかるようになるから、傷つくこともムダじゃないはず」

凛空:「10代のうちにやっておいたほうがいいことありますか?」

あやみ:「やりたいと思うことはなんでもやったほうがいいよ。あと資格を取るのもいいと思う。私はダイビングや車の免許を持っているんだけど、大人になってから取っておいてよかったって思った。年齢的にまだ取れない資格もあると思うけど、形になることもオススメです。あと、制服ディズニーみたいな、制服の思い出作りもたくさんしてね。あれは大人になってからは絶対できないから」

凛空:「そうですよね。今年は制服を着てたくさん出かけます」

あやみ:「ぜひ! 凛空ちゃんは思っていた以上にしっかりしていて、今日は驚いたなぁ」

凛空:「まだ緊張していて、本性を出せてないだけです…」

あやみ:「それは徐々に♡ これからみんなでCanCamを盛り上げていこうね」


憧れのあやみと念願の対談を果たせた凛空。中学3年生とは思えない高いポテンシャルが魅力的。これからの活躍がますます楽しみですね!

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CanCam2023年6月号「あやみの部屋」より 撮影/田形千紘、大靏 円(昭和基地/タイトル部分) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/中条あやみ・新沼凛空(以上本誌専属)  構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒