元カノに嫉妬しちゃう…どうすれば良い?
お付き合いしている人の部屋などで元カノの痕跡を見つけてしまったことがある人もいるでしょう。そんなとき、嫉妬心がムクムクと湧いてきたという人もいるのではないでしょうか。今回は、元カノに嫉妬してしまったときの対処法や、嫉妬しないための心理テクニックをご紹介します。
Contents
彼氏の元カノって気になる?
Q.彼氏の元カノは気になりますか?
気になる 56%
気にならない 44%
Q.彼氏の元カノについて、彼に話を聞いたりして探ったことはありますか?
ある 51%
ない 49%
彼氏の過去は、「やっぱり気になる!」というの多くのが女性たちの本音のよう。半数以上の女性が、「元カノ」という存在を意識していることがわかりました。そして約半数の女性は、具体的に探りを入れた経験があるよう!
元カノに嫉妬したときどうした?
1.とにかく努力!
- 「頑張って頑張って私だけ見てもらえるように本当にひたすら頑張ってた」(23歳・大学院生)
- 「悲しかったしショックだけど、受け止め、自分なりに好きな気持ちを伝え、尽くした」(26歳・公務員)
元カノを引きずる気持ちを変えてもらうために、とことん努力する女性たちも。非常にけなげですね…。その思いが、きちんと彼氏に届くと良いのですが…。
2.とりあえず、スルー
- 「見て見ぬふりをしてしまった」(45歳・会社員)
- 「あまり気にしないようにした」(32歳・会社員)
どれだけ頑張っても、人の気持ちを変えるのは簡単ではありません。自分の気持ちを変えられるのは、自分だけ。あえて気付かないふりをして、様子を見る方法もあるようです。
3.じっくり話し合い
- 「連絡を取らないで欲しいと話し合った」(45歳・専業主婦)
- 「拗ねて私は嫌だという意思表示をした」(21歳・アルバイト)
- 「どちらをとるか選んでもらった」(29歳・会社員)
こちらは現在の問題点に関して、ふたりでしっかりと話し合うという意見です。「話し合って別れた」(25歳・パート)という意見もあり、ある程度のリスクが伴う行為だと言るでしょう。とはいえ、うまくいけばふたりの絆はぐっと深まるはず。ふたりのこれまでを信じて、話を切り出してみるのも良いかもしれませんね。
嫉妬心をコントロールするための心理テクニック
続いて、自分の嫉妬心をコントロールするためのテクニックについて、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.競わずに自分の価値を認めてあげて
誰かに嫉妬するというのは、その人を所有したいという気持ちの表出だといえます。ただ、嫉妬心は破壊的な感情のひとつで、悲劇を招くことも少なくありません。嫉妬をすると、愛する人だけでなく自分自身も傷つけてしまうことだってあります。ネガティブな感情の渦に巻き込まれないようにしましょう。そのために大切なことは、競争をやめることが大切です。また、それと同時に自分の価値を認めてあげましょう。自分の価値に自信が無いからこそ、誰かと比べて自分の価値を知りたくなってしまうのです。自分の軸ができていれば、嫉妬をすることは自ずとなくなるはずです。
2.その嫉妬心、自分を磨く“きっかけ”かも!?
嫉妬心の根源は、自分の大切なものを他の誰かに奪われるのではないか、という気持ちに由来しています。そこで、その不安感を“自分磨き”の原動力に変えていくのが最も建設的です。そして、どんどん魅力的になっていく自分を体感し、彼にアピールしていきましょう。ネガティブなイメージにとらわれず、あなた自身の価値を高めていくことで、いずれ嫉妬心は消えてなくなるでしょう。
3.不安や心配を抱え込まず冷静に彼へ伝える
嫉妬の不安や心配は、自分ひとりで抱え込んでしまうと、心理的にどんどん悪い方へと妄想が膨らんでしまいます。事実ではありえないことも、勝手に考え込んで彼を責めてしまうことだってあるでしょう。そこで、嫉妬心を自分で感じたら、彼に心配ごとを感情的にならず「冷静に」話して、納得するまで聞いてもらいましょう。そうすることで、嫉妬心の芽を摘み取ることができるはずです。
4.何があっても恋人を「信用する!」と決意する
心から彼のことを愛していれば、たとえ他の女性と話していても、彼を信用することができるはずです。彼を信じられないからこそ嫉妬してしまうのです。そこで、「どんなことがあっても信用する!」と決心してみましょう。心理学には“ピグマリオン効果”というものがあり、これは「期待されるとその通りに人は変わっていく」という理論です。彼を信じていれば、彼もあなたのその信頼に応えられるように変わるはずです。
嫉妬したときの対処法
逃れられない「嫉妬」という感情。モヤモヤすることはあっても、ポジティブに捉えるのは難しい、まさに百害あって一利なしの状況ですよね。こんなとき、みなさんはどんな対応をしているのでしょうか? 20代の女性100名に聞いてみました。
1.相手にきちんと伝える
- 「本人に言う」(回答多数)
- 「相手に伝える」(23歳・派遣社員)
- 「話し合う」(23歳・専門職)
- 「話を聞く」(29歳・会社員)
ちょっぴり勇気がいるけれど、根本的に問題を解決するならこれが一番! 特に彼との関係の場合は、「察して」ではなく、しっかり話し合わなければ気持ちは伝わりません。そして「話し合う」「話を聞く」など、アンケートの回答からは、自分の思いを押し付けるだけではなく、相手の気持ちを聞こうとしている姿勢が伝わってきました。
2 .趣味に没頭する
- 「趣味に没頭」(回答多数)
- 「イラストを描いて発散する」(21歳・学生)
- 「ゲームやYouTubeに没頭する」(25歳・派遣社員)
- 「運動をする」(23歳・会社員)
- 「音楽をきく」(25歳・会社員)
- 「別のことに集中する」(24歳・会社員)
こういうとき、趣味を持っている人って強いですよね! 悔しい思いや悲しい思いをエネルギーに変えながら、他のことを忘れるくらい好きなことに没頭すれば、数時間後には悩みがどうでも良くなっていることもありそうです。
3 .何もしない・我慢する
- 「何もしない」(回答多数)
- 「特に気にしないようにする」(26歳・会社員)
- 「我慢する」(回答多数)
意外と多かったのが、何もせずグッと我慢する人。「嫉妬すること」を特別な状態ではなく、よくあるよね!と考えれば、スルーするという選択肢もあり得そうです。ただ、「やっぱり無理!!」と急に感情が爆発しないよう、適度に発散する必要もありそう。ノートに気持ちを書きなぐってみるだけでもスッキリすることもあるので、溜め込みすぎずに小出しにする方法を覚えておくだけでもよりストレスフリーに。
4.その他
- 「その分、自分の方に気持ちが向いた時に紛らわす」(24歳・公務員)
- 「とりあえず、誰かに相談する」(26歳・会社員)
- 「泣く」(24歳・アルバイト)
- 「忘れるために違うことを考える」(28歳・アルバイト)
- 「友達と飲んで忘れる」(27歳・会社員)
その他、上記のような声が集まりました。
あなたの嫉妬深さをテストでチェック!
最後に、あなたの嫉妬深さがわかるテストをご紹介します。意外と独占欲が強いタイプだったり、妬くのも妬かれるのも嫌いだったり…意外な本性が分かるかも!
【まとめ】
嫉妬という感情は強くないにこしたことはありません。しかし、コントロールするのは難しいですし、それくらい思える人がいるのも幸せなことともいえます。本当につらいときは、嫉妬の原因を探すか、相手にその気持ちをぶつけて話し合ってみて。そんな感情も包み込んでくれる人はきっと長続きするはずですよ!