ラーメンはなぜ太る?ダイエット中もOKな「太らないラーメンの食べ方」

ダイエット中でも大丈夫な「太らないラーメンの食べ方」

ダイエット中だけど、無性にラーメンを食べたくなる瞬間ってありませんか? ラーメン好きだけど、ダイエット中だから我慢しなきゃいけないのって本当につらいですよね。でも食べてしまったら、食べた後の罪悪感が…..って思っているダイエット中の方は注目!

ラーメンが太りやすい食べ物であることは事実ですが、その理由について正しく把握して太りにくい食べ方を覚えておけば、食べたい気持ちを我慢する必要もありません! そこで今回はダイエット食品を手掛けるサニーヘルス株式会社が発表した「ラーメンは太る?ダイエット中にラーメンを食べてもいいの?」から、太らないラーメンの食べ方を覚えてしまいましょう◎

ラーメン

ラーメンが太りやすい4つの理由

子どもから大人まで人気の、国民食ともいえるラーメン。しかしラーメンは太るイメージから、ダイエット中の方や健康に気を遣っている方は避けることも多いのではないのでしょうか。では、どうして太りやすいと言われるのか、その理由を見ていきましょう!

1.糖質量

ダイエット中に気になるのは、やっぱりカロリー。ダイエットのメカニズムでは、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすることが基本です。一般的な醤油ラーメンは500-600kcal前後、油が多めのとんこつラーメンでも700-800kcal前後なので、1食分のカロリーとしてはそこまで高カロリーではありません。ですが、気をつけなければいけないのが糖質(炭水化物)量です。

白米1膳55.7gの糖質量に対して、ラーメンは糖質である麺がメインであることにより69.7gと高糖質です。

糖質オフダイエットが流行しているように、カロリーよりも糖質を意識することが重要なんです。糖質を摂取すると血糖値が上がってインスリンが分泌され、糖をエネルギーとして送る一方で、使われなかった糖は中性脂肪になってしまいます。

2.塩分の取りすぎ

ラーメンを食べた後や翌日にむくんだ経験がある方はいませんか? これは塩分の多いラーメンのスープの仕業なのです。

日本人の1日の塩分摂取目標値は、男性10g未満・女性8g未満であるのに対し、一般的なラーメンには約6g-9gの塩分が含まれていて、ラーメン1杯で半日以上の塩分を摂取してしまうことになります。

体内では、塩分濃度を一定に保とうと身体の水分量も増えます。塩分の取り過ぎにより、慢性的にむくむようになると、実際よりも太って見えるだけでなく、代謝が落ち痩せにくい身体になってしまいます。

3.栄養の偏り

ラーメンは糖質である麺と、塩分の多いスープがメイン。他には少量のねぎにメンマ、チャーシューが入っているのみ。これでは、栄養バランスは偏っていますよね。

食べ物のカロリーを体内でエネルギーに変えて消費するためには栄養素が必要ですし、血糖値の上昇を緩やかに知り、太りにくく食べるためにも他の栄養素は不可欠です。

4.よく噛まない

ラーメンはすすって食べるのが当たり前……ですが、その食べ方はあまり噛んでいなく、早食いになちがちです。

早食いで一気に食べてしまうと、血糖値は急上昇します。血糖値の上昇を抑えるためにインスリンが大量に分泌されますが、脂肪を作り、脂肪分解分解を抑制する働きがあるので、過剰に分泌され過ぎると肥満にもなってしまいます。


太らないラーメンの食べ方

皆さんお待ちかねの太りにくいラーメンの食べ方をご紹介します♡ ラーメンは太る条件がいくつも重なっていますが、これらを踏まえることで同じラーメンでも太りにくい食べ方をすることができます。

1.食べる時間帯

ラーメンに限らず、食べ物は夜よりも昼に食べた方が太りにくいです。

その理由は……

・人間の体内時計によって、夜食べたものは身体に吸収されやすい
・夜は副交感神経が優位になり、日中よりも代謝が活発に働かない
・夜に食べると寝るまでの時間が短いため、体内でエネルギーが使われず脂肪に蓄えられやすい。

などがあります。飲んだ後の〆に……なんてもってのほかです!

2.トッピング

糖質である麺は、単体で食べるよりも、食物繊維やたんぱく質と一緒に食べる方が血糖値の上昇が抑えられ、太りにくい食べ方となります。栄養バランスを整える意味でも、トッピングは多い方が◎。オススメはゆで卵・チャーシュー・野菜たっぷりのタンメン

ゆで卵とチャーシューは、ダイエットに欠かせないタンパク質や、糖質をエネルギーに変えるビタミンB群、ミネラルが含まれています。ただし、チャーシューの脂身は残すようにしましょう。タンメンは食物繊維が豊富。他にも青菜・ねぎ・メンマを多めにトッピングするのも!

3.スープは全部飲まない

ラーメンのスープって飲み干したい美味しさですよね。しかし、脂肪や塩分を考慮して、残すようにしましょう。それだけでカロリーも塩分も大幅にダウンします。

◆自宅で作る場合

自分で作るなら、ラーメンを食べたい気持ちを満たしながらダイエットメニューにすることが可能!

麺を茹でる際に、時短も兼ねてキャベツやもやしなどの野菜を一緒に茹でれば、ヘルシーな野菜たっぷりラーメンに。また、麺は中華麺ではなく、しらたきやこんにゃく麺などを利用することで、かなりの糖質オフになります。さらにゆで卵やチャーシューなどのタンパク質もつけましょう。

【まとめ】

やっぱり食べたいものを食べるのが、ストレスを感じなくていいですよね。少しの意識が、同じ食事でも太るか太らないかの分かれ道となります。ラーメンを食べるときも上記の3つのことに気をつけて、ダイエットを継続させていきましょ♡ (齋藤有紗)

情報提供元/サニーヘルス株式会社