「海外の人とうまく英語でコミュニケーションが取れたら…」
そんなこと、一度は考えてみたことはありませんか? 道に迷っている観光客の方に案内をしたり、海外旅行に行ったときにサラッと話せたり…。
今回は、海外の大学に留学中の筆者が、留学に行ってから即役に立った万能フレーズをご紹介します! 海外旅行や留学前、接客をする際など、シーンを問わず使える英語を8つお伝えします♡
【Can you〜?】「〜してもらえませんか?」
なにかひとつ「一番使えるフレーズは何?」と聞かれたら、間違いなくコレ!
相手に何かをお願いするときの言葉です。「教えて」「取って」「それください」など、どんな依頼の場面でも使えちゃう万能な表現。
設備の使い方がわからないなら…
例:Can you explain how to use it?
(その使い方教えてくれませんか?)
私もイギリスに着いたばかりの頃、キッチン、トイレ、電車など、さまざまな設備の使い方が日本とは全く違ったのですが、このフレーズのおかげであらゆるシーンを乗り切れました。
ルームメイトと料理をするなら…
例:Can you pass me this salt ?
(この調味料取ってくれませんか?)
レシートが欲しい時なら…
例:Can you give me a receipt?
(レシートもらえますか?)
こんな感じで、どんな場面でも使えます。
【May I〜?】「〜してもいいですか?」
何かをすることに対して許可を得たり、手伝いの提案をするときなど、自分からアプローチするときに使える表現がコチラ。
例:May I ask you a question?
(質問してもいいですか?)
のように、何かを聞きたい時の前置きにも使えます。
ちなみに、“Can you〜?”の“you”を”I“に変えれば、”May I〜?“と似たような使い方ができちゃいます!
【This one】「これ」
例:This one?
(これ?)
文法と組み合わせて色んな使い方がありますが、例えばまず覚えてほしい万能フレーズ【Can you〜?】のところで紹介した、”Can you pass me this salt ?”に対して、「あ、これ?」みたいなニュアンスで使えます。
そのもの自体の英単語が出てこなくても、指をさして“this one!”と言っておけば、とりあえず伝わる。レストランやカフェでオーダーをするときにもとっても便利です!
【I’m not sure, but〜】「不確かだけど〜」
相手から何かを尋ねられたとき、「うーん、自信はないけど多分そうだな…」と思った場面で使える、断定を避ける表現です
例: Is the deadline for this assignment next Friday?
(この提出物の締め切りって金曜まで?)
I’m not sure, but I think it’s on Saturday.
(うーん、わかんないけど、多分土曜かな)
【I’d like to〜】「〜したい」
場所、時間、方法…細かな情報を知りたいとき、これさえ言えれば要求が伝わります!
例:I’d like to take a bus to the airport.
(空港行きのバスに乗りたいです)
昔学校で習った【What/When/Which/Who/Where/How】といった5W1Hを使うのが一番伝わりやすいですが、疑問文を頭の中で考えるのはなかなか大変なこと。「電車に乗りたい」「●●に行きたい」など、難しく考えすぎず、このフレーズで対応してみて!
【Do you mean〜?】「つまり、あなたの言いたいことって…〜?」
相手の言っている英語が速すぎたり、単語が難しすぎてさっぱり頭に入ってこないこと、あるあるです。
ついつい”OK!”と言ってわかったふりをしたくなるけど、相手とちゃんと会話をするなら、勇気を振り絞って聞き返してみるのも大切です。
例えば、ホテルのフロントでチェックアウトの時間を確認したいとき。
例:Do you mean that I have to leave my room by 11 a.m.?
(前に述べられたことに対して)つまり、私は午前の11時までにこの部屋を出なくてはいけないということですか?
ちょっと長い文章ですが、Do you mean〜? のあとは通常の文章の順番で問題ナシなので、頑張ってトライしてみましょう♡
【I got it!】「わかりました!」
相手の言ったことを理解できた! というときに使いたいのがこのワード。
例えば上で説明したホテルのフロントの場面。聞き返した結果、理解できたら“I got it!”と伝えてみましょう。
【Just a moment, please. 】「ちょっと待ってください」
例:Just a moment, please. I will check on right now.
(ちょっと待ってください。今すぐ調べます)
海外旅行時だけではなく、日本で突然英語で話しかけられた時にとっても使えるひと言です。聞かれたことへの説明を上手くできそうになくて他の人に代わってほしいとき、ちょっと調べる時間が欲しいとき、手が空いていなくてバタバタしてるとき、このひと言を話せれば対応に余裕ができます!
以上、どこでも使える万能表現を8つご紹介しました。
いろいろな表現を紹介しましたが、一番大切なのは間違いのない英語を話すことではなくて、「相手のことをどれだけ考えて、まっすぐコミニュケーションが取れるか」です!
間違いを恐れすぎず、ご紹介したフレーズとともに楽しく英語を使ってみましょう♡ (工藤亜実)